北海道大学大学院 農学修士(農業機械専攻)
1975年、島根の農機総合メーカーに就職し、技術職を約6年務めた後、以降20年、海外向けサービスエンジニアー、通算4年の米国駐在、部品の海外調達、商品企画などを務めました。
2002年に独立し、貿易に関するビジネス文書・契約書を通信教育で学習・研究し、フリーランス翻訳者となりました。
同時に貿易実務・マーケティングの学習・研究を進めて参りました。
現在、出雲の飲料事業者の顧問を務めさせて頂いております。
このスナップ写真は、
2020年10月2日大阪で開催されたAIBA認定貿易アドバイザー試験の事前試験対策セミナーで筆者が外国代金決済・為替分野で講師を務めたときのものです。
榎本 泰明 (AIBA認定貿易アドバイザー)
690-2102
島根県松江市八雲町東岩坂3441-5
TEL:0852542744
MAIL:ye.yakumo101@gmail.com
勉強会で使用する教材ですが、
海外へ販路を拡大するために知っておいて
頂きたいことを学習ガイドブックとして
「輸出貿易の手引き」(約180ページ)
を纏めました。
この教材は、大きく分けて、
第一章 海外取引の基礎
第二章 貿易実務
(市場調査から契約締結まで)
第三章 貿易実務(契約の実行)
第四章 英文ビジネス文書
に分かれ、各章で、
具体的な項目について学習して行きます。
貿易とは何か、実務ですべきことは何か、
ビジネスレターはどのように書くか、
英文契約書はどのようにまとめるかなど。
本文は、できるだけ実務に役立つよう纏めており、その分、文章が多くなっております。
これを学習して頂きますと、輸出ビジネス実務の基本的な包括的枠組みが理解できます。
また、これは私の思いですが、
貿易の基礎知識を習得した上で、自社に合った海外戦略を立案し、それを実行していったり、また、現時点では、具体的実行は無理でも、学習しながら将来の機会を見据えていくことは大切ではないでしょうか。
貿易に関する基礎的知識があれば、将来何かが見えてくるかもしれません。
教材内の1例を紹介します。
上の図は、
海外と取引する場合の3つ形態です。
つまり、日本に居て商品を輸出入する、海外で生産、販売する、そして今盛んに行われているネット取引です。
これらの形態を通じて、海外と取引することになります。