市民の人権擁護の会(CCHR) 千葉支部
Citizens Commission on Human Rights

妊婦・子どもへの薬の投与
周産期メンタルヘルス・発達障害

まず妊婦さんや子どもが向精神薬をとる前に、
副作用についても知るようにしましょう。
それから、その治療に同意するか不同意するかを決定しましょう。

2016年に発表されたBrownらの研究
同精神疾患と診断されたお母さん達に対しての研究結果

グループA
妊娠中に抗うつ薬・SSRI(新規抗うつ剤)を服用していたお母さん

グループB
未服薬(つまり抗うつ薬等を服用していなかった)お母さん

グループAのお母さんから生まれた子どもの方が、
会話及び言語の発達障害のリスクが高い

つまり、抗うつ薬を妊娠中に服薬することで、子どもが将来的に会話と言語に障害が起こる可能性がある。

周産期メンタルヘルスコンセンサスガイド・コンセンサスガイド (pmhguideline.com)
妊婦さんがSSRI(抗うつ薬の種類のこと)をとった場合の生まれてきた赤ちゃんに起こる先天異常について
欧米の調査によれば、妊娠女性に処方されている抗うつ薬の多くはSSRIであり、SSRIをとった場合の先天性異常は約1.2倍のリスク
周産期メンタルヘルスコンセンサスガイド・コンセンサスガイド (pmhguideline.com)
抗うつ薬治療と新生児不適応症候群
(poor neonatal adaptation syndrome, PNAS)
  • 妊娠中に服用された薬剤が胎盤を通過し、
    分娩後の新生児に以下のような症状が出現する症候群のこと。
    SSRI(抗うつ薬)をとった妊婦から生まれた30%の赤ちゃんに起こるという報告もあります。

  • 振戦・・・自分の意思とは関係なく小刻みな振動を繰り返す動きを振戦(震え)といいます。
  • 易刺激性・・・「些細な刺激にも激しく反応し、不快な感情が亢進した状態」 とされています。 反応として「怒り出す」ことが多いので「易怒性」と表現されることもあります。
  • 嗜眠・・・常に睡眠状態に陥っている状で、高熱・重病などのときにみられます。
  • その他、筋緊張低下または増加・けいれん・呼吸異常・下痢・嘔吐・哺乳不良があります。
  • 振戦・・・自分の意思とは関係なく小刻みな振動を繰り返す動きを振戦(震え)といいます。

重篤副作用疾患別対応マニュアル 
新生児薬物離脱症候群 
厚生労働省

新生児薬物離脱症候群

妊娠中お産が近づいてから、けいれんを抑える薬、不安感などの精神的な症状を和らげる薬を使用していたお母さんから生まれ赤ちゃんに、薬の作用として、
「ぐったりしている状態」や「手
足をブルブルふるったりする状態」があらわれることがあります。
薬の影響がより強い場合には「けいれん」や、「息をとめる」などの一時的な症状が現れることがあります。

file:///C:/Users/USER/Downloads/tp1122-1j17.pdf

場合によっては副作用の発見が遅れ、重篤化することがあります。

新生児薬物離脱症候群とは?
お産の前に投与された薬や常用している嗜好品が、胎盤を通過して生まれてきた赤ちゃんに一時的な効果を及ぼし、その物質が赤ちゃんの体から排泄される過程で、赤ちゃんの脳、消化管や自律神経の症状が一時的に現われます。
脳の症状として、筋肉の緊張がなくなってグッタリしたり、不安興奮状態で手足をブルブルふるったりすることがあります。もっと重い症状として、息を止めたり、けいれんしたりすることがあります。消化管の症状として、下痢や嘔吐がみられる場合もあります。自律神経の症状として、たくさん汗をかいたり、熱をだしたりします。
日本においては、抗てんかん薬や精神神経用薬服用妊婦から出生した児の新生児薬物離脱症候群が問題。
妊娠後期に使用した抗うつ薬(SSRI) なども 10~30%の新生児に呼吸器症状などを起こす。
新生児薬物離脱症候群とは?
お産の前に投与された薬や常用している嗜好品が、胎盤を通過して生まれてきた赤ちゃんに一時的な効果を及ぼし、その物質が赤ちゃんの体から排泄される過程で、赤ちゃんの脳、消化管や自律神経の症状が一時的に現われます。
脳の症状として、筋肉の緊張がなくなってグッタリしたり、不安興奮状態で手足をブルブルふるったりすることがあります。もっと重い症状として、息を止めたり、けいれんしたりすることがあります。消化管の症状として、下痢や嘔吐がみられる場合もあります。自律神経の症状として、たくさん汗をかいたり、熱をだしたりします。
新生児薬物離脱症候群は、妊婦が長期間服用している薬物や嗜好品が胎盤を通過して胎児に移行し曝露されている状態から、分娩によりその曝露が中断されることにより発症する。出生後の正常な状態から、離脱症状として興奮時の振せん、易刺激性、不安興奮状態等の神経症状が発症する。
重篤な症状として、無呼吸発作や痙攣が出現する場合もある。その他、哺乳不良、嘔吐や下痢などの消化器症状、発熱や多汗の自律神経症状を発症する場合がある。磯部らの平成 5 年度の大学病院 80 施設と全国主要新生児集中管理施設 111 施設の合計 191 施設への抗てんかん薬・精神神経用薬による新生児薬物離脱症候群の調査では、121 施設から回答が得られ(回収率 63.4%)、新生児薬物離脱症候群は 17 施設より 42 症例の報告があった。
また、平成 6 年度の大学病院 80 施設と全国主要新生児管理施設 175 施設の合計 255 施設への再調査において磯部のスコアを用いた前方視的調査を行い前回の症例 42 例を含む 77 症例が集計された。そのうち早産児、神経疾患あるいは感染症合併例やアンフェタミン常用者を除いた 61 例において、抗てんかん薬と精神神経用薬に分けて症状発現をみると、精神神経用薬服用妊婦からの児に消化器系や自律神経系の症状の頻度が高かった。チェックリストを利用した1施設での 13 年間の検討では、抗てんかん薬・精神神経用薬服用妊婦 49 例で治療を要する新生児薬物離脱症候群の発症は 3 例(6%)で、無呼吸発作は 6 例(12%)に認められた。

file:///C:/Users/USER/Downloads/tp1122-1j17.pdf

発達障害にも使われている主要な薬剤について
報告された10代以下の子どもたちの症例

コンサータ(メチルフェニデート)

10歳代女 2019年 故意の自傷行為

自傷行為とは:意図的に自らの身体を傷つけたり、毒物を摂取する事であり 、致死性が低い点で自殺とは異なります。リストカット、ライターやタバコで肌を焼く(根性焼き)、髪の毛を抜く、怪我をするまで壁を殴るなどの行為があります。
10歳代女 2017年 薬物依存 自殺念慮

薬物依存とは:中枢神経系を興奮させたり抑制したりして、「こころ」のあり方を変える作用をもっています。これらの薬物を連用していると耐性(たいせい)がつき、同じ効果を求めて使用の回数や量を増やしていくうちにコントロールがきかなくなって、連続的・強迫的に使用する状態になります。この状態を薬物依存といいます。 薬物依存には、薬物の連用を中断すると、着落ち着きを欠き、焦燥感や怒りっぽさを示す精神依存と、薬物特有の離脱(りだつ)症状を示す身体依存との両面があります。薬物依存が続くと、自己中心的でイライラして怒りっぽくなり(情動面)、何かをやろうとする意欲が減退したり(意欲面)、犯罪を平気で犯したり(道徳面)という三方向の性格の変化が認められます。薬物使用によって身体障害や精神障害、社会的な問題(退学・失業・離婚・借金・事故・犯罪など)が引き起こされていてもなお、誘われたり薬物を目の前にすると、使用したいという渇望感(かつぼうかん)が強くなり、手を出してしまうのです。

自殺念慮とは:いっそ死んでしまおうか」という思いに満たされてしまっている、あるいは常に頭のどこかにそうした考えがある状態のときのその気持ちことです。
10歳代男 2016年 攻撃性
10歳代男 2015年 激越

激越とは:感情が激しく高ぶる こと。 感情が高ぶって言動が荒々しく なることです。

10歳代男 2014年 故意の自傷行為
小児(男女不明) 2012年 攻撃性
10歳代男 2009年 攻撃性・易刺激性
10歳代男 2016年 攻撃性

ストラテラ(アトモキセチン)

10歳代女 2017年 自殺企図

自殺企図とは:自殺とは自ら自分の生命を絶つ行為ですが、首つり、リストカット、大量服薬など様々な手段により、実際に自殺を企てることを自殺企図と言います。
10歳代男 2016年 自殺念慮
10歳代男 2015年 悪性症候群・肝障害・激越

悪性症候群とは: 抗精神病薬の副作用のことです。突然に高熱を発して筋肉が硬直し、意識障害を起こすこともあり、時に生命の危機にさらされることもあります。

肝障害とは:検査において肝臓の異常を表す数値がでることを指し、その結果として、肝機能が障害され何らかの困った症状が現れることをいいます。
肝機能障害の症状として黄疸・倦怠感・腹水などがあります。
10歳未満男 2014年 自殺企図
10歳未満男 2013年 攻撃性
10歳未満男 2011年 自殺念慮
10歳代女 2009年 自殺念慮・自殺企図
10歳未満女 2009年 激越
10歳代男 2015年 悪性症候群・肝障害・激越

悪性症候群とは: 抗精神病薬の副作用のことです。突然に高熱を発して筋肉が硬直し、意識障害を起こすこともあり、時に生命の危機にさらされることもあります。

肝障害とは:検査において肝臓の異常を表す数値がでることを指し、その結果として、肝機能が障害され何らかの困った症状が現れることをいいます。
肝機能障害の症状として黄疸・倦怠感・腹水などがあります。

インチュニブ(グアンファシン)

10歳未満男 2019年 自殺念慮
10歳未満男 2018年 激越・錯乱状態・易刺激性
10歳未満男 2018年 激越・錯乱状態・易刺激性

リスパダール(リスペリドン)

10歳代男 2018年 自殺企図
10歳代女 2016年 故意の自傷行為
10歳代女 2006年 自殺企図
10歳代女 2006年 自殺企図

エビリファイ(アリピプラゾール)

10歳代女 2019年 自殺企図・自殺念慮
10歳代男 2018年 攻撃性
10歳代女 2017年 自殺既遂

自殺既遂とは:自殺を実行して結果的に死に至った場合を「自殺既遂」といいます。
10歳代男 2012年 死亡
10歳代女 2011年 自殺企図
10歳代男 2008年 自殺企図
10歳代女 2007年 突然死
10歳代女 2017年 自殺既遂

自殺既遂とは:自殺を実行して結果的に死に至った場合を「自殺既遂」といいます。

パキシル錠5mg
パキシル錠10mg
パキシル錠20mg

医療用医薬品の添付文書情報

★警告★

海外で実施した7~18歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照試験において有効性が確認できなかったとの報告、また、自殺に関するリスクが増加するとの報告もあるので、本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討すること。

つまり、効果がないのに、自殺するお薬だということ⁉

https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/340278_1179041F1025_2_00G.pdf

★事例★

10代の男の子(診断名:うつ病・注意欠陥多動性障害・行動障害)
パキシルを処方されて飲んだあと、2013年6月14日自殺しました。 

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