私、染職人はお客様からご注文頂いたボタンやレースなどを希望の色に染めるお仕事をしています。全て手作業で行います。ほとんどの場合、生地と同色になるよう色付けします。今までの経験や勘で染色するので職人技といえるかもしれません。常に、お客様の希望に添うよう心掛けています。

職場は岐阜県岐阜市というところで営んでいます。主なお客様は生産、販売されているアパレルメーカーさんや付属品販売のお仕事をされている会社さん、自営業さんなどです。

岐阜市のJR岐阜駅には黄金の信長像が観光スポットにもなってます。近辺には繊維問屋街があり、岐阜駅の北口から歩くこと数分の場所です。また、市街地再開発事業の都市計画により再開発の高層マンションやオフィスビル、商業施設が建ち並んでいて今後も事業計画は進んでいくようです。

染め色についてはお客様の品物の状態とお客様の要望を元に決定していきます。シミなど、変色、退色がある衣類は濃い色で染め直す必要があります。濃い色で染め直すことによってシミなどを目立たなくすることが出来ると思います。

染める際に本体と同じ素材の洗濯ネームやブランドタグの場合は同じように染まってしまいます。また、一般的な洗濯ネームやブランドタグであっても染める際には汚染してしまう場合があります。

染め後、フィックス処理(色止め)しますが、色落ちを完全に防ぐという事は出来ませんので、最初の１～２回目までは単品で洗うことをお勧めします。こちらのフィックス処理は若干の硬さが出ますので気になる方は柔軟剤などをご使用下さい。染めることによって服が硬くなったり、縮むことがあります。

染め直しは付属品も一緒に染まってしまう、又はそれが原因で不良になることがあります。ボタンやラベルなど、全て外してお送り下さい。もしも付いたまま送られてきた場合は、こちらで取り外し出来る付属品は外しますが、出来ない場合はそのまま染めますので、出来上がりについては保障は出来ません。

服に特別な加工がしてあった場合、又は油汚れやシミなどがある場合はきれいに均一に染まらないことがあります。その場合、指定していた色目にあがらないことや、色ムラが出てしまいます。そうなると染め直しが出来ませんのでご了承下さい。

染めについては事前にお客様と充分確認を行ってから承ります。しかしながら染色は実際に染めてみないとわからない要素がありますので、完全にご希望通りで染め上げる保障は出来ません。そのことについてご理解いただいた上でお申し込み下さい。