インバスケットで学ぶ
思考力育成研修

概念化能力開発研究所株式会社

「思考する」という概念をテーマにされている方は多いと思います。経営者や管理職の皆さんは、あらゆる局面で部下に「思考」を求めたくなるでしょう。でも、世の中に「思考する」「考える」をきちんとできる人は、それほど多くないかもしれません。「私は考えています!」と言う人の多くは「思考」でなく他のことをしていたりします。例えば、「思考力」と「学力」は別物です。「学力」は情報を「形は変えないまま」動かす力ですが、「思考力」は情報を統合して「新しい概念」を創出する力です。


「思考」は骨の折れる情報処理を必要とします。そんな心身に負荷のかかる取り組みには最初から近づかない人も少なくありません。「思考」の意味や方法は学校でも職場でも教えてくれないので、「考えろ」「思考しろ」と言われてもどうすればいいのか困ってしまう人も多いのではないかと思います。昨日と同じではいけない今、「思考とは」を具体的に教える教育が求められています。



ところで‥「インバスケット演習」という能力診断ツールをご存知でしょうか。

インバスケットとは

指定された架空の人物になりきり、制限時間の中で案件を処理することを求められる、バーチャルビジネスゲーム。被験者に特殊なストレスを与える機能が備わっており、そのストレスが被験者から虚飾への意識を奪い去るので、被験者は無意識的に普段と同水準の行動目標を選択する。その結果、アウトプットにはその人の「日常の仕事の質」が反映され、「インバスケットを観れば、その人の普段の仕事がわかる」と言われるのである。

例えば、「課長やってました」と申告して中途採用に応募した人のインバスケット処理が「作業レベル」だったりすると、「課長と言いながら本来の仕事(マネジメント)をやってこなかったのね」とばれてしまう。

被験者の「近い過去~今」を知ることができるツールであり、人材アセスメント演習のひとつとしてプログラムに組み込まれることが多い。

インバスケットを受け取りその内容に触れた被験者は、無意識的にそして瞬間的に「取り組みの水準」を選択します。「質の高い問題解決」に向かうか「当面の手続き」に流れるか…です。そして、「前者の人」は質的生産性を、「後者の人」は量的生産性を目指します。良し悪しの問題ではありませんが、健全な組織が「質的生産性」を求めていることに異論を挟む余地は無いでしょう。「前者の人」には「思考力」が必要不可欠です。言い換えれば、「思考力」に欠ける人は、質的生産性には向かえません。


インバスケットは「思考力」(概念化能力)のある人には限りない領域を与えます。(思考しない人はごく限られた処理しかできなくなります)だから、インバスケットの構造を紐解き、インバスケットの取り組み方を掘り下げていくと、「思考」という情報処理のメカニズムがとてもよくわかります。私たちは、インバスケットの特性を使って極めて有効な「思考力育成教育」が可能になることに気づきました。私たちの「社内アセスメント」の最後を飾るのは、いつも「インバスケットを使った思考訓練」です。


普段あまり「思考」しない人でも、インバスケットで情報の集め方や統合のしかたを学ぶことによって、思考する難しさや苦しみ、そして上手くいった時の快感などを体感することができます。そこから日常の思考行動に繋げていくか否かはその人次第ですが、少なくても貴重な選択肢を実感できることの価値は計り知れません。


この訓練によって「思考とは何か」を知り、「思考しない自分」を知り、「思考できる自分」になろうと努力するようになった人を数多く見てきました。自分の中でくすぶっていた「思考力」が活性化された人も少なからずいらっしゃいます。私たちはこのような「思考教育」の場をもっと増やさなければいけないと考えてきました。

そしてこのたび、私たちは、これまでは社内アセスメントの一部としてのみ実施しておりました「インバスケット+思考力育成研修」の部分だけを切り取って「半日研修」として提供することにいたしました!

STEP

1

インバスケット演習

受講者の皆さんに、インバスケット演習に取り組んでいただきます。
                  ※ 診断結果は、報告会とレポートで報告されます。
所要時間:120分

STEP

2

グループワーク

受講者を4~6名のグループに分けて行います。メンバー各自から開示される「取り組みの目標」や「実際の処理」に関して全員で議論し、グループ全体の総意としてインバスケット処理を再構築します。最後にその内容をグループごとにプレゼンテーションしていただきます。
所要時間:60分

STEP

3

インバスケットのふりかえりと概念化能力(思考力)強化訓練

・講師が各グループのアウトプットに対してフィードバックを行います。


・講師は、インバスケットが持つ「被験者の普段の仕事における目標設定の水準を浮かび上がらせるしくみ」を受講者に伝え、各自の意識や習慣によってインバスケットに取り組む際の「問題抽出」の質に驚くほどの差が生じることへの気づきを促します。その後時間いっぱい(人によってはその後もずっと)受講者は、「自分の仕事の質」と向き合うことになります。


・講師は、各グループのアウトプットを土台として、問題解決の質を高めていく道筋を受講者の思考に刺激を与えながらナビゲートします。多くの受講者が一つや二つの情報から当面の答えを導こうとしている中で、講師は、「もっと情報を集めてその共通要因を統合することによりそれまで見えていなかった本質的な問題(新たな概念)が見えてくる」ことを示し、それこそが概念化(思考)であり、高次の問題解決に必要なことであり、マネジメントに必要不可欠なものであることを説いていきます。このセッションにおいて多くの受講者は、自分が独自で取り組んでいた時の「目標設定」があまりにも表層的であったことを悟ります。そして、講師の指示によってその時には見向きもしなかった「他の案件に含まれる諸情報」に目を向けることを余儀なくされ、必死になって「情報の集積と統合」に励みます。こうして「マネジメント」「本質的問題解決」に向かう人に本来求められるプロセスを、全ての受講者が体感することができるのです。

! 概念化のプロセス(情報集積→情報統合→概念形成)を体感できる他に類を見ない「思考力訓練」として好評です。!

所要時間:90分

STEP

1

インバスケット演習

受講者の皆さんに、インバスケット演習に取り組んでいただきます。
                  ※ 診断結果は、報告会とレポートで報告されます。
所要時間:120分

インバスケットで学ぶ思考力育成研修
実施要項

内容】           インバスケットの「診断」と「研修」を融合させた、マネジメント能力開発プログラム
【所要時間】         5時間 (説明時間や休憩時間を含む)
【1回の研修の最大参加人数】 12名
【料金】           20万円+参加者おひとりにつき1万円 (例)4名様ご参加の場合 … 24万円 (税別) 
【お申込み方法】        info@conceptual-labo.co.jp にメールで
               (会社名、電話番号、参加者全員のお名前 を明記して下さい)
 

概念化能力開発研究所について


顧客企業の適材適所の実現に向けた社内人材の能力管理支援と、採用リスクから経営者を守る新卒採用支援を事業領域とする「人材アセスメント専業会社」。近年は新卒採用アセスメントの内製化に注力し、顧客十数社において内製化を完了させる。

講師プロフィール

奥山 典昭
概念化能力開発研究所㈱代表


「プロアセッサー」の技術を駆使して、顧客企業のHRMを支援する。「新卒採用アセスメントセンター」「採用アセスメントの内製化支援」などの斬新なサービスモデルを生み出す中で確立された理論体系を、近著「採るべき人採ってはいけない人」や人気の「デモンストレーションセミナー」などで世の中に拡散中。