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「いのちの循環とティール組織」の学校

~構造と関係性からの「いのちの循環」~

2018年開催分は終了致しました

開催概要

2018年1月に出版され、現在、5万部を突破し、今話題となっている「ティール組織」(原書「Reinventing Organizations」フレデリック・ラルー氏 )。全国各地で次世代型の組織についての関心が急速に高まっています。

ティール組織という概念では「進化する(組織の)目的(エボリューショナリーパーパス)」「自主経営(セルフマネジメント)」「全体性(ホールネス)」の3つの突破口(ブレークスルー)が示されています。これらは、フレデリック氏が著書の中で取り上げている組織を調査する中で抽出したものです。

上記の突破口は、経営の実務から見ると、とても重要な着眼点を示していると考えており、事業面・組織面での伸びしろに気付くための視点を届けてくれています。

今回は、日々、企業を対象に、経営の進化の実行支援を行っている、Natural Organizations Labと、フフ山梨がコラボレーションをして、「いのちの循環とティール組織のセッション」を企画しました。

事業面と組織面の進化、つまり、経営が進化していくために、「わたしは何から始めていくのか?」また、そもそも、「何がわたしを突き動かしているのか?」、集まった皆さんと話し合いながら、それぞれの一歩を見出していければと思っています。

また、今回は、大自然に囲まれた「保健農園ホテルフフ山梨」での素晴らしい環境の元、体感覚も大切にできればという想いから、「自然の恵みを活かした畑づくり」を通じて、皆さんとティール組織(広くは、次世代型組織)について、学びを深めることができればと思っています。ぜひ、「人の介入が限りなく少ない、再現性の高い畑づくり」から、経営の進化のヒントを得てもらえたらと考えています。

こんな人におすすめ

「ティール組織」を読んだり、読書会に参加するなどして、
「ティール組織」の概要について、ある程度の理解がある方
「ティール組織」について、より深く理解し、
自分らしい実践の入り口を見つけたい方

【まだ本をお読みになってない方へ】
以下の著者のラルー氏のビデオと
「ティール組織とホラクラシー組織について」のレポートを
事前に見てからご参加下さい^^

開催詳細

1

自然の恵みを活かした畑とティール組織

【日時】2018年8月19日(日) 9:30~17:00
【場所】保健農園ホテルフフ山梨
【内容】
■自然の恵みを活かした畑作り
・畑の設計、天地返し(構造造り)、
畝づくり、種植え
・畑とティール組織との繫がり
■ティール組織について Part1
・ティール組織の実務的な要点と事例紹介
(ビュートゾルグ、ザッポス等)
・Q&Aセッション、参加者同士の対話の時間
■進化する問いづくり
■問いを深めて、初めの一歩に繋げる時間
・問いの背景
・大切にしていること(個人の進化する目的)
・初めの一歩

2

「いのちの循環」とティール組織の”土台づくり”

【日時】2018年10月21日(日) 9:30~17:00
【場所】保健農園ホテルフフ山梨
【内容】
■自然の恵みを活かした畑づくり
・(座学)
構造と関係性からの「いのちの循環」
・(畝づくり)ミニ収穫🌱と天地返し
(※次の季節のための準備になります)
■ティール組織の土台づくり
・組織における「いのちの循環」とは?
・「いのちの循環」とティール組織の繋がり
・メンバーの声や情報が循環している
組織からの学びは?
・自主経営の土台づくりとして、
「目的地図(目的俯瞰図)」が大切
■「目的地図(及び重要指標)づくり」ワーク
・目的俯瞰図(目的地図)を作成し、相互にブラシュアップします^^
・俯瞰する力を高めることが大切
※目的地図については、著書『実務でつかむ!ティール組織』(大和出版 2018年)を参考に進めていきます。
本をお持ちでない方は当日お渡し致します

3

「いのちの循環」とティール組織の”土台づくり”
※第2回と同内容になります

【日時】2018年11月25日(日) 9:30~17:00
【場所】保健農園ホテルフフ山梨
【内容】
■自然の恵みを活かした畑づくり
・(座学)
構造と関係性からの「いのちの循環」
・(畝づくり)ミニ収穫🌱と天地返し
(※次の季節のための準備になります)
■ティール組織の土台づくり
・組織における「いのちの循環」とは?
・「いのちの循環」とティール組織の繋がり
・メンバーの声や情報が循環している
組織からの学びは?
・自主経営の土台づくりとして、
「目的地図(目的俯瞰図)」が大切
■「目的地図(及び重要指標)づくり」ワーク
・目的俯瞰図(目的地図)を作成し、相互にブラシュアップします^^
・俯瞰する力を高めることが大切
※目的地図については、著書『実務でつかむ!ティール組織』(大和出版 2018年)を参考に進めていきます。
本をお持ちでない方は当日お渡し致します

1

自然の恵みを活かした畑とティール組織

【日時】2018年8月19日(日) 9:30~17:00
【場所】保健農園ホテルフフ山梨
【内容】
■自然の恵みを活かした畑作り
・畑の設計、天地返し(構造造り)、
畝づくり、種植え
・畑とティール組織との繫がり
■ティール組織について Part1
・ティール組織の実務的な要点と事例紹介
(ビュートゾルグ、ザッポス等)
・Q&Aセッション、参加者同士の対話の時間
■進化する問いづくり
■問いを深めて、初めの一歩に繋げる時間
・問いの背景
・大切にしていること(個人の進化する目的)
・初めの一歩

講師について

吉原 史郎

日本初「Holacracy(ホラクラシー)認定ファシリテーター」。神戸大学経営学部卒業。 2006年証券会社に入社、投資経験を経て、2007年リサ・パートナーズに入社。 大規模リゾートホテルの事業再生業務に総支配人として経営に従事。 企画、営業、現場運営、財務、人事、組織風土改革等に奮闘 。 2011年三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社。 大企業向け調査プロジェクト及びM&Aアドバイザリー業務に従事。

2012年から組織開発を通じての成果の創出プロジェクトに従事。
2017年に、Natural Organizations Lab 株式会社を設立。事業再生の当事者として掴んだ「事業戦略・事業運営の原体験」を有していること、外部コンサルタントとしての「再現性の高い、成果に繋がる取り組み」の実行支援の経験を豊富に持っていることが強み。

人と組織の新しい可能性を実践するため、「目的俯瞰図」と「Holacracyのエッセンス」を活用した経営支援に取り組んでいる。
著書『実務でつかむ!ティール組織』(大和出版 2018年)

Website
経営の新潮流

宮慶 優子

初心者でも自然の恵みを活かした野菜作りができる方法を日々実践研究中。京都大学法学部卒業。2006年関西電力入社。営業所にて営業・契約を経験後、本店企画室へ。長期成長戦略策定に携わる。2011年 オーダー靴の靴職人として修業を開始し、2013年に「ユメノハキゴコチ」を開業。以降、「創る、作る、売る」のサイクルを高速で回しながら、「オシャレ×履き心地が良い」ハイヒールを進化させ続ける

一方で、靴づくりで土に還らないゴミが出ていくのを目の当たりにする。自然の循環とは何かを考え始めた時、自然農法・無肥料栽培に出会う。以降、初心者でも関係性や循環を活かした畑を作ることができる方法を日々実践研究している。
2017年Natural Organizations Lab株式会社設立。非常勤役員。

実践研究から得られた成果を元に、企業様、個人様向けに、畑作りサポートプログラムを提供している。大企業での業務経験(営業及び企画業務)から「オーダー靴」事業の経営経験を有していることが強み。

Website
野菜の庭部

会場

保健農園ホテルフフ山梨

〒404-0003 山梨市牧丘町倉科7190番地
TEL : 0553-35-4422

新宿駅〜山梨市駅又は塩山駅下車
JR中央本線/あずさ・かいじにて約90分

宿泊のお申込み・詳しいアクセスはこちら

8/19の様子

自然の恵みを活かした畑作り

座学からプチ収穫

まず、室内で1時間弱の座学。「なぜ山ではだれも水や肥料や農薬をあげないのに大丈夫なのか?」等、植物が育つ仕組みについて学びました。その後畑にて、ミニキャロットなどをプチ収穫しました。環境を確認するために事前に作ったテストスペースから、楽しく収穫できました

天地返し

微生物さんに活躍してもらい、自然な養分の循環が起こりやすい環境にするために、表面近くにある土と、下の方にある土を入れ替える天地返しを行いました

コンパニオンプランツ

一緒に植えるとよい影響を与える植物同士の関係を活かせるように、それぞれの野菜が持つ役割を考え、種を配置して蒔いていきます

自然からの学びを活かした組織作り

気になる事の書き出し

それぞれが畑や組織について気になっていること、組織について気になっていることを黄色い付箋に書き出し、読み上げて共有しました。
ー以下、付箋より抜粋ー
「自然界における助け合いって?」
「間引かないといけないとき、どういうイメージに(ポジティブに)なるか?」
「全体性の意識を高めるにはどうしたらいいのか?」
「規律型・自律型の共存の仕方は?」

対話(ダイアログ)

小グループに分かれて、「自然の恵みを活かした畑づくりから組織への学びは何か?」について対話しました。
沢山の問いが立ち上がり、時間をかけて一緒に探求しました。
ー以下、付箋より抜粋ー
・「組織にとって"根"とは何か?」
・「組織にとって"循環"とは何か?」
・「組織に関わっている自分は畑でいうと何になっているのだろう?」
・「どうしても春菊の役割をしたい小松菜はどうしたらなれるのか?」
・「畑は何を目指しているのか?組織は何を目指しているのか?」

学びの共有

学んだことをピンクの付箋に書き出し、読み上げて共有しました。
ー以下、付箋より抜粋ー
「種の数など自然が教えてくれるメッセージに気づけばいいだけ」
「まず土、環境づくり!」
「多様性が全体の成長を促す」
「掘り起こすと見えなかったものが見えてくる」
「種に学習した知恵が含まれている」

参加者の方の声

・人が水をやるから水が上にあると学習して根が伸びない。だから、水やりが必要になってしまうなど、人が自然を信じず過度に手入れをする事でむしろ手がかかり、弱くなり、だからまた手を入れるという悪循環。子育てや組織でも起きている事と感じました。
・メッセージは常に至る所に発信されているのに、気づいていなかっただけなんだなって。メッセージは発信されているのに気づいていない、軽視されているって、家族でも組織でも沢山あって、ホラクラシー入れて確実に組織力が上がったのは、1つ1つのメッセージに優劣つけず1つ1つ丁寧に寄り添うからだということに改めて気づくことが出来ました。
・早速、畑からの学びを活かした就職準備セミナーを企画しました。自分と社会との相互作用を循環できるように伝えられたらと思っています。

(8/19)写真ギャラリー

10/21の様子

自然の恵みを活かした畑作り

いのちの循環の座学

まず、室内で1時間弱の座学。「なぜ山ではだれも水や肥料や農薬をあげないのに大丈夫なのか?」、植物が育つ仕組みや植物同士のコミュニケーションの取り方等について学びました

ミニ収穫

その後畑に移動。8/19に畝を作り、種まきした畑の様子を観察しました。よく見ると虫が沢山ついているもの、ほとんど付いていないものがあるのがわかります。大根や春菊を楽しくミニ収穫しました

天地返し

微生物さんに活躍してもらい、自然な養分の循環が起こりやすい環境にするために、表面近くにある土と、下の方にある土を入れ替える天地返しを行いました。最後にネギを植え、上から草でカバーをして春の種まきへの準備をしました

自然からの学びを活かした組織作り

響いたことの書き出し

自然の恵みを活かした畑作りから、それぞれに響いたポイントを付箋に書き出してもらいました
ー以下、付箋より抜粋ー
「沢山の生き物の存在でお互いが成り立っていることを実感」
「天地返しおもしろい」
「必要な手助けは自然が教えてくれる」

対話(ダイアログ)

自然の恵みを活かした畑作りから何を日常や組織作りに活かしていけるかという観点から、小人数のグループに分かれて対話をしました

進化する問い

対話を通じて大切にしたい考えを付箋に書き出し、自分のために問いをつくりました
ー以下、皆さんの問いより抜粋ー
「エネルギーの循環を、負の循環『ない→奪う』から正の循環『ある→おすそわけ』へ。すでに、『ある』、『持っている』と感じられるように日々すごすには?」
「自然の循環を組織に活かすには?」
「一見自分にとって好ましくないことは循環の中でどんな意味があるのだろうか?」

参加者の方の声

・天地返しして、対話を重ねていきながら進化する問いを創りました。みなさんのつながりのおかげで、今、すでに十分あると感じています。「プラスの循環」を創っていきます
・人にとって原点である土に触れる機会を見つけ、増やしていきたいと感じた。自然からの学びを組織へ活かしていくことを一緒に考える仲間ができました
・お子さんがいたこともあり、全体性についてさらに深く感じ考えられる機会になりました
・人間がまだすばらしさに気づいていない野草や生き物がいる。組織においても、まだ気づいていないすばらしさに気づいていければと思います

(10/21)写真ギャラリー

11/25の様子

自然の恵みを活かした畑作り

座学

まずは、外を散歩し、気になるものを手に帰ってきました。それぞれの気になったものをシェアした後、自然の恵みを活かした畑作りについての座学をしました。(写真は気になるもののシェアの場面)

収穫

8月19日に第1回の方々が蒔いた種。雨水のみで、お野菜たちはじっくり成長してくれていました。大根・春菊・ルッコラ等を収穫しました。感謝しながら、このあと、ゆでて頂きました。

天地返し

自然の循環を取り戻す土の構造作りとして、天地返しをしました。落ち葉を集めて、30㎝程掘ったところにたっぷり入れます。これが微生物さんの食べ物になり、自然の養分の循環のスターターとなります。

循環を活かした組織の土台作り

響いたことの書き出しと対話

今までの時間の中で、それぞれ響いたことを付箋に書き出し、小グループに分かれて対話しました。
「組織での最小最適なサポートってなんだろう?」「自然にとっての人の役割とは?」「心地よい土壌とは何か?」等の問いが生まれ、対話を重ねていきました。

自分のための問い作り

対話の時間を終えて、自分を少しでも前に進めてくれる、「自分のための問い」をそれぞれ作りました。
・「いつでも最小最適を行うには?」
・「自然さと不自然さを常にキャッチするには?」
・「組織にとっての自然な進化とは?」
・「自分の本質とは何か?」
・「自分は信頼・好きの土壌を持っているか?」

目的地図作り

自分のための問いから、大切にしたいことを紙に書き、目的地図作りをしていきました。自分が大切にしたいことは、どんな目的に繋がっているのか。また、自分が大切にしたいことを実現するためには、どんな大切なポイントがあるのかを書き出していきます。
それぞれの目的地図を小グループでシェアしました。

参加者の方の声

・対話の時間では、深い学びがありました。 「最少最適」という大事なキーワードもいただいたので、これからの支援にも活用していこうと思います。
・目指す芸術のあり方も、組織のあり方も、人のあり方も、職への向き合い方も、全てJUNKANを基礎に捉えると、心地よさに繋がる大切なことが見えてくると感じました。 JUNKANはこれからのわたしのあり方の基本となりそうです。
・感じたのは、終わり(実りの大根)と始まり(根っこなどは土に還す・みんなで土づくり)の両方の経験のありがたさです。 自分が蒔いていない種だけれど、その実りを収穫をさせてもらい、その横で次の誰かへの循環への準備ができたこと。 自分だけではなく、目に見えぬ他の誰かへの循環という視点。 そういう意味で、自分の死(経験・完了したこと)をこれからどう肥やしにしていくのか…それを最小最適のキーワードとともに、実践してみようと思います。

(11/25)写真ギャラリー