「宿便」は辞書（大辞林）で「排出されないで大腸や直腸内に長い間たまっている大便」と定義されていますが、医学用語ではありません。

実は「宿便を出して健康になろう」「宿便を出したら、痩せられる！」「宿便を取ればきれいになれる！」は偽り情報！「宿便」が健康被害の悪の根源であるかのように記載し、ダイエット法としているのは、怪しい内容なのです。

　腸の壁はひだのようになっているので、その谷間部分に便が入り込んでたまってしまい、「腸にヘドロのようにこびりついた便」が「宿便」であるという考えのようです。納得してしまいそうな内容ですが、これは嘘です。

　消化管は、口側から肛門側へ向かって食べた物を移動させるため、蠕動（ぜんどう）運動をしています。常に動いているので、同じところがずっと谷ということはなく、谷にもなれば山にもなります。また、腸の壁は数日で新しい細胞に置き替わり、新陳代謝をしているので、ヘドロのように便がこびり付いてしまうことはあり得ないのです。

　ただ、便秘がちで、お手洗いに行ってもスッキリ感がない。とか、便が硬いとか軟らかいはあります。でも、それが太る原因と考えるのは体をわかっていない証拠です。

消化管は、口側から肛門側へ向かって食べた物を移動させるため、蠕動（ぜんどう）運動をしています。

常に動いているわけです。体は生命維持のためにずっと動いてくれています。ところが、絶食期間などを作ると、常に蠕動運動している腸は困ってしまいます。消化するものがなくて、逆に悲鳴をあげているわけです。

もちろん、過食が問題になりますが、『胃腸』は食べ物を消化吸収するために存在するのです。その役割が正常になるように整えることが重要です。絶食やファスティングで胃腸は機能が弱ってしまいます。絶食後は食べたものを必要以上に吸収するので、リバウンドしやすいのです。絶食・ファスティングはダイエットの大敵と言えるでしょう。

まさか・・・と言いたくなるのは、『運動の失敗例』
とにかく、ランニングから！筋トレから！と思ってスタートしたものの、体重もサイズもなかなか落ちない。それがショックで、スタートしたトレーニングが億劫になった・・・。そんな経験を持つ人は多いものです。また、それでも、運動を続けていると、自分の理想体型とは違う体型になってしまった！ってことも・・・。

それは、デトックスしないままのいきなり運動！に問題があったからです。

暴飲暴食とゴロゴロした生活習慣で乱れて汚れた細胞のまま、運動すると『蓄えた糖分や脂肪』が解消されることなく、その汚れを閉じ込めたまま筋肉を作ることに…。それが、固太りの原因に！デトックスしないままランニングや筋トレなどをスタートしても、思ったように痩せない。体重落ちない。理想体型にならない。で悩む人は多いのです・・・。

『空腹感を我慢してダイエット』は体に負担をかけます。断食もファスティングも医学的には古い方法。デトックスダイエットは最も体に優しい、負担のないデトックスから始まります。「食べたい気持ち」を我慢させ、空腹感をつくるダイエットは、脳にストレス。「食べたい欲求」はMAXになると、たやすく挫折します。また、空腹感を解放した後に『どか食い』という現象になるのは当たり前。その時、我慢し続けた細胞は必要以上に食べ物を吸収します。『リバウンド』する道を自分で作るようなものです。
そして、空腹感は脳に『飢餓状態』と判断させ、細胞が脂肪を蓄えやすくなるのです。

写真は全て『デトックスダイエット期間のリアルな食事』です。

デトックスダイエットは全く真逆の空腹感を作らないダイエット！

実は、太ってしまっている状態は満腹中枢をコントロールできない脳になっているかもしれません。そこで欠かせないのは満腹中枢を正常に働かせるレプチンコントロールできるサプリ。加えて、トレーニングには欠かせない食事メニューがあります。筋トレ後にベストなアミノ酸を摂取することで筋肉を！筋肉量が体づくりには欠かせませんが、どんな筋肉をつくりたいかも肝心！８週間で理想体型に導くデトックスダイエット＋プログラムです。

ダイエット！やデトックス！だけでなく、体をトータルに考えるので、あなたの人生を変革する威力があります。