淺野鍛冶屋
鍛冶を通して個々の可能性を追求し新たな鍛冶文化を創り出すエンターテイメント集団であることがモットー。
古来より続く鍛冶の技術を後世に伝えていくことはもちろん、刀を造る工程や美しさから体験事業など提供するもの全てを「目の前の人を楽しませるためのエンターテイメント」として捉え、新しい鍛冶の文化を広めることを目標に活動している。
13歳から鍛冶に興味を持つが、まだインターネット環境も整っていない中で何から始めればいいのか、どんな道具を使ったらいいのか分からないまま手探りで自宅の庭先で鍛冶を始める。形になってもそれが正しいのかどうか、失敗しても道具が違うのかやり方が違うのか、信用できる判断材料がなく困っていた思い出がこのダイスアンビルの発案に繋がる。
今、鍛冶技法を学びに訪れる外国人のほとんどが言うことは「情報がありすぎて何を参考にしたらいいか分からない!」である。時代が変わっても人が正しい情報を求めている状況は変わらないのを見て、長年鋼に向き合ってきた経験と知識を活かして正しい情報を自ら発信し、鍛冶の文化を広めようと活動している。
《主な活動歴》
2012年 高岡クラフトコンペティショングランプリ
2014年 熱田神宮宝物庫にて日本刀メイン展示
2015年 インバウンド事業鍛造ナイフ作り体験受け入れ開始
2016年 インバウンド事業伝統工芸体験部門日本一獲得
2017年 鍛造包丁販売開始
《海外での活動》
フランス(2012年、2014年)
アメリカ(2013年、2016年)
カナダ(2013年、2015年、2016年)
日本刀公開鍛錬や大学での講演を初め、最古であり最高峰の日本刀鍛冶技法を生かしてあらゆる鋼の検証、研究等に貢献。
アンビルは用途によって硬い方が良い時と柔らかい方が良い時があります。
その役割を果たすために、ダイスアンビルは一面のみ焼き入れをしてあります!しかし、材料によっては硬くなりすぎると割れてしまうこともあるので、この加工に適した工業用の材料を選んでいます。
そして一面のみの焼き入れは言ってしまえば少し面倒…わがままを聞いていただきました!