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と佐藤組合長。ここ、尾崎の地で代々漁業を営み、自身も漁師歴40年以上というベテランだ。気取らないざっくばらんな人柄が魅力で、地元の漁師たちを束ねている。尾崎では、一年を通して多く水揚げされるアカシタビラメやタコ、ワタリガニなどを始め、春から初夏にかけてのこの時期には、シャコやハモ、サワラ、アジなど、種類豊富な美味しい魚がたくさん獲れる。
地元・尾崎の魚をブランド化規模が小さいからこそ、生き残りをかけて、新しい取組みにも臆せずチャレンジする尾崎漁協。その代表的な取り組みとして、「尾崎で獲れる美味しい魚をもっと全国に広めたい」という想いから、地元漁師はもちろん加工業者とも力を合わせ、尾崎産の魚のブランディングに尽力している。独自商品をブランド化し、6次化商品として販売し、広めていこうという活動だ。
環境に配慮した取組みを通して、地域との関わりをこのように、尾崎の魚を多くの人に知ってもらうため、あらゆる取組みを行っている尾崎漁協。
地元の飲食店や団地、スーパーなどに協力してもらい数年前に始めたのは、回収した廃油をバイオディーゼル燃料として使用するエコ活動だ。漁船の燃料使用時の二酸化炭素排出量を削減するなど、さまざまな角度からの環境配慮も行っている。漁協内に留まらず、必要とあらば地元のいろんな人達を巻き込みながら、「尾崎の美味しい魚を広めるために何ができるのか」ということを常に模索し続ける佐藤組合長の行動力には感服する。