復職して、1年ほど経過すると、体調も安定してきた。
業績が向上、プライベートのマラソンでは、自己ベストに近いパフォーマンスを取り戻しつつあった。
ただし、どこかしらの違和感、出勤できなくなるほどではないものの、イレギュラーな対応するたびに、心身の負担感は否めなかった。
上司に相談するも,一蹴。「もう、治ってるよ。気にしすぎだよ」
やがて、その相談から、2,3か月で、体調の良い日と悪い日が明らかに分かれるように。
一方で、2014年の増税前の駆け込み需要の追い風もあり業績は右肩上がり。
プライベートのマラソンでもハーフで自己ベスト更新(1時間26分)
耐えがたい易疲労感におそわれる日のほうが多くなり、体重は日々減少、食事制限もせず、2か月で、5kgほど減った。(激やせと顔色の悪さを指摘されることが増えた)
そして、2月末に、久しぶりの突発休み。
このころ(2014.03)、増税前の駆け込み以外にも、社では、事務所の引っ越しという大きな変化。心身ともに疲弊、消耗。
主治医も、私の急変を目の前に、焦ってる様子がうかがえた。自分としては、社会と一度遮断して、しっかり休みたい思い。
以前、患者仲間から聞いていた、休養入院を希望。
うまく医療連携が機能し、ケースワーカーを通じ、県内の評判の良い、病院への入院をほどなく果たせた。
入院先の担当医の診断は、1か月ほどの、投薬、経過観察、
2,3日おきの診察、カウンセリングなどを通じて施された。
家内同席のもと、今後の過ごしかたを含めて、噛み含めるように丁寧に説明された。
診断名「双極性障害Ⅱ型」
・これまで、調子のよい時と悪い日がはっきりあったはず。
・特に3か月くらい前にとても調子が良い日々があったはず。
・疲労の感度が低く、過活動の傾向もある。
・体重の急激な増加や減少を繰り返してきたはず。etc
上記を踏まえ、何事もほどほどに過ごす(マラソンもタイムや距離は追及しない、生活リズムを一定に保つ。),服薬を確実に行う
などなどを教育され,家内も腑に落ちるところがたくさんあったようだ。