美容師の気持ち

不安が拭えない美容師

ご存知ですか?


美容師にも二極化が明確です。大手の美容室は何%掛けで薬剤が入っているのか?どんなに頑張っても個人店や個人事業主とは別世界なのは今に始まったことではありません。SNSなどで公にされる新薬などの情報はその前に大手は勿論知っています。それは提供する側だからです。
では大手とどうしたら違いを出せるのかを考えられなければ道はありません。幾つか分かっている中、「技術の差」と「人の輪」は注目です。他人では出来ない技術を持ち、お客様はじめ、今までのお付き合いを続けてきたディーラーさんなどを大切にする事が「個性」になると思います。
大手と同じ薬剤やコンテンツが売りになると本当に思いますか?いよいよ全く違う観点から攻めないと情勢は変えられない事に気付くはずです。

・あえて大手が使っていない薬剤に変える事
・個人店で集まり特区を作る事

そして、絶対に必要な事は

・大手とは明らかに違う個人店だからできる独自のカット技術

コレです!全ての薬剤なり選択の裏付けになります。

そして、もっと大切な事は「他の美容師と仲良くする」これに尽きます。SNSなどがあるからと、この横の繋がりが出来ているようで実は皆高い壁を築き孤独を選んでいます。これまで何人もの美容師から「他店になめられる」というフレーズを耳にしてきました。
その幼い発想は何と戦っているのかと、自分の足元が固まっている人には無い発想ですよね。未熟な内の気持ちは理解できますが、そんなに敵を作って何が生まれるのでしょうね?

こんなお悩みありませんか?

  • 千円カットと技術の差が無い事が悩み
  • 美容師の前だとカットができない
  • ブラントカットが判らない
  • 周りに美容室が沢山できて不安
  • 実はカットを学ぶ機会を逃したまま
  • とにかくカットに自信が無い
  • とにかくカットに自信が無い

そのお悩みの原因は!?

このHPでは美容師の心の中を覗いて見ましょう!他の美容師はどう考えお互いをどのように捉えているのか?様々な観点から浮彫にしてみました。もしかしたらご自分の打ち明けられなかった心の奥や他の美容師との壁を取り除けるかもしれませんよ。

悩みのある方へ

ここで向き合う主な内容は「カットに不安」を感じている美容師が多い現状がある事。何度もカット講習会に参加しても身につかないとか、他の美容師がどのようにカットをしているのか不安であるなど、接客業ながら同業者間は意外に「閉鎖的」です。美容師は職業柄、柔軟な方が多いのに、自らが率先して問題点に向き合えないなど悩みがあるようです。その結果、何年、何十年と技術者をしていながも「カットを分析できていない」まま経験値だけで後輩の前で高楊枝をくわえ続けているオーナーも多いようです。
その点に関しましても年齢やキャリアに関わらず柔軟かつ暖かい気持ちで読み進めていただければ幸いです。

メッセージ

もしかしたら美容師を語る誰もが悩みを抱えているのかもしれません。

下のQ&Aに思い当たる節はありませんか?

Q&A

  • Q
    他店とのカットに差があるとは思えません。むしろ自分は他の美容師さんと比較しても上手いとは思えません。技術者である上、後輩も居ますので誰にも言えなく苦しんでいます。
    A
    日本の美容師は数十年前の「ブラントカット」を未だに継承し、頑なに「基礎」として信じている傾向があります。今では何が基礎なのかさえ判らない技術者が多いようで、同様に打ち明けられずに悩まれている技術者の方も多いようです。という事は「型にとらわれていない」と逆に考えたら「個性」になり「独自化」が出来ませんか?周囲にとらわれず独自の考え路線を確立できている美容師と交流を持つのはいかがでしょうか!
  • Q
    当店はカット料金がスタイリストで4320円からですが、周りに1000円前後の美容室が数店できています。カット料金の差を聞かれると答えることが苦しいのです。技術者会議で何度も話し合いましたが結論が出ず客数は減るばかりです。
    A
    上のQと同じです。他店との明らかな差!それも「カットの差」を明確にする時代です。ブラントカットや過去の精神論などに囚われていない美容師との交流を持つことをお勧めします!最初は勇気がいるかもしれませんが、変にプライドを出さずに柔軟に吸収する方が近道です。
  • Q
    名のあるブラントカットで有名な店で修行をし、独立しましたが修行した店の名前を利用して良いものか、ブラントカットを語って良いものか悩んでおります。他店では当たり前のように語っているのも知っていますが、何のために出店したのかモヤモヤしています。
    A
    そこに悩むのなら隠した方が良さそうです!せっかく独立したのに修行した所の名前を出すのは「フェアじゃない」と言われる場合がありますしね!フランチャイズとかなら良いですが「では何故独立したの?」って自分で悩んじゃいませんか?何処で修行したかなんてしっかり隠して独自の理論で自由でいいじゃないですか!
  • Q
    幾つものカット講習会に参加していますが、全く自信が持てません。美容師がお客様でくる事がたまにあり不安で不安でたまりません。
    A
    カット講習の内容を事前に明確にとらえて見ましょう。「スタイル」とか「型」とか「有名店だから」は地域性や立地に合わなければ何の役にも立ちません。そんな講習行っても無駄です。「カットの考え方」とか「原理原則」など、どんな環境でも応用が効くカット講習を選びましょう!「ヒジで切る」とか「座っちゃいけない」とか変に囚われていませんか?縦スライスでヒジは本当に縦にできる人が居ますか?横スライスでレイヤーを水平に切る時、左手と右手が水平軸にありますか?そんなのは各店の決まりに過ぎず、外に出れば気にする必要が無い案件です。
    「習う」のでは無く「自分探し」です。
  • Q
    セニングの使い方や、形状の違い、どのように毛束の中で切れているのか解りません。先輩からのアドバイスもあやふやで誰に聞いたら良いのか解りません。
    A
    まずはセニングの刃形状から髪の毛がどのように切断されどうスタイルに反映しているのかに向き合う時間を持ってください。分析する力が備わるまで頑張ってください。分析できるようになる講習会もあります。その後購入にあたってはご自分で試して、仕事に合っているセニングを購入される事をお勧めします。確かに目的や理に叶ったセニングは高価なものが多いです。しかし、裏を返せはそれだけ必要な道具である場合があると思います。目安として「特許」や「意匠」が取れているモノはそれなりに特徴や目的がしっかりしています。
  • Q
    何故、美容師は動刃と静刃を使い分けるのですか?セニングは尚更意味が解りません。
    A
    海外の美容師はそんな事に縛られていません。薬指を入れずに中指を静刃側に入れている美容師なんてザラです。実は動刃と静刃を押しつけららているのは日本の美容室だけかもしれません。また、最近ではそれを逆にやらせない美容室も出ていますよ。動刃と静刃は床屋の「刈り上げ」に有効なだけで、刈り上げが重視されていない美容室では何故こだわるのか疑問ですよね。セニングも同じです。本来は「自由」でいいんです。
  • Q
    まだ見習いです。カット練習に入りましたが先輩のカットが下手に思えてたまりません。切り終えてブローをすると必ず言い訳をしながら誤魔化します。お店を変えた方がいいか迷っています。
    A
    似たようなお話は耳にします。でも、一度決めたお店です。いつでも辞められます。そこに留まり基本的な事は割り切って学んで、あとは休みの日とか大変でしょうけど、外のカット講習会に参加された方が良いのではないでしょうか?で、先輩よりも自信を付けてそのお店に必要な人材になる方が賢明ではないでしょうか?他店に行った所で同じ様な悩みは必ずありますよ!先輩をごぼう抜き出来るチャンスかもしれませんよ!
  • Q
    当店はカット料金がスタイリストで4320円からですが、周りに1000円前後の美容室が数店できています。カット料金の差を聞かれると答えることが苦しいのです。技術者会議で何度も話し合いましたが結論が出ず客数は減るばかりです。
    A
    上のQと同じです。他店との明らかな差!それも「カットの差」を明確にする時代です。ブラントカットや過去の精神論などに囚われていない美容師との交流を持つことをお勧めします!最初は勇気がいるかもしれませんが、変にプライドを出さずに柔軟に吸収する方が近道です。

意味が問われる現実

ご質問からも美容業界の不明確な「縛り」といいますか、「本当に必要な事なの?」と感じているであろう例を挙げてみます。皆さんも考えていた事かとは思いますが、改めて向き合ってみてください。

動刃と静刃

  • 床屋の刈り上げ以外は使わなくても良い
  • これを忠実にするとカットラインが刃線と鋏形状に伴い必ず傾斜する
  • 左右の手は全く違う形にしかならない。腱鞘炎になりやすく静刃の刃線通り斜めに切れてしまう。
  • これを忠実にするとカットラインが刃線と鋏形状に伴い必ず傾斜する

肘で切る(横スライス)

  • 写真のように左右の腕は段違いになっています。水平でも何でもないですよね。つまり、左右対称にして切るのは不可能
  • 写真のようにハサミを持つ右手の形と左手の形とは同じにならないのが現実なんです。
  • つまり、左右の腕が同じにはならない。同じにするとハサミの持ち方が維持できないという矛盾
  • 写真のようにハサミを持つ右手の形と左手の形とは同じにならないのが現実なんです。

肘で切る(縦スライス)

  • 身体の構造上無理があるだけで意味を成さない。首も腰も辛く目的が「カットライン」ではなく「肘を垂直にする」事に変わってしまっているんです
  • 教えるわりにはやっている技術者がほぼいない
  • 体制に無理があり首が横になる事で横から目視するような不自然さが否めない。なぜコレが大切と言われ続け誰も疑問に思わなかったのでしょうか?
  • 教えるわりにはやっている技術者がほぼいない
空手で言う「演武」に例える美容師もいますね。カットの目的は「目的のスタイルに毛髪を切る事」です。
美容学校で教わる内容です。
自動車教習所と路上での運転と似ています。「10時10分の所でハンドルを握る」基礎は免許取得後はいかがですか?先輩だからと助手席でその都度注意しますか?
大切なのは安全に便利にいつまでも車に乗ることです。つまり、国家試験を通った後は自分が選択して行くことなんです。10時10分は大切な事ですが、それを続けるかどうかは押し付けることではないと思うのですがいかがですか?
もちろん、その後、自動車教習所に就職したのならそれを守り伝えることが仕事となりますが、帰宅する車の運転で10時10分は守らなければいけませんか?
きっと別の持ち方をした方が自分なりの理にかなっていれば、自然と12時付近を持ってたりする事でしょう。

独立後もそれを頑なに語る美容師の姿を見る度に自動車教習所の教官の帰りの車内が頭をよぎるお話でした。

レジェンド

上記した例は「レジェンド」以外、或いはそのサロンに属している場合や関わる環境にだけ必要な事で、そこ以外のサロンでは必ずしもやらなければいけない事では無いです。確かに過去には大切だった時期もあります。しかし、レジェンド本人以外は自由です。

意外と気付いていない先輩達

美容業界を見回してみてください。カット料金にとんでもない開きがあるのに、見回せばほとんどの美容師が「同じ持ち方で鋏を使い」、「同じ様な基礎」の「型」と「スタイル」を真似しコピーした応用技術だらけです。格安店の技術者でも「修行した先はカリスマサロン」なんて方が沢山居ます。つまり、「修行先は同じ」と世間一般に知られています。
むしろ格安店の方が「カットに特化」させ「無駄な事はしない」といった効率化と安定感に説得力があります。でも、他の美容師を見てください!SNSをサーフィンし、今までとは全く違うスタンスで新しい薬剤を追いかけ変化させながら「勉強してます!」ってオーラをバンバン出していませんか!それも大切な一つですが、本来は技術職です。つまり、物理の仕事がいつの間にか化学に惑わされ美容師らしさや裏付けがどんどん無くなっています。

ご自分が未熟な時期に先輩に感じた事を忘れてしまったのでは・・・。
もしかしたらその先輩と同じ事を繰り返しているのでは・・・。

もう少し後輩の身になってみては

私が美容学校に関わらせていただいていた時に生徒さんから何度か同じような話を聞いた例ですが、「ブラントカットはVSさん本人に教わらないと公言できませんよね?」とか「VSの直営店で習っても本人からは一生習えないんですよね」と就職先を探す上での会話でした。当時自分の机があった部屋が進路指導室を兼ねていましたので、結構ストレートな質問を沢山目にしました。

やはり、自分で語るとかオフィシャルにできる最低限のメリットが無ければ未来を託せないのでしょう。
例えレジェンド本人に教わったとしても独立したら語れる歴史は残りますが後輩から見れば別のサロンですよね。レジェンドに直接習えないのなら当然の疑問ですね。

「俺はレジェンドからカットを学んだ!」は後輩達には「では独立された貴方独自のカットは?」と同時に期待されるという事ですね。

料理の世界も照らし合わせると「なるほどー!」と思いませんか。

また、「ビラ配り」や「売り上げアップへの行動」つまり「集客」をスタッフ側にやって貰っていませんか?これをスタッフ側から考えてみるとこれらの目的はオーナーの案件である事に気づきます。オーナー側になった事の無いスタッフ側では不安が募るだけで、「自分の学べる時間が無駄になる」と考えているようです。
確かにスタッフがみんな去ってしまったらオーナー自身の案件ですよね。スタッフを雇う事はそれだけの集客をオーナーがしなければならない訳です。

個性の確立を!

美容室とは個性が大切なのかもしれません。全てに平均して良い仕事ができる美容室は沢山あります。しかし、中には「何も売りが無い」「周りに美容室が増えてお客が減った」「安い美容室が増えてみんなそっちに行っている」と考えがちな美容師。これらの方に個性が必要かもしれません。また、「これ以上の売り上げを確保しようと努力しているがお客様もスタッフも定着しない」と考えている所はその地域に合った「個性」が必要という事です。
これは単純で「薬剤」を変えてもご近所さんの美容室にも同じか或いは似たような薬剤が必ず入っていると考えた方がいいです。そして、他店はもしかしたら割安でやっている可能性が否めません。そこで安くするともうお終いです。

という事は「カット」「アップ」などその地域で主となる「技術」に明確な差があれば良いという事です。それを軸にして次が「薬剤」なりの「付加価値」だと分析できます。
これが無いとスタッフも不安ですし、それに見合った何かが得られないと他店に流れてしまいます。


他業種でも個性とは「独自化した技術」と言い替えられる時代のようです。

どうしたらいいの?

まずはご自分のカット技術を正直に分析してみて下さい

以下チェックリスト

自分診断


  • ブラントカットとは何か正確に言葉にできる
  • ブラントカットとそれ以外のカットとの違いを明確に言葉で説明できる
  • 周りの美容室と明らかなカット技術の差を言葉で説明できる
  • 大型店との明らかなカット技術の違いを言葉で説明できる
  • 修行した美容室との明らかなカット技術の違いを正確に言葉で説明できる
  • 何故今のカット料金かを明確に言葉で説明できる
  • ご自分のカット技術で特許が取れる
  • ブラントカットとは何か正確に言葉にできる
最後の「特許」と言うのは文章力が無く補足させていただきますが、「他と明らかに違う」という事は申請さえすれば確実に「特許」が取れる事を意味します。しかし、「似たようなカット」が特許申請されていたり、一般に誰でもやる可能性がある事は「特許が取れない」つまり、「他との違いは証明できない」となる意味です。
上記した事の全部とは無理でもほぼ当てはまらないと「価格競争」と「自然淘汰」の流れに巻き込まれる可能性が高いでしょう。
「巻き込まれる」と言う事はスタッフも魅力を感じるサロンを探すでしょうし、お客様に関しては他のサロンという「選択肢」を与えてしまう訳です。

・自分でカットを分析する
・カットの原理原則を解明する
・他人とのカット技術的な差を明確にする

最低限これをしないと始まりません。ウィッグでボブを幾ら切っても無駄なんですね。先輩のお墨付きをもらっても無意味なんです。ウィッグを切らせるよりも「カットの原理原則」などを話す方が良い場合があります。「型」では無く上記した様な基礎講座です。

例として
・頭の丸みの反映
・球体とブラントカットの反転理論
・ブロッキングの意味と反映

など物理的にお話しされるだけで良いと思います。

年長者ほど経験よりも裏付けとなる理論を隠すことなく伝える事により「団栗の背比べ」から晴れて抜け出せる事を見えるように表現すべきなのです。

実は誰でも思っていた事なんです!

いつかやらなければと思っていた事です!

今それを明確にする事が出来ているか否かが大切なようです。

でも、どうしてできないのか?

素直で真面目にやって来た美容師ほど、これまでの美容人生が「型」や「伝統」を信じすぎてしまったか、或いは何も疑うこと無く、気にもとめていなかったのではないでしょうか。それを隠せない時代です。後輩達も見る目や判断力を持った人材ばかりです。そんな彼らの未来や可能性に勘違いをしてしまっていませんか?

オーナーだからこそ向き合わなければいけない場合もありますよね!

そんな場合は!

「型」や「スタイル」では無い「原理原則」を学べる他のカット講習会に行くのも手です。

「感覚」とか「経験」の講習会も大切ですけどね。

講習会が見付からない方は!

理美容の卸問屋の株式会社白鶴様と契約されているディーラー様にご相談してみて下さい。

株式会社白鶴

最後に

なんとご無礼な内容かと考えながらも言葉を選んでいると文章が長くなり要点が分からなくなってしまい、結局、こんな文章で仕上げてみました。今後、頭を冷やしながら少しずつ柔らかくできたらと考えております。

しかしながらいかがでしたか?今まではカット料金もある程度の価格がいただけた時代から、特別な思想やカット技術が無ければ現状のカット料金を維持することすら難しい時代へと変化して来たのです。

何年も前から「いつかはカット技術で差を出さなければ」とか「早くカット技術に自信が持てない自分を改めないと」と気付いていた筈が、気がつけば「遅れを取ってしまった」と考えなければ辻褄が合わなくなっています。
数年先は格安サロンの技術は更に上がります。それよりも高額をいただいているサロンが
適当なカットやバサバサで纏まらないカットをしていたりしたら多くのお客様はどこの美容室に行くのか簡単に想像出来ます

格安店は決して手抜きはしていません。むしろ更にお客様を満足させるようレベルアップするに決まっています。

今まで通りの時間を掛けてカットをしている美容室には「裏付け」や「根拠」が無ければ成立しない時代となってしまったのです。