思春期は、子どもが親離れをして自立していく時期です。
親に反抗するのも、言うことを聞かないのも成長の過程であり、仕方のないことではあります。
しかし、あなたとしては不安になりますよね? 「なにかできることはないのか?」 「思春期の子に対して、どんな声かけをしたらいいんだろう」と、思われることでしょう。
まず大切なことは、“思春期”ということの理解です。 子どもたちがどんな気持ちでいるのか、どんなことを望んでいるのか。 関わり方やハウツーよりもなにより、まずは子どもを知るところからです。
私たちD.Liveでは、昨年から『子どもの自信白書』という冊子を発行しております。この冊子を作成するにあたり、210人の子どもにアンケートをとりました。「お父さんとお母さんは、自分のことを良く分かってくれていると思いますか?」という問いに対して、「そう思う/ややそう思う」と前向きに答えた子は、小学生が85%。それに対して、中学生は29%、高校生は36%でした。
思春期で不安定な時期だからこそ、子どもたちはもっと自分のことを分かって欲しいと思っています。 この設問、あなたのお子さんに聞いたらどのように答えるでしょうか?
保護者の人が「分かってくれている」と思えることほど心強いものはありません。まずは、思春期について、子どもについて理解を深めることをこの講座では大切にしております。
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