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Biodiversity

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越智隆治HP Into the blueでは、大物海洋生物と泳げる国内外のスペシャルトリップを紹介しています。

https://takaji-ochi.com/

今回の写真展のテーマであるBiodiversityは、生物多様性を意味します。そして、プリントは、LIMEXという、石灰石から作られた“紙”を使っています。石は世界中どこでも手に入り、自然環境のことを考える上で、プラスチックや紙と同じように、今後普通に使われていっても良いのではと考えて、LIMEXでの初めての写真展を開催してみることにしました。

この“紙”は、木材から作られる紙の10分の一の水の量で作ることができます。50年後には、地球上が水不足に陥るという研究者のデータもあります。そうなると、今ある生物多様性がまた大きく変化してしまう可能性もあるのかもしれません。コロナ禍で、大変な時代では今ある美しい自然が未来の子供たちにも残していけるように、全ての人が、地球を守という意識をしっかりと持っていかなければいけない時代だと思っています。

 

今回展示している写真は、今ある海の中の生物多様性を感じることができる写真を中心に展示しました。これから先も同じような海中の景色が見れることを願っています。

水中オーロラ

撮影地:鹿児島県・硫黄島

硫黄島の海底温泉から噴き出す大量の温泉が島の周囲を覆い尽くす。青い海と、その温泉の間を潜って、下に入り込むと、まるで水中のオーロラを見ているような幻想的なシーンに遭遇することができる。温泉の吹き出す濃度や、潮の流れ、風の強さなどで、毎日微妙に色彩が違う。この日は、濃度が高く、厚みがあったためか、強烈なオレンジ色に見えた。
生物多様性に人間はどのように関わっていけるのか?温泉と青い海水の間に立ちすくむダイバーが、そんな私の気持ちをイメージしているような写真でもあったので、この写真展のメインの写真としてみた。

捕食中のジンベイザメとシャコ

撮影地:モルジブ

 クルーズ船の船上から強烈なライトで海を照らすと、無数のプランクトンが集まってくる。立ち泳ぎしながら、プランクトンを捕食するために、立ち泳ぎして止まった状態で、水面にいるプランクトンを捕食している。

砂地の海底を泳ぐマンタ

撮影地:西表島

ヨナラ水道と呼ばれる島と島に挟まれたチャンネル(海峡)にある美しい砂地を悠然と泳ぐマンタ。クリーニングステーションがあり、ひと昔前までは、チャンネルを埋め尽くすほどのマンタが連なって姿を見せ、島から島へマンタの背を歩いて渡れたと言う、何かのお伽話のような逸話があるほどだった。今でも数匹のマンタが連なってマンタトレインという現象が見られることはあるが、以前のような個体数が確認できることは無くなった。

笑うブダイ

撮影地:石垣島

ナイトダイビングでサンゴの産卵を観察するために、サンゴ礁を潜った。夜になるとそのサンゴの中に入り込み、膜を貼ってブダイたちが眠っている。サンゴが邪魔でなかなか真正面から撮影できないことが多いが、この時は、運よく真正面から撮影することができた。これは、ブダイの顔の口の部分を撮影している。魚の正面顔は、笑っていたり、怒っていたりと様々な表情を持っているかのように見えることがある。このブダイも笑っているように見えるが、どことなく、皮肉な笑いをしているようにも見える。

水面に反射するイルカ

撮影地:バハマ

さざ波一つ立たないベタ凪の海を静かに泳ぐタイセイヨウマダライルカたち。このような状態の時は、片目を開けて、もう片方の目を閉じて泳ぎながら半分眠っている状態だと言われている。一緒に泳ぐ私も、まったりとした気分になりながら撮影をした。何かで跳ねた水滴が海面に落ちて、波紋を作り、それがイルカの身体に綺麗な影を作り出した。そして水面に映る虚像にも影を作った。このようなタイミングで撮影ができるのはなかなか無い。地球上の平和を象徴するような写真だと思っている。

睨むクマノミ

撮影地:石垣島 

ブダイ同様にクマノミの顔の一部を切り取って撮影した。目を強調したくてこんな切り取り方をしてみたのだが、思いの外強烈な印象を受けて、忘れられない作品になった。後ろのイソギンチャクは地球温暖化の水温上昇で白化している。本来の色が抜けて、美しい色彩を見せてるのは、皮肉なことだ。

魚のるつぼ

撮影地:タイ・アンダマン海

様々な種類の魚やソフトコーラルなどが写っている、海の中の生物多様性を表している写真。海の中を知らない人からすると、アニメの映画で見られるようなカラフルな色彩が海中に本当に存在するのかと驚くかもしれない。この海中の喧騒も毎年のように見られるわけではなく、年によっては、全くソフトコーラルや魚たちが姿を見せないこともある。原因はわからないが、常に表情を変化させる海は、何度潜っても飽きる事はない。

イルカの学校

撮影地:バハマ

バハマのタイセイヨウマダライルカたちは、良くこんな感じで、水中で騒いでいるのを見かける。大抵の場合は、ほとんどがオスだ。しかし、近寄るとすぐに散ってしまうことも多くて、こんな風に撮影できることはなかなか少ない。自分の泳力にも問題がるとは思うけど。撮影もしたいけど、この会話するイルカたちに参加して一緒にワイワイ騒いでみたいという衝動に駆られる。彼らは一体何を話あっているのだろうか?これからの地球の未来の話か?それとも、意味のない、ただの無駄話か?どちらかと言うと後者に見えることの方が多いのだけど。

アシカ三兄弟

撮影地、西オーストラリア

無人島に住むオーストラリアアシカたちのコロニーを訪れると歓迎してくれるのが、好奇心旺盛な子供のアシカたち。全く臆することなく、私たちに向かって泳いできて、鼻先をマスクにくっつけてきたり、フィンを甘噛みしてちょうだいちょうだいと顔を振ったりしているのを見ると、まるで飼い犬と遊んでいるみたいな気分になる。海草の生えた、浅くて穏やかな砂地は、まるで小さな子供のアシカたちの幼稚園のようになっていて、多い時には、10数頭の子供のアシカたちが集まり、遊びまわっている。私が近寄ると、犬と同じように、「いつでも追いかけっこできるよ!」って体勢で出迎えてくれる。こちらがさらに接近すると、軌道を逸したロケットのように四散するのが面白い。こちらが泳ぐのをやめると、また目の前に集まってきて、同じ体勢を取り、「さあいつでもいいよ!」って顔で上目使いで見上げてくる。野生の生き物たちとこんな平和な交流ができることに、きっと皆幸せを感じるに違いない。

ハンマーの群れ

撮影地:伊豆半島・神子元島

300匹を超えるハンマーヘッドシャーク(アカシュモクザメ)の群れが眼前の海中を埋め尽くした。神子元島は昔からハンマーの群れに遭遇できることで有名だったが、基本的には、春から秋にかけてがシーズンだった。しかし、数年前から群れが越冬するようになり、今では1年中見れる可能性がる。ハンマーの群れは、水温23度以上の海水温を好むと言われている。そういう意味では、水温の上昇を顕著に感じることができる変化の一つではないだろうか。

喧嘩中のワレカラとピグミーシーホース

撮影地:インドネシア・ラジャアンパット 

ウミウチワでピグミーシーホースを探していたら、ワレカラとピグミーが一緒にいるのを見つけた。両方とも、1cmサイズの生物だ。マクロレンズを付けたカメラで撮影していると、双方とも、どうやら自分の居場所を主張しているようだった。ピグミーは飛び出した口先で、ワレカラを何度も突っついていて、ワレカラはカマキリのような前脚を伸ばして、ピグミーを攻撃していた。全く痛くなさそう・・・。マクロレンズでそんな小さな世界を覗き込みながら、思わず吹き出してしまった。

ヒートラン

撮影地:トンガ 

ヒートラントは、ザトウクジラのオスたちが、1頭のメスを巡って、追いかけっこをする生態行動の一つ。トンガでは、多い時には、1頭のメスを巡って、30頭ものオスが、何時間、時には、何日にもわたって奪い合う。写真の中央にいるのがメスで、一際サイズが大きい。このメスは数年にわたって目撃したが、いつも、かなりの数のオスを従えて、悠然と泳いでいた。元来ヒゲクジラは、メスの方が大きく成長すると言われている。ザトウクジラの世界では、大きなメスの方が人気があるのかと思わせるくらいに、モテモテのメスだった。そして、すぐには相手を決めず、この時は、3日3晩同じ海域でヒートランが続いていた。まるで自分がモテているのを自慢するかのように。

コブシメの産卵

撮影地:タイ・アンダマン海

こちらは、イカの仲間であるコブシメの産卵の様子。手前にいるのがメスで覆いかぶさっているのがペアになったオス。後方にいるのは、あわよくばメスを奪おうとしている別のオス。ペアのオスは他のオスにメスを奪われないように、必死になってガードしている。ペアになるオスにも様々なキャラクターがあって、強気にメスを守り、攻撃的にオスを追い払うオスもいれば、弱気なオスもいる。特に私が近くと、威嚇してくるオスもいれば、逃げ出してしまうオスもいる。このオスも後方のオスを警戒しながらも、どちらかと言うと前から近づいてきた私に思いっきり威嚇をしていた。心配しなくても、取って食べたりはしないから安心してそのまま、続けて、続けて。と思いながら、でもしっかりと撮影はさせてもらった。

ギンガメアジのトンネルを抜けるカリビアンリーフシャーク

撮影地:バハマ 

美しい砂地でほとんど動くことなく群れていたギンガメアジの群れは、悠然と泳いできたサメを避けて、綺麗なトンネルを作っていた。私は、群れを追いかける必要も無く、砂地に着底してただ、サメが良いタイミングで群れの中を通過してくれるのを待っているだけで良かった。

花火のように群れる、ヨロイウオ

撮影地:フィリピン・マクタン島 

私のフィリピンでのダイビング経験の中でも個人的にとても印象に残っているのがこのヨロイウオの群れの群れ具合とコミカルな動きだ。頭を下に、尾びれを上にして、まるで舞踏会のダンスを踊っているように、揃って動く姿を見ていると、いつまでも追いかけてみたくなる。頭の中にクラッシク音楽が流れ、目の前の海中舞踏会では沢山の貴族が音楽に合わせて踊っているような・・・。ちょっと勢いよく近寄りすぎると、まるで花火が弾けたように、群れがパッと広がる瞬間もまた面白い。

イソギンチャクのゴージャスなソファ

撮影地:奄美大島 

映画の「ファインディングニモ」の世界のようなカラフルなイソギンチャクに鎮座するカクレクマノミ。これも、温暖化による水温の上昇が原因でもたらされる、偽りの美しさと言える。もし、これ以上水温の上昇が続くと、このイソギンチャクは、サンゴの白化した後のように、消失してしまうのか、あるいは、その水温に適応して、生き抜くことができるようになるのか?昨年西表を撮影した時には、もうすでに12月だというのに、まだ白化したままのイソギンチャクを多く見かけた。これから先、復活するのか、死滅してしまうのかは、興味のあるところだ。

バショウカジキ捕食の瞬間

撮影地:メキシコ・イスラムヘーレス 

弱肉強食。海の世界では、いつ何時でも、こうした捕食活動が行われている。バショウカジキは、集団でイワシの群れを追い込み、大きく広がる背びれを広げて威嚇し、長い吻を使って、イワシを群れから叩き出し、弱らせて捕食する。その捕食瞬間の決定的なシーンだ。たまに、この吻が折れてなくなってしまっているバショウカジキに遭遇する。彼は、他のバショウカジキよりも多くイワシにアタックを仕掛けなければ、餌にありつけない。ずっと一緒にいて、必死にイワシにアッタクを繰り返す吻の無いバショウカジキと泳いでいると、なんとなく、「がんばれ〜」と応援しながら撮影をしていた。

サクラの中に紛れ込む

撮影地:伊豆半島・伊東 

サクラダイと呼ばれる日本固有種のハナダイのオスは、体側にまるで花ビラを散らしたような姿が美しい。秋になると水深40mから15mくらいまで集団で上がってきて、メスへのアピールを始める。婚姻色になると、身体の色はさらに真紅になって、メスだけでなく、私たちも魅了される。オスの群れに囲まれているのはメスではなくて、スズメダイ。オスかメスかもわからないけど、海中で満開のサクラに囲まれるのは、一体どんな気分なのだろうか?

ギンガメアジの中を悠然と泳ぐタイガー

撮影地:バハマ

危険でかつ人気があるサメの一種に常にあげられるのが、このタイガーシャーク(イタチザメ)。最初に海中で遭遇した時は、本当に緊張した。あれから、10年、今では、興奮することも無く、冷静に対峙することができるようになった。ギンガメアジの群れをかき分けてゆっくりと泳ぐタイガーシャークに、美しさは感じても、恐怖は全く感じない。

極彩色の世界

撮影地:タイ・アンダマン海 

この写真を撮影した年のリチェリューロックは本当に美しかった。特にこの場所は、何ダイブでも、何日でも滞在して撮影していても飽きないくらいに美しかった。


展示作品はご購入いただけます。サイズは3種類ありますが、小さいサイズで3万円(税別、送料別)、中サイズが4万円(税別、送料別)、大きいサイズが6万円(税別、送料別)で、額無しで販売させていただきます。ご興味のある方は、ギャラリーにいるスタッフにお問い合わせいただくか、以下のメールアドレスにお問い合わせください。また違うサイズに関しても、お問い合わせいただけますので、お気軽にお声がけください。

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