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Career Life

転職エージェントを使わない転職方法とは

企業側も中途採用にかける時間・コストをできるだけ削減したいのが本音。
大手の転職エージェント、転職サイトだけに頼った採用だけでは良い人材を採れません。

ポジションに見合うスキル、経歴がある人材をできるだけ早く、確実に見つけられるサービスも増えてきています。同時に、転職者も自分のスキルを発信して見つけられやすくする努力が求められています。

エンジニア中心に広がる転職用ポートフォリオ

デザイン系のクリエイターは、自分のWEBサイトやYouTubeなどに制作物を掲載している人も多いですよね。いわゆるポートフォリオと呼ばれる作品集です。企業への転職だけではなく、フリーランスとして仕事を受注する時にも必須です。

プログラマー、ITエンジニアでは『GitHub』を使っている人も多いでしょう。
GitHubは、ものすごくカンタンにいうとITエンジニア向けのポートフォリオ。自分の書いたコードを公開できるWEBサービスです。法人アカウントでは、ソースコードのレビューやバグ解析に用いられることも。
企業によっては中途採用にGitHubアカウントの提出が求められることも。特に即戦力を求める開発の最前線やベンチャー企業では顕著です。
『自分はこんなものが作れます』ということがダイレクトに伝わるわけですから、ヒドいコードを見られてしまってはマイナスポイント!とはいえ、実力が評価され、採用のギャップが減るという点ではお互いメリットの方が大きいでしょう。

LinkedINとダイレクトリクルーティング

では普通のサラリーマン…いわゆる営業や経理、人事にマーケティング、生産、研究、品証などの人はどうすれば良いのでしょうか。

研究職にとっては論文や特許などがポートフォリオになりますよね。メーカーの開発職なら、開発に携わった商品そのものがポートフォリオになります。
ただし論文や商品開発には多くの人が関わるため、個人だけの実績としては認められづらいのがリアルなところ。
彼らも多くのサラリーマンと同じように、キャリア全体の経歴や実績を評価されます。

サラリーマン(若手〜ハイクラス向け)の”ポートフォリオ”と言えばLinkedINです。
ビジネス向けのSNSとして履歴書・名刺代わりにもなります。
私は外資メーカー勤務ですが、外資ではLinkedIN経由の採用も活発なため、若手から社長までほとんどの社員がアカウントを持っています。

 

PGの公開ページですが、このように企業のフィードと合わせて世界中のポジションで求人が公開されています。
私は名前非公開で今はほとんど活用していませんが、それでも経歴だけで毎週検索され、大手からメッセージが届くこともしばしば。謎の外国人からのスカウトも多いですが苦笑

”実名の履歴書を全世界に公開する”

昔では考えられませんでしたが、今ではこのようなオープンな転職活動がメジャーになりつつあります。
企業も転職者も、エージェントの”非公開求人”や”非公開登録者”に頼らず、ピンポイントでアプローチできます。

みるおか@研究職@miru_oka87Linkedinも実際使いこなせてるかは微妙だけど…
弊社もマネージャー以上はほとんど垢持ってるし、英日でレジュメ書いてTOEIC900とか書いておけば、とりあえずオファーには困らないらしい。
わしは今は非公開だけど、もう少ししたら公開に戻す予定。251:02 - 2019年5月19日Twitter広告の情報とプライバシーみるおか@研究職さんの他のツイートを見る

 

就活サイトやビズリーチで『待ちの転職』をするメリット

転職エージェントのデメリットとして…

常にエージェントと連絡を取り合わないといけない応募しないと登録解除や紹介してもらえなくなる

を挙げる人も。確かに転職エージェントでは『興味はあるけど、ゆっくり活動したいから求人情報だけよこして』みたいな態度は嫌われます(笑)

しばらく受け身で転職活動したい人は、リクナビNEXTやビズリーチなどの転職サイトの方が役立ちます。

LinkedINと同じように、履歴書を登録し、企業からのメッセージ受取は有効にしながら、情報収集メインで活用する。
転職エージェントとは違い、フレキシブルな使い方ができます。

日系メインで転職する場合、リクナビNEXTなら中小〜大手の公開求人メイン、ビズリーチはハイクラス、高年収向けと良い感じで住み分けできるもGood!
LinkedINと違い、転職情報・ノウハウが学べるのも大きなメリットです。

#Twitter転職 が流行中!?SNS転職のメリットとデメリットは

#Twitter転職で検索してみると、ITエンジニア中心にTwitter転職が活気付いているのがわかります。
RT、リプライ数も多く、面接や内定まで到達している人も見受けられます。

転職エージェント、転職サイトの人材は多勢vs多勢のシステムです。
スピード感、低コスト、即戦力を求める中小、ベンチャー企業にとってTwitterは人材を探すのにベストマッチしています。

匿名ベースでも転職につながるのがLinkedINとの違いですが、ここまで軽くなると、イタズラや詐欺に近い案件も増えてきます
ある程度フォロワーがいる人はDMで怪しい人からメッセージが届くことも多いですよね。#転職希望なんて格好のエサ。

発信ツールとして便利なTwitterですが、信用できる相手を見極められるか、相応のリテラシーも求められます。

意外な落とし穴|企業へのダイレクトメールが効果抜群!?

企業はなぜ転職エージェントを使うのか。

ポジションにマッチした人材が欲しいコストはなるべく押さえたい転職サイトに求人を出すと、応募が多すぎて採用の精度が落ちる。時間もかかる。でもなるべく多くの人から、優秀で自社に合う人材を探したい。少しお金はかかるけど転職エージェントで一次スクリーニングしてもらって優秀な人材を紹介してもらおう。

こういう背景から、企業は転職エージェントを使わざるを得ないのです。
この企業の”悩み”を解決する方法はないでしょうか?

案外効果的で、ほとんどの転職希望者が実行していないこと。
それが、企業へのダイレクトメッセージです。

転職活動は『自分という商品を売る営業』でもあります。

レジュメを作成して、自分はこんな価値を提供できます…
採用しませんか?ポジションはありませんか?

これだって立派な転職活動!
海外では企業に個人がアポを取る転職活動はむしろメジャーです。

ほとんどは門前払いでしょうが、企業がもし人材を欲しがっていた場合、あるいは求人を出そうとしていた場合…
企業にとっては年収の数十%とも言われるマージンを取られずに採用するチャンスでもあります。
(※エージェントの非公開求人情報を知った上で連絡を取り合った場合、契約違反、トラブルに繋がるため注意しましょう。)

もちろん、履歴書の”見せ方”やそれなりのスキル、実績がある前提ですが、転職はパイの奪い合いです。

企業、求職者から見たこれからの転職エージェント

より速く、より安く、より正確に。

こういう採用トレンドに、従来の転職エージェントが置いていかれつつあるのが現状です。

新卒一括採用が見直されつつあり、トヨタですら『終身雇用は難しい』と断言してしまう昨今。
間違いなく転職マーケットは活発になりますし、イチから育ててくれる企業も減っていくでしょう。
企業にとっても、今まで以上に『コイツだ!』と思った求職者をその場でスカウトできるようなスピード感が求められてきます。

とはいえ、多くの求職者、多くの求人からマッチングできるチャンスがある転職エージェントのメリットは消えません。大手の中途採用はまだまだエージェントがベース。
SNS、ダイレクトリクルーティング、転職エージェントと、様々なメディアでスキルを発信できる人ほど、良いポジションと出会う確率は上がるのです。

職種やキャリアプランごとに最適な転職メディアは変わります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、ベストなキャリアを探しましょう。

第二新卒で大手転職に成功する方法

第二新卒で転職を決意するまで

 

私は大学院を卒業後、新卒で中堅の食品メーカーに技術者として就職しました。
私が学んでいたバイオテクノロジーは、就職難で有名な専攻…特に研究開発職は求人がとても少なく、希望の企業に行けるような人はわずかでした。

私が新卒入社した中堅企業で募集していたのは『技術系職種』
入社までどの職種になるかわからなかった結果、配属は生産技術職。
希望していた研究職は私より学歴が高い化学系や工学系の人材で埋められていました。

それなりに仕事にやる気を持って打ち込んでいたものの、修士の時に抱いていた研究開発職への夢は忘れられず…
わずか3年足らずで転職を決意しました。いわゆる第二新卒枠でのリベンジを狙ったのです。

3年という短いキャリア…
需要のない専攻…

当時、私は『研究職になるためなら、企業の規模を落としてもかまわない』とキャリアダウンを覚悟していました。

しかし、転職が決まったのは数倍以上の企業規模となる大手メーカーの研究職。
給与、企業規模をアップしたとともに、やりたい仕事にキャリアチェンジできたのです。

成功できた理由は『”第二新卒としての需要”を高めたこと』そして『最適な転職サービスを利用したこと』の2点です。

 

第二新卒のブランド力は転職で最強クラス!大手が求人を出しまくる理由新卒第二新卒中途(即戦力)スキル×◯◎将来性◎◎△柔軟性◎◯×採用精度×◯◯

私は前職では採用担当もしていましたが、新卒採用をひと言で言うとギャンブル。
企業にとって最も難しい採用活動なのが新卒です。
基礎学力や、トークスキル、プレゼンスキルあたりは選考でもわかりますが、それらは『利益』を出せる能力とは直結しません。
しかし、ビジネスを続けていくために、若い人材は何よりも大切な資産。
『将来性』という危うい要素に賭けて新卒を大量に採用するのです。

対して、中途採用はいたってシンプル。
ポジション毎に求人を出し、それに見合うスキル、実績がある候補者を書類で選抜。
面接ではコミュニケーション能力や、仕事に対するスタンスを確認すれば、ギャップは限りなく小さくできます。

企業にとって、この新卒採用と中途採用の良いとこどりなのが第二新卒です!
ビジネススキルの基本はOK、ある程度の業界知識あり、かつ若手ならではの柔軟性・対応力もあって将来性も期待できる…
1〜3年間どう仕事に向き合ってきたかを聞けば、仕事ができる人間かはある程度判断できます。サークルやアルバイトのような判断材料しかない新卒と比べて採用の精度も高められるというわけです。

また、今後1年間の第二新卒者の採用見通しでは、「積極的」と回答した割合は62.2%(【本年よりも積極的】18.1%+【本年と変わらず積極的】44.1%)でした。2012年に「積極的」と回答した企業は43.4%であり、ここ数年で第二新卒者に対する採用ニーズは広がっていることがわかります。

引用:第二新卒とは?-第二新卒の採用見通しは、6割強の企業が『積極的』|マイナビジョブ20’s  

 

第二新卒でキャリアアップに成功できる人材とは?第二新卒で評価される『ポテンシャル』の正体とは?

あなたがもし卒業後1〜3年でスキルも実績も積み上げられたなら最強の人材です。
しかし、多くの人は入社してすぐに目に見える結果を出せていません。
では、スキルや実績が足りない第二新卒では何を評価されるのか…よく言われる『ポテンシャル採用』では企業は何を判断するのでしょうか。

第二新卒の採用で重視した基準は「入社意欲の高さ」が41.5%で最も高く、次いで「一緒に働ける人材か」が36.5%という結果になりました。

引用:第二新卒とは?-第二新卒の採用見通しは、6割強の企業が『積極的』|マイナビジョブ20’s 

『入社意欲の高さ』というのが1つのポイントですが、これには第二新卒ならではの転職理由があります。
第二新卒が転職を考える理由は主に3つ。

新卒で希望の仕事に就けなかった入社してみたら理想とのギャップが大きかった。ブラック企業から逃げ出したい。

ただ理由はどうあれ共通しているのは『次の会社では理想のキャリアを実現したい』ということ。

では、自分の理想はなんなのか?

この点をしっかり追求して『実現したいキャリアの軸』をしっかり伝えられるかが第二新卒の面接でカギになります。

職種を変えたり、待遇の良い大手に転職したり、自分の好きな商材を扱ったり…
短い社会人生活でも、学生生活ではわからなかったマインドが生まれているはずです。
大学生ではできない、社会人レベルの自己分析&企業研究を意識して転職に臨みましょう!

 

【注意】第二新卒で転職失敗する4パターンとは

『とにかく転職しやすい』のが第二新卒。
そのため、深く考えずに会社を変えてしまい後悔する人も少なくありません。

第二新卒で後悔する人にありがちな4パターンが、

求人がたくさん来るので、あまり考えずに企業を決めてしまった。年収が高く提示されたが、激務など労働環境が悪かった。想像していた仕事と違いキャリアチェンジに失敗した。新しい会社で人間関係をうまく作れず、孤立してしまった。

です。
1〜3は企業研究や自己分析が足りていなかったということ。
特に中途採用では、面接で納得いくまで仕事について追求しましょう。

自分の仕事範囲は?
どの部署でどういうメンバーの中でどういうポジションなの?扱う商材は?仕事のスタイルは?どれくらいの実績が期待されるのか?普段に仕事で使うツールやソフトは?

などなど…答えてくれない企業や、期待と違う答えが返ってくる企業は迷わず辞退しましょう。
採用の場では、あなたと企業は対等です。
それに、まともな企業なら逆質問が多いほど深いほど好印象を抱きますからね。
『選び放題』だからこそ、企業選びに妥協は禁物です。

また、転職で最も大きなリスクは人間関係です。 

もしかすると、転職の原因はパワハラやクラッシャー上司、同僚との人間関係かもしれません。
転職によってリセットできますが、またゼロから人間関係を作るのは大変ですよね…。

転職者が孤立する原因は『前の会社では』『こんなはずじゃなかった』など、前の会社と比較し、今の会社を下げるような言動です。
どんな会社でも”前の会社の方が良かった”点はたくさんあります。
新しい環境に適応していく覚悟を持てるか自分に問いかけてみましょう。

 

小さなスキル、経験が明暗を分ける!職務経歴書を書いてみよう

第二新卒のサラリーマンが悩むのが『履歴書に書ける実績がない!』ということ。
確かに、何かを開拓した、いくら売り上げた実績はないかもしれません。
しかし、短い間でも経験してきた仕事、商材、ツール、業界1つ1つが”職務経歴書”では武器になります!
ほんの少し実験で触っただけの機器が『使用経験必須』として求人の要求事項に載っていることだってあるんですよ!(実体験)

あなたの武器全て洗い出すために『職務経歴書』を書いてみましょう。

2017年4月入社
〜2019年6月:〇〇食の商品開発を担当
コンペでプレゼンを担当し、3社の中から担当製品が採用
【使用経験】◆◆分析計、△△製造機
【資格】食品表示検定中級、TOEIC680点

履歴書が自己紹介なら、このように”仕事内容”にフォーカスを当てたのが『職務経歴書』に当たります。転職ではどちらも必須!
そして転職で書類選考の材料になるのは職務経歴書がメインです。

私もスキルの棚卸しに四半期に1回は更新中!キャリアの見直しにも最適です。
職務履歴書の書き方がわからない人は、まず無料のキャリアカウンセリングを受けてみるのがおすすめ!

転職回数の多さをものともしないスキル選択術

転職 × スキルのポイント①|組み合わせ

 

1つのスキルだけでは小さい世界でしか通用できません。
経験は線ではなく『面積』や『体積』で表現されます。
いくつかのスキルを組み合わせることによって、自分のスキルの体積を膨らませるイメージです。

これまで会社で得られたスキル、経験を棚卸してみましょう。
研究職なら大学院時代の研究内容も使えます。
ここでは5W1Hを意識します。

商材(タイヤ、医療機器、調味料など)職種(基礎研究、生産技術、法人営業など)仕様ツール(プログラミング言語、実験機器、経理ソフトなど)経験年数

これらで表現できる『スキル』がいくつ見つかったでしょうか。
その数が転職活動の幅を広げる1つの目安になります。
そこに『実績』が伴えば文句なしですが、その点は後述します。

 

スポンサーリンク転職 × スキルのポイント②|シナジー

 

①で抽出したスキルはどのような関係でしょうか。
経験として昇華するには、スキルが相乗関係にならないといけません。スキルのシナジーと言ったほうがわかりやすいでしょうか。

ただ、シナジーは意外なところにも見つかるもの。
『開発2年、営業2年』という一見中途半端な経験でも『顧客視点のあるエンジニア』『技術に強い営業マン』と言い換えれば貴重な人材に早変わりです。これがこの記事の本質でもあります。
しかし『自動車開発2年、医療事務2年』だとさすがに相乗関係は見つけられませんね。これではスキルを”組み合わる”ことは難しくなります。

私は”新卒研究職の工場研修”は賛成派(ただし短期)なのですが、それはこの視野を養ってもらいたいからでもあります。

『〇〇から〇〇までできる』の〇〇を埋めて、どれだけ魅力的な言葉が作れるか試してみましょう。

 

スポンサーリンク転職 × スキルのポイント③|深さ

 

個々のスキル、経験がどのレベルにあるかも重要な要素です。
『どのレベルにあるか』というのも曖昧な表現ですが、キャリアにおいては3つのレベルに分ければわかりやすいでしょう。
例えば専門職なら、ある技術や操作に関して、

Level 1:1回でも経験したことがあるLevel 2:その技術や業務を独力で十分扱えるLevel 3:その経験、スキルが絡むプロジェクトで実績を残している

この3段階にカテゴライズします。

短期業務やヘルプ、研修中の操作であっても『経験がある』には間違いありません。
0と1は全く違います。仮に新しい環境でその経験が求められても、1度でも経験があれば学習力、吸収力は段違いです。

ただし、Level 1で評価されるのは、あるいは実績と言って良いのは第二新卒まで。
中堅以降も『経験あり』はアピールすべきですが、自己責任で…。

Level 2、Level 3からは即戦力ラインです。自信を持ってPRしましょう。
実績は『経験がある』のこれ以上ない証拠になります。

いずれにしても、転職が決まったら『転職後に必要なスキル、経験を細かくリサーチし、入社までにインプットを増やしておく』くらいは必須事項。
面接でもこのあたりを質問できると良いですね。
インプットの選定に活かせつつ、面接官の評価も上がるでしょう。

 

スポンサーリンク転職 × スキルのポイント④|汎用性

さて、私は基礎研究、応用研究、商品開発、生産技術と渡り歩いてきました。
特に専門職で困るのがスキルの汎用性です。
狭いフィールドでしか役に立たないスキル…
狭く深く生きるのも良いですが、転職活動ではやや動きづらくなるのがネックです。

スキルの汎用性は以下の4レベルでカテゴライズしましょう。

Level 0:その会社でしか使えないLevel 1:同業他社の同職種なら活用できるLevel 2:同業他社の異なる職種でも活用できるLevel 3:他業界・他職種でも活用できる

”潰しがきかない”研究職を例に挙げましょう。
実験操作の中でも『遺伝子組み換え操作』は生命科学系の研究でしか使えません。
ただし『高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の操作』は、食品、化学、化粧品業界の研究職、商品開発、品質管理などで汎用的に使える分析スキルです。

同じフィールドのスキルでも、扱う機器が違うだけで汎用性は変わります。
隣で同じような仕事をしてる人がいつの間にか『外でも通用する人間』になっているかも!?
対して自分は…?

ここまで意識できれば『異業種、異職種への転職成功』も視野に入ってきますよ。

中小企業で働く人が大企業に転職できないワケとは…

転職に必要な実績とは?

まがりなりにも転職を繰り返して感じたのは”実績”の重要さですね。

転職でも学歴は見られます。
特に研究開発などの技術系職種では顕著です。
しかし、新卒の時と異なるのは、やはり社会人になってからの実績を見られるということ。

実績には仕事内容や資格などももちろん含まれますが、結局一番見られるのは金なんですよ。

いくら商品を売ったか、どれだけ稼げる商品を開発、企画したか…。

あなたは何円の価値を生み出してきたんですか?

という部分を見られるわけです。

例えば、職務経歴書で…

化成品の製造ラインに、新規分析装置を導入。不良品の発生率を70%低減。

に対して、

化成品の製造ラインに、新規分析装置を導入。不良品の発生率を70%低減し、年間800万のコストメリット。

どちらが目を引くか比較すると、圧倒的に後者ですよね?

結局、仕事内容なんて、同じ職場の人か、かなりジャンルが近い人しか、全容は伝わらないのです。

面接官…転職活動では転職先の上司になると思いますが、彼らは職務経歴書のわかりやすい数値にとりあえず目を向けるんです。

つまり金です。

”あんたはウチの会社をどんだけ儲けさせてくれるんですか?”

に対するアンサーを的確に伝える必要があります。

スポンサーリンク中小企業だと実績を出せない…

 

僕は半年に一回、職務経歴書を更新しています。

別に、転職をしようと思ってるわけじゃないんですが、2回転職したせいか、癖になってる部分もありまして。

自分のキャリアの整理になるというのが大きな理由ですね。

最初の転職の時から使っていうテンプレの職務経歴書に追記するだけなんですが、内容としては…

【自分の仕事内容】

新規◯◯の研究、百貨店向け◆◆の商品開発、△△の製造ライン立ち上げ 等々

【達成したこと】

◯◯の機構を解明、一年で◆◆を3アイテム開発、△△の立ち上げを完遂し、アフターフォローにも従事 等々

【コストインパクト 又は 明確な数値】

 ◯◯の生産速度を30%向上、◆◆の販促により10百万円/年の売り上げ、△△の工程改善により、30百万円/年のコストダウン 等々

この3項目をいい感じにレイアウトして書いてます。

で、特に赤字で書いた部分…

【コストインパクト 又は 明確な数値】が、中小企業だとネックになってしまうのです…

スポンサーリンクなぜ中小企業では『実績』を出せないのか…?

 

僕は今の会社でも過去の会社と同等以上のレベルで仕事はこなせているんですよ。
なんなら仕事の幅も増えたし、仕事のスキルはどんどん上がっています。

だが!

職務経歴書にかける”実績”が無い!!

何故でしょう…?

大企業では”実績”になっていたことが…

そのままです。

何故実績が無いのかというと、

自分の仕事で生み出せるコストインパクトは事業規模に比例するからです。

例えば、製造現場のコストダウンに関して、僕が以前勤めていた大企業では…

 ”製造工程において、原料を加熱する蒸気を過剰に使用していたため、最適化してガス代を削減した”

これだけで、年間何千万のコストメリットが出たりします。

製造ライン1つで回るお金の規模が段違いなので、少し改善するだけで、とてつもないコストメリットが出るんです。

自分の年収分の仕事をこなすのが、言ってしまえばチョロいんですね。

ただ、中小企業だと、この”自分の年収分の作業をこなす”ことの難易度が一気に上がるのです。

例えば、今の会社では、 ”製造工程において、原料を加熱する蒸気を過剰に使用していたため、最適化してガス代を削減した” なんて業務では、年間数十万のコストメリットに届くかどうか…

このジャンルの仕事で言えば、製造ラインを抜本的に改革して、あらゆる効率化を図ってやっと数百万のコストダウンができるレベルです。

それでも、大企業での『水光熱省エネしました』以下のお金しか稼げないんですよ!

ただし、職務履歴書の限られた欄に書くとなると、どちらも…

製造ラインの効率化を図った

で終わってしまうのです。

異なる点は、この業務による実績欄が…

・大企業で簡単な省エネをした人:”数千万のコストダウン”

・中小企業で製造ラインの抜本的な改革をした人:”数百万のコストダウン”

となってしまう現実です。

中小企業の人が、難易度が高く、ハイレベルなスキルを要する仕事をしているのにも関わらずです。

世知辛いですね…。

スポンサーリンク中小企業出身者のブランディング中小企業の方が、仕事は難しい!

 

僕は今後転職活動はしないつもりです。
ただ、いつ転職せざるを得ない時が来るかわかりません。

その場合は…

『大企業から中小企業に転職してきたことで、事業規模の小さい中で実績を出すというハードルの高さを実感しました。』

この流れで、幅広い業務やコストメリット、売上をアピールしていこうと思っています。

金額ベースの実績だったら、大企業の人には勝てません。

”実績を出す”という意味では、中小企業で仕事をこなすのは、大企業で仕事をするより、圧倒的に難易度が高いんですよ。

既述の通り、例えば会社に500万円の利益を与える仕事をするには、中小企業では改革レベルの仕事をしないといけない場合もあります。

その改革した成果を、転職先にどうアピールできるか。

それが、中小企業で働く人が、大企業の人と転職市場で張り合うためのポイントなのです。

中小企業では、研究費も少ないので、分析にしても昔ながらの手法を使ったり、工夫を凝らす必要があります。

商品開発に関しても、ブランドでは大企業に勝てないので、営業方法からPR、商品コンセプトまで練りに練って、自社が戦えるフィールドを探していきます。

工場に関しても、投資金額が少ないと、製造機器のメンテナンスを自社でやったり、製造ラインのコンパクト化、効率化を究極に追い求めないと、競争力を出せません。

こういった中で得られるスキルは、大企業で働く人と間違いなく差別化できます。

大企業でヌルい仕事をして何千万成果あげましたー!と良い気になってた僕自身が感じていることです。

大企業にはもちろん優秀な人も多いので、殿様商売に甘えずにストイックに実績を出し続ける人もいると思います。
ですが、中小企業でも確実にコストメリットを生み出してこれた人間は確実に大企業に行っても通用します。

自分が中小企業で働いているという現実が、転職活動において足かせになるかもしれませんが、逆手にとってアピールできるくらいの実績を残していくことが必要です。

僕も今の会社でのうっすい内容の職務経歴書…なんとかしないとな…

スポンサーリンクそれでも大企業に転職したいなら

中小企業の人は、どんなに実績を上げても、どんなに能力があっても『職務履歴書』 という最初のハードルでつまづきがちです。
面接までこぎつけることに全力にならないといけません。

僕は職務履歴書を今でも定期的にブラッシュアップしています。

転職を終えた今でも活用しているのはリクナビNEXTです。

無料で充実した転職支援サービスを受けるなら:リクナビNEXT

リクナビNEXTでは職務履歴書のテンプレートが充実しているのに加え、実績のアピール方法など、選考を通過するためのコンテンツが充実しています。
単なる転職サイトとして見るともったいないですよ!
中小企業なりの戦い方をマスターしていきましょう!!

転職の準備を整えたら、転職エージェントに登録しないといけません。
大手企業への転職には必須のサービスですし、ヒト対ヒトでプロからアドバイスを直接頂けます。
自己流で転職活動を進めるのは、はっきり言ってしまうと無謀です… 

リクルートエージェントなど、求人数、求人の質に定評のあるサービスで、まずは転職市場の現実を見てみましょう。
『意外と求人が溢れてる…』ということがわかるはずです。
専門業界向けのエッジの効いた転職エージェントも良いですが、転職初心者や中小企業で働く人は、最大手のエージェントからスタートすべきです。