トコジラミの駆除は難しいと言われていますが、長年の実績があり、駆除の経験が豊富な業者を選んでおけば安心です。

業者の駆除実績とともに、依頼した人の口コミ情報も合わせてリサーチしておくと良いでしょう。

トコジラミ駆除を正式に依頼する前に、現地調査に入ってもらう必要があります。

被害状況や駆除作業が必要となる場所や広さなどを入念に把握してから、見積もりが提示されます。

見積り価格と作業内容について、納得した上で契約を交わしましょう。

中には、不必要なサービスを無理に勧めてきたり、一般的な料金相場よりも高額な費用で見積りを出す悪質な業者もいるので要注意です。

悪質な業者に引っ掛からないためにも、事前に料金相場についてリサ―しておくと安心です。

トコジラミ駆除を正式に依頼する前に、どのような作業を行うのか事前に説明を受ける必要があります。また、作業にあたる人数も要確認です。

作業に関わる人数が多ければ多いほど人件費がかさむので、料金が割高になる可能性が高いです。

トコジラミ駆除作業が終了したら、それで完結というわけではありません。

良心的な業者であれば、作業終了後のアフターフォローも充実しています。

いったん駆除作業が終わっても、再びトコジラミが発生する可能性も考えられます。

保証期間が設けられている場合は、作業終了日から何日後まで保証を受けられるのか、業者に確認しましょう。

また、保証内容についても把握しておく必要があります。

ダニやノミなら知ってはいても、トコジラミについて知らない人は多いのではないでしょうか。

ダニの体長は0.2mm程度から大きくても0.5mm程度なので、肉眼で確認しづらいです。

しかし、トコジラミの多くは5mm前後の大きさなので、発見しやすいです。

室内や布団に小さな黒い点が動いていることに気付いたら、それはトコジラミである可能性が高いです。

幼虫と成虫の携帯はほぼ同じでも、脱皮をするので抜け殻は残ります。

ダニもトコジラミも人の皮膚を刺すという点では共通しますが、刺す場所・部位などに違いがありまか。

ダニは人間のお腹や太ももなど、衣服に隠された部位に対して刺すのが特徴です。

しかし、トコジラミは温度や部位に関係なく、どの部位でも無作為に刺すため、最悪の場合は顔に刺されることもあります。

ダニが刺す範囲は比較的狭く、トコジラミは広範囲に渡り刺すので要注意です。

トコジラミは体長が大きいため、1回刺されただけでも吸血量が多いです。

刺されてしまうと、不眠・発熱・リンパの腫れなどの症状が起こるケースもあります。

ただし、トコジラミが人の皮膚を刺した直後に症状が出ることはなく、数時間経過してから次第に自覚症状が出てきます。

刺された後は、強いかゆみをともなうこともあります。トコジラミの繁殖力は高く、一生の間に300～500もの卵を産むと言われています。

近年は、日本国内の宿泊施設や一般家庭でもトコジラミによる被害件数が増加傾向にあります。旅行先でトコジラミに刺されてしまうケースも少なくありません。

海外旅行中に宿泊先のホテルで刺されたり、荷物の中にトコジラミが潜み、日本国内に持ち込まれてしまうケースも稀ではありません。

放置しておくと、ハウスダストの原因となり、アトピーやアレルギーを引き起こすリスクが高まります。情緒不安定や不眠症などメンタル面にも支障をきたす可能性があるので、早めに駆除する必要があります。