2020年7月20日、当社は創業30年を迎えます。
警備業界は震災以降、極度の人材不足となっております。2号業務においては需要と供給のバランスが崩れ、震災前と比較すると警備料金は倍以上となり、警備員の社会保険の加入、有給休暇の取得等、警備員の処遇改善を成し遂げることが出来ました。
しかし現在、人材不足がさらに深刻化しています。2019年のフリーター人口はピーク時と比較して40%減という統計が出ています。これまで長きにわたり、有期雇用契約やアルバイト契約の警備員が大半であり、正規雇用率が極めて低い業界でした。結果、会社の未来、業界の未来を真剣に考える人材が少なかったことも業界が発展できなかった大きな理由でもあります。
警備員は”定年後のおじいさんのやる仕事”で若い人がやるべき仕事ではない、と思われているのが現状です。これはこれまで目先のことしか考えず、業界の将来を担う若い人材について「育成」してこなかったことが大きな原因です。これからの警備業は、若い社員が夢を語り合い、結婚し家族を持ち、誇りを持って一生働ける仕事、業界でなくてはなりません。
当社はここ数年で20代の社員が多く入社し活躍しております。今後は若手社員の将来が見えるような会社づくり、成長を期待できるような組織づくりを目指していきたいと思っております。
宮城県には250社を超える警備会社が存在しています。当社はその中でもお客様から「警備員の質が良い」との評価を頂くことが多く、また我々もそのために日々指導教育に力を注いでおります。
我々の目指す「地域で1番愛される警備会社」は信頼・安心・誠実が不可欠です。
今年で30年!これまでの感謝と人を敬う心を大切に、これからも当社の経営指針である誠実、素直、真面目を大切に、経営理念でもある 「地域で一番愛される警備会社」を目指して参ります。
コスモ警備株式会社
代表取締役 清水俊弘