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「ネットショップやお店のホームページを、まずは自分で作ってみたい。でもデザインもプログラミングもほとんど触ったことがない」——そんな完全に未経験の状態からのスタートでも心配いりません。
この記事では、Webデザインの基本概念から、独学でスキルを身につけるためのメリット・デメリット、4ステップの学習ロードマップ、ツールの選び方までをわかりやすく解説します。副業でネットショップを始めたい社会人や学生の方も、ここから一歩を踏み出してみましょう。
Webデザインとは、ひとことで言うと「ホームページの画面を、見やすく・使いやすく作ること」です。文字の大きさや色、写真の置き方、ボタンの位置など、普段何気なく見ているホームページの一つひとつに、「読みやすいように」「迷わず操作できるように」という工夫が込められています。
ネットショップやお店のサイトを自分で作る場合も、まずは「画面の中の説明書きや道案内を作ること」というイメージから始めてみましょう。Webデザインは絵を描くセンスの話ではなく、お客さまの立場に立って「何をどの順番で見せれば伝わるか」を考える仕事です。
Webデザイナーは、クライアント(依頼者)の「こんなサイトにしたい」という想いを、視覚的なデザインとして具体化する役割を担います。
例えば、飲食店が「温かみのある雰囲気を伝えたい」と言えば、使う色・フォント・写真の配置を通してその世界観をホームページで表現します。また、実際にコードを書くエンジニア(開発者)に対してデザインの意図を正確に伝える「架け橋」としての役割も重要です。
つまりWebデザイナーには、デザインの技術だけでなく、クライアントの要望を引き出すコミュニケーション力と、エンジニアが実装しやすい形でデザインを伝える論理的な思考力も求められます。
ポスターや名刺のデザインと何が違うのか気になる方も多いと思います。一番の違いは「画面が動くこと」です。
ポスターは印刷すれば完成ですが、Webサイトはボタンを押すと画面が切り替わったり、スマートフォンで見ると横幅が変わって表示が変化したりします。また、グラフィックデザインは印刷物の制約(用紙サイズ・インク)の中で完成形を作りますが、Webデザインはさまざまなデバイス・ブラウザで正しく表示される必要があります。
Webデザインでは、見た目を整えるだけでなく「操作したときにどう動くか」「どんな画面サイズでも崩れないか」まで考える必要があります。この「動きと変化」に対応する視点こそが、Webデザインならではの面白さであり、独学で意識したいポイントです。
Webデザインを調べていると必ず出てくるのが「UI」「UX」という言葉です。難しく感じるかもしれませんが、意味はとてもシンプルです。
UI(ユーザーインターフェース)とは、ボタンやメニューなど、画面の中で実際に触れる部品のことを指します。UX(ユーザー体験)とは、サイトを訪れてから目的を達成するまでの「使った感じ」全体のことです。
たとえばネットショップなら、購入ボタンが押しやすい場所にある(UIが良い)だけでなく、欲しかった商品にすぐたどり着けた(UXが良い)状態が理想です。UIとUXは切り離せない関係にあり、どちらか一方だけ優れていても、使いやすいサイトとは言えません。
ここまで、独学でWebデザインの考え方を身につける方法を紹介してきましたが、「まずは形にしてから、少しずつ理解を深めたい」という進め方もあります。
ホームページ作成サービス「ペライチ」を使えば、見出し・写真・お問い合わせフォームといった用意されたブロックを選んで並べるだけで、コードを書かずにホームページを公開できます。
この記事で紹介した「誰に・何を伝えるか」「見やすい配色」「UI/UXの考え方」といった視点は、ブロックを選ぶときの判断基準としてそのまま活かせます。まずはペライチで自分のお店やネットショップのページを一つ形にしてみて、そのあとでロードマップに沿って基礎を学んでいく、という順番もおすすめです。
UI/UXに優れたホームページ作成ならペライチがおすすめ
ペライチなら、コーディング不要でUI/UXを意識したプロフェッショナルなホームページが作成できます。ペライチでは、1ヶ月間無料でお試しいただけます。
Webデザイナーの主な業務を整理すると、以下のようになります。
案件によってはデザインだけを担当し、コーディングはエンジニアに任せるケースも多くあります。一方で、個人や小規模なチームではデザインからコーディングまで一人でこなす「Webデザイナー兼コーダー」として活躍する場面も多くあります。
Webサイトが完成するまでには、大きく4つの段階があります。
各工程で重要なのは、「次の工程に渡す前に関係者の確認を取る」ことです。ワイヤーフレームの段階でクライアントのOKをもらわずにデザインを進めると、後から大幅な修正が発生しやすくなります。
独学を始めると必ず出会う3つの言語が、HTML・CSS・JavaScriptです。それぞれの役割を家づくりに例えると、わかりやすくなります。
| 言語 | 役割(家づくりの例え) | 実務での活用例 |
|---|---|---|
| HTML | 柱や壁の骨組み | 見出し・文章・画像・リンクの配置 |
| CSS | 壁紙や外装 | 色・フォント・余白・レイアウトの設定 |
| JavaScript | 自動ドアや照明スイッチ | クリックで動くメニュー・スライダー・フォームの動作 |
この3つを一度に覚える必要はありません。後述するロードマップの通り順番に触れていけば、独学でも無理なく身についていきます。
Webデザインの現場でよく使われるツールが3つあります。それぞれ得意分野が違うため、いきなり全部揃える必要はありません。
| ツール | 何をするもの? | 料金の目安 | 初心者の始めやすさ |
|---|---|---|---|
| Figma | 画面の設計図作りから見た目のデザインまで一つで完結 | スタータープラン(無料)でデザイン機能を利用可能。個人ドラフトは無制限(出典:Figma公式料金ページ) | ◎ ブラウザだけで使え、無料でひと通り試せる |
| Photoshop | 写真の加工やバナー・アイキャッチ画像づくり | 単体プランで月3,280円(年間プラン月々払い) | ○ 書籍・動画教材が多く独学しやすい |
| Illustrator | ロゴやアイコンなど、拡大しても崩れない図形づくり | 単体プランで月3,280円(年間プラン月々払い) | ○ 操作に慣れるまで少し練習が必要 |
独学を始めたばかりの方は、まずブラウザだけで使えて無料プランもあるFigmaeから触れてみると、費用をかけずに雰囲気をつかめます。
独学でWebデザインを学ぶ主なメリットは以下のとおりです。
独学の一番の魅力は、時間や場所に縛られないことです。スクールのように決まった通学日や締め切りがないので、営業や接客の合間、休日のすきま時間などにコツコツ進めることができます。
また、興味のある部分を先に学んだり、苦手なところだけ繰り返し復習したりと、自分に合わせて学ぶ順番を調整できるのも独学ならではです。
副業でネットショップを運営しながら少しずつ学びたい方にとっても、この自由度の高さは大きな味方になります。
Webデザインスクールの受講料は、内容によっては数十万円になることもあります。独学であれば、無料の学習サイトや動画教材を中心に、必要な部分だけ書籍やツールにお金をかける形で、費用を大きく抑えられます。
例えば、Progate・ドットインストール・MDN Web Docsなど、HTMLやCSSの基礎を学べる無料サービスは充実しています。書籍を1〜2冊購入して、あとは無料教材とツールの組み合わせで学習するスタイルでも、十分にスキルを伸ばせます。
なお、自分のホームページを作るだけであれば資格は不要ですが、副業として本格的にデザインの仕事も受けてみたくなった場合は、「ウェブデザイン技能検定」のような国家検定が、未経験からでもスキルを客観的に示す材料になります。
独学の強みのひとつは、学びながらすぐに実践できることです。自分のネットショップやお店のサイトを題材にすれば、学んだことをそのまま実務に活かせます。
さらに経験を積みたい場合は、以下のような方法があります。
制作した作品を記録しておけば、副業として仕事を受ける際のポートフォリオ(実績集)としても活用できます。
独学には自由度の高さというメリットがある一方で、正直に気をつけておきたい点もあります。主な課題と対策を整理します。
独学の最大のデメリットは、作った作品に対してプロの視点からの指摘をもらいにくいことです。自己流で進めると、気づかないうちに悪い習慣がついてしまうケースもあります。
対策として、以下の方法が有効です。
完全な独学にこだわらず、一部だけスクールや有料サービスを活用するハイブリッド学習も効果的です。
長期的な学習におけるモチベーション低下は、独学者の多くが直面する課題です。特に「なかなか上達が見えない」「何を作っていいかわからない」という時期が、挫折のポイントになりやすいとされています。
対策として効果的なのは、小さく達成しやすい目標を設定し、記録していくことです。例えば「今月中にこのページを完成させる」「今週はCSSのFlexboxを1つマスターする」など、短いスパンで達成感を得られる目標を立てましょう。
また、同じように学んでいる仲間を見つけることも、継続の大きな力になります。オンラインの学習コミュニティや、もくもく会(各自が作業する勉強会)への参加もおすすめです。
独学では「何を・どの順番で学べばいいか」が明確でないため、さまよい学習(あちこちの教材に手を出して、どれも中途半端になる)に陥りやすいという問題があります。
解決策は、最初に「どこまでを目指すか」というゴールと、それに向けた学習順序をあらかじめ決めてしまうことです。次のセクションで紹介する学習ロードマップを参考に、自分なりの計画を立ててみてください。
また、教材選びに迷ったら「最後までやり切れそうかどうか」を基準に1つ選び、途中で気になる教材が出てきても寄り道せず、まずは最後までやり通すことを優先しましょう。
ここからは、Webデザインもプログラミングもほとんど触ったことがない状態からでも進められる、4ステップの学習ロードマップを紹介します。ゴールは「自分のお店・ネットショップの1ページサイトを作る」ことです。
全体でおよそ6ヶ月を目安にしていますが、本業や営業の状況に合わせてゆっくり進めても問題ありません。大切なのは順番を守って一つずつ積み上げることです。
最初の2ヶ月は、HTMLの基本構造とCSSのスタイリングに慣れることを目標にします。
具体的に学ぶ内容は以下のとおりです。
難しい専門用語を覚えるよりも、まずは自分のお店やネットショップを紹介する1ページのサイトを、見よう見まねでいいので最後まで作り切ることを優先しましょう。
Progate・ドットインストール・MDN Web Docsなど無料で利用できる学習サイトを活用すると、独学でもつまずきにくくなります。
この期間に取り組んでみたいこと(例)
この期間に取り組んでみたいこと(例)
基本のページが作れるようになったら、次の1ヶ月は「見た目を整える力」を伸ばします。
学ぶポイントは大きく2つです。
好きなWebサイトを3つ選び、使われている色の数とフォントの種類を数えてみるだけでも、「なぜこのサイトは見やすいのか」を分析する目が養われます。
この期間に取り組んでみたいこと(例)
続く1ヶ月は、スマートフォンで見たときにも崩れない画面づくり(レスポンシブデザイン)に取り組みます。
パソコンの大きな画面を基準に作ってしまうと、スマホで見たときに文字が小さすぎたり、ボタンが押しにくくなったりすることがあります。学ぶ技術は以下のとおりです。
ステップ1で作ったページをスマホで確認し、気になった点を修正する練習が最も効果的です。
この期間に取り組んでみたいこと(例)
最後の2ヶ月は、JavaScriptを使って画面に「動き」を加える練習をします。
いきなり難しいプログラムを組む必要はなく、まずはネットショップでよく見かける簡単な仕掛けを真似することから始めましょう。
ここまでの4ステップを終えるころには、自分のお店やネットショップを紹介するページが、企画から形にするところまで自分の手で完成しているはずです。制作の過程を記録しておけば、ポートフォリオ(実績集)としても活用できます。
この期間に取り組んでみたいこと(例)
本記事では、Webデザインの基本概念から独学で学ぶメリット・デメリット、4ステップの学習ロードマップまで解説しました。要点を整理します。
Webデザインは、パソコンもデザインも触ったことがない状態からでも、順番さえ間違えなければ独学で身につけられる分野です。まずは4ステップのロードマップに沿って、自分のお店・ネットショップの1ページを作ることから少しずつ挑戦してみてください。
Webデザインの考え方を学んだら、次はいよいよ実際に形にする番です。ペライチなら、コーディング不要でプロフェッショナルなホームページを作成できます。学んだUI/UXの視点を、テンプレート選びやカスタマイズにそのまま活かせます。
本記事は、Webデザインの独学を検討している未経験者・副業希望者・個人事業主の方を対象に、Webデザインの基礎知識をわかりやすく解説することを目的として作成しました。