ETF・ETN 優良銘柄完全ガイド

長年にわたってETF・ETNを売買している個人投資家です。普段売買しているETFについて整理紹介しています。

2016年11月更新
POINT
1

日経平均株価

日経225連動型上場投資信託(1321)

ベンチマーク :日経平均株価
売買代金   :12,061 百万円/日
純資産    :3,848,749 百万円
信託報酬   :0.22%
乖離率    :+0.0%(前月平均)
日本株の中長期の上昇をじっくり腰を据えてとりに行く際に有効です。短期売買にはレバレッジ型の方が向いています。

NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)

ベンチマーク :日経平均レバレッジ・インデックス(日経平均株価の騰落率の2倍)
売買代金   :90,273 百万円/日
純資産    :438,819 百万円
信託報酬   :0.80%
乖離率    :-0.08%(前月平均)
圧倒的に高い売買代金で、デイトレード含めた短期売買にも、中長期の保有にもおすすめです。

NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)

ベンチマーク :日経平均ダブルインバース・インデックス(日経平均株価の騰落率のマイナス2倍)
売買代金   :13,390 百万円/日
純資産    :103,249 百万円
信託報酬   :0.80%
乖離率    :+0.12%(前月平均)
こちらも高い売買代金です。日本株の下落に賭ける際にはもっとも有効な銘柄です。
POINT
1

TOPIX

TOPIX連動型上場投資信託(1306)

ベンチマーク :TOPIX
売買代金   :15,951 百万円/日
純資産    :3,541,535 百万円
信託報酬   :0.11%
乖離率    :+0.01%(前月平均)
日経平均よりTOPIXで日本株を追いたい方はこちらです。日経平均関連のETFに次ぐ高い売買代金で、安定した取引ができます。

TOPIXブル2倍上場投信(1568)

ベンチマーク :TOPIXレバレッジ指数(TOPIXの騰落率の2倍)
売買代金   :3,905 百万円/日
純資産    :25,272 百万円
信託報酬   :0.75%
乖離率    :+0.02%(前月平均)

TOPIXベア2倍上場投信(1356)

ベンチマーク :TOPIXダブルインバース指数(TOPIXの騰落率のマイナス2倍)
売買代金   :426 百万円/日
純資産    :7,621 百万円
信託報酬   :0.75%
乖離率    :-0.05%(前月平均)
TOPIXのブル・ベアには上記2銘柄がベターです。
POINT
1

JPX日経インデックス400

(NEXT FUNDS) JPX日経インデックス400(1591)

ベンチマーク :JPX日経インデックス400
売買代金   :1,347 百万円/日
純資産    :334,944 百万円
信託報酬   :0.20%
乖離率    :-0.14%(前月平均)
売買代金No1。優良な日本企業の中長期投資にもってこいです。

(NEXT FUNDS)JPX日経400レバレッジ(1470)

ベンチマーク :JPX日経400レバレッジ・インデックス(JPX400の騰落率の2倍)
売買代金   :147 百万円/日
純資産    :2,864 百万円
信託報酬   :0.80%
乖離率    :-0.11%(前月平均)
ブル2倍でベターなのがこちら。

一言コメント:JPX400のインバースについて
JPX400のインバースについては、どの銘柄も売買代金が低くおすすめしません。指標の特性上、JPX400は中長期の買いに向いており、インバースには向いていないと思います。
POINT
1

新興市場

NEXT NOTES 東証マザーズ ETN(2042)

ベンチマーク :東証マザーズ指数
売買代金   :56 百万円/日
純資産    :9,782 百万円
信託報酬   :0.50%
乖離率    :-%
日本の新興市場指数の中では、この銘柄が取引可能なレベルです。ジャスダック指数などのETF・ETNもありますが、売買代金が低く、おすすめしません。
POINT
1

米国株

SPDR S&P500 ETF(1557)

ベンチマーク :S&P500指数
売買代金   :253 百万円/日
純資産    :23,493,227 百万円
信託報酬   :0.0945%
乖離率    :-%
世界で最も売買代金および純資産の多い、スパイダー(SPDR)のS&P500をベンチマークとするETFです。インデックス運用大手のステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニーが管理し、東証でも取引できるようになっています。
米国株、とりわけS&P500の取引を行う際にはこれを選択すれば間違いないです。
POINT
1

中国株

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)

ベンチマーク :上証50指数(※)
売買代金   :23 百万円/日
純資産    :5,435 百万円
信託報酬   :0.856%
乖離率    :-1.8%(前月平均)
(※)上証50指数
上海証券取引所に上場されているA株の中から、時価総額と流動性の高い50銘柄で構成される指数

上場インデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300(1322)

ベンチマーク :CSI300(※)
売買代金   :10 百万円/日
純資産    :2,456 百万円
信託報酬   :0.95%
乖離率    :-25.02%(前月平均)
(※)CSI300
上海証券取引所と深セン証券取引所に上場されているA株(中国の国内投資家だけが人民元建で取引できる銘柄)の中から、時価総額の流動性の高い300銘柄で構成される指数です。中国株の代表的な指数としてよく利用されています。

一言コメント:中国の株価指数
上記の2銘柄でいうと、どちらかといえば「上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)」がおすすめです。対象となる銘柄の数は少ないですが、ほとんど指標の推移は一緒で、流動性が高く、乖離率が低いためです。
なお、どちらも他のETF・ETNに比べると非常に乖離率が高いですが、比較的乖離した状態のまま推移することもあり、短期トレードをする分にはあまり意識しなくてもよいと考えています。中長期投資の場合は通常の投資信託のほうがよいでしょう。
POINT
1

グローバル

MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)

ベンチマーク :MSCIコクサイ インデックス
売買代金   :20 百万円/日
純資産    :7,180 百万円
信託報酬   :0.25%
乖離率    :-0.17%(前月平均)

上場インデックスF世界株式(MSCI ACWI)(1554)

ベンチマーク :MSCI ACWI ex Japan インデックス(※)
売買代金   :7 百万円/日
純資産    :3,676 百万円
信託報酬   :0.30%
乖離率    :-0.04%(前月平均)
(※)MSCI ACWI ex Japan
先進国・新興国を含んだ全世界45か国を対象に、各国の時価総額約85%をカバーするグローバル投資のインデックス「MSCI ACWI(MSCI All Country World Index)」から、日本だけを除いた指数です。

上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)

ベンチマーク :MSCI エマージング・マーケット・インデックス
売買代金   :17 百万円/日
純資産    :5,720 百万円
信託報酬   :0.25%
乖離率    :-0.07%(前月平均)
POINT
1

VIX(ボラティリティ・インデックス)

国際のETF VIX短期先物指数(1552)

ベンチマーク :S&P 500 VIX短期先物指数
売買代金   :908 百万円/日
純資産    :24,144 百万円
信託報酬   :0.36%
乖離率    :+0.08%(前月平均)
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1

貴金属(コモディティ)

純金上場信託(現物国内保管型)(1540)

ベンチマーク :金地金1グラムの現在価値(理論価格)
売買代金   :317 百万円/日
純資産    :49,000 百万円
信託報酬   :0.49%
乖離率    :-%
金の売買にはこれがベターです。SPDRゴールド・シェア(1326)も有名ですが、こちらの方が売買代金が多く安心できます。

純プラチナ上場信託(1541)

ベンチマーク :プラチナ地金1グラムの現在価値(理論価格)
売買代金   :95 百万円/日
純資産    :12,200 百万円
信託報酬   :0.59%
乖離率    :-%
プラチナの売買はこちらがベストです。
POINT
1

石油製品(コモディティ)

WTI原油価格連動型上場投信(1671)

ベンチマーク :WTI原油先物
売買代金   :679 百万円/日
純資産    :46,052 百万円
信託報酬   :0.85%
乖離率    :-0.18%(前月平均)

(※)WTI原油先物
世界で最も代表的な原油価格の指標で、米国のテキサス州やニューメキシコ州で産出し、ニューヨーク・マーカンタイル取引所 (NYMEX)で取引されています。


(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場(1699)

ベンチマーク :NOMURA原油ロングインデックス
売買代金   :503 百万円/日
純資産    :40,716 百万円
信託報酬   :0.50%
乖離率    :-0.26%(前月平均)

一言コメント:原油ETFの比較
上記のWTI原油価格連動型上場投信(1671)と(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場(1699)に関しては、売買代金、純資産、最低単価などの面で大きな違いは無く、価格の推移もほぼ一緒なため、どちらもおすすめできます。ただし、信託報酬は前者が0.85%の一方で、後者は0.50%であり、後者のほうがやや低くなっています。

NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)

ベンチマーク :日経・東商取原油レバレッジ指数
売買代金   :3,433 百万円/日
純資産    :- 百万円
信託報酬   :0.80%
乖離率    :-%

NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ベア ETN(2039)

ベンチマーク :日経・東商取原油インバース指数
売買代金   :139 百万円/日
純資産    :- 百万円
信託報酬   :0.80%
乖離率    :-%


一言コメント:穀物について
コモディティの中でも穀物(とうもろこし、小麦、大豆など)を扱うETF・ETNが数銘柄上場されていますが、売買代金が少ないためおすすめしません。投資信託でも、コモディティ全体の指数に連動するものは数多くありますが、穀物専門はほとんどありません。穀物を取引したい場合は、素直に商品先物の市場にアクセスするのが得策だと思います。
POINT
1

REIT(不動産投資信託)

(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信(1343)

ベンチマーク :東証REIT指数
売買代金   :122 百万円/日
純資産    :213,285 百万円
信託報酬   :0.32%
乖離率    :+0.03%(前月平均)
売買代金を考えるとREIT関連のETF・ETNはこれ一択です。



一言コメント:債券ETF

債券ETFも数銘柄、東証に上場されていますが、どれも売買代金が少なくおすすめしません。個人投資家が債券を購入したい場合は、ETF・ETNではなく投資信託で中長期投資を行うのがベターだと思います。

ETF・ETN選択のポイント

以上は、私が普段取引している、あるいは指標としてチェックすることの多い優良なETFです。何もをもって優良としているかは、以下の点から判断しています。
・ベンチマークからの乖離率が小さいこと
・流動性があること
・指標としての重要性が高いこと
・信託報酬が安いこと
・最低購入代金が低いこと


ETFは数多く上場されていますが、流動性が低くて(自分の取引で価格が動いてしまって)投資対象になりえないものがあります。また、指数からの乖離率が高いものも多いです。ETFは個別株同様にアクセスしやすくてコストの低い、最高に便利な金融商品ですが、流動性(売買代金)と乖離率だけはよくチェックしておかなければいけません。


海外の指数を取引したい場合は、最初から国内に上場されているETFではなく、海外のものを取引する手もありますが、国内ETFよりも売買手数料が高くつくことが多いため、極力国内ETFを選ぶのがよいと思います。その方が売買に関する情報を得られやすいです。最近は国内ETFのラインナップが非常に充実してきているため、あえて海外ETFを選ぶ必要性も少なくなってきました。