ブロックチェーンのメリットは
- 銀行などの第三者を間に挟むことなくお金のやりとりができる。
- 記録改ざんなどが極めて困難なため不正が行われにくい。
- 安全性が極めて高い。
そのほかにもメリットはたくさんありますが、専門的なことも多いので今回紹介するメリットはこのくらいにしておきます。
銀行などの第三者を間に挟むことなくお金のやりとりができる。
これは手数料などの話ですね。第三者を仲介することによって手数料が少なからず発生します。ブロックチェーンを使った取引には個人と個人の取引になるので手数料は少ししかかかりません。また、世界中で使えるサービスなので例えば子会社が海外にあった場合なども海外にお金を送るのにかかっていた手数料を節約することも可能となっています。基本的には24時間使えるサービスなので深夜などでも利用できるのはありがたいですね。
記録改ざんなどが極めて困難なため不正が行われにくい。
ブロックチェーンは利用するたびにブロックが追加されていきます。ブロックチェーンは直前の取引データも一緒に取り込みながら新規データを追加して暗号化をします。なので10つあったブロックの3番目に不正をしようとした場合次の4番目と3番目が合わなくなり不正が発覚してしまいます。このような理由からブロックチェーンを利用したサービスは不正がほぼ不可能とまで言われているのです。
安全性が極めて高い。
先ほど説明した通りブロックチェーンを不正するのには相当な作業量が伴っています。ここまでして情報を手に入れようとする人はほとんどいないと言えるので安全性は極めて高いのです。
ブロックチェーンもメリットだけではなくデメリットももちろん存在します。
- システム開発後に改善というのがとても難しい。
- メンテナンス費用がどうしても高くなってしまう。
- デジタルデータ以外は扱うことができない。
システム開発後に改善がとても難しい
ブロックチェーンはとりあえず作ろうというのができません。1つの小さなズレがシステム全体を機能させなくしてしまうのが普通にありえてしまいます。なのでシステム開発前から念密に企画を練り、慎重に正確に作らなければならないため開発するのに時間もかかってしまいます。
メンテナンス費用がどうしても高くなってしまう。
中央集権のデータベースを利用していればそのデータベースを書き換えれば基本的にはそれで終わりですがブロックチェーンは各ブロックに何度も何度もデータを書き加えてチェックしなければいけません。なので中央集権のデータベースに比べてメンテナンス費用がどうしても高くなってしまいます。
デジタルデータ以外は扱うことができない。
例えば安全性が高いのでブロックチェーンのデータベースに手元にある住民票をしまおうとしてもそれはできません。紙でありデータではないからです。ただし住民票をデータとしてパソコンなどに取り込めばブロックチェーンのデータベースに取り込むことが可能となっています。
ブロックチェーンを採用するとなった時はこれらのメリットデメリットを考えた上で今よりもコストを削減できると判断できれば利用する価値は大いにあると思います!