・学校で何をやってるかわからない
・体験活動をさせたい
・ゲームばかりしている
・たくさんの人と関わらせたい
・家で話をしない
・将来の夢がない
・将来が不安
・集中力、やる気がない
DICは、上記の目的のため活動している社会教育団体です。その活動としてキャンプや自然体験、ものづくりなどの体験活動を実施しており、子どもたちの成長のサポートをしています。
現在約40人の人がスタッフとして在籍しています。構成員は学生さんだけでなく、社会人が多く、教員や看護師、キャンプ企画等経験者も多数在籍しています。将来教育に関わりたい人や、キャンプに興味がある人には特にオススメです(*^_^*)
現代の社会において、「学力、道徳心、体力」を兼ね備え、現代社会でたくましく生きていく力(自主性、自律性)が求められています。
これらの力は本来、学校教育において育むべきなのですが、実際のところ、学校教育では規制がたくさんあり「学力」に目が向けられることが多く、体験についてはないがしろにされがちです。また、これまで、地域全体で子どもを育てていた面もありましたが、最近では両親の共働きから核家族が増え、地域のつながりも薄くなっているのが現状です。「迷惑である」という理由からボール遊びが禁止になる公園も増え、子どもたちが外で遊べず、ゲームをしてしまうのも納得できます。「最近の子どもは・・・」などとよく言われますが、このような状況をつくってしまったのは私たち大人ではないのでしょうか?
しかし、同時に、私たち大人次第で子どもたちに体験の場を作り出すこともできます。そこで、DICの活動では、家庭や学校では普段できない体験をすることにより、子どもが本来持っている「やる気」を引き出し、自ら積極的に物事を行おうとする「自主性」、規律に従って自分で判断し行動しようとする「自律性」を育てようと考えました。 私たちは、これらの要素を全て含んでいるのが自然体験キャンプだと考えています。DICキャンプでは、班をつくり、異年齢集団で行動することで、道徳心を培い、たくさん遊ぶことで体力をつけます。そうなると、キャンプなんて学力には関係ないじゃないか!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自然体験の経験が豊富な子どもは学力も高いという傾向があります(全国学力調査アンケート結果)。それは、何にでも興味を持って物事を探求しようとするからです。
このように、体験活動を通して培われる力は大きなものがあると考えています。これからの未来を担うのは今の子どもたちです。子どもたちのために、私たち大人ができることを少しずつでもやっていきたいと思っています。