不登校の「その先」を知って
安心と勇気を感じたい人、
他にいませんか?

不登校・ひきこもりを経験した人、
その保護者、子どもたちに寄り添う人、
そして自分の学びを実践した人。
そんな7人へのインタビュー集です。


不登校インビュー事例集

『雲の向こうはいつも青空』Vol.10
定価:1,320円(税込)

学校に行かないと将来どうなるの?

学校へ行かずにいると、将来どうなるの?

学校に行かなくてほんとうに大丈夫なの?

 

もちろん、そこに正解はありません。

世の中の多くのものごとと同じように。

 

でも、いろんな例を見聞きし、知ることができれば、悩みの渦中にいる人の不安を和らげるのにきっと役立つのではないか。

 

そんな思いから、このインタビュー事例集を制作しています。

 

その名も『雲の向こうはいつも青空』。

不登校・ひきこもりを経験した人、
その保護者、子どもたちに寄り添う人、
そして自分の学びを実践した人。

そんな7人へのインタビュー集です。

お読みいただいた方からの声

希望が持てました!

H・Hさん

自分が納得する望む生き方をめざしている姿に、勇気をいただけた冊子です。
希望がもてました!
悩み苦しんだ時期、それを乗り越えて輝く姿に、人のたくましさと、人との関わり、出会いの大切さを改めて感じました。

親としての思いや、子どもには子どもの人生がある、親は親で幸せでいていい、というところ、共感しました。自分の中の「べき」に気づくいい機会ともなりました。

様々な立場の方のインタビューがつづられているので、気づきも様々。生き辛さを感じている人、家族や興味のある方にオススメしたいです。

VOICE

心に明りが灯った

N・Kさん
娘の突然の不登校に悩み、苦しい毎日でした。トンネルの中で娘より私が絶望しているような……。
この冊子を受け取って、様々な思いや道を知ることで、心に少し明りが灯ったような、温かい気持ちになりました

当事者の気持ち、苦しさが伝わってきたのが印象的でした。

自分の子育てについて後悔ばかりでしたが、いつか娘も自分の足で立ち、進んでくれたら思わせてもらい、少し勇気が湧きました

同時に長い戦いになるとも感じました。早く解決してくれたらと思っていましたが、人生は長く本当に山あり谷ありだと。

不登校になると親も孤立してしまいます。本はたくさんありますが、この冊子は私と同じように”子どもがレールを外れてしまったこと”に深く落ち込み悩んでいる方に、「道はいろいろある」と教えてくれる光だと考えます。
VOICE

脚色なしのリアル

rikaさん

脚色なしの個人個人のリアルがそのまま表現されているもの。

メディアで報道されるときは、主張したいことが伝わるように脚色されてしまいます。脚色の良さというのももちろんありますが、この冊子は脚色がない分、読んだ人がそれぞれ感じることを大事にできると思うのです。

VOICE

勇気をくれる冊子

kuniさん
当事者にそっと寄り添ってくれる、勇気をくれる冊子。
幅広い方々のインタビューが載っているところが印象的でした。
VOICE

すっと心に入ってくる

かめママさん

目の前にインタビューの情景が浮かび上がる、混じりっけのないピュアな冊子。会話形式の文章なので、すっと心に入り込んでくるのがわかりました。

VOICE

小見出し

サンプル 太郎
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
VOICE

一人ひとりの軌跡を丁寧に取材

書き起こした文字数は7名合計で331,920字、録音した時間の総合計は21時間37分51秒……。

もちろん、取材にかけた時間が長ければ良い、というわけではありません。

一人ひとり、時間をかけて取材する中で出てきた、その人にしか言えない言葉。

振り返ってみての、それぞれの思い。

今になってみて改めて言える、それぞれの経験。

それらをできる限り丁寧に、話し手の経験の奥にある本当の気持ちに寄り添うように、まとめました。

悩みの渦中にあるとき、
私たちが本当に知りたかったこと

申し遅れました。びーんずネットと申します。

私たち夫婦は神奈川県川崎市で、お子さんの不登校に悩んでいる親御さんを対象とした様々な活動(セミナーやイベント、出版など)をしています。

私たち自身も2013年に息子の不登校を経験した親です。

息子の不登校という予期せぬ事態を目の前にして、迷い、悩みました。

そして今、振り返ってみて思うのは、悩みの渦中にあるときに私たちが知りたかったことは、誰かのお説ごもっともなアドバイスではありませんでした。

安全地帯から無責任に同情してもらうことでもありませんでした。

私たちが本当に知りたかったのは、見えない将来の不安や迷いの中から”抜けていった人たちの事例”でした。

悩みの中にいたときに読みたかったもの、あのころ自分たちが本当に欲しかったものを作りたい。

きっとそこにヒントや安心を見出して、勇気づけられる人がいるはずだから…。 

その思いからこの事例集を作っています。 

ここには、明確なメッセージはありません。
具体的なアドバイスもありません。

ここにあるのは、この事例集に登場してくださった7人の、リアルで等身大の言葉と、思いです。

悩みの渦中にいる人も、そうでない人にも、きっと沢山の気づきにつながる素晴らしい言葉に出会えるはずです。

ページを繰って、ぜひあなた自身でそれを確かめてみてください。

事例集の活動をご紹介いただきました

2022年11月7日・NHK「おはよう日本」
2022年9月12日・NHK首都圏ネットワーク
2021年8月31日・朝日新聞朝刊
2020年12月24日・産経新聞夕刊
2020年4月24日・毎日新聞夕刊
小見出し
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『雲の向こうはいつも青空』
Vol.10内容紹介

七割の力で生きていく

坂本直樹
看護師

千葉市の病院で看護師として活躍している坂本直樹さん。幼少期から知らない環境に入ることに不安と恐怖があった、と振り返ります。小学二年生から不登校になり、中学にはほぼ行かずに卒業。高校に入学したのは19歳。そして看護大学へ入学したのは、坂本さんが28歳のときでした。

「プライドが高く完璧主義だった」という坂本さんが、ありのままの自分を受け入れ、無理なく生きていけるようになるまで。その道のりをうかがいました。

  • そんなことやっても逆効果ですよ……p.6

  • 自己決定できる環境かどうか……p.9

  • もう本当にラストチャンス……p.10

  • 無理なく生きていくには……p.12
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私が自分らしくいられる場所

本間友絵
会社員

IT企業のシステムエンジニアとして入社4年目を迎えた本間友絵さん。中学校で入部した軟式テニス部では、縦社会の理不尽さに戸惑ったことがきっかけで不登校になりました。

みんながあたり前にできることができていない。そんな負い目を感じていた本間さんに、新しく通うことになったフリースペースのスタッフは誰一人、特別扱いすることはありませんでした。中学三年生で学校に戻るまでの約一年間、不登校だった当時の気持ちをうかがいました。

  • 私みたいに思う人っていないんだ……p.14

  • 違和感がむしろ膨らむ……p.17

  • 自己肯定感がだんだん埋まっていく感覚……p.18

  • 自分が自分でいられる気がした……p.20

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できないことがあってもしょうがないよね

荒井三奈
大学生

教育学部で学ぶ大学四年生の荒井三奈さん。学習障害のひとつ、書くことに困難があるディスグラフィア(書字障害)などのご自身の経験から、多様な子どもたちについて学ぶゼミで卒業論文を執筆するかたわら、秋の保育士試験に向けて勉強に取り組んでいます。
不登校になれなくて「プチ不登校」状態だった小中学校時代。居場所を探し続け学校を転々とした高校時代——。自分の特性を知り、悩み、迷いながら「今」を懸命に生きる三奈さんにお話をうかがいました。

  • 学年一の問題児……p.24

  • “パンッ”てエンジンが切れる……p.27

  • 初めて人間として扱われた気がした……p.28

  • 生きてればなんとかなる……p.30

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真っ暗なトンネルなんてなかった

長阿彌幹生
教育文化研究所 代表

教育文化研究所代表として、“心豊かななかよし社会”を目指し、幅広い活動を続けている長阿彌幹生さん。鳥や草花などの自然に親しみ、絵画や音楽など多彩な趣味を持つ長阿彌さんは、40代までは大手流通企業の会社員でした。

多忙を極める日々の中で、三人のお子さんが不登校に。そのときにカウンセラーから言われた衝撃の一言が、それまでの生き方を見つめ直す転換点になりました。ご自身とご家族のこれまでを振り返っていただきました。

  • 奥さん死ぬかもしれませんよ……p.34

  • お父さん、あんたが悪い……p.36

  • 「長阿彌さんって冷たいね……p.38

  • しみじみと思いあたる……p.40

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私もお母さんを頑張ってたんだ

白石陽子
認定NPO法人みやっこサポート不登校支援リーダー

兵庫県西宮市のフリースペースで子どもたちを温かく見守り、寄り添い続けている白石陽子さん。長女が五月雨登校だったころ、悩みながらも長女を理解し向き合おうと努力していました。その後、長女は高校を卒業し、大学に進学。ところが何気ない白石さんのひと言に、親友が思いもかけない言葉を口にします。

「自分のしんどさ」に気づいた白石さんが、カウンセリングを受ける中で思い出した「ある記憶」。閉じ込めていた思いと出会ったとき、白石さんに大きな変化が訪れました。

  • 行きたくないならもう行くな!……p.42

  • 親子関係を見直したほうがいい……p.44

  • あなた全然変わってないね!……p.46

  • お母さんも自分を責めないで……p.48

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そういう人生もありなんだ

太田聡美
poco pono COCO代表

愛媛県伊予市を拠点に、学校が苦手なお子さんのための居場所と、保護者のための活動をしている太田聡美さん。ご自身も中学二年生の夏休み明けから不登校になり、家にひきこもる生活を経験しました。

中学卒業後は進学せず、社会に出ることを選んだ太田さん。多くの仕事を掛け持ちしながら働く中で気づいたこと、そして自分自身にOKが出せるようになった大きな転機。太田さんのこれまでと、これからの夢をうかがいました。

  • 体の力が入らない…p.52

  • 心配の顔しか覚えていない……p.54

  • ようやく解放された……p.56

  • 自分にOKを出せるようになった…p.58

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じゃあもう勉強しかないやん

今田剛士
自由な学び場HIRU—net代表

東京都武蔵野市にあるフリースクール「自由な学び場HIRU-net」。子どもたちの学びと遊びの「隊長」今田剛士さんが学校に行けなくなったのは、中学二年のとき。それからの約一年はひきこもってホラー映画のビデオを観て過ごす日々でした。

転機となったのは同級生との偶然の出会い。不登校は弱いという世間のレッテルを「グレる」という形ではねのけます。

働くか、それとも——。その後の選択が子どもたちの「自由な学び場」につながるまでの、波瀾の人生をうかがいました。

  • もうトラックに轢かれたろうかな……p.62

  • 弱さのレッテル貼り……p.64

  • 悩むところまで来てるじゃん……p.67

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びーんずネット紹介

金子あかね
(企画・インタビュー)

びーんずネット代表。

2018年春より、親子関係をよくするためのコミュニケーション講座や不登校に関するセミナーを開催する「びーんずネット」の活動を始めました。

小学3年生のときに不登校になり、デモクラティックスクール・通信制高校を経て現在大学生の息子と夫の三人家族です。

川崎市子どもの権利委員会委員、親業インストラクター、産業カウンセラー、国家資格 キャリアコンサルタント。

金子純一
(撮影・デザイン・編集)

びーんずネット事務局担当として制作、運営などマーケティング全般を担当。息子の不登校を経験する前は、中学の「お受験」を考えるようないわゆる一般的な教育観を持つ父親でした。

「まず、親が幸せになる」をテーマに
不登校のセミナーも積極的に開催

2019年8月8日・神奈川新聞朝刊
2018年12月5日・東京新聞朝刊
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購入特典

送料無料

とにかく一人でも多くの方にお読みいただきたい!

その思いから、送料については無料とさせていただきます。

※宅配便ではなく、ポストに直接投函される「クリックポスト便」でお届けします。
日時の心配なくお受け取りいただけます。

『不登校日記|僕らの場合』
プレゼント

びーんずネットの金子純一が息子の不登校に悩む間、自分の両親に送り続けたメールをまとめた『不登校日記|僕らの場合』。

計18通のメールは、当時の状況と心境を率直に綴った生々しい記録になっています。

WEBで公開した内容を読みやすいA5版サイズの冊子にまとめ、書き下ろしの前書きと後書きを加えた「非売品」です。

 『不登校日記|僕らの場合』金子純一:著
◆A5版 全62ページ(表紙/中面モノクロ)。附録「不登校について語るときに私が語ること」収録。

安心の90日間全額返金保証

気に入らなければ全額返金
しかも冊子を返品する
必要もありません

もし内容が気に入らなければ、購入から90日以内であれば無条件で返金します。
メール1通いただければすみやかに対応します。
しかも冊子を返品する必要もありません。手元に置いていただいても、処分していただいても構いません。

 私たちがこの保証をつける理由は2つあります。 

ひとつには通常の本や雑誌と違い、店頭で実際に中身を確認することができないから、です。
届いてみたら「思っていたものと違う」という場合もあるかと思います。 

もうひとつは内容に自信があるからです。
ご満足いただけないものにお代をいただくのは、もとより私たちの本意ではありません。 

読んでみてしっくりこない、イマイチだった、あるいは読みきれそうにない……理由はなんでも構いません。

その場合には遠慮なく、90日以内にお知らせください。


全額、無条件で返金いたします。

本を送り返す手間も費用もかかりません。安心してお試しください(ただし複数冊セット購入の場合は除外となります)。

七人七色の雲と青空

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』Vol.10
価格:1320円(税込)

不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。

 そんな七人七色の「雲と青空」を、丹念に取材してまとめました。

雲を抜けた先には、いつも青空が広がっている。
ぜひ、ページを繰って、あなた自身でそれを確かめてみてください。

[ 90日間満足保証 ]
もし内容に満足できなければ、遠慮なくお知らせください。
90日以内であれば全額返金いたします(複数冊セット購入の場合は対象外です)。

[ WEB販売限定 ]

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推薦の声をいただきました

雲の上から射す一条の光

コピーライター
蓑田雅之
毎回、不登校経験者や居場所の運営者などを丁寧に取材してその人生を紹介しているこの冊子ですが、今回も7人7様の人生物語を垣間見ることできる読み応えのあるものとなっています。

この冊子のいいところは、結論をあえて出さずに完全に読者にゆだねていること。
不登校がいいとか悪いとかそのような誘導的な流れは一切無く、ただ丁寧にその人の気持ちに寄り添い、言葉をすくい取り、上質な読み物に仕上げています

それなのに読み終わった後に、「そうだよな、不登校なんか問題ないよな、人生長いんだもん」という気持ちになれるから不思議です。

お子さんの不登校に悩み、出口の見えない思いをされている方にとって、雲の上から射す一条の光となる読み物だと思います。

温かい励ましを感じました

漫画家

棚園正一

読んでみたいと思ったキッカケは、Vol.6に掲載されている谷川明子さんの記事でした (講演会を主催してくださったりとお世話になっています)。

みなさんの言葉に沢山のことを勉強させて頂きました。

正直、自分はまだ”親”という立場ではないので、両親の気持ちは全て理解できる訳ではないと思っています。

ただ、この本に綴られているみなさんの等身大の言葉が、今まで遠くに感じていた両親の気持ちと、幼かったころの自分の気持ちをつないでくれた感じがします。自分の思い出と重なる部分も沢山あって、あのとき母や父はこんな気持ちだったのかも……と感慨深くなりました。

はじめてこの本を手に取られる方の中には、お子さんへの対応や自身の行動の「正解」が分からず、八方塞がりになって苦しんでおられる方も多いと思います。

しかし金子さんご夫妻の道のりや、経験者のみなさんのインタビュー記事を読んでいると、そんな「正解」なんてないことに改めて気づかされます

ずっと試行錯誤の道は続いていて、それで良いんじゃないのかな?」って横に並んで声を掛けてくれているような、そんな温かい励ましを感じました。

大人になった自分は今、不登校やひきこもりで苦しんでいる時間は過ぎましたが、学校へ行けない苦しみに関わらず、とても勇気づけられる経験談ばかりでした。

きっと、それぞれの形で幸せは続いていくんですね。

素敵なお話の数々、貴重な出会いをありがとうございました。



読めば元気が出る、深いできばえ

医師・臨床心理士
田中茂樹

もはや裏切ることのない連作短編集のようで、何度も胸が熱くなるし、読み進むのがもったいなく感じるのも同じことで。
洗練度もましているようにおもえるし、多様性(と呼べばいいのでしょうか?)も良い意味で広がっていると思います。

Vol.6のp.10で村上雅郁さんが、「こんな暗い話になると思わなかったな自分でも」と呟いておられるのがいいですね。
人に聞いてもらえるから語れる、気づく、深く入っていけるところが心の中にはあるのだと思います。

読めば元気が出る、とても深いできばえだと思いました。
ありがとうございました。

先入観を変えるきっかけにも

親業訓練インストラクター

村林さえ

この冊子には「やさしさ」や「おおらかさ」「多様性」を感じるんですね。

「こうすべき」ではなくて、“こういう人のこういう生き方もあるよ”という例をたくさん見せてくれるというか。

不登校になると、私もそうだったんですけど、親はどうしても煮詰まってしまうことが多いと思うんです。

そういうとき身近に理解者がいれば一番いいんでしょうけど、身近に理解者がいなかったとしても、ここに出ている人の様々な経験とその後を読むことで、「不登校も人それぞれ」ということがスッと入ってくる。もうこの冊子自体が「理解者」になってくれるというか。

活字になっているっていうのも大きいですよね。

私自身、びーんずネットさんのインタビューを受けたとき、娘の不登校の経験は本当に「かなり前のこと」だなって感じてたんです。「そんなこともあったよね」ぐらいの。

記憶の中で薄れちゃってた気がするんですけど、やっぱり人生の様々な経験のひとつのパーツとして、親の中にも子どもの中にもしっかり埋め込まれて、根付いている。それが今に連なっていて、この先の未来にも続いている

読み返すことで、改めてそんな気持ちにもなりました。

この冊子が不登校に対する、いろんな世の中の先入観をじわじわと変えていく――そんなきっかけにもなるんじゃないかな、とすごく思っています。

ピックアップレビュー ★★★★★

これこそが私が求めていた本でした

みなとさん

私の娘は小学校で二度の不登校を経験し、中一になり二学期終了間際に再び登校渋りになりました。三学期は登校しております。

これまでもいくつか不登校に関する本を読んできましたが、インタビュー形式の本と出合ったのはこれが初めてでした。

そして、これこそが私が求めていた本でした。

不登校というだけで「子どもが甘い」「親が甘い」「学校の集団生活ができないと社会人になって苦労する」など、事実に基づかない周囲の言葉が親子を苦しめます。

不登校の当事者の当時の気持ち、そして、将来どのような生活を送っているのか?

より多くの事実を知ることで周囲の声による苦しみから解放されると思います。

親の会など互いに事実を語り合える場がない方は読むことで救われるかもしれません。

これまで発行された全てを読ませていただきました。

一冊で七名の事例。この積み重ねが、多くの親子を救うと思います。

ありがとうございました。

VOICE

考える余裕が少し生まれました

たぬんさん

ウェブサイトの内容の誠実さが決め手で購入しました。当事者に心から寄り添ってくれる感じがしました。それまで「不安商売」に恐怖を煽られていたので、やっと救われた思いでした。
この本は私がいちばん知りたかった内容でした。
当事者の具体的な進路や心のうちだけでなく、親の葛藤と乗り越えてきた現実を読むことで、いかに自分が漠然とした不安の枠にはまっていたかがわかり、これから何を本当に優先すべきか考える余裕が少し生まれました。
まだ子どもは学校に戻る気配はなく、もう一人も引っ張られるように五月雨登校になり、波のある状況で親の心も揺れますが、びーんずネットさんの存在がお守りのようになっています。出会いに感謝しています。

VOICE

キレイごとではない生の体験

のりたまごさん

子どもが不登校になってしまい、直近の未来である高校受験がとても不安で、どう考えてやり方を変えれば、親子とも幸せになれるのかと悩んでいました。

 実際に不登校を経験した子どもと親の体験記——キレイごとでない生の体験だと思えたからすぐ購入しました。

 一年くらい悩んでいた気持ちが楽になりました。まだ完璧に不登校を受け入れているわけではありませんが、実際の体験を読み、「学校に今行かなくてもきっと大丈夫」と思える気持ちも少し持てるようになりました。

VOICE

想像以上に記載されている

あんころもちさん

不登校だった方が大人になって今の状況がたくさん知れるように思ったから購入しました。
想像以上に不登校の経験、その時の心境、現在の状況が記載されており、これは自分だけでなく、今、何とも言えない状況で不登校になっている子どもたちや悩まれている保護者様に読んで頂けたら、救われる方も多いのではないかと思いました。

VOICE

期待ではなく大丈夫という安心感

HTさん

公立中学校の教育支援センター(適応指導教室)のスタッフをしています。

週二〜四日勤務を始めて三年目になりますが、まだまだわからないことだらけです。子どもたちや、ご家族の理解へとつながればと手にとらせていただきました。

ほっと心が温かくなりました。期待とかではなく、大丈夫なんだという安心感が広がりました。これも私自身が幸せになるひとつの方法でした。

VOICE

希望を持って見守りたい

空を見上げるちあきさん

息子が不登校になって四か月。今はまだ息子は自分について、家族について、友達について、悩んでる最中でしょうが、希望を持って見守りたいと思いました

私自身は人に流されやすい性格で、学校は行くものだからと悩みもせず行ってました。

夫も義父母も「学校に行かないで怠けている、弱い人間だ」と息子を責めています。私は少しずつ息子を受容できはじめてきましたが、家族に理解してもらえず、まだまだ苦しいです

息子が一番苦しいと思うので、少しずつ周りも変わっていけるよう、私自身が変わらなきゃと強く思いました。ありがとうございます。金子ご夫妻の明るい笑顔に元気をいただきました。

雲の向こうは青空——この言葉、とても響きます。

VOICE

濃いのにさらっと読める

むぎむぎさん

人生がぎゅっと詰まってる本。

とても濃い内容なのに、さらっと読めるのが不思議です。

VOICE

話を直接聞いている感じ

みき子さん

まだ今は先が見えない状態ですが、今の状態の先には、もしかしたら我が家にも色んな道があるのかもしれないと感じさせてくださる冊子でした。

ご本人のお話を直接聞かせて頂いているような――いろんな方がそれぞれの道を見つけて先に進んでこられたことをご本人のお言葉で、メッセージを送ってくださっているように感じることができます。

VOICE

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サンプル 太郎
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読者のみなさんへのメッセージ

どんな人に
読んでもらいたいですか?
その人への
メッセージをください

寛容になるきっかけになってもらえたら

認定NPO法人みやっこサポート不登校支援リーダー

白石陽子

こんなふうに子育てで悩んでたお母さんもいるんだと知ってもらうことで、不登校に対して寛容になるきっかけになってもらえたらいいですね。
不登校への見方が変わるだけでラクになる親子が増えると思うんです。あたたかい目で見ていただけたらなって思います。

いつかトンネルは抜けられる

大学生

荒井三奈

私も凸凹があるし今も現在進行形で迷い中だけど、こんな私でも成長できたので。いつかトンネルは抜けられるって伝えたいです。
子どもは失敗して悩みながらも毎日たくさんの成長をするので、迷いながら自分にあう道を進めばいいんじゃないのかなって。できないことより小さな「できた!」や成長を大切に見守ってほしい。

不登校でも大丈夫です

poco pono COCO代表

太田聡美

不登校でも大丈夫です。周りの大人が「不登校でも大丈夫だよ」って言ってれば子どもは大丈夫です。子ども自身では大丈夫だって思えない。だから周りの大人が大丈夫だよって思うところから、子どもは元気になっていくんじゃないかなと思います。
「根拠のない大丈夫」が一番強いと思っております(笑)。

印象だけで決めつけないで

会社員

本間友絵

最初の印象だけで不登校を決めつけないでほしいですね。いろんな背景があって不登校になるわけで。たとえば私みたいに今、抜け出して社会で生きている人たちがいる。そういう人たちもいることを知ってほしいと思います。

これから先の生き方を考えたいと思ってる方に

教育文化研究所 代表

長阿彌幹生

もっと自分のことを知りたいとか、これから先の生き方を考えたいと思ってる方に読んでもらったらいいかなと。私の話が参考になるかもしれないですよね

一人で悩まないで

看護師

坂本直樹

親が精神的に安定していることが一番だと思うので、一人で悩まないでほしいです。安心できる場に行って話したりすることが本当に大切かなって思います。

別の道だってどうせしんどい

自由な学び場HIRU-net 代表

今田剛士

不登校は逃げじゃないから。それは君が選んでるだけだから。別の道だってどうせしんどいから(笑)。
大蛇が住んでそうな沼と、狼男が出てきそうな森のどっちを選ぶ? っていうときに、君は森を選んだだけだから。その狼男もどうせ倒して次のところに絶対行けるから、何も心配する必要はないんだよ。

七人七色の雲と青空

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』Vol.10
価格:1320円(税込)

不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。

 そんな七人七色の「雲と青空」を、丹念に取材してまとめました。

雲を抜けた先には、いつも青空が広がっている。
ぜひ、ページを繰って、あなた自身でそれを確かめてみてください。

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