2020年1月で「ちるふぉれ88」は、16カ所の地域の子ども食堂を各会場毎月一回のペースで安定して開催を行うことが出来るようになりました。
そしてNPO静岡市子ども食堂ネットワーク事務所ではクローズドな子ども食堂を毎週一回開いて合計17会場での子ども食堂を開催しています。
各企業様・団体様からの開催希望の問い合わせも頂いていて、開催会場はこれからも増えていく勢いは止まりません。
そのため、今までのNPOの単独開催から企業・既存団体・組織との協働開催が増え、これからの地域の子ども食堂運営のユニークな取り組みの実績となっています。
88カ所にはまだまだ遠く及びませんが、開催告知チラシを渡して子ども食堂を利用可能な状況の子ども達は9545人と約1万人に迫り、静岡市内の小学生の27%を超えて全体の1/4の子ども達は子ども食堂に来ることが出来る状況となっています。
まだまだ開催が出来ていない地域にも子ども食堂を木を植え、ちるふぉれ88が完成する為には私たちの努力と皆様の協力が必要です。 これからも様々な協力・多様な連携・ユニークな取り組みを通じて、子ども達の笑顔と言う果実が生るような森を目指していきます。
【団体活動経歴】
2016年
4月 竜南小学校区 「竜南ひまわり子ども食堂」スタート
任意団体静岡市子ども食堂ネットワーク設立
メディア掲載:SBSテレビ「イブアイしずおか」放送
6月 静岡市協働パイロット事業採択
7月 メディア掲載:毎日新聞
9月 長田西小学校区「丸子せんマル子ども食堂」
麻機小学校区 「麻機ベーテル子ども食堂」スタート
メディア掲載:静岡朝日テレビ「とびっきりしずおか」放送
10月 講演:子どもの貧困についてのリレー講演会
講演:静岡大学教育学部付属静岡中学校
飯田小学校区 「飯田子ども食堂」スタート
11月 パネリスト:女性の貧困とパネルディスカッション
視察研修受け入れ:長岡京市議会議員
2017年
4月 講師:東京アカデミー静岡校
7月 研修受入れ:静岡市高校生まちづくり講座 まちづくりスクール
8月
メディア掲載:静岡新聞
講演:静岡弥生ライオンズクラブ定例会
講演:WFWP「子ども食堂講演会」
9月 長田南小学校区「長田南しらす子ども食堂」スタート
10月 団体紹介:「さとにきたええやん」上映講演会
大里西小学校区「大里西ききょう子ども食堂」スタート
メディア掲載:静岡新聞
11月 視察研修:小田原市足柄地区社会福祉協議会
2018年
1月 出版:「地域で愛される子ども食堂 つくり方・続け方」理事長飯沼直樹著書
2月 長田東小学校区「長田東いちご子ども食堂」スタート
3月 特定非営利活動法人静岡市子ども食堂ネットワーク設立
4月 講師:東京アカデミー静岡校
5月 講演:駿府ライオンズクラブ例会
井宮北小学校区「井宮北しょうぶ子ども食堂」スタート
6月 支援が必要な子どもたちのために「週1子ども食堂」スタート
8月 飯田東小学校区「飯田・飯田東子ども食堂」スタート
9月 メディア掲載:静岡新聞
10月 高部小学校区「高部キンカン子ども食堂」スタート
12月 メディア掲載:毎日新聞
2019年
4月 川原小学校区「川原ステップ子ども食堂」スタート
講師:東京アカデミー静岡校
5月 長田北小学校区「長田北スマイル子ども食堂」スタート
論文掲載:「都市問題」
7月 有度第二小学校区「有度第二心薙子ども食堂」スタート
講演:大里地域青少年健全育成会 役員総会総決起大会
メディア掲載:静岡新聞
9月 講演:茨城県つくば市民生委員
駒形小学校区「駒形LIMOLIMO子ども食堂」スタート
メディア掲載:静岡新聞
有度第一小学校区「有度第一子ども食堂」スタート
講師:静岡県立駿河総合高等学校
2020年
1月中田小学校区「中田むすび子ども食堂」スタート
メディア掲載:静岡新聞・中日新聞
ちるふぉれ88は地域のボランティアさん・私たちNPO静岡市子ども食堂ネットワークだけで完成も維持もすることは出来ません。
各地域の子ども食堂の運営や現場の主体は確かにNPOやボランティアさんですが、「現場で動く」だけでは子ども食堂を増やすことも続けることも出来ないからです。
企業様からの経済的な支援・物品での支援があって子ども食堂の経済的自立が達成できます。 子ども食堂は食材費だけでなく様々な消耗品費や会場費・印刷代・保険料などが発生します。
物品での支援は食材や消耗品の購入を抑え、経済的な支援は物品で賄えない会場使用料や保険料などに使われ、共に支出を抑えた効率の良い子ども食堂の運営が可能となります。
また、支援や連携は企業だけでなく、行政や学校・各教育機関・PTA・知区社協など様々な活動を行っている団体様とも協働を行っています。
各組織の本来の活動・業務に無理がない形で子ども食堂に協力できる事を行って頂いて、組織のリソースを生かした特徴的でユニークな協力を目指しています。
企業の地域への協力・CSRは様々な形がありますが、子ども食堂への企業協力は子ども達・保護者さんへダイレクトな企業メッセージとなり、地域の住民の方々を通じてその地域により深く携わることが可能です。
また、子ども食堂一カ所への協力だけでなく、ちるふぉれ88のネットワークを通じてその企業協力は他の全ての子ども食堂にもプラスで実質的な効果や評価をもたらします。以下に特徴的な協力をして下さっている企業様・団体様の取り組みと協働の実例をご紹介致します。
① 企業様の協力の形の一つに支援金の協力と言う形があります。 食材・消耗品の購入・会場使用料の支払い・各種保険料・印刷代など活動費の中には現金でないと賄えない部分があります。
そうした支出を理解し、支えてくださる思いを持った企業様です。
株式会社 タカラMC 様
田形青果株式会社 様
大和証券株式会社 様
株式会社アイワ不動産 様
ライオンズクラブ 様
株式会社HoQホールディングス 様
有限会社大倉設備 様
株式会社N‘s静岡 様
② 資材・物品・会場提供の支援 自社の商品を提供・貸出して下さる企業様もあります。 商品の食材や冷蔵庫の貸し出しなどをして下さることで食材費を抑えたり、衛生面で必要なレベルを維持することが出来ます。
また、自社の建物を会場として開放して下さることで使用料を抑えたり、安心して地域の交流の会場として使用させて頂いています。
有限会社 ワカスギ 様
清水漁協協同組合 用宗支社 用宗漁港 様
株式会社 ヤマザキ 様
オタフクソース株式会社 様
株式会社HoQホールディングス 様
③ 運営ボランティアの協力 社員さん・生徒さんを子ども食堂の運営ボランティアとして派遣して下さる企業様や団体様もあります。
地域の子ども達への交流を通じ、地域の住民の方々への交流も同時に行え、様々な地域貢献をボランティアとして行えます。 また、社員研修・教育の一環としてもボランティアは有効に機能します。
株式会社アイワ不動産 様
常葉大学 様
サレジオ学園 様
中田小学校PTA 様
企業・団体・各学校様との連携取組の実績は「お知らせ・できごと」に「ちるふぉ連携シリーズ」のカテゴリーで掲載しております。 ぜひ、ユニークな取り組み事例をご覧ください。
①SDGsとは
SDGsは国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2030年までの15年間で達成するために掲げた目標です。 17の大きな目標で構成されています。
貧困や飢餓、健康や教育、安全な水など開発途上国に対する支援に見えます。 しかし実際には、日本の子どもの6人から7人に1人が貧困だと言われていたり、様々な目標は先進国である日本国内でも当てはまることがあります。 さらにエネルギーの話、働きがいや経済成長の話も出てくれば、まちづくりの話まで出てきます。これらは先進国である日本も関係する目標です。 SDGsが世界でこれだけの広がりを見せているのは、開発途上国だけではなく先進国も踏まえたものだからだと言えるでしょう。
②経済・ビジネスにおけるSDGs
2017年11月に経団連がSDGsに本気で取り組む、と述べた流れを汲んでいます。ビジネスの力を使ってSDGsを実現していこう、というものです。
これまでは企業はどちらかと言えば、利潤や余ったお金を使って社会に良いことを行おうという発想だったものが、SDGsでは本業を通じて世界を変えていこう、という発想の変換があります。
③地方創生におけるSDGs
「②SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境にやさしい魅力的なまちづくり」は地方創生の観点で書かれています。 そのため各地域でSDGsを活用して地方創生を実現していこうという流れになっています。この取り組みは2018年から実施されています。
④世界の企業におけるSDGs
持続可能な世界を実現する動きは、ビジネスの観点からも加速しています。SDGsを考慮する企業の商品やサービスを好んで使用するようになりました。その結果、実はこの10年で企業経営がガラリと変化しています。
企業のSDGsに対する活動が企業のブランドイメージを支え、消費者から支持され、その結果利潤が上がる循環になる、ということです。
⑤日本の企業におけるSDGs
日本企業でもSDGsに対して積極的に取り組む企業が増えています。 またSDGsに取り組む企業が注目を浴び、環境や社会に配慮した優良企業というイメージアップにもつながる好循環も生まれています。
⑥SDGsのまとめ
持続可能な社会を実現するためには、様々なことが関係しあってなりたっていることがわかりました。 1人1人が自分にできることを見つけて自分らしく自分のペースで行動していけば良いのだと思います。
SDGsとは”全世界全ての人たち”が”持続的”に”人らしく生きる”ための開発目標です。
子ども食堂はSDGsの目標に中で「1 貧困をなくそう」「2 飢餓をゼロに」「3 全ての人に健康と福祉を」「11 住み続けられるまちづくりを」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」の5項目に該当する活動だと思います。
子ども達の食事をお世話しおなか一杯にしながら、来る子ども達に制限を設けないことで、問題を抱えた子ども達がいればその異変にいち早く気が付くことが出来ます。 子ども食堂は貧困や飢餓をゼロにすることは出来ませんが、その痛みや悲しみを和らげることは出来ます。 そうして子ども達が育つ環境を微力でも整えることで、静岡市が子育てしやすい地域になるでしょう。
そうした地域で子ども達は若者になり、社会を支え回す原動力になるはずです。 それは静岡市が住み続けられる街として、これからも活力ある地域として持続する源になります。
そして様々な企業や団体がちるふぉれ88を支え・協力協働することで市内の子ども食堂は広がり継続して活動を続けられます。 結果として各種連携が子ども食堂を通じてSDGsの5項目を一部分でも静岡市に実現することになります。
またそうした協力と協働と取り組みは子ども達と保護者を中心とした市民の方々に広く理解され、より社会的な企業として市民に愛され必要とされる企業として認識されるはずです。
食材費 | 子ども食堂ですから子ども達に食事を提供しなければなりません。30人程度の定員だと食材費は1回開催で7500円ほどが目安です。 |
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会場使用料 | 子ども達・ボランティアさんが集まりやすく、安全で衛生的な会場は使用料が発生します。ちるふぉれでは1000円から3000円程度の会場を利用しています。 |
印刷代 | 開催告知のチラシや情報誌・資料の印刷など毎月定期的に1万枚以上の印刷を行っています。ネットだけでなく紙による手渡しの情報の大事だと思っています。 |
保険代 | 安全で責任ある子ども食堂の運営のために食中毒などの保険に加入しています。 |
雑費 | 様々な消耗品や事務所の家賃など団体の運営に必要な支出があります。 |
合計 | 毎月一回開催定員30名の子ども食堂は20000円から30000円が経費として必要です。この経費を安定して確保することで運営開催が出来たり、新しい子ども食堂の会場を開くことができます。 |
雑費 | 様々な消耗品や事務所の家賃など団体の運営に必要な支出があります。 |