鍼をすることにより、NK細胞やT細胞を促進することが報告されています。NK細胞は、ウイルス感染した細胞を破壊しウイルスの排除を行う作用があります。T細胞には様々な種類が存在しますが、特にウイルス感染に関与する細胞傷害性T細胞があります。細胞傷害性T細胞は、ウイルス感染した細胞を破壊します。
そして、お灸をすることにより、マクロファージが施術後と5日後に活性化する事が認められています。マクロファージとは、体に入って来る異物(細菌やウィルス)に対して、貪食する作用があります。
このような事から鍼・灸ともに免疫系の活動を亢進することができます。
コロナ禍の今だからこそ、鍼灸治療で病気に負けないカラダ作りをしてみてはいかがでしょうか。