17卒、18卒の新卒採用において、内定辞退率が3割を超えた企業は全体で半数を超えています。これは学生の獲得競争が加熱していることが大きな要因です。2017年卒で2.1社、18年卒で2.2社と、売り手市場を反映し、学生に有利な状況が続いています。
では、こういった学生たちはどのような理由で内定先を辞退しているのでしょうか。
同じくマイナビの調査からです。
左図を見ていただくとわかりますが
この3つの理由がトップ3です。
働いたことがない学生がしっかりとした基準を持っていることはあり得ません。にも関わらず、社会人・会社への漠然とした不安が辞退を引き起こしているということです。
またエンジャパンが行なった内定後辞退の理由を見てみると、3割以上が社風が合わないという理由で内定を辞退しています。
つまり、学生にとってはわからないことが不安を引き起こし、その気持ちが内定辞退を引き起こすということです。
会社のことがわからない、仕事のことがわからないという漠然とした不安が、最終的に内定辞退という結果を引き起こしていることが、ここまでの説明でご理解いただけたのではないかと思います。
わからないがために、自分でネットで調べ、ちょっとしたネガティブな情報に引っ張られてしまったり、自分の想像で不安が増大してしまうのが、今の学生の特徴でもあります。
こういった問題を事前に防ぐためには、学生にしっかりと自社のことを理解してもらえる、わかってもらえる情報をしっかりと提示することが、今人事には求められていることなのです。
内定辞退は、企業にとってはこれまでかけたコストを失うことになります。人事・採用担当者にとっても、これまでのその学生にかけてきた想いや工数が最終成果に繋がらないという悲劇を招くことになります。
このような”損失”を少しでも減らすために、内定者のフォローアップは不可欠です。
株式会社マイナビの調査によると、2018年卒の学生の79.5%が入社までに内々定者フォローや内々定者研修を希望すると回答しています。つまり、内定後に企業から入社までのフォローを求めている学生が8割近くも存在するということです。
そして、学生間では自分の内定先についての情報交換は大学で行われています。その時に、自分の会社はフォローがないけど、友人の会社はフォローが充実しているという話を聞けば、当然「自分の会社は大丈夫かな?」と不安になってしまうのです。
では、学生たちは内定者フォローで何を求めているのか、同調査で見えてきた3つのポイントは「繋がり」「理解」「自信」です。
とはいえ、内定者研修をとりあえずやれば良いかという決してそういうわけではありません。
実際に複数人の学生に内定者研修について話を聞いたところ
このような辛辣な感想を聞くことができました。つまり、研修やフォローをただやれば良いというわけでは当然ないわけです。
研修の満足度、学生の盛り上がりは実際の研修の様子を見ていただければ、すぐにわかります。
是非、こちらの動画をご覧ください。
会社名 | 株式会社アーベント |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15ウィン青山942 |
代表者 | 山根 康二 |
設立 | 2013年3月 |
事業内容 | 人材育成・研修、ビジネス効率化・支援、その他 |
事業内容 | 人材育成・研修、ビジネス効率化・支援、その他 |