事故車の買取査定価格はなぜ下がってしまうのか?

中古車査定に大きく影響するのは、走行距離や年式以上に「車歴」であると言われています。

もっと簡単に言えば、事故車は査定額を下げてしまう一番大きな要因ということ。

「でも修理に出してキレイにしたのに……」と思うかもしれませんが、事故車にはそうでない車と比べて大きなリスクが伴うため、どうしても査定額が下がってしまうのです。

走行に問題があるから、査定額は高くならない

事故車の持つリスクの1つは、走行に問題が発生する可能性があるということ。

車の骨格部分が損傷を受けた場合、例え修復してもブレーキの性能や直進性能といった基本的な通常走行に影響がでてしまう可能性があり、そうなると再び事故を起こす危険性があります。

仮に今現在走行に問題がないとされていても、更に時間が経過してから事故の影響が表れる可能性もあります。例え修理しても骨格部分が損傷した場合100%完治したとは言い切れないのです。

このため、結局何度も修理したりメンテナンスしたりしなければならなくなり、手間もコストもかかってしまうというリスクがあるのです。

これらのリスクにより、事故車には買い手がつきにくいため査定額に大きく影響してしまうのです。

過走行車の売却について詳しく書いてあるブログ

事故車を買取査定してもらう場合にどの程度査定額に影響するのか

では具体的に、事故車を買取査定してもらう場合にどの程度査定額に影響するのかを見てみましょう。

まず損傷部分を修復している場合ですが、例え見た目にキレイでも前述の通り事故車としてのリスクを背負っているため10~20万円は減額になると考えておきましょう。

ただ、修理してから数ヶ月以上経過しており今のところ走行に何ら問題がないようなら、多少減額幅が小さくなる可能性もあります。

一方、事故後修理していない車の場合、当然ですが減額幅は大きくアップします。

解体してパーツとして再販する場合は別として、一台の車として再販する場合であれば必ず修理が必要になるためです。

その修理費が査定額から更に差し引かれることは勿論、修復していない状態だと例え修理しても走行に問題ないかどうか判断が難しいため、そのようなリスクを踏まえた上での査定額となってしまうのです。

場合によっては通常の中古車の査定額の半額以下になってしまう可能性もあるでしょう。

とは言えできるだけ高く査定してもらいたいからと言って事故車を修復してから査定に出すのはお勧めできません。

修理費用は高額で、それに見合うだけの査定額になることはあまりないからです。

従って、事故や災害によって骨格部分が破損したため処分するつもりであるなら、修復せずそのまま、できるだけ早く買取業者に査定してもらうのが得策です。