名古屋出身。幼い頃母の影響で昭和歌謡と出会い、10代の頃昭和歌謡のバンドで歌い始める。同時に漫画家を目指し、応募した某社の新人賞で受賞。小池一夫塾に一期生として入塾。修了後、名古屋造形芸術大学短大部に入学。在学中に地方情報誌の連載を経て、2011年上京。漫画家・東陽片岡氏の紹介で2012年日本最長老ギター流し新太郎師匠に弟子入り。“歌う漫画家ちえ”として、東京四谷三丁目荒木町デビュー。2017年新太郎師匠が他界。現在は一人でオリジナル楽器“五色線”(五弦三味線)を抱え、⺠謡、端唄、昭和歌謡、POPS、JAZZ等幅広いジャンルの歌を歌いつつ、お客様の似顔絵を描いて荒木町の街を軒から軒へ流し歩いている。
2019年7月、小椋佳プロデュースによるミニアルバム「泣かないよ」で歌手デビュー。小椋佳書き下ろしのアルバムタイトル曲「泣かないよ」、男性を振った女性の心情を綴った新しいタイプの失恋ソング「心変わり」の他、「オナカの大きな王子さま(1975年NHKみんなのうた)」、「光の橋を越えて(1988年銀河英雄伝説エンディング)」「二人こうして」「振子」など荒木ちえ本人がセレクトした小椋佳の6作品を収録。