「神に従う人のためには光を、
心のまっすぐな人のためには喜びを、
種蒔いて下さる」(詩編 97編11)
2025年度が始まりました。教会の第一の使命は、「み言葉をべ伝える」ことです。この「み言葉」は、弟子達がイエスから聞いた言葉です。この「言葉」には、十字架を通して示された、「イエスの深い愛と命」が込められています。イエスの「み言葉」は、単なる良い教訓などではなく、生きて働き、力を持った生き物のようなものです。イエスの言葉を聞いて、信じた者の上に、大きな光と喜びが与えられるのです。聖書にこうあります。「神は、従う人のために光を、心のまっすぐな人のために喜びを種蒔いて下さる」。み言葉の種がかれると、いつの日か、その種が芽を出し、花が咲き、豊かな実が実るのです。この神の力を信じて、私達は、み言葉を蒔き続けましょう。
ヨハネによる福音書20:24-31
この世には、復活を信じられない人がたくさんいます。それが常識です。そんな人の代表が、イエスの弟子トマスです。
彼は仲間から、「復活の主を見た」と聞いても信じません。
「イエスの手の釘跡に指を入れ、脇腹の傷に手を入れてみないと信じない」と言うのです。復活を信じないトマスにあるのは、イエスとの過去の思い出だけです。そんなものは、イエスの影にすぎません。結局彼は、一人で生きてゆくしかないのです。
ところがある日、復活の主が再び弟子達の前に現れ、トマスに言います。「あなたの指を私の手の釘跡に入れ、あなたの手を私の脇腹に入れてみなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい」。復活の主は、トマスの不仰を叱ることなく、むしろ納得するまで確かめてみなさいと言うのです。この瞬間、トマスの目が開かれます。復活の主が自分一人のために来て下さったこと、それも復活の輝かしい姿でなく十字架で殺された時の惨めな姿で来て下さったのを見て、主がどれ程愛して下さっているのかが分かったのです。
「一番大切なものは、目で確かめられるものではない。ただ信じる事だけだ」とわかりました。この時トマスは、イエスに向かって「私の主、私の神よ」と告白します。復活の主を「私の神」と信じて歩む人生こそが、真の命を得た人なのです。本日も聖餐式を通して、復活の主が私達一人一人に現れて下さいます。この主が常に、私達を復活仰に導いて下さるのです。
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