Supporting NPOs Counterpart
Counterpartは,
「若手NPOスタッフがワーキングプアにならないために」
をテーマとしながら以下の活動をしています

主な活動

-若い世代の参画促進と経営意識を持つこと-

「Counterpart」は様々な主体とパートナーシップを組み、自然環境の調査・研究、環境教育等を通して、豊かな自然環境を次世代に贈ることを目的としています。主要事業は中部地域の若い世代をメインターゲットに据え、遠州灘を舞台としたフィールドワークの運営です。『遠州灘』×『社会課題』etc…をテーマに楽しく学べる企画を展開しています。遠州灘は連続した砂浜で形成される国内でも有数の生物多様性豊かな海岸線。このフィールドを守りながら社会でも役立つ実践的な活動を展開しています。当団体を構成するスタッフの平均年齢は30代前半。学生スタッフに兄姉のような"斜め上"の関係をもって接している点が特徴です。また、これまでの環境系非営利団体は経営的な意識が薄かったことから当団体では学生であっても経営について考えてもらうことを意識的に行っています。

主な活動内容

  • 海浜環境調査 指標種:アカウミガメ
  • 環境イベントの運営
  • 生物多様性に関する講演活動(河川・砂浜海岸)
  • 国際協力に関する講演(東ティモール)
  • イベントチラシ作成
  • 各種助成金申請のサポート
  • コミュニティスペースづくり
  • NPO運営に関するコンサルティング
  • ファンドレイジング
  • 学生の就職支援
  • 写真素材の提供
  • 海浜環境調査 指標種:アカウミガメ
Counterpartは
「Pay it forword」   「自分が受けた善意を誰かに送る」
「A kindness is never lost」「情けは人のために非ず」
を心に留め
若い世代に明日を送るために活動します。

Main field "遠州灘"

長大な砂浜が続く海岸線

静岡県御前崎から愛知県伊良湖岬までは”遠州灘”と呼ばれています.絶滅危惧種「アカウミガメ」の産卵地としても有名で,コウボウムギ,ハマヒルガオなど数多くの動植物が生息・生育する生物多様性の豊かな海岸です.

海浜を利用する野生動植物の生息・生育場の保全

 漂着ごみを除去することで、海浜を利用する動植物の生息・生育場を保全します。
 海浜植物と砂浜の境界部分に堆積した漂着ゴミです。漂着ごみは、大きく以下の問題を引き起こします。

  1. 人工系ごみが動植物の生育・生息場を覆ってしまう
  2. プラスティックごみが微細化し、生物の体内に入り込む

 遠州灘に産卵に訪れるアカウミガメに着目してみると、アカウミガメは産卵場を選定する際、海浜植物と砂浜の境界部分に産卵するといった研究データがあります(今村、2015)。アカウミガメが海浜植物の境界部分を産卵場として定めている場合、漂着ごみが覆いかぶさってしまことによって、海浜植物の生育が阻害され、アカウミガメの産卵場としての目印が失われる可能性があるとも言えます。
また、漂着ごみは海浜植物にトラップされ堆積します。堆積したごみにさらに漂着ごみがトラップされることで負のスパイラルが生じることになります。

 回収した漂着ゴミを分析すると、その多くがペットボトルなどのプラスティック系であることが分かりました。プラスティックごみは自然界で分解されるのに非常に長い歳月が必要であり、時々刻々と微細化・拡散化します。そして、微生物の体内から食物連鎖を通して私たちの体内に蓄積されることになります。これらの問題はマイクロプラスティック問題と呼ばれており、近年世界的に注目されつつある環境問題です(Moore、2008)。また、プラスティックごみは微細化することにより、その表面積は大きくなります。プラスティックゴミはポリ塩化ビフェニル(PCBs)やジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)等の有害物質を吸着しやすいことから、これらの有害物質も私たち人間の体内に入ることとなります。マイクロプラスティックが野生生物と人間の健康に及ぼす影響は、科学的に十分に立証されていないものの予防原則として対処するべき問題と考えられます。

 発生源対策に努めることが最も大切であることが分かります。

 しかし、一度自然界に流出してしまった海洋ごみに対して、現在の私たちができることは、『早期回収』のみです。

Counterpartではこれらの問題点を

  1. 漂着ごみ回収による実践的活動、
  2. ワークショップによる学び、

の2段階で周知し、自然環境保全に尽力したいと考えています。

【参考文献】
今村和志:アカウミガメの繁殖活動に影響を与える砂浜環境に関する研究- 表浜海岸を対象として -、豊橋技術科学大学博士論文、147p、2015。
Moore, C J: "Synthetic polymers in the marine environment: A rapidly increasing, long-term threat", Environmental Research, 108(2), pp. 131-139, 2008.

2017年の主な活動

表浜BLUE WALK2017を共催

愛知県域の遠州灘50kmを徒歩で10日間かけて清掃する活動も11年目。これまでは運営コーディネートが主となっていたのですが、昨今の旅行業法の厳格化に伴いバス代が出ないとのこと。ちょうどフィールドワークの事業を計画していたのでジョイントすることにしました。

写真は河川・海洋ごみ問題や砂浜の生物多様性に関する講演の様子。

フィールドワーク
ここ数年、国連やサミット等でも海洋ごみ問題がピックアップされています。今回は回収した海洋ごみをテラサイクルジャパンを通じてリサイクルしてもらう取組みに挑戦しました。
フィールドワーク
ここ数年、国連やサミット等でも海洋ごみ問題がピックアップされています。今回は回収した海洋ごみをテラサイクルジャパンを通じてリサイクルしてもらう取組みに挑戦しました。

2016の主な活動

表浜BLUE WALK2016にて運営コーディネートと講演活動

虹のとびら表浜BLUE WALKグループが運営する「表浜BLUE WALK」にて河川・海洋ゴミの問題やそれらが生物多様性に及ぼす影響について講演してきました。
また、桜丘学園の生徒たちが活動に参加するとのことで安全な運営のためのコーディネートを行いました。
-概要-
海洋ゴミはサミット等でも取り上げられる深刻な環境問題となっています。遠州灘で10年目を迎える表浜BWの取組が海洋ゴミにどのように貢献しているのか、また、日本の、世界の取り組みを知り、参加者とともに考えます。

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豊橋市政110周年補助金事業

愛知県の南部、豊橋市の砂浜海岸をフィールドに、海の環境について考えるフィールドワークを6月25~26日に開催しました。

このイベントは愛知県内外の学生スタッフがつくりあげました。新年度を迎え新しい挑戦の場となったと思います。

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名古屋市に拠点を置くNGO/NPOの雇用実態調査

給与・賞与、平均残業時間、ワークライフバランス

名古屋市に拠点を置く有名なNPO/NGO(主として環境系、国際系)の雇用実態を調べました。ヒアリングの結果、30代でも年収は300万円程度であり、サービス残業が蔓延しているようです。有給はおろか代休も消化できないほど。NGOと企業の連携もなかなか進んでいないようです。名古屋には本社機能がないことから決済権がないことが原因のようです。東京と比較すると男性が名古屋に本拠を置くNPO/NGOで働き、家族を養うことはかなり難しいといった結論でした。この調査のヒアリングレポートは非公開です。

2015年の主な活動

表浜BLUE WALK2015運営補助

虹のとびら表浜BLUE WALKグループが運営する「表浜BLUE WALK」にて円滑な運営のためのコーディネートを行いました。

2014年の主な活動

表浜BLUE WALK2014運営補助

虹のとびら表浜BLUE WALKグループが運営する「表浜BLUE WALK」にて円滑な運営のためのコーディネートを行いました。

2013年以前の主な活動

「カンタ・ティモール」上映会講演

・2013.3.13&3.20
 名古屋NGOセンターにて開催された「カンタ・ティモール」上映会にて国際協力活動 に関する講演

砂浜の生物多様性
フィールドガイド

2013.8.23
地域国際活動研究センター主催のイベントに講師を派遣し,イベントを運営.

「砂浜と生物多様性
ふれあいウォーク」

2013.10.27
 友好団体「虹のとびら」と連携し,(株)ジェイテクトと実施した「砂浜と生物多様 性ふれあいウォーク」の運営
虹のとびらスタッフによるウミガメクイズの様子

砂浜の緑 海浜植物を知るフィールドワーク

2013.5.18
「砂浜と生物多様性ふれあいウォーク」にて,海浜植物をテーマとしたイベントに講師として招聘される(遠州灘)

その他の活動

■非常勤講師
・2013~2014
 国立工業高等専門学校において非常勤講師.
■講演活動
・2013.8.15
 友好団体虹のとびら主催イベント「表浜BLUE WALK2013」にて「砂浜と生物多様性」に関する講演
■ファンドレイジング情報の集積
・2013.5.2
ファンドレイジングに関する情報共有会の開催
■「砂浜と生物多様性」イベント運営
・2012.8.
 友好団体虹のとびら主催イベント「表浜BLUE WALK2012」にて「砂浜と生物多様性」に関する講演
 フィールドワーク生物多様性ビンゴ
・2013.5.18
「砂浜と生物多様性ふれあいウォーク」にて,海浜植物をテーマとしたイベントに講師として招聘される(遠州灘).

創設者プロフィール

いまむら かず
(代表)

いまむら かず

こんにちはいまむらです。 学生時代,淡水(?)魚介類に魅せられ,主に中部地方にて,淡水魚介類と触れ合う.その後,大学院在学中に試しに受けた某大手環境NGOにて,3年間修行.退職後,砂浜にて調査などを行ったり,愛知県の企業緑地の生物多様性を向上させる取り組みに関わるなどふらふらしていた .なぜか,東ティモールにおける国際協力活動にも携わる.博士(工学).好きな言葉は,「Pay it forword」.

いそがい なおと
(副代表)

いそがい なおと

愛知県生まれ。Counterpart副代表。2010年、遠州灘50㎞を10日間、徒歩で歩いて清掃する『表浜BLUE WALK』に参加したことをきっかけに環境系NPOの運営に興味を持つ。地方の環境系NPOほど世代交代や人件費を中心とした活動資金獲得に苦労している現状を知り、その解決方法を探るため、代表とともにCounterpartを創設。すぐには答えが出ない課題ではあるが”地道に取り組むこととしている。好きな言葉はやっぱり「Pay it Forward(次につなげ).」。

参画スタッフについて

愛知県内外と若手社会人スタッフが活躍!

活動は主に愛知県内外の学生スタッフが中心となっています。
若手社会人スタッフが学生を"斜め上"からエンパワーメント。

私達の活動にご賛同いただける方は
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