女性としての生活経験を活かし、法人を経営する傍ら、教育行政にも所属し、パラレルキャリアを実践。教育と福祉の中間支援役として、多様な出会いの機会を循環させ、市民一人一人が学び合い、社会に関心を持つことで、エンプロイアビリティ(雇用され得る能力)を高め、「社会で生き抜く力」を育み合うことのできる環境づくりを目指しています。
結婚、子育てを経験した後のセカンドキャリアとして心理学を学び、産業カウンセラーとして企業に勤務しました。職務の中で、中期キャリアから後期キャリアにかけて(職業キャリアの発達プロセス)の厳しい現実を目の当たりにし、身体の健康とともに、或いはそれ以上に大切な「社会で生き抜く力」はどこで育まれるのか、と考えるようになりました。その課題解決のために様々な資格取得を通して学ぶ中で「社会教育・キャリア教育・主権者教育・生涯学習・家庭教育」と出会い、市民一人一人が生き抜く力を身に付けることの重要性を改めて感じ、教育業界へ飛び込むことを決意しました。 先駆者の門を叩き学びを深めるうちに、個人の活動では限界があることを知り、NPO法人を立上げ、5年後に合同会社を設立しました。私のセカンドキャリアが大きくシフトチェンジしたのは全て『出会いと学び』が契機となっています。