あなたは「仕事を辞めたい」あるいは「転職したい」と思ったことはありませんか？私もこれまでに10回も転職を繰り返してきました。私が仕事を辞めた（転職した）理由は、勤めていた会社によっても違いますが、自分の仕事が評価されなかったり、会社の方針と私の考えが合わなかったり、職場での人間関係が良くなかったりと色々でした。

　仕事を辞めたいということで、私のところに相談に来られる方の理由にもいろいろあります。その代表的なものは、①給料が低い　②人間関係が悪い　③仕事が自分の性格に合わない　④残業が多い　⑤社風が合わない　⑥頑張っているのに評価されない等々ですが、他にもたくさんの理由があって書ききれません。

　このように仕事を辞めたいと思いながら、仕事を続けるのはとても辛いことです。相談に来られた方の中には、ストレスが溜まって鬱状態になっている方もおり、ひどい場合には自殺を考えている方もいらっしゃいました。

　あるアンケートによると20～35歳の方で仕事を辞めたいと思ったことがあるという人は約80％もいるそうです。仕事を辞めたい理由は上記のように色々ですが、実際に仕事を辞めようと思うとなかなか難しいものです。それまで働いてきた職場であなたが身に着けてきたスキルを次の職場でも生かすことができるとも限りません。また、あなたが望むような転職先が見つかるとも限りません。せっかく良い会社に転職したと思っても、また同じような問題が起きてしまうということもあります。

　「すこやか心理カウンセリング」で扱った事例では、転職先でも同じことで悩んで来られる方がたくさんいらっしゃいます。こういう方は仕事を辞めたいと思うようになった理由のさらにその原因を見つけることが重要です。その原因を見つけるとどのように解決したらよいのかが分かります。場合によってはその原因が分かることで、自然と仕事を辞めたい理由が消えてしまうこともあります。

　もう一人で悩むのはやめにしましょう。あなたにもきっと素晴らしい未来があります。ぜひお気軽にご相談ください。

　あなたは心理カウンセリングに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか？「ただ、相談者の話しを聴いているだけ」、「少しは指導してくれるのかな」、……などいろいろなイメージをお持ちだと思います。

　実は心理カウンセリングに使われる心理療法には、来談者中心療法、交流分析、認知行動療法、ゲシュタルト療法、フォーカシング等々他にもたくさんあります。心理カウンセラーによっても得意とする心理療法があったり、相談者の性格や相談内容によっても使われる心理療法を変えたりしています。いずれの心理療法を使ったとしても、相談者の気持ちに寄り添い、相談者の話しを傾聴し、共感していくことはカウンセリングの基本です。

　多くの人は、自分の悩みを友達や同僚、両親、祖父母などに聞いてもらっただけで、なんとなく気持ちが軽くなった経験をお持ちだろうと思います。でも真剣に聞いてもらえないことも多いですよね。それでも多少そのような効果があるとしたら、専門知識を持ち経験を積んだ心理カウンセラーに聞いてもらっただけでも相当な効果があると思いませんか？

　また、人に話すことで自分の考えが整理されてくることもあります。今まで頭の中が混乱していてよくわからなかったことに気づいたりもします。このようにしてカウンセラーと話している中で、だんだんと気持ちが落ち着き整理されてくると、今まで問題だと思っていたことに対する捉え方（考え方）に変化が表れてきます。すると、問題の改善策が見えてきたり、場合によっては問題そのものが消えてしまうこともあります。

　「すこやか心理カウンセリング」では、もう一歩進めて、本当の自分を見つけてそれを受け入れることで、他人を受け入れられるようになり、今後の様々な出来事に対しても寛容になることを目指してあなたを支援します。

　もう辛い、苦しい日々とはお別れして、楽しい人生を送りましょう。