保育士の仕事を楽しむためには
給料のチェックも必要

保育の仕事は、子どもが好きというだけでは続けることができません。子どもは自分の思い通りになるものではなく、子どもの保護者とのコミュニケーションも重要です。休日や給料などの職場環境もよくなければ、働いていくことができないでしょう。そうはいっても、保育の仕事には魅力がたくさんあります。保育の仕事の魅力を改めて認識すると同時に、楽しく仕事をするために必要なことを見ていきましょう。

保育士の給料はどれくらい?

保育士の役割には、子どもに基本的な生活習慣を身につけさせることのほか、健康管理や集団生活でのコミュニケーションスキルを学ばせる、心身の発達のサポートといったことのほか、保護者の悩みや相談にのることも大切な役割です。

保育士の仕事はこどもの将来に影響を与えることも少なくありません。それくらい需要な役割を担っている仕事です。しかし、精神的負担も大きく、仕事量も多い保育士の仕事に対して給料は高くはありません。保育士の離職率が高い理由の一つは給料が安いことです。

保育士の給料は全国平均で約23万円。賞与を含め年収は約342万円程度です。驚くほど安い金額ではないのですが、保育士の場合労働時間が長いことや、家に持ち帰って仕事をしていることが多いため、給料が安いと言われているのです。

給料だけでは決められない!
魅力的な保育の仕事

保育の仕事の魅力は、子どもの笑顔を見ながら仕事ができることでしょう。自分を信頼してくれているからこそ、心からの笑顔で接してくれるのです。どうすれば楽しく遊べるか?安全に過ごすためには何に注意すればいいか、他の子どもと仲良くなれずに泣いてばかりいた子どもが自分のサポートでコミュニケーションを取れるようになった、など、子どもの成長を感じながら仕事ができることも、保育士の醍醐味です。

特に子どもの成長が著しい時期でもあります。保育士の接し方次第で、どんどん変化が現れます。初めて前回りができた、嫌いな食べ物が一つ減った、最初は恥ずかしがって人前で歌を歌えなかった子どもが大きな声で歌えるようになった、など心も体も成長します。成長していく子どものそばにいられることが、やりがいにつながるでしょう。

子どもは大人が予想できない行動をしたり、気づいたりするものです。散歩をしながら大人でも知らない植物や虫を見つけたり、想定していたこととは違った遊び方をしたり、見ていて飽きません。そんな子どもの姿に癒されるのも保育の仕事の魅力です。

役職に就くと年収アップ
キャリアアップを目指す

魅力もやりがいもたくさんある保育の仕事ですが、苦しいことやつらいことも少なくありません。離職率が高い職業の一つでもある保育の仕事は、ストレスも溜まりやすいものです。子どもたちを預かるということは、常に命を危険にさらさないように見守るということです。それは非常に神経を使うことでもあります。

保護者とのコミュニケーションもうまく取っていかないといけません。子どものこととなると神経質になるケースも多いです。さまざまな保護者に納得してもらえる対応をしていくことも保育士の役目です。

保育士の仕事はおもちゃづくりや園内の掃除や飾り付け、ノートの記入など残業をすることも少なくありません。体力的にもつらい仕事です。その割に給料は高くないということも離職につながっています。

そういった環境の中でも楽しく仕事を続けていくには、キャリアアップをして自分に自信を持ち、給料をアップすることも大切です。そのためにも、絵本保育士や運動保育士、チャイルドマインダーなどの資格を取得するのもおすすめです。

資格を取得したからといって、給料アップに直結するとは限りませんが、やりがいを持ち仕事を続けていくことで、役職に就くことが可能になります。リーダーや主任など役職に就くと手当がつきます。新たに副主任や専門分野別リーダーになることで、役職手当がつくので年収もアップするというわけです。

公立保育園は給料が高い。職場選びのポイント

保育園には私立と公立がありますが、公立の保育園の方が給料は高いです。公立保育園の保育士は地方公務員であり、産前産後休暇や育児休暇なども制度も充実し、離職者も少ないです。働きやすい職場環境があり、長く勤務していれば昇給もしていきます。

公立保育園は人気があり、狭き門です。年齢制限もあります。しかし、働きやすく、給料も高いなどメリットも多いので、採用試験の勉強に力を入れて挑戦してみるといいでしょう。

また、楽しく仕事をするためには職場環境も大切です。保育方針や勤務体制、保育士の数、休日や給料などを確認することです。ホームページやパンフレットだけではなく、実際に保育園に行って説明会などに参加してみましょう。園内の雰囲気を肌で感じることが大事です。

特に私立の場合、保育園によって個性があり、方針もさまざまです。自分のやりたい保育ができるかどうか、自分の意向に合っているかどうかを確認することが必要です。公立の場合は地方公務員としての安定した給料が得られるメリットや、イベントなども多すぎずじっくりと子どもに向き合える保育園が多いようです。

まとめ

保育の仕事は子どもの命を預かるという責任も重く、精神的にも大変なことが多いでしょう。しかし、子どもの成長を間近で見ることができ、笑顔に癒される魅力的な仕事でもあります。何より大切なのは自分が楽しみながら仕事をすることです。そのためにも、仕事の重要性や魅力を認識し、キャリアアップをしながら保育士として成長をしていくことが必要です。その結果、給料も高くなっていくでしょう。

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