クラミジアの薬だけ欲しい方へ。市販で買える？どこに売ってる？

よく聞く性感染症の中にクラミジアというものがありますが、自分がクラミジアに感染した可能性がある場合、「薬だけ欲しい」と思っている方は多いのではないでしょうか。

性感染症にかかると婦人科や泌尿器科に行かなくてはならず、「恥ずかしい」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、クラミジアの薬は市販されていないため自分で買うことは難しく、基本的には病院で診察をしてもらった後に薬をもらうしかありません。

今回はクラミジアの薬だけ欲しいと思っている方のために、どのようにすれば薬が手に入るのかご紹介します。

また、クラミジアの薬の種類や回復までの期間、クラミジアの薬を飲んでも効かない場合の対処法もお伝えしますので、ぜひご覧ください。

クラミジアの薬だけ欲しい！薬だけもらう方法はある？

クラミジアをはじめ性感染症にかかった場合は、基本的に医師の診断、処方がないと薬をもらうことはできません。

女性なら婦人科、男性なら泌尿器科に行くと診察、薬の処方をおこなってもらえますが、やはり「恥ずかしい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

また、仕事や家事、育児などで忙しくなかなか病院に行く時間がないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

「薬だけ欲しい」という場合には、病院は病院でもオンライン診療がおすすめです。オンライン診療であれば病院に足を運んで医師と対面することなく診察をしてもらえるため、恥ずかしいと思っている方や忙しい方でもみてもらうことができます。

自宅でビデオ通話をして診察をおこなえて、診察後は自宅に薬が郵送されるため、誰にもバレず、薬を受け取ることができます。

予約もWEBでできるため、自分のスケジュールと合わせて好きな日時を希望できるのも嬉しいポイントですね。

クラミジアの薬を処方してもらう流れ

クラミジアの薬を処方してもらう流れは、対面とオンライン診療で異なります。対面の場合は、まず婦人科や泌尿器科など病院に行き、検査を受けてクラミジアにかかっているかどうかを判定します。もしかかっていた場合にはクラミジアの菌を消滅させる薬を処方箋で受け取ります。

一方オンライン診療の場合は、WEBで好きな時間に予約を取り、検査をおこないます。ただしこの検査は任意であるため、明らかにクラミジアが疑われる場合などは検査をしなくても問題ありません。

その後ビデオ通話で医師の診察を受け、クラミジアの薬が自宅に届きます。誰にもバレず、自分の好きな日時で診察を予約できるのが最大のメリットと言えるでしょう。

また、処方箋が不要であるため別の薬局に再度行く必要もなく、1回の診察で薬の受け取りまで完結できるのも魅力です。

クラミジアの薬は市販で買える？どこに売ってる？

基本的にはクラミジアの薬は市販されていないため、ドラッグストアやコンビニなどで購入することはできません。そのため、「病院に行かなければクラミジアの薬がもらえない」と思っている方も多いかもしれませんね。

実は個人輸入代行サイトを使えば、日本で払う金額よりも安い金額でクラミジアをはじめさまざまな薬を購入することが可能です。

クラミジアだけではなく病院の診察や処方箋が必要な薬も取り扱われていることが多いため、すでに利用したことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただし、個人輸入代行サイトの場合、粗悪品や偽物の薬を扱っている場合もあり、場合によっては副作用が出たり、別の症状が出てくることもあります。

どこの国で製造されている商品なのかわからないうえ、体に害がある物質が含まれている可能性もゼロではないため、よほどのことがない限り利用しないに越したことはないでしょう。

クラミジアの薬の種類と特徴

クラミジアとは性感染症のひとつで、クラミジア・トラコマチスという病原菌によって引き起こされます。

いわゆる性感染症と呼ばれていますが、その中でも日本国内でもっとも患者数が多く、「かかったことがある」という方も少なくありません。

性行為による粘膜や分泌物との接触で感染することがほとんどですが、メジャーな病気であるために、対処法や効果がある薬もハッキリしています。クラミジアに効果があるとされる薬をいくつかご紹介しましょう。

アジスロマイシン（ジスロマック）

アジスロマイシンはジスロマックとも呼ばれる薬で、抗生物質の一種です。1回で1,000mgという高濃度を服用することでクラミジア菌を殺菌できます。

1日1回の服用で効果が約1週間持続するため、何度も薬を飲みなおす必要がなく、クラミジアの治療ではもっとも多く用いられている薬でしょう。

ただし、副作用で下痢、蕁麻疹、皮膚そう痒症などが現れる場合もありますが、人によって副作用がまったく現れない方もいらっしゃいます。

他の薬でも同様ですが、もし副作用や重篤な症状が出た場合は薬の服用を中止し、病院でみてもらってくださいね。

レボフロキサシン（クラビット）

レボフロキサシンは細菌の増殖に必要なDNAの複製を邪魔することで、殺菌する効果を持つ薬です。放っておくとどんどん増殖していくクラミジア菌を阻止するために用いられるため、特に初期の段階で服用すると効果的です。

500mgを1日1回服用し、それを5～7日間続けると次第に症状が緩和されていきます。副作用は下痢や吐き気、食欲不振などがありますが、大きな副作用があることは稀で、比較的安心して飲める薬です。

ビブラマイシン（ドキシサイクリン）

ビブラマイシンはクラミジアだけではなくさまざまな細菌に対して有効とされる抗生物質です。テトラサイクリン系という種類に分類される薬で、細菌の増殖抑制効果が期待できます。

クラミジアだけではなく梅毒・淋病にも使われる薬で、同じ系統の中では比較的耐性菌も少ないのも特徴です。また、腎機能の状態にかかわらず用量調整が必要ない点も安心できるポイントですね。

初日は200mgを1、2回服用し、2日目からは1日100mgを1回服用します。副作用は吐き気、食欲不振、腹痛、下痢、口内炎、発疹などですが、副作用を防ぐためにも胃の粘膜をカバーする薬を一緒に飲んだ方がよいかもしれませんね。

クラミジアの治療期間目安は？薬を飲んでから何日で治る？

クラミジアにかかると「どれくらいで治るの？」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。基本的には薬を飲み始めて最大1週間程度の時間がかかることが多いですが、薬の効果が十分に発揮できれば2、3日で症状が緩和されることも珍しくありません。

病院で診察をしてもらう場合には初診の後薬を飲み続けて2週間後くらいに再度検査をして陰性であれば治療完了です。確認検査も含めると、初めて病院で診てもらってから2、3週間程度かかる場合もあるでしょう。

オンライン診療の場合も再度診察を受けるように指示される場合が多く、ある程度の期間がかかる点に注意が必要です。オンラインの場合もできればクラミジアの菌がいないか確かめるために、2、3週間後に確認検査を受けておいた方が安心できるのではないでしょうか。

クラミジアの薬には大きく分けて上記で紹介した3種類がありますが、ジスロマックの場合は1回の服用で完了するため非常に楽チンです。

しかし、クラビットは1日1錠を7日間服用しなくてはなりませんし、ビブラマイシンは初日と2日目以降で服用の仕方が異なる点に注意が必要です。

病院で薬をもらうにしても、オンライン診療でもらうにしても、指示された通りにきちんと服用することが大切ですね。

クラミジアの薬を飲んでも治らない？原因と対処法

クラミジアにかかった場合、基本的にはご紹介したような薬を服用すれば改善することがほとんどです。しかし、場合によっては薬を飲んでもよくならない場合があります。薬を飲んでも治らない原因と対処法をこちらで詳しくみていきましょう。

飲み忘れを含む自己判断の服用中止はしない

クラミジアの薬は指示された通りに服用することが第一です。クラミジアの菌が完全にいなくなって「陰性」となるため、飲み忘れや「もう治っただろう」と自己判断して薬を服用中止してしまうと、再びクラミジア菌が増殖してしまう可能性があります。

場合によってはどんどんと増殖してしまい、不妊症になってしまったり、妊娠中の場合は子宮外妊娠や流産、早産のリスクが高まる可能性があります。

また、内臓にまで浸食すると骨盤腹膜炎を引き起こし、肝周囲炎を引き起こすこともあるため、自己判断での服用中止や飲み忘れには注意しましょう。

服用期間中は行為や接触は控える

クラミジアの薬を飲んでいる間は行為や接触は控えるようにしましょう。先述した通り、クラミジアの感染経路は性行為による粘膜の接触です。そのため、服用期間中に行為や接触をしてしまうと、さらに症状が悪化してしまう可能性があります。

相手が保菌者であった場合はクラミジアが増殖してしまうとともに、お互いに移し合って回復が遅くなる可能性があるため、「陰性」と言われない限りは行為や接触はやめておきましょう。

また、相手が保菌者でなかった場合には自分の菌を相手に移してしまう可能性もあります。そうなるとお互いの信用問題にも発展する可能性があるため、「クラミジアかな？」と思ったら行為をしないよう徹底してください。

クラミジアの薬に関するよくある質問

パートナーの分のクラミジアの薬が欲しい。あげてもいい？

どのような薬でも同じことが言えますが、自分の薬をパートナーや他人にあげるのはやめておいた方が賢明です。

相手が本当に同じ症状であるかわからないうえ、特定の成分に対するアレルギーを持っている可能性もあり、場合によっては命に関わる症状が現れることも考えられるでしょう。

「パートナーに移してしまったかも」と不安に感じた場合は、相手にも病院に行ってもらうもしくはオンライン診療を受けてもらうなどして、きちんと「クラミジアである」と診断されてから薬を飲んでもらうようにしてください。

また、病院やオンライン診療で処方される薬の量は自分が完治するのに必要な分のみであるため、パートナーや他人にあげてしまうと自分の分が足りなくなり、完治できなくなるリスクもあります。

クラミジアの薬は1回飲めば治るの？

クラミジアに効くとされている薬はいくつかありますが、アジスロマイシン（ジスロマック）の場合は1回服用すれば完治まで望めることがほとんどです。

他の薬に関しては1日1回を1週間程度飲み続けなければならないこともありますが、完治させるためには必要な量をしっかりと飲み続けることが大切です。

クラミジアは再発しやすい？

クラミジアをはじめ性感染症の多くは免疫がつかないため、感染者との接触があれば何度でも感染を繰り返す可能性があります。

そのため、クラミジア菌を完全に殺菌しても再発する可能性はゼロではないため、「怪しい」と感じたらすぐに検査を受けて感染を広げないようにする・症状が重症化するのを防ぐ必要があります。

無自覚のまま感染を拡大させてしまう病気のひとつであるため、2～3週間という長い時間をかけて完治させたとしても、いつの間にか再感染してしまっていることは珍しくありません。

クラミジアを早く治し、再度かからないようにするためには、決められた量の薬を決められた日数分飲むことと疑わしい症状が出たら早めに検査をすることの2つが大切です。

まとめ

性感染症の中でももっとも患者数が多いメジャーな病気であるクラミジアは、「かかったことがある」という方も少なくありません。

主に性行為によって感染することが多いとされていますが、早めに検査をして薬を飲めば症状が重症化することはないでしょう。

市販でクラミジアの薬を購入することはできませんが、オンライン診療を受けることで病院に行かずとも医師の診察を受けられ、自宅に薬が届くため、「恥ずかしい」と感じている方はぜひ利用してみてくださいね。

個人輸入代行サイトを利用するのもひとつですが、サイトによって偽物の薬が紛れ込んでいる可能性もあるため、より安心して利用できるオンライン診療をおすすめします。

誰にもバレずに、自分の好きな日時を予約できるため、クラミジアかも？とお悩みの方はぜひ利用してみてください。