植物がどう生きたいのか、植物の気持ちに寄りそう。
そして、植物の生命力が高まるように、
適切にサポートし、かつ余計なことはしないことが大切だと考えます。
作物の栽培においては、とにもかくにも土づくりが重要だと考えます。
そのためには、土壌中の生き物を絶やさないこと、彼らが必要としている空気、水、光、草を供給することが必要です。
草が生えれば根が張り巡る。
根が張れば土が割られて空気や水、光が入り込む。
根は微生物の餌となり、葉は土壌動物の餌となる。
餌は糞となって、土壌に戻るとミネラルになる。
こうして自然は完全なる循環を繰り返し、植物が良く育つようになる。
生える草の種類によって、共生する微生物や土壌動物が変わります。
多くの種類の植物が生えれば、作られるミネラルも種類も増える。
多様性があるからこそ土は豊かになるのです。
飽食であるのに、貧食の時代ともいわれる現代。
食生活の変化の広がりや、土壌のミネラル不足が招く野菜の栄養低下など、
「食」は「健康」に大きく影響します。
自然も社会も、結果が出るには時間がかかります。
一枚の畑でできること、私たちの力はほんの僅かです。
でも、そこから伝えていけること、お役に立てることはきっとあるはず・・
今やることが、30年後の未来を作っていく。
だからこそ、自分たちが何をするのかが大切だと思うのです。
畑で耳を澄ませば、心地よい風、鳥や虫の声、流れる水、たくさんの音が聞こえてきます。
作物全てが大自然の力と働きでできています。
自然はただただ、与えてくれるばかり。
芽吹いた命は、生きることに感謝させてくれる。
自然の中にいる自分の存在に気づけば、
生きていることを実感させられる。
空気を吸い、喉を潤し、笑い、喜び、感動する。
当たり前だと思っていたことは、当たり前なのだろうか・・・
まずは、作物が育ってくれたことに心から感謝すること。
とても大切なことだと思うのです。
所在地 | 熊本県菊池市隈府160-1 |
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アクセス | 菊池プラザ - 徒歩10分 九州産交バス 中央通り停留所 ‐徒歩1分 |
設立 | 2012年 12月 |
設立 | 2012年 12月 |