~『古畑任三郎』の魅力~

『古畑任三郎』#とは

1994年から2006年までフジテレビ系で放送されていた刑事ドラマシリーズ。
主演は田村正和。ドラマ冒頭で犯行の全容が描かれており、主人公の古畑任三郎が
巧みな話術や卓越した推理力で最終的に犯人を自供に追い込むストーリー展開である。

主な登場人物

古畑任三郎(演:田村正和)

本作の主人公。警視庁刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部補。
誕生日は1949年1月6日(シャーロック・ホームズと同じ)。常に黒いスーツ、ノーネクタイ、サスペンダーといういでだち。事件現場にはしばしばセリーヌの黄金色の自転車(約30万円)で現れる。
鋭い観察眼と巧みな話術で幾多の事件を早期解決に導く。
立ち振る舞いは紳士的だが、その一方で幼稚なほど細かいところにこだわり、いたずら好きで負けず嫌いな性格でもある。
好物は魚肉ソーセージ、思いっきり酸っぱい酢豚、スイーツ、ハンバーガー(細かい条件付き)。
特技は独特のフォームで投球するボーリング。

今泉慎太郎(演:西村雅彦)

古畑の部下。階級は巡査。
軽薄かつ慌て者で間の抜けた一面があるが、彼の無意味な行動が事件解決のヒントをもたらすことも多々ある。
不注意で古畑を殺しかけたことがあり(第25回、第27回)、そのことから話が進むにつれて古畑からの扱いは冷たくなる。
今泉が恋に落ちた女性は大抵事件に巻き込まれて死んでしまう。また、今泉自身もトラブルや犯罪に巻き込まれやすく、大学の同期に犯人に仕立て上げられたこともある。
自律神経失調症で2回ほど一時休職している。

西園寺守(演:石井正則)

第3シーズンから登場した刑事で、古畑の部下。
古畑も一目置く有能な人物で、事件解決に必要なデータ収集を一手に引き受け古畑をサポートする。
作品中では数少ない普通の感覚を持ち合わせた人物だが、大浴場でも海水パンツ着用で入浴をしたり、今泉と卓球やテニスをした際には「失礼します」と言ってからスマッシュを打つなど、少しずれた面もある。
自身の身長にコンプレックスを持っている。

『古畑任三郎』の魅力

POINT
1

ゲストが毎回豪華!!

『古畑任三郎』は犯人役を毎回ゲスト俳優が演じるのですが、
その俳優さんが豪華すぎるのです!
例えば・・・

SMAP

第26回「古畑任三郎 VS SMAP」1999年1月3日放送

イチロー

第41回「フェアな殺人」2006年1月4日放送

他にも・・・

藤原竜也

第40回「今、甦る死」
2006年1月3日放送

明石家さんま

第14回「しゃべりすぎた男」
1996年1月10日放送

福山雅治

第35回「頭でっかちの殺人」
1999年6月1日放送

など、全シリーズを通して40人を超える豪華な俳優が犯人役を演じているのです!
POINT
2

実は時系列が複雑!

『古畑任三郎』では、本当の事件発生順序と放送順が違うという仕掛けがあります。
例えば・・・
  • 第1回・小石川ちなみ編で「幡随院の取り調べは明日・・・」と言っているところから、第4回・幡随院大編が時系列では先。
  • 第2回・中村右近編では古畑が今泉の名前を覚えておらず、ほぼ初対面の状態だった。このことから第2回が最初の事件である説が流れている。
  • 第20回・春峯堂のご主人編のアヴァンタイトルで古畑が所有しているこれまでの事件の証拠品の一つとして「壊れたカスタネット」を紹介しているが、それは第26回・SMAP編での証拠品。
時系列に注目してドラマを観るとさらに面白いのです!
POINT
3

ドラマの雰囲気とBGMがピッタリ!

サスペンスともコメディともシリアスとも違う独特の雰囲気を持つこのドラマですが、シーンごとにピッタリのBGMが使用されており、視聴者をワクワクさせてくれます。
あまりこのドラマに詳しくない方も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?(^^)
POINT
4

主人公・古畑のキャラクター!

やはり最大の魅力は主人公・古畑のキャラクターではないでしょうか。
冒頭で書いたとおり、古畑は巧みな話術や卓越した推理力で犯人を最終的に自供に追い込んでいくのですが、このやり口が非常にねちっこくて時折犯人が気の毒になるほどです。古畑が「まだ続けますか?」と聞いて、犯人が「もういい!」と諦めて自供するシーンは個人的にとても印象深いです。
ですが、古畑は頭が切れるだけでなく温情と正義感を持っており、あくまで犯罪を憎む信念を持って行動しているのです。
第32回「再会」では、安斎 亨という作家が不倫をしている妻を犯人に仕立てて殺人を装った自殺をしようとしたのですが、古畑に「たとえ明日死ぬとしてもやりなおしちゃいけないって誰が決めたんですか」と言われ、自殺を思いとどめました。

逆に、相手が少しでも気に入らない犯人の場合は、完膚なきまでにこらしめます。特に第17回「赤か、青か」では、「観覧車のせいで時計台が見えなくなった」という理由で爆弾を仕掛けた林功夫にビンタしました。古畑が犯人に対して手を上げる唯一の例です。

古畑のキャラクターもおかげか、どの回も最近のドラマにありがちな見た後すごく沈むといったことはなく、むしろすがすがしい気持ちになります。

個人的におススメの回

第30回「灰色の村」
1999年4月7日放送

ラストで犯人の真意を感じ取った古畑が温情をかけるところが印象深い回です。

第32回「再開」
1999年5月11日放送

先ほど紹介した名言が生まれた回。唯一殺人未遂で終わり、死者が出ない回です。

第40回「今、甦る死」
2006年1月3日放送

唯一被疑者が事件解決前に死んでしまう回。あと私が藤原竜也が好きなのでおススメしてます。

もし少しでも興味を持った方は、是非観てみてくださいね!

「古畑任三郎でした」