胎児性アルコールスペクトラム
障害の予防と対策に関する
国際フォーラム
平成30年度厚生労働省依存症対策全国拠点機関設置運営事業
胎児性アルコールスペクトラム障害(FASD)の予防と対策に関する国際フォーラムについて
妊娠中の母親が飲酒すると、アルコールの影響で胎児に様々な障害が生じることがあります。特徴的な症状として、顔面を中心とする奇形、体の発育障害、知能障害などが有名です。この障害は軽微なものから重症に至るまで様々で、これらを合わせて胎児性アルコールスぺクトラム障害(FASD)と呼んでいます。米国などでは、先天性の知能障害の原因として、ダウン症候群に次いで多いとされています。しかし、わが国ではその実態すらわかっていません。本フォーラムは、この問題を多くの方に理解いただくために企画されました。第1部では第一線で活躍する海外専門家によるFASDに関する教育講演を予定しており、午後の第2部では、わが国で先駆的にFASDに取り組まれた方々の体験などから構成されたシンポジウムを予定しています。