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言葉を意識する

~おうちでトライしてみよう!~




 





子どもはいつも考えています。
そして、それを聞いてもらいたいと思っています。
しかし、周囲の大人は皆忙しく、なかなか聞いてくれません。
それどころか、「もっと新しいことを覚えなさい」と、
インプットすることばかりを重要視しています。

最も大切なことは、子どもの気持ちや考えをアウトプットする機会です。
親子の対話を通して、お子さんの気持ちや考えを聞いてあげてください。
お子さんの思考力・表現力が高まり、
より質の高い子育てに向かうことができるはずです。

 

1.「○ちゃんならどう思う?」

いつものおしゃべりとは違い、落ち着いたトーンで、
「あなたならどう思う?」と聞いてみましょう。

即座には答えられないことも多いでしょうが、
問いかけられることは思考する機会となり、
自分が認められているという自信につながります。

自分の考えを述べるには、相手に伝わるように、
慎重に言葉を選ぶ必要があります。
子どもなりに、表現を工夫するようになるはずです。

自分の意見を述べることは、他人の意見を尊重することにもつながります。
多様性が重視される社会においては、大変重要な資質です。

答えが返ってきてもこなくても、
子どもの考えを聞く習慣を、是非家庭でつくってみてください。

2.「今日も〇〇ができたね」

子どもには子どもの世界があります。
子どもは子どもなりの世界で、毎日頑張っています。
目に見える成果があろうとなかろうと、
子どもは毎日一生懸命生きています。
そして、自分の存在に気づいてほしいと、常に思っています。

しかし、親の目は子どもの成果に向きがちで、
いい結果を出したときには褒めるものの、
特別なことがない場合には無言となってしまいます。 

「今日もたくさんご飯を食べられたね」
「今日も朝学習できたね」…。
どんな些細なことでも、声をかけてあげましょう。

気づいてもらっているという安心感が、
子どもの大いなる成長の基盤となるはずです。

3.「 分かりやすく説明してくれる?」

子どもが話している内容を、どの程度理解していますか?
「大した内容ではない」と感じる内容の場合、
「ふん、ふん…」と適当なあいづちをうち、
早く話を済ませようとしていませんか?
そして、「お母さん、また聞いていない」と言われていませんか?

ありがちな光景ですが、これでは親子の対話の時間が台無しになってしまいます。
そして、子どもは話をすることをやめてしまいます。

内容が分かりにくければ、
「お母さんにも分かるように説明してくれる?」と聞いてみましょう。
表現力が高まるはずです。

忙しくて時間がないなら、
「後でまた教えてね」と正直に伝えましょう。

たとえ親子であっても、相手を尊重することは大切です。 

4.「 その時、どんな気持ちだった?」

「今日は何をした?」
子どもの行為を聞く(確認する)質問は、
日常的な子育てでよく使われる質問です。

では、「その時、あなたはどんな気持だった?」と、
感情レベルまで掘り下げて、
子どもの気持ちを聞く機会はあるでしょうか? 

子どもの日常を見守る立場としては、
子どもの行動を確認することは重要ですが、
それだけでは、親子関係が無機質なものとなってしまいます。 

子どもの育ちには、温かなやり取りが必要です。
心を開いて気持ちを伝えることができる相手がいれば、
子どもは安心して成長していくことができるはずです。 

嬉しい気持ちも、悲しい気持ちも、苛立つ気持ちも、そして優しい気持ちも…。
子どもが毎日感じている気持ちを、是非聞いてみてください。
そして、どのような気持ちが聞こえてきても、
「そうだったのね」と受け止めてあげましょう。

いろいろな感情を持つのが人間であり、
自分の感情に気づくことも、とても大きな成長に繋がります。

5.「 お母さんの意見を言ってもいいかな?」

子どもの勉強の様子を見ていると、
ついつい助言をしたくなることが出てきて、
すかさず言ってしまいませんか?

 「もっといいやり方があるのに」
「あ〜、それじゃまた間違えてしまうよ」等々。

しかし何かを伝える際にはタイミングが重要です。
相手に聞く準備が整っていないのに、
こちら側が一方的に言葉を発したところで、何も相手には伝わりません。

相手の状況を無視した無神経な言葉かけは、
相手のやる気をそぎ取る要因ともなってしまいます。

自分の意見を話す前に、
「お母さんの意見を言ってもいいかな?」と、
子どもに注意を促してみてはいかがでしょう。

前置きをすることで、
「それならちょっと、聞いてみよう」と、
話を聞く体制ができるはずです。

自分の考えをきちんと伝える行為は、
意見交換ができる、つまり対話ができる基盤となり、
子どもの聞く力を育てていくことでしょう。