大手の調剤薬局に転職した体験談

私は39歳の男性薬剤師です。

大学を卒業後は大手ドラッグストアに入社し、複数の店舗に勤務して調剤業務などを経験してきました。

しかし、ドラッグストアでの仕事内容に悩みを抱くようになり、30代半ばで転職を考え、36歳で大手調剤薬局に転職しました。

その際に利用したサービスが、ファルマスタッフです。

こちらの体験談では、下記について紹介したいと思います。

  • コンサルタントと面談したときに私が相談した内容
  • コンサルタントがどのようなアドバイスをしてくれたか
  • どのような経緯で調剤薬局に転職することを決断したのか

私が転職を考えるようになった経緯

私は大学を卒業後、大手ドラッグストアに入社し、数年おきに複数の店舗に異動しながら、調剤業務や服薬指導などの薬剤師業務をこなしてきました。

しかし、ドラッグストアでの業務は、薬剤師としての仕事だけではありません。

病院やクリニックで処方箋をもらった患者さんの多くは、調剤薬局に出向いて薬を処方してもらいます。

ドラッグストアに立ち寄って、薬を処方してもらう患者さんは少ないです。

おそらく、病院やクリニックの患者さんの10%にも満たない比率でしょう。

このため、ドラッグストアでの薬剤師としての仕事だけでは、必然的に時間が余ってしまうのです。

しかし、遊んでいるわけにはいきませんし、ドラッグストアはできるだけ社員を効率的に働かせたいと考えています。

そのため、お昼休みの時間帯や夕方の休憩時間帯などは、交代で薬剤師もレジに立ち、販売業務をこなさなければなりません。

また、ドラッグストアは薬だけでなく、大量の日用品も扱っていることから、薬剤師も仕入れた商品の検品作業や棚への品出しを行っていました。

このような日常業務を10年近くこなしていたのですが、30代半ばになり「自分はいったい、なんのために薬学部を卒業して薬剤師になったのか…」と思い悩むようになりました。

薬剤師としては、1日あたり3~5人程度の患者さんの対応しかしていませんでした。

それだけドラッグストアには患者さんの来店が少ないのです。

30代になって自分の家庭を持つようになり、自分は何を目的として働いているのかというストレートな疑問が私の前に立ちはだかったのです。

そして、やはり「調剤業務や服薬指導などの薬剤師業務に専念したい」と強く考えるようになり、転職を決意したのでした。

ファルマスタッフのコンサルタントに相談

転職したいと決意しても、どのような職場で働くことがベストな判断なのか、自分では結論を出すことができませんでした。

そこで、ファルマスタッフに登録することにしました。

私の大学時代の同級生がファルマスタッフを利用して転職した経験があり、コンサルタントが良いアドバイスをしてくれると言っていたからです。

ホームページ上から登録したあと、さっそく担当のコンサルタントと面談することになりました。

私は率直に転職したい理由を説明し、自分ははたしてどのような職場で働けば良いのかを相談しました。

すると、コンサルタントからは「薬剤師の業務といっても、いろいろありますね。具体的にはどのような仕事内容を希望していますか?」と尋ねられました。

私はそれまで漠然と、調剤業務や服薬指導を念頭に置いていたため、そのように答えました。

コンサルタントは「医療業務に携わる考えはないということですね。例えば、病院に勤務して病院薬剤師となり、医師や看護師とともにチーム医療にかかわるなどです」と尋ねてきました。

私は「それは考えたことがないです。それにチーム医療に関与できるほどスキルはないと思います…」と答えました。

さらに、コンサルタントからは「それでは、薬剤師として在宅医療にかかわる考えもお持ちではないですね」と尋ねられたため、私は「はい」と答えました。

この時点で、私はあまり薬剤師として自分が何をやりたいのか、真剣に考えていなかったかもしれないと思い、恥ずかしくなりました。

自分が転職すべき職場は大手の調剤薬局だ

ファルマスタッフのコンサルタントとの面談は長引きました。今思えば、私の適性を見てくれていたのだと思います。

コンサルタントからは「調剤業務や服薬指導をメインの仕事にされるのでしたら、調剤薬局に勤務するか、開業医のクリニックや大病院に勤務する選択肢となりますね」と言われました。

私は「調剤薬局に勤務する場合と、病院やクリニックに勤務する場合では、どのような違いがありますか」と尋ねました。

すると、コンサルタントは「クリニックは経営者の医師が引退したら、あなたは再び転職することになるため、お勧めできませんね」と言いました。

「病院であれば経営破綻の可能性は低いですが、薬剤師としての年収が増えていくことも考えにくいですね。少子高齢化にともなって、政府は社会保障費を増やしたくないと考えていますから」とアドバイスしてくれました。

そこで、私は「すると、残る選択肢は調剤薬局ですか」と尋ねました。

コンサルタントは「とくに、大手調剤薬局なら経営面で安泰だと思います。企業規模が大きくなればなるほど、年々年収が増えていく可能性が高まりますし、倒産する可能性は低いです。それに、あなたが望む調剤業務や服薬指導に専念することができます」と言ってくれました。

ここまでコンサルタントと話し合ったうえで、私は自分が転職すべき職場は大手の調剤薬局だと確信を持つに至りました。

そして、複数の求人案件を紹介してもらい、無事、転職に成功することができたのでした。

ファルマスタッフのコンサルタントと1時間30分程度と長い時間話し合いましたが、じっくり相談したおかげで私は自分に適した職場に移ることができました。



病院から薬局へ転職する際の悩みや不安を解決

一方、調剤薬局は、全国の医療機関から聞いたこともないような処方箋を受け取り、医師の治療方針を知らずに調剤しなければなりません。

病院薬剤師はレセプト業務に関わることが少ないため、私たちが病院で働いていた頃は、診療報酬や薬価の変化にあまり関心がありませんでした。調剤薬局では、診療報酬やレセプトについて学ぶことも薬剤師の仕事の一つです。

私が病院薬剤師だった頃は、病院で学べることを調剤薬局で学べないのではないかと、とても心配していました。おそらくどこかで、病院の仕事は調剤薬局の仕事よりも数が多く、レベルが高いと思っていたからでしょう。

調剤薬局で働き始めてすぐに、薬局長から薬剤師のラフスコアなどの見方を説明してもらいました。また、医師や看護師、臨床検査技師、栄養士など、他の医療従事者と患者さんについて話し合う機会もありました。

しかし、調剤薬局では、基本的に薬剤師と薬局事務員しかいないので、他の医療従事者の意見を聞く機会は当然少ないです。病院の薬剤部には、非常に大きな調剤室のほか、注射室や準備室があります。

調剤、監査、投薬の基本的なルールは変わりませんが、薬局には薬歴やレセプトなど、病院薬剤師にはない業務がありますし、法規制も覚えなければなりません。

ここまで述べてきたように、調剤薬局の職場環境や業務内容が自分に合っているかどうかを確認した上で、転職先を決めるのが良いでしょう。

大手調剤薬局と中小調剤薬局の年収とやりがいの差

給与や雇用条件はもちろんのこと、調剤薬局の規模も転職の際には重要です。また、あまり知られていませんが、転職を成功させるための近道は、いかに正直に自分のことをコンサルタントに伝えられるか!?その方法をお伝えします。

転職するなら、安定した大手調剤薬局がいい?調剤薬局の上位5社の平均年齢は33.65歳、平均年収は476万円です。転職サイトが行った調査によると、中小の調剤薬局の方が年収が高いそうです。これは、資本力があり、会社の設備投資や従業員の教育、業界の動向に合わせて変化する体力があり、時代の最先端で働くことができ、モチベーションも高いからです。

大手調剤薬局は、教育制度が充実していて、問題が起きても会社全体で解決しようとするため、個人に責任が集中しない傾向があり、若い薬剤師に人気があります。担当コンサルタントは、多くの転職者の事例を知り、数多くの求人を扱ってきたプロですので、ぜひ伝えてください。

薬キャリは求人数が多いことで有名ですが、それだけでなく、求職者に新しい求人を紹介してきた実績があり、企業側からの評価も高い転職サイトです。転職する年齢にもよりますが、大手の調剤薬局にも中小の調剤薬局にもメリット・デメリットがあります。

調剤薬局と病院の薬剤師の仕事の違いと転職で準備すべき事

今回は、調剤薬局と病院薬剤師の違いについてご紹介します。調剤薬局の主な仕事は、処方箋の調剤と服薬指導です。また、薬の処方を容易にするために空いた時間に処方箋を書いたり、薬の調剤を記録するために処方箋記録を書いたり、薬の管理記録を完成させたりします。

近年、高齢化に伴い、在宅医療の重要性が高まっており、患者さんの自宅を訪問して服薬指導を行う薬局も増えています。その他にも、服薬方法や用量、副作用などの様々な情報を収集し、それらの情報が適切かどうかを判断し、医師や薬剤師、患者さんに提供することもDI業務の一つです。

また、臨床試験センターのある大学病院では、医薬品の臨床試験に携わることもあります。薬局では関わることのない薬の知識や保険点数、服薬指導などを学ぶことができます。なぜ病院で働きたいのか、どんな仕事をしたいのかが見えてきたら、転職先の情報を集めたり、病院で働いている薬剤師に話を聞いてみるのもいいでしょう。

給料や労働条件は薬局よりも厳しいかもしれませんが、チーム医療における薬剤師の役割はとてもやりがいがあり、自分の知識を広げるのにも最適です。

調剤薬局の薬剤師の仕事内容や年収、求人の見方

調剤薬局は、患者さんの自宅に行って薬や麻薬を投与するところもあれば、薬局で薬を調合して老人ホームに届けるだけのところもあります。

また、病院の目の前にある調剤薬局もあれば、あらゆる医療機関から処方箋を受け取る調剤薬局もあります。薬剤師の多くは、キャリアチェンジとして調剤薬局で働くことを選択します。

薬剤師の資格を持っていれば、日本中の調剤薬局やドラッグストアですぐに働くことができます。これは、調剤薬局やドラッグストアが薬剤師の採用を困難にしているため、長く働いてもらうためにある程度の柔軟性を持たせているためです。

そのため、調剤薬局やドラッグストアの薬剤師は、最初の給料が高くても、昇給があまり期待できないという大きなデメリットがあります。

調剤薬局の仕事内容は、病院前の薬局で働いて「幅広い処方」に踏み込みたいのか、皮膚科などの特定の処方だけを扱う調剤薬局の求人に応募するのかで、大きく変わってきます。

ここまでで、単に調剤薬局への転職を希望する場合でも、求人内容をよく確認し、自分がどのような薬剤師になりたいのかを意識する必要があることがわかりました。

薬局といっても、すべての処方箋を受け付ける第一線の薬局や、高給取りの中小規模の薬局、処方箋の枚数が少ない職場など、さまざまなタイプがあります。

しかし、「薬剤師の方とは電話でのやりとりのみ」と「薬剤師の方とは必ず面談し、面接に同行する」、「大手企業との関係が強い」と「地方の中小薬局との関係が強い」、「スピードを重視し、大量の求人を紹介できる」と「薬剤師の方との面談を重視し、個々のニーズに合った最適な条件を案内する」など、サイトによって違いがあります。

薬剤師必見!調剤薬局への転職で失敗しないコツ

製薬会社や病院の薬剤師のやりがいのあるハードな仕事とは違い、調剤薬局は働きやすい環境が整っており、転勤もしやすいため、特に家庭を持っている薬剤師に人気があります。

薬剤師の平均年収は、製薬会社>ドラッグストア>病院>調剤薬局となっています。調剤薬局によって違いはありますが、一般的には調剤薬局の方が年収が低いことが知られています。

調剤薬局の薬剤師として、新卒時から大きく給料が上がることは考えにくいです。現在、調剤薬局業界は大きな変革期を迎えており、調剤報酬の変更や異業種からの参入、M&Aなど、業界全体での動きが続いています。

薬剤師の初任給は、ドラッグストア>調剤薬局>製薬会社>病院の順に高くなっています。薬剤師の年収の源泉は、製薬会社、ドラッグストア、調剤薬局、病院が多いです。

ここでは、従業員からの働きやすさの評判や、売上高・前年比・店舗数などの企業業績をもとに、調剤薬局のトップ10をランキング形式で紹介します。

転職サイトを選ぶ際には、「求人数」と「転職コンサルタントのサポートや価値」の2つがポイントになります。

病院や医療機関との強いコネクションを構築しており、求人の数と質は他の追随を許さず、人気の高い転職先である調剤薬局と病院では業界1位、調剤薬局では業界3位となっています。

新しい仕事を探すなら、できるだけ高給で、できるだけ働きやすいところがいいですよね。

調剤薬局転職者向けの筆記試験の問題例

私は大手薬局チェーンの管理薬剤師で、2回転職しています。また、薬剤師や薬局事務員の採用にも携わっています。中途採用の薬剤師の筆記試験はそれほど難しくありません。マイナビ薬剤師やファルマスタッフ、薬キャリなどの薬剤師採用サイトでは、面接や筆記試験の対策が紹介されています。

ここでは、中途採用の薬剤師にとって筆記試験が難しくない理由をご紹介します。薬剤師の面接対策についてまとめてみました。なぜ薬剤師は面接や試験に合格しないのか?薬剤師の面接や試験の対策についてまとめました。

MRから調剤薬局薬剤師に転職

しかし、調剤経験のない調剤薬局薬剤師はどのように感じているのでしょうか。それを知るために、製薬会社の薬剤師MRから調剤薬局薬剤師に転身した2人の薬剤師にインタビューしました。

大手外資系製薬会社に10年以上勤務し、薬剤師MRとして超有名基幹病院や大学病院を担当していました。E先生は、いつか来るであろうアーリーリタイアに備えて、週末には調剤薬局の薬剤師としてボランティア活動をするなど、着実に準備を進めてきた努力家です。

MR時代から、実家の薬局の経営を継ぐことを考えていたという。しかし、大学卒業後は調剤業務の経験がまったくなかったため、地元の薬局で一から薬剤師の基礎を学び直すことから始めた。製薬会社の薬剤師担当者から大手調剤チェーンへの最初の転職は、年収が下がり、職場環境も変わったが、私生活は全く変わらなかった。

製薬会社の社員である私から見ると、調剤薬局の薬剤師はMRに比べて自由度が低いように感じます。しかし、調剤経験のない状態で薬学部を卒業し、いきなり調剤薬局に移って調剤を始めるというのは、かなり無理があると思います。

大規模な薬局から小さな町の薬局、ドラッグストア、製薬会社、病院まで、製薬会社のMRのニーズに合わせた良い求人が揃っていますので、ご安心ください。製薬会社を辞めて調剤薬局の薬剤師になりたい方は、E先生のように事前に準備をしておくと良いでしょう。