その先にある”笑顔”のために
はじめまして。
私はこの小さな町、熊本県甲佐町で生まれ育ちました。
この町の外に広がっているであろう大きな世界を見たい好奇心と、都会へ行くという憧れ・理想から、18歳のときに、この町を出ました。
それからご縁があり、兵庫県神戸市で30年以上エクステリア、外構に携わってきました。「光や風、木々の香りなど自然を気軽に感じられ、大切な人とゆとりを持った時間を過ごせる舞台」となる庭や住宅の外部空間を作りたい、そんな想いを胸に約15年前に独立しました。
お客さまや周囲のみなさまのお陰で、これまで仕事を続けさせて頂けました。
しかし、2016年4月14日、地震が熊本を襲いました。これまであまり帰省していなかった自分が生まれ育った町、思い出のつまった空間が地震によりあっけなく崩れ去っていました。
私は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は私にとってショッキングな記憶となりました。
そして、神戸が復興するまでの約5年間は、私自身にとって、この仕事を続けていける礎となる経験となりました。
その中には、ブロック塀の倒壊による死亡事故は驚くほど多くの犠牲者をだし、災害という概念以外の不安を痛烈に感じたのです。
それまでの工事は、過去の経験値による工事、低予算重視の工事が持てはやされ、そこに地震が起きたのです。そこで、私は外構工事に携わる者として、体系的に学術的に学びなおして、ブロック塀診断士やエクステリアプランナー等を資格を取得しました。
このような神戸での経験を経て、大切な人と安全で安心して過ごせる場所、思い出の背景となる空間の1つである庭を作るお手伝いを、私が生まれ育ったこの町でしたい、そんな想いが湧き上がってきました。
30年以上住み続けた地を離れ、安全に関わる資格や知識、長年の経験を生かして、この町でエクステリア・外構工事を通して家族や大切なひとが幸せになれる庭、思い出となる庭を作ることを決心しました。
それぞれの庭には、それぞれのストーリーがある。
それぞれの記憶や思い出がある。
この町で、思い出の舞台となる、そんな庭を作りたい。
そんな想いで、この町で外構・エクステリア事業をはじめました。
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