コロナ禍で世界中が変化のときを迎える今、働き方もますます多様化しています。会社員でも、自宅でテレワークをしているという方も増えているのではないでしょうか？

インターネットの普及により、誰でも自宅でオンライン起業ができる時代になり、副業が解禁なども後押しして、今後ますます、起業される方は増えるでしょう。

だれでも気軽に起業できるようになったとはいえ、どんなに規模が小さくても、開業届を出していなくても、もうけがほとんどなくても、赤字であっても、経済活動をして収支があれば、記帳義務はあり、領収書等を保管して、事業の収入と支出を記帳しておく必要があります。

会社で働いていれば、納税も社会保険料の支払いも、会社がやってくれますが、実は、日本では税は申告納税が基本。自分で自分の所得を申告して納税する（確定申告）することになっているのです。働き方が多様化するいま、会社員でも確定申告が必要な方はいます。

会社がやってくれるから、知らなくて大丈夫。
　ほんとにそれで困らないですか？

扶養の範囲内で働いているから、関係ない。
　ほんとにそう言い切れるでしょうか？

まだ起業までは考えていないけれど、 

　・まずは、副業からはじめてみよう
　・まだもうけはほぼないけれど、無料や低料金でサービスを提供している
　・いつか自分の好きと得意を活かした仕事をしたい

1つでも当てはまれば、少しでも早く、開業から初めて確定申告までの流れを知っておくことをオススメします。

起業しようと思ったら、規模の大小にかかわらず、自分で考えて、自分で必要な知識をえて、自分でバックオフィスのしくみをつくることはさけて通れません。

もちろん事業が大きくなれば、専門家におまかせする必要が出てきます。ですが、何もわからずに、専門家におまかせするのと、ご自身でお金の流れを把握できるようになってから専門家におまかせするのとどちらを選択したいですか？

本屋に行けば、インターネットで検索すれば、「やり方」は山のように見つかります。そんなあふれる情報の中から、自分に必要な情報をみつけるにも、やはり基礎知識は必要なのです。

ぜひ、起業の最初の一歩を自分らしく踏み出してください。

なお、お悩みは十人十色。1人で抱え込まず、悩んだり困ったりしたときこそ、ちょっと相談できるつながりがあると安心です。講座で補いきれないところは、個別相談もお受けします。