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一般社団法人 Co-Creation Network





外への旅・内なる旅を通じて、地球市民と出会う。
《Topics》
2021.4 2021年度の活動は、新型コロナウィルスの影響で、一切の活動を休止しています。現在のところ、活動再開の目処は立っていません。活動を再開しましたら、HPにてお知らせいたします。ツアーを楽しみにしている方、引き続き、よろしくお願いします。

*2020.4 2020年度の活動は、新型コロナウィルスの影響で、一切の活動を休止しています。
*2020.2 3月実施予定の[ドイツ医療現場から学ぶ生命倫理の旅]は、新型コロナウィルスの影響で中止いたしました。
2019.10.12[スタディーツアー]
 「ドイツ医療現場から学ぶ生命倫理の旅」の募集をはじめました。定員20名になり次第、終了しますので、お早めにお申し込みください。
 今後、日本の看護系大学からご要望があれば、本スタディーツアー及びMHHとの提携をコーディネートいたします。
2019.10[ワークショップ]
 共同プロジェクトCoyarai「海を知る、風を知る」(10月22日)を開催します。【終了しました】
2019.6[スタディーツアー]
 環境コースは定員に達し締め切りました。保育コースは定員に達しなかったため、春に延期しました。
2019.4[スタディーツアー]
 環境コース(2019.8.18〜31)・保育コース(2019.8.18〜28)・スローライフツアー(要相談)、募集はじめました。
2019.4[トークイベント] 終了しました!
 共同プロジェクトCoyarai「世代間交流からみるこれからの子どもの世界〜多世代交流」(5月11日 於まちの保育園鎌倉)を開催します。
2019.4.[レポート]
 「ドイツ医療現場から学ぶ生命倫理の旅」のレポートをアップしました。これから事後学習を2回行い、報告書作成します!
 今回お世話になりましたハノーファー医科大学(MHH)の学園誌に、ツアーの様子が紹介されました。今後、MHHと日本の大学との橋渡しをいたします!
2018.11[お知らせ] 
 新コース開設しました! 「ドイツ医療現場から学ぶ生命倫理の旅」【20名参加 終了しました】

コクリンの活動

一般社団法人Co-Creation Network(通称コクリン)は、現場体験学習・協働学習を通じて地球市民を育て、持続可能な社会を築く団体です。教員(中学・高校、大学)・保育者・獣医・臨床心理士・会社員・IT関係者など多様な職種の仲間がスタッフとして活動しています。スタディーツアーやプロジェクトは、一流の通訳、そして現地の魅力的な仲間との協働で運営しています。
 これまで、十数年にわたって、現地のドイツ人や活動家・専門家と共に、環境・人権・多文化・保育・遊び場などを学ぶドイツ・スタディーツアーを企画・実践してきました。中学生から大学生、教育者・保育者などが地球規模の問題(環境・開発・人権・平和・健康・メディア等)を解決のために、私たちはどのように生きるかというテーマについて学んでいます。
私たちは、異なる背景を持つ人々との交流を通して現地で学ぶこと(現場体験学習・協働学習)を大切にしています。現地の人々や参加者同士でテーマを共有し協働して学ぶことで、深い交流と学びを促進されることが、これまでの実践の積み重ねから分かってきました。
 毎回、多くの参加者から、「人生の見方が変わった」、「今後の仕事でやりたいことが見つかった」、「ドイツの新しい出会いで日本の社会を考えるきっかけになった」などの感想が寄せられています。そして、帰国後、何かを始めたくなるのが、このツアーの最大の特徴です。
興味関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。
現在、ツアーはおこなっておりません。

ドイツ医療現場から学ぶ生命倫理の旅2020(中止)

2020年3月20日〜28日

他では体験できない旅!

申し込み・問い合わせはメールで。

3月22日成田出発

23日到着後の夕食

夕食でホッと一息

ハノーバー医科大学にて

ツェレのホスピスにて

ベルゲン・ベルゼン強制収容所跡(アンネ・フランク墓碑)

ツアーレポート~ドイツ医療現場から学ぶ生命倫理の旅2019から

ドイツでの研修プログラム

現地との20年弱の友情と交流、そして、積みあげられた研修ノウハウ。
多彩なファシリテーターが事前・事後学習も含め学びを深め、コーディネートしています。
環境コース
スローライフ
保育コース
保育コース

環境コース

五感をフル活動しながら学ぶ仕組みが、すばらしい。

訪問する生物教育園では、対照実験のプロセスを「見える化」した取り組みやオリジナル教材、学校への貸し出し教材など、見て分かる・触れて分かる工夫がたくさんあります。自然のなかで、実践家と対話し、自ら考える学びができます。また、環境だけでなく、全ての地球規模の問題がつながっていることが実感できるワークショップ・プログラムを体験できます。ここ数年、移民をテーマに当事者に話を聞いたり、EUプロジェクトを学んだりしています。

メンデル遺伝の法則

コンポスト

薬草を探す

薬草のワーク

野菜の収穫

虫ホテル

ゴキブリ(教材)

タランチュラ(教材)

イグアナ(教材)

ソーラークッカー

温暖化実験

ソーラーハウス

スローライフ

現代社会に活路を見出す

スローライフツアーは、南ドイツの田舎暮らし・農村民泊などを通して、人間らしい生き方とは何か、持続可能な社会を築くために何が必要かなどを考えるきっかけを提供します。トリア大学下羽先生をコーディネーターとして現地の方々との交流や暮らしを体験したり、動物愛護センターなど動物の福祉から社会を捉え直したり、参加者のテーマに応じてオーダーメイドの学び旅ができます。

動物愛護センター

動物愛護センター

動物とふれあう

動物とふれあう

馬小屋

馬のお世話

運びます

掃除します

林業体験

サラダづくり

保育コース

特色のある保育施設と子どもの遊び場へ

保育コースでは、これまで多文化保育やインクルージョン、科学性の芽生え、レッジョ・アプローチ、シュタイナー教育、シチュエーション・アプローチ、森のようちえんなどテーマを決め、特色のある園を訪問しています。訪問する際には、現場で何か交流できることを企画し、事前に準備しています。2017年から保育現場と共同研修という形で交流をさらに深めています。
また近年は、「移民の親子への支援」(リュックサックPJ)について話を聞き、保育現場での取り組みも聞くことができました。
保育現場以外にも、小学校(多国籍)や子ども博物館、ミニ・ミュンヘン、プレーパーク、緑が学校をつくる、などの取り組みにも参加しています。

森のようちえん
葉っぱのたたき染めPJ

森のようちえん
染物プロジェクト

森のようちえん
パネルシアター

保育園訪問
多国籍が当たり前

日独の食
プロジェクト

ミニ・ミュンヘン参加

移民の親子
への支援

こども博物館
ハノーバー

振った賽の目が
規則的に並ぶ(統計)

どちらが速度
が速いか?

木の重ね方で
強度が出る

木を重ねて
橋をつくる技術

こども博物館
ベルリン

こども博物館
消防ごっこ

多世代ハウス

ブリッツ野外学校
(緑が学校をつくる)

緑の中の小学校
(約二百種別の動物がいる)

生徒一人が動物の里親になる

ドイツの園環境は、アイディアが触発される。

学びの工房
没頭できる空間

学びの工房
科学的な対話

科学遊び
ライトテーブル

科学遊び
やり方シート

科学遊びの部屋

木工の部屋

隠れ家的
な保育室

テーブル型砂場
ポンプからは水

園庭に埋め込まれた
トランポリン

材料・素材の棚

廃材教材

科学遊びの材料
が置いてある

参加者レビュー

ドイツスタディツアーの主な予定内容は最初の7日間をハノーファー市で過ごし、次の5日間はショルナッハ、最後の2日間をミュンヘンで過ごした。ハノーファーでの滞在では、現地の家庭にホームステイをし、生物教育園に通いながら、現地の方と交流を深め、環境の仕組み、環境とは何かを学びました。特に植物を重点的に学びながらも、森のステーションなどで捨てられたペットなどの保護にまつわる実態なども見させていただきました。次にショルナッハでの滞在では、現地の夫婦が経営するペンションに宿泊させていただき近隣の牧場や動物保護施設、現役獣医様にドイツが今行っている動物愛護の方法や、様々な記録を見させていただきました。最後の二日間はミュンヘンのホテルに滞在し、ダッハウ強制収容所とミュンヘン市街地の観光をしました。
今回、僕はドイツスタディ研修ツアーに行く前に、ある目的を決めて参加を決意しました。それは「ドイツ人と日本人の人格形成の違い、そしてそれはなぜ変わるのか」です。僕がこの目的をもってドイツスタディ研修ツアーに参加したのには訳があって、現代の日本人は礼儀や気遣いなどのし過ぎで無駄が生まれているのではないかと常々感じていて、そのために外国人の生活が見たいという気持ちと、自分の生活範囲を世界に広げ、世界的な視点を持つために、今回参加することを決意しました。
一番の体験はやはりハノーファーでのホームステイです。自分の経験したことのない土地での生活というものは、とても新鮮で毎日が刺激だらけです。僕が今回一番驚いたのはドイツでの若者の宗教離れの話でした。日本ではあまり生活の中心的存在にはなりにくい宗教ですが、僕は海外では宗教というものはもっと生活の根本にあるものだと思っていました。しかし、現地のホームステイ先の方によると、ドイツでは若者の宗教離れが進行していて、財政難の教会が多いと知りました。宗教離れが進行することによって世界的に若者が自分のやるべきことを自分で判断する「神頼み」の時代ではなくなってきているのだなと実感しました。その他に色々な事が新鮮で刺激的でした。また機会があればドイツスタディ研修ツアーに参加したいと思います。これを読んでくれた方が、少しでもドイツに興味を持てますように。

 《環境・スローコース》高校1年生 A・Mくん

今回のスタディーツアーに参加して、私には3つの学んだことや気づいたことがありました。
 1つ目は、ドイツと比べて日本の生活は窮屈だということです。ドイツといういつもと違う環境で2週間を過ごして、日本は学校での勉強や会社での仕事に費やす時間がとても長いと感じました。私は、ホームステイ2日目にホストシスターとホストファーザーにサイクリングに連れて行ってもらい、ビアガーデンでピザをご馳走になりました。ホストファミリー宅では、ホストマザーが焼いたケーキもご馳走になりました。ホストファミリーは時間に余裕があり、とにかく楽しもうと遊んだり、リラックスしたり、趣味を満喫している姿がとても印象的でした。また、土・日や長期休暇には学校の宿題が出ないので、自分の好きなことを突き詰めることができます。それが、学びにも結びついて成長するという、良い循環が自然とできていると感じました。しかし、どうしても個人単位の学びになりがちです。誰かと協力して何かを成し遂げたりする経験は、日本人である自分たちの方が勝っている自信があります。それでも個の力は圧倒的にドイツ人の方が強く、個人の生活を比べるとドイツ人の人生の方が豊かだと思います。
 2つ目は、日本人は全体的に人種意識が強いと思います。ドイツでは国際結婚が全く珍しいことではなく、私のホストマザーはオランダ人でした。ドイツでは、「ドイツ人」、「外国人(=ドイツ人以外)」という概念よりも、「フランス人」「イタリア人」「オーストリア人」「ロシア人」など多くの人種の中の1つとして「ドイツ人」が存在するという感じで捉えているようです。国籍などはあまり気にしていないように思いました。それに比べて日本は、「日本人」と「外国人(=日本人以外)」という意識が非常に強いと思います。「外国人」に対する部外者意識が強く、日本以外の国籍の人と結婚すると国際結婚と言われ、まだまだ珍しいものとして捉えられるのではないかと思います。今、日本ではあちらこちらで「グローバル化」という言葉が使われ、海外企業が日本市場に参入し、世界の商品が流通しています。ただ、これらは限られた分野でのグローバル化であって、海外の人や文化に対する理解がまだ追いついていない気がします。もっと海外の人との交流や相互理解が進まないと真のグローバル化とは言えないと思います。今回ドイツに行って、日本ももっと多くの海外からの移住者を受け入れた方がよいと思いました。そして、日本の文化を一方的に押しつけるのではなく、私たちも海外の文化を受け入れて調和し、誰もが住みやすい社会を形成しなければ真のグローバル化とは言えないと思います。
 3つ目は、生き物に対する日本とドイツの価値観の違いです。私は、「ドイツでは、ペットの殺処分がありません」と以前から聞いていました。ドイツ人は生き物に対して非常に愛情が深く、最期まで責任をもって世話をしていると思っていました。しかし、実際はドイツにもペットを無責任に手放す人もいます。飼い主に捨てられたペットが、動物保護センターにたくさん引き取られている現実も目の当たりにしました。私が見学したデッゲンドルフの動物愛護センターでも、たくさんの犬や猫、兎の世話をしていました。ドイツでも、ペットを飼えなくなってしまう人がいるのは、日本の状況とあまり変わりません。ただし、動物愛護センターという体制がしっかりしているところや、生き物に関する法整備はドイツが進んでいると思います。
 2週間のスタディーツアーを通して、私は今まで限られた範囲でしか生活していなかったことを知りました。知らない間に、「井の中の蛙大海を知らず」になっていたことを実感しました。今回の経験を活かして、今後は一つの角度だけで物事を捉えるのではなく、多面的に物事を見られるようになりたいと思います。
 またいつか必ずドイツを訪ねます!
 最後にこの場を借りて、今回のスタディーツアーでお世話になった多くの皆様に、心よりお礼を申し上げます。
 《環境・スローコース》高校1年生 T・Uくん

◎多様性と寛容性の徹底ぶりに感服
 Facebookで上がってきた「この夏ドイツに一緒に行きませんか?」という友人の投稿。「北ドイツと南ドイツの環境教育施設や、保育施設を訪問します」の言葉にすごく惹かれた。しかも、現地集合でもよいとのこと。それなら、マイルで航空券を取り、ホテルも自分で取ればかなりリーズナブルだ。そこで行くことを即決した。
 まず訪問したハノーファー市の生物教育園では、副所長のJörgのホスピタリティが素晴らしく、実に充実したプログラムだった。特に生物教育園で行われている生物多様性を学ぶプログラムを実際に経験できたのは、大変有意義で印象深かった。また、移民の方の生の声を聞けたこと、ドイツやハノーファー市が移民に対してどのような考え方をもっているかを感じられたことは、正直日本で過ごしている私にとってはショックでもあった。多様性に対する理解、寛容性が徹底しているのだ。
 そのことは、後に訪れた市立幼稚園や森の幼稚園でも同じであった。多様な国籍の子どもがそのままで存在できていること、そして、子どもが決めたことを徹底して大事にしようとする保育観は、想像以上に徹底されたものであった。私自身も日本で、「森の幼稚園」としてそのような保育を大事にしたいと考え実践している。しかし、まだまだ足りていないことがたくさんあったことを、今回の研修で学ぶことができた。なお、私自身の実践に関しては、「身近な自然を活かした保育実践とカリキュラム 環境・人とつながって育つ子どもたち」として、この度書籍にまとめたので、興味のある方は読んでいただければ有り難い。
https://www.amazon.co.jp/dp/4805857595
 今回、非常に有意義な時間を過ごすことができ、この機会に恵まれたことに大変感謝している。またの機会があれば、友人も誘ってぜひ参加したい。

《保育コース》 広島大学附属三原幼稚園 松本信吾さん

私がドイツスタディツアーに参加しようと思った理由は、勤めている幼稚園の研修で、ドイツの幼児教育について学ぶ機会があり、森の幼稚園や、自然の中で行われている保育、オープンコンセプトを取り入れた保育、教育に興味、関心を持ったからです。また、以前から海外に興味があり、高校生の頃にオーストラリアに短期留学をした際に、現地の幼稚園に行く機会がありました。その時に、子ども達と触れ合った経験が忘れられず、海外の子ども達とまた触れ合いたい、海外の保育をもっと学んでみたいと思い、参加を決めました。
ツアーでは、生物教育園、現地の幼稚園、森の幼稚園、子ども博物館などの施設へ視察に行き、直接現地の方から話を聞いたり、子ども達と触れ合ったり、様々な体験をさせて頂きました。生物教育園では、植物や生物に関する教育、保育の仕方について学びました。現地の幼稚園では、園の施設見学や、教育方法、オープンコンセプトについて学びました。またそこで、自分の働いている園の日本の食育について知って頂きたく、共同研修で食育の発表をしました。その経験を通し、日本の保育、ドイツの保育についての情報交換も行う事ができました。それに加え、ツアー前に事前に準備をしておいた、パネルシアターの発表も現地の子ども達、先生方の前でやらせて頂き、日本発祥の教育、文化も伝える事が出来ました。森の幼稚園では、子ども達と実際に遊んだり、先生から話を聞くなどして、自然に囲まれて行われている保育について学ぶ事が出来ました。子ども達とはなかなか言葉が通じず、コミュニケーションをとるのに苦戦もしましたが、手振り、身振り、表情などで気持ちを表現し、コミュニケーションをとる事ができました。子ども博物館では、ハンズオンなどの体験型の博物館で、科学の教育などについて学びました。
9日間という短い時間でしたが、ドイツの保育についてたくさんのことを学ぶ事ができました。また、日本の保育についても伝える事ができました。そして、 言葉の壁を超えて様々な人とコミュニケーションをとることができ、忘れられないとても良い経験になりました。

《保育コース》幼稚園教諭 S・Tさん(女性)

   私は、保育コースの社会人枠で参加させていただきました。このツアーに参加したことのある友人から話を聞いたことがきっかけでした。学生の頃から興味があった森のようちえんを、自分の目で見られることが楽しみでした。また、自分の務める園が、ドイツのシュタイナーの考えを意識した部分があるキリスト教保育の幼稚園で、ドイツのおもちゃなども取り入れていたので、ドイツに関心もありました。参加準備のために尾崎先生の研究室を訪ねると、今までのツアー内容やエピソード、ドイツが先端となって取り組んでいることなど、興味深い話を教えていただき、そこでもドイツで学びたい視点が増えていきました。
 2018年度は約11日間の日程でした。最初の2日間は、生物教育園で学びました。後半は保育コースのメンバーと、ドイツの公立や私立の保育園や幼稚園、森のようちえん、体験型の子ども博物館に、視察に伺いました。また、プログラムの最終日には公立幼稚園にて、同様のテーマで相互にプレゼン発表し合う体験をさせていただきました。ドイツの現場の保育者と、意見交換や、互いの国の保育や社会的仕組みについての情報交換ができた帰り道は興奮がおさまりませんでした。
 ドイツ語は挨拶ほどしかできませんでした。言葉がわからなくてもコミュニケーションはできましたが、深く知り合いたい時には、やはり言葉が必要でした。このツアーにはお二人の魅力的な通訳の方が同行してくださっており、人としても魅力的なその方々からも大きな影響をいただきました。文化や国民性に精通している通訳の方が、共に話を聞き、様々な知識や視点を持って通訳してくださったので、より細かく具体的に学ぶことができたと感じて、感謝しています。
 このツアーを機に、関心が高まった内容は、多種多様な人が共生しやすい社会をどう創っていくかについてです。ドイツは、移民をただ受け入れるだけではなく、その人たちが住みやすいように言葉や福祉を支える取り組みも進めていました。保育施設でも、多種多様の人種や文化に対する理解が保護者同士でも広がるような工夫を聞きました。自分自身でも、ドイツの駅や街中を歩いた時に、国籍や文化の違いがあって当たり前の社会が本当に存在しているということを肌で感じました。私の勤める幼稚園には、しょうがいを持った子どもや外国籍の子どもが多くおり、それぞれの違いを前向きに知り合い、認め合い、その上で繋がりあうための援助が求められています。今回、このツアーで、ドイツの多文化共生社会を支える、重要な役割を担っている方などから話を聞き、日本や自分の現状について考え始めるきっかけやヒントをいただいたことは本当に大きな収穫でした。
 
 このツアーは、人や自然や文化から学べるだけでなく、公共の交通を利用する体験や観光などもでき、様々なエッセンスが盛り込まれた素晴らしいツアーでした。毎日が深い学びの連続で、今後に繋がる貴重な体験ができました。また参加します!

《保育コース》幼稚園教諭  M・Sさん(女性)

《相談・問い合わせ》

 スタディーツアーやワークショップの相談や問い合わせは、
cocreation.net@gmail.com までメールでお願いします。

  • スタディーツアー参加希望の方は、メールの件名に「スタディーツアー参加希望」と記入の上、送信してください。後ほど、日程・概要・申し込み方法などの資料をメールにて送信いたします。
  • 「大学でグローバルな特色を出したい」、「学校の国際交流にドイツの選択肢も加えたい」、「ゼミで、ドイツの保育や環境教育を深めたい」など団体研修や個人研修(幼稚園や保育園からの派遣)なども、まずはご相談ください。
  • スローライフ・ツアーは、参加者のオーダーメイドで実施できます。学生グループや教員・保育者グループ、家族などで、オンリーワンの旅を作ることができます。田舎暮らし、動物、食、酪農体験、カヤック、そり遊び、周辺エリアでの自然溢れるアクティビティ、遊び場、歴史・文化観光、大学、保育施設、看護、高齢者福祉など、様々な体験が可能です。
  • 長期滞在の場合には、ホームステイもプログラムに組み込むこともできます。ただし、条件がありますので、ご相談ください。

  • 本法人は、スタディーツアーの体験プログラムを開発しています。旅行に関しては、信頼できる旅行会社と提携し、航空券の手配などをお願いしています。
  • スタディーツアー参加希望の方は、メールの件名に「スタディーツアー参加希望」と記入の上、送信してください。後ほど、日程・概要・申し込み方法などの資料をメールにて送信いたします。