2020年元旦に行われた『ニューイヤー駅伝』。最も注目された選手と言えばＭＨＰＳ（三菱日立パワーシステムズ長崎）所属、諫早市飯盛町出身の井上大仁（いのうえ ひろと）君でしょう。あの快走はほんとうにすごかったですね。ちなみに去年は８人抜きでニュースに取り上げられてましたが。同じ区間の設楽選手の方がタイム的には上だったので、それほどすごい選手ではないのかなと思ってました。それが今年はなんと１７人抜き！これこそ、まさにごぼう抜き。設楽選手が持っていた記録も更新し 区間新記録で区間賞！井上選手は前年に比べておそろしく速くなっているわけです。テレビ放送での露出もすごかった。井上選手の順位は下位なのにトップ争いのような時間の配分。しかも全画面で井上選手、ワイプの小さい画面でトップ選手という時もありました。井上選手の出身地は長崎県諫早市飯盛町。飯盛町はよく通りますが坂が多いという印象。それもエンジンブレーキをかけてもなかなか減速しないほど急なスロープが何カ所もあります。きっと子供のころあの坂を登って下りて走り回って遊んでいるうちに、足腰が鍛えられたのかもしれません。さて今年は東京オリンピックイヤー。オリンピックのマラソン代表を決める試合ではまったく精彩にかけ。井上選手は代表どころか上位にも入りませんでした。しかしこのニューイヤー駅伝の伸び方を思うと、まだ先があるんじゃないかと予感させます。３人の枠のうちまだひとつ空いてますから。その基準は今後の公式大会で日本記録の2時間5分50秒を破ること。そうなればまだまだオリンピック出場もありえるわけです。そうなったら出身校の飯盛西小学校は 大フィーバーでしょう。弊社も井上君を見習って今年は快走。『長崎県の長距離砲』と呼ばれたいものですね。