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【病院で亡くなったら?】後の流れ※病院から遺体搬送する失敗しない方法

病院で人が亡くなると、基本的に『エンゼルケア』と呼ばれる死亡後の処置(レンタルしている病衣から浴衣などへの着替えとか、洗髪・清拭とか、男性の場合は髭剃り、場合によっては顔色を補正するための軽いメイクなど)を終えてから、自宅もしくは葬儀を執り行う葬儀社や斎場に運ぶことになります。

私の母が病院で午後8時に亡くなった時、すぐ葬儀屋さんに連絡して、相談の結果、病院で亡くなった後の流れは翌日がお通夜、翌々日が告別式になりました。バタバタでしたが、もう一日ずつ後に延ばすと、友引が告別式にあたってしまうため、その方が良いと言われました。

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今日、病院で亡くなったらいつお通夜、告別式?

死亡してから24時間以内では火葬は認められておらず、葬儀の流れとして最短の場合で死亡した翌日にお通夜、翌々日に告別式というのが一般的な流れになっております。

また死亡した日が友引前であった場合は友引に葬儀を行うのはあまり良くないとされているので翌日に葬儀を行います。

準備などの時間もかかるので翌日以降に葬儀を行うケースが多いです。

亡くなってから葬式をするまでの日数の決まりはない?

一般的には、亡くなった日の翌日がお通夜、翌々日に告別式を行う事が多いのですが、亡くなってから何日後までに行わなければならないという決まりはありません。

死後24時間経過しておらなければ葬儀を行うことができないというのが法律で決められているので、亡くなってから翌日という条件であれば葬式の日数は決まりは特にありません。

遺体の安置や保存の問題が出てくるため、あまり延ばすのは現実的ではありません。

病院で亡くなったらすぐに出ないといけないの?

病院で亡くなる人は全体の約8割になると言われており、亡くなった後はすぐに病院から出る必要があります。

まず病室から霊安室にご遺体が運ばれますがあまり長くは置かせてもらうことはできません。
病院側もスペースの問題があるため、数時間後には別の場所への搬送を求められます。

搬送するときには医師が書いた死亡診断書が必ずいるので注意しましょう。

病院で亡くなったらまずは遺体搬送を速やかに行う!

その際に病院側から必要な書類が渡され、役所などへの手続きを事務方から説明を受けることになります。

それから、基本的に葬儀社に連絡してご遺体を搬送してもらいます。

互助会などや葬儀社の会員になっていて、故人が自分で積み立てをしていた場合にはそちらに連絡して車の手配を頼み、また、まったくそうした準備が無い場合には病院で紹介してもらうこともできます。

もし経済的に全くそうした手段が取れない場合には、市役所や民生委員、病院(事務方、もしくはケースワーカーといった相談役)に相談してみましょう。

必要最低限ではありますが、公的に葬儀を上げるための援助が受けられる場合もありますよ。

ご遺体の安置場所ってみんなどうしてる?

昔はご遺体の安置場所として自宅を利用する遺族がほとんどでした。
しかし近年では斎場や民間業者の安置所を使う人のほうが多くなっています。

自宅を選ぶことの最大のメリットとしては、故人と最期の時間をゆっくりと過ごせることです。
亡くなるまで病院で闘病生活を続けていた場合は、やっと故人も自宅に帰ることができます。

しかし最近ではマンションやアパート住まいの人も増えており、自宅に十分なスペースがないことから斎場にご遺体を安置する場合の方が多いです。

また自宅は搬入時に近所の人に知られてしまうことが考えられます。
よって、家族葬や密葬を希望する遺族にとって自宅に安置することはデメリットもあります。

斎場が安置場所に選ばれるのは、通夜や葬儀・告別式のときにほとんどご遺体を移動させなくてよいことが一番の理由といえます。

これによって遺族側の負担も減ります。

更にご遺体はそのままの状態では傷みやすく、ドライアイスを当て適正な室温管理をしなくてはいけません。斎場ならプロに頼めるため、衛生上の問題なども心配せずに任せられます。

ご遺体の搬送は自家用車でも可能?

身内の人が亡くなった場合に、一度ご自宅までご遺体を搬送しますが、その際に思い浮かぶのが葬儀業者に依頼するという考えです。

ですが人によっては、金銭的な事情、心情的な事情により、業者には依頼せずに自家用車で運ぶご遺族もいらっしゃいます。

それを聞いて周りの人が、法律違反では?とか、警察に通報されますよ?などと忠告してくることがあります。

はたして本当に罪になるのでしょうか?

答えは、NOです。しっかりとした準備をして行えば、ご遺体を自家用車で搬送することは違反にはなりません。

こうした噂は、恐らく葬儀業者の流したデマであると考えられます。みんなが自家用車で運ぶようになってしまったら、葬儀業者の顧客が激減し儲からないからです。

故人の愛用していた車で自宅まで運んであげることは、故人にとっても幸せなことでしょう。また、幼いお子様を亡くされた場合、ご両親が抱き抱えてあげて帰宅したい、という心情も充分理解できます。

自家用車で遺体搬送をする際の注意点とは?

ただし、自家用車での搬送が可能とはいえ、いくつかの注意点はございます。
まず、ご遺体は〈荷物扱い〉になるため、積載量やはみ出しに注意しなくてはなりません。

また、死体遺棄罪と間違われることのないように、死亡診断書、火葬埋葬許可書、搬送者さまの身分証明書を必ず携行してください。

それから、炎天下に車内へ長時間放置してしまうと、体液の漏れ出しや腐敗の恐れがあります。こうなってしまうと、遺体損壊罪を問われてしまいます。

その防止策として、防水シートをご用意していただく必要があります。

また、死後硬直がらはじまると、走行中の揺れや振動によりいたいが損傷してしまうため、急発進や急ブレーキなどせずに安全運転を心がけてください。

 病院から遺体搬送をする手段は?

ご遺体の搬送は、専門の業者にお願いするのが懸命です。
亡くなられた後は病院の手を離れるので、基本的には葬儀社に依頼することになります。

ストレッチャーなどを標準装備している遺体搬送の専門の車両を使わなければなりません。

その時点で葬儀社に伝手が無いのであれば、病院に相談すれば、近隣の葬儀社をあっせんしてくれますので、事務室のスタッフやケースワーカーさんにお願いしておきましょう。

病院で紹介される葬儀社は高いって本当?

人がなくなる場合、場所は病院である確率が非常に高いです。
そのため、病院の方から葬儀業者を紹介されることがあります。

ご遺族としては、故人への哀しみから深く考えられずに、勧められるがままその業者に依頼してしまいがちですが、これは自分たちで業者に依頼するよりも費用が高くなります。

なぜなら、病院で紹介された葬儀社は通常の葬儀費用に紹介手数料が上乗せされているためです。

業者側も、「病院と提携を結んでいる」「病院から指定を受けている」などと言葉巧みに言ってきますが、そんな病院はほぼありません。病院側はただ仲介をするだけです。

そんな時は、「すでにこちらで業者を決めていますので」と言ってお断りしましょう。

今は、スマホなどで即座に葬儀業者を検索できますので、自分で検索比較して業者を選ぶのが賢い選択です。

ただし、病院側からご遺体を急いで移動させてほしいと言われた場合は、搬送のみをその業者に任せても良いかと思います。

お金がなくて葬儀ができないご遺族も少なくないと思いますので、慎重に判断する必要があるでしょう。

病院から紹介される葬儀社は断れる?

基本的には、葬儀社を決める権利があるのはご遺族です。
病院から紹介・あっせんされた葬儀社が気に入らなければ断ることはできます。

しかし、実際には亡くなられたご本人があらかじめ互助会や葬儀社の会員となって、積み立てをしたり、プランを立てている場合もあります。

そうした情報を予め調べておくことも大切ですね。

最近ではエンディングノートというスタイルで遺言をまとめている人もいますので、そうしたものが残されていたり、常日頃そういう話をしていたら、その意向を組んで本人が指定した葬儀社に依頼しましょう。

お亡くなりになった時点で、そうした情報を病院側にお伝えすれば、問題ありません。
あとは、希望の葬儀社に連絡して、ご遺体の引き取りから通夜、葬儀までの一連のお仕事を依頼しましょう。

また、ご危篤になってから無くなるまでに少し時間があった場合には、近隣の葬儀社をいくつか見て、見積もりを作ったり、情報を集める、ということもできますね。

その上で、病院から紹介された葬儀社と比べてみても良いかもしれません。

失敗しない葬儀社の選び方ってある?

葬儀は、故人に最後の別れを告げるための、非常に大切な儀式です。

再度執り行うことは不可能であり、葬儀社を選ぶ際には低価格であるから、大手であるからという理由だけで選ぶことは賢明ではありません。

葬儀社を選ぶ際には、インターネットで4社ほどに見積もりを依頼しましょう。

葬儀のイメージや予算、葬儀を行う地域など、不安な部分を相談し、回答内容から比較します。

ただし、見積りの金額を安く見せるために、費用や葬儀の内容を明示しない葬儀社も多いため、選ぶ際には注意が必要です。

また、問い合わせへの対応もポイントであり、見積もりを依頼した葬儀社へは電話やメールで連絡をしてみましょう。

葬儀当日の、精神的な負担や時間の負担を減らすためも重要なポイントであり、問い合わせをして2社程度にしぼっていきます。

多くの人は何を基準にして葬儀社を探しているの?

一般的に、見積もりを依頼したうえでチェックしたいポイントがいくつかあり、ポイントを抑えているかを基準に探します。

まず、サービスについてです。

葬儀を行う場所、費用、商品の写真が掲載されているか、会社の紹介も分かりやすく信頼できる葬儀社を探します。

また、プラン種類が豊富であり、選択肢がある葬儀社であることもポイントです。
1つのプランでは、自分たちに最適なものであるのか分からず、不満が残る葬儀になってしまう可能性もあります。

料金やサービス内容などの選択肢が多く、遺族が満足できる葬儀をできるようにという姿勢が見えるかという点も基準になるでしょう。

見積もりを依頼した際に2日以内に郵送されるか、夜間に問い合わせた際に対応してくれるかも基準の1つとなります。

どこでもいいわけではない?葬儀社によってはトラブルになることも?

最も多いトラブルは、葬儀が始まってから高額な追加料金を請求されるケースです。

安値のプランに申し込んだものの、小さな文字で注意書きがあることも多いため、見積もりの内訳をしっかりと確認しましょう。

すべて「込み」と記載している場合、内訳が分かりません。

万が一、内訳の分からない見積書であった場合、信用できる葬儀社であるとはいえないでしょう。

病院から受け取る死亡診断書の役割は?

死亡診断書は、病院で亡くなった時に医師に書いてもらいますが、役所に死亡届けを出すとき、また死亡保険金の請求にも添付書類として必要となるので、複数枚書いてもらい残った分はしばらく保管しておく方が良いです。

死亡診断書の役割は死亡を証明する効力を持つ書類であり、死因統計作成の元データとなる書類です。

病死の場合で医師にしか発行することができず、死亡診断書がない場合は死亡届を出すことができず、埋葬許可書を受け取ることもできません。

受け取ってからどうする?

死亡診断書を受け取ってからはまず7日以内に死亡届を出します。

死亡届の届け先としては死亡した人の本籍地がある役所、死亡した病院などがある市町村区の役所、届出人の居住地にある市町村区の役所がおもにあげられます。

受け取った死亡診断書の片側が死亡届となっているので間違いのないように記入欄を埋め、役所に提出するようにしましょう。

病院で亡くなった後に必要な役所の手続きとは?

病院で亡くなった後に役所で必要な手続きがいくつかあるので紹介します。

①死亡届の提出
亡くなったことを知ってから7日以内に出さなくてはいけません。手続きには死亡診断書がいります。

② 死体火・埋葬許可申請
ご遺体を勝手に火葬や埋葬することはできず、行政からの許可を得なくてはいけません。死亡届と一緒に手続きを行います。

③年金の受給停止
故人が年金を受給していたときは速やかに手続きをします。国民年金なら死亡後14日以内にしなくてはいけません。

④世帯主変更届
故人が世帯主だった場合に、亡くなってから14日以内に手続きをします。

⑤介護保険資格喪失届
故人が65歳以上だった場合か、40歳以上かつ65歳未満で要介護認定を受けていたときは必要です。

エンバーミングとは?どのような意味があるの?

10年ほど前に映画『おくりびと』で納棺師という職業が注目を集めました。
古くからある職業ではありましたが、なかなか表に出るものではなかったのです。

この作品の中で表されていたのはご遺体をきれいにして着替えさせ、棺に納めるという仕事です。

昔は『湯灌(ゆかん)』と呼ばれる、入浴と同様の処置が施され、経帷子(きょうかたびら)と呼ばれる白い装束に着替えさせたうえで棺に納める、というプロセスが定番でした。

エンバーミングってなに?
エンバーミングとは、そうした納棺に際したご遺体への処置を発展させたものです。

もともとは、戦争などで極端に傷んだご遺体を、家族のもとへ少しでも良い状態で戻したいということでアメリカで発展した技術です。

特殊な薬液をご遺体に注入することによって、細胞レベルの腐敗を防ぎ、肌の色艶や感触を生前のものに近い状態にもどし、傷やご遺体の損傷を修復して安らかにお休みになっている状態を作り出すのです。

エンバーマー(技術者)は、そのご遺体の状態を調べ、もっとも適した薬剤の配合や処置の方法を考えます。

たとえば、長い療養や加齢でやつれた頬をふっくらさせたり、メイクでお元気だったころに近い表情を作りだしたり。

防腐処理を施すことで、ドライアイスなどが不要になり、納棺するときにお好みの衣装をお召しいただくことも可能になっています。

日本におけるエンバーミング事情
日本でエンバーミングが行われるようになったのは1980年代後半のことです。

葬儀社の役員たちがアメリカの葬儀事情を知り、エンバーミングに興味を持ったことから、日本に持ち帰り広めたそうです。

日本が豊かになった時代、ご遺族のショックを和らげるという意味で、安らかな、生前の元気だったころの印象を作り上げ、グリーフケア(身近な人を亡くした方々の哀しみをやわらげ、癒していくためのケア)の一環としてエンバーミングが少しずつ知られるようになっていったのです。

病院で亡くなった場合、エンバーミングは必ず必要なの?

エンバーミングは、絶対に必要というわけではありません。
湯灌でご遺体を整えて頂き、あとはメイクで顔色を整えるだけ、という選択のほうがまだまだ多いくらいです。

しかし、意外と知られていないのがエンバーミングの本当の意義です。
エンバーミングでは、ご遺体に殺菌・消毒の処理を施します。

たとえば感染症でお亡くなりになったご遺体にはむやみに触れることはできませんが、エンバーミングを施すことで、安心して肌や髪に触れることが出来るのです。

また、エンバーミングを映画などでよくみられる特殊メイクのように解釈しがちですが、きちんとした医学的・科学的知識に基づいた方法で、腐敗の心配のある部分を取り除いたり、保存用の薬液を注入することで、ご遺体の状態をより良く保ちます。

湯灌に比べると、処置の時間が長く、費用がお高め、というデメリットはありますが、火葬までにゆっくりとご満足頂けるだけのお別れの時間を作ることができ、それが喪主様をはじめとするご遺族の心のケアにもつながる、とも言われています。

エンバーミングにかかる平均費用は?

とある方が、ご自身のお父様のご葬儀に際し、以下のプランを提示されたと書き残しています。

清拭(せいしき):ご遺体を丁寧に拭き清める:5万円
湯灌(ゆかん):入浴と同等の処置:8万円
エンバーミング:16万円

その施術にかかる手間と、専門知識・技術などから、このお値段の差が生まれてきます。

実際には、エンバーミングの費用はご遺体の状態によって設定されます。
処置すべき項目が多ければ、お値段も上がるのだと考えてください。

基本料金は15万円~25万円とされていますが、これは『IFSA(日本遺体衛生保全協会)』が設定した金額なので、それほど大きな変動はありません。