「神に従う人のためには光を、
心のまっすぐな人のためには喜びを、
種蒔いて下さる」(詩編 97編11)
2025年度が始まりました。教会の第一の使命は、「み言葉をべ伝える」ことです。この「み言葉」は、弟子達がイエスから聞いた言葉です。この「言葉」には、十字架を通して示された、「イエスの深い愛と命」が込められています。イエスの「み言葉」は、単なる良い教訓などではなく、生きて働き、力を持った生き物のようなものです。イエスの言葉を聞いて、信じた者の上に、大きな光と喜びが与えられるのです。聖書にこうあります。「神は、従う人のために光を、心のまっすぐな人のために喜びを種蒔いて下さる」。み言葉の種がかれると、いつの日か、その種が芽を出し、花が咲き、豊かな実が実るのです。この神の力を信じて、私達は、み言葉を蒔き続けましょう。
マタイ福音書は、ユダヤ人のために書かれ、そのユダヤ人の代表がヨセフなのです。彼にとって婚約中に妊娠したマリアは、姦淫の罪を犯したとしか思えません。彼の取るべき行動は、律法に従って彼女を死刑にするか、離縁して彼女を助けるかどちらかでした。思い悩むヨセフの夢の中に天使が現れて言います。「恐れずにマリアを迎え入れなさい」。即ち天使は、マリアの死刑でも離縁でもなく、「律法を敗れ」と言ったのです。これは正しい人ヨセフにとって最も辛いことです。しかし続けて天使は言います。「この生まれてくる子は、自分の民を罪から救うからである」。
これこそユダヤ人が長い間祈り求めてきたものです。今彼らが他国に支配され、苦しんで来た原因は、かつて先祖が神を捨てるという大きな罪を犯したからです。彼らが救われるためには、神に罪を赦していただくしかないのです。そのためにユダヤ人は律法主義を第一として、正しい人間になって神に赦していただこうと頑張ってきました。でもそうではなかった。神は今ヨセフに、「律法を敗れ。そしてマリアとその子を受け入れよ。そのことによって民の罪は赦される」というのです。天使はここで、律法主義を越えた神の救いのみ業をヨセフに伝えました。ヨセフはその言葉に従います。このヨセフの服従によって、今や世界中のすべての人々の罪が赦されました。「インマヌエル、神は我々と共におられる」という素晴らしい世界が始まったのです。
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