「神に従う人のためには光を、
心のまっすぐな人のためには喜びを、
種蒔いて下さる」(詩編 97編11)
2025年度が始まりました。教会の第一の使命は、「み言葉をべ伝える」ことです。この「み言葉」は、弟子達がイエスから聞いた言葉です。この「言葉」には、十字架を通して示された、「イエスの深い愛と命」が込められています。イエスの「み言葉」は、単なる良い教訓などではなく、生きて働き、力を持った生き物のようなものです。イエスの言葉を聞いて、信じた者の上に、大きな光と喜びが与えられるのです。聖書にこうあります。「神は、従う人のために光を、心のまっすぐな人のために喜びを種蒔いて下さる」。み言葉の種がかれると、いつの日か、その種が芽を出し、花が咲き、豊かな実が実るのです。この神の力を信じて、私達は、み言葉を蒔き続けましょう。
ヨハネによる福音書21章15-19
復活の主はペトロに、「あなたは私を愛するか」と三度尋ねます。それに対してペトロは、「はい、私が貴方を愛していることは、あなたがご存知です」と三度答えます。しかし三度目には、ペトロはイエスに信頼されていないと思い、悲しくなります。でもペトロを信用しないイエスが、ペトロに対し、三度も「私の羊を飼いなさい」とは命じません。イエスは、ペトロを信用しているからこそ、ご自分の大切な信仰者の群れを託されたのです。
ではなぜイエスは、ペトロに同じ質問を三度もしたのでしょうか。それは、この問いこそ、「信仰の神髄」だからです。信仰にとって大切なことは、①「あなたはイエスを愛するか」それゆえ、②「イエスの後に最後までついてゆくか」なのです。「イエスを愛する」と言うだけなら簡単です。でも次に、「イエスに最後までついてゆく」という決断が伴っているかを、イエスはペトロに問うています。かつてペトロはイエスに向かって、「たとえ死んでもついてゆきます」と誓った直後に、三度「イエスなど知らない」と言って裏切りました。イエスに従うために大切なことは、自分の頑張りではありません。ただ「イエスを愛する」ことだけです。そのことをイエスは、三度も繰り返して教えられたのです。更にイエスは、ペトロの老後についてこう予告します。「あなたは年を取り、最後までイエスを愛し、従い続け、十字架で死ぬ。こうしてあなたは、若いころ出来なかった誓いを成し遂げる」。イエスを最後まで愛し続ける時、神の栄光を現わす人生を全うすることができるのです。
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