フォーム 予約 決済 メルマガなど集客機能がオールインワン!
こんにちは!バジル・クリッツァーです。
わたしは見ての通り、ホルン吹きです。そして、あまり日本っぽくない見た目をしていますね。ややこしい話ですが、わたしは「香港生まれ・京都育ち・アメリカ人」です。...ややこしい!
そんなわけで、この文章も自分で日本語で書いています。
2010年頃から、
『音楽をするひとが、
もっと上手に・
もっと自分らしく・
もっと満足できる演奏ができるように、
そのお手伝いをする』
そんなレッスンを、保有しているアレクサンダーテクニークというメソッドの教師資格を活かして行っています。
たくさんの大人の音楽愛好家、吹奏楽部の中高生たち、音大の学生たちとレッスンをしてきました。
レッスンは、東京・名古屋・大阪を中心に全国で行っています。
また、沖縄県立芸術大学および尚美ミュージックカレッジで講師をしています。
(写真©学研/詳しいプロフィールはこちら)
人前で満足できる演奏ができない...。
人前だとアガってしまって、
じぶんの実力が全然出せない(>_<)」
聴いているひとや周りのひとの目線・思っていることがきになる...。
なかなか上達しない…。
努力が全然、報われない。
いったいどうやって練習したらいいのか、分からない...!!
すごく体が疲れる...。
楽器を演奏したあとだけ、妙に肩や腰が凝る...。
カラダにとても力が入ってしまう....。
①アレクサンダーテクニーク
欧米の音楽大学や、演劇・ダンスなどパフォーマンス系の教育現場では昔から長く取り入れられている、身体の動き・使い方に関する技法『アレクサンダーテクニーク』。わたしはこのメソッドの教師資格を保有しています。レッスンでは、このメソッドに基づいて身体の使い方に関し提案やフィードバックをするレッスンを提供します。
(アレクサンダーテクニークについて詳しくはわたしのブログで)
②呼吸
上記アレクサンダーテクニーク、およびとてもわかりやすくてシンプルな解剖学的な見地から、呼吸に関するレッスンやアドバイスを歌や管楽器の演奏をなさる方には提供します。
③アンブシュア
金管楽器を演奏される方には、アメリカのトロンボーン奏者、故ドナルド・ラインハルトを源流とする詳細なアンブシュアに関する研究を背景にしたアドバイスや提案を行います。
【緊張・アガリ】
わたしは四半世紀にわたり、演奏時に経験する緊張・アガリに向き合ってきました。いまでもまだまだ、すごく緊張しますが、長年この問題を乗り越える道筋を探し、個人的に研究してきました。
◎ドキドキ、ソワソワ、ガクブルといった感覚のコントロール法
◎聴衆との向き合い方、関係の作り方
◎根深く巣食う自己不信や疑念からくるネガティブな影響力との向き合い方
◎舞台上で自分の力を発揮するための、技術の意識化・プログラミング
◎瞑想、イメージ
◎セルフトーク
など、いまでは様々な要素が舞台に上がるための準備として含まれています。それらを、あなたの状況や興味関心に合わせてレッスンしていきます。
【効果的・効率的な練習のやり方】
わたしは音大時代、ひどい腰痛とメンタルな落ち込みにより、数年間、長時間の練習ができなくなってしまいました。これにより、ホルン奏者としてのキャリアに大きく響いたのは確かですが、
その反面、わずかな練習時間でも確実に上達するための方法を見つけて実践することにつながりました。そうしないと、卒業リサイタルもおぼつかなかったですから!
大いに苦労したのは確かですが、それでも卒業後にはコンチェルトを演奏したり、プロのオーケストラに出演するレベルまで到達することができました。
根性論の限界を、身を以て文字通り痛いほど骨の髄まで沁みて理解しています。
◎上手になりたいけれどなかなか練習時間が取れないという
◎練習してもしてもぜんぜんうまくならない
そんな方にとってはぴったりのレッスンです。
【徹底自己肯定楽器練習法】
このタイトルの本を、2014年に書き下ろしています。詳しくはこちら
わたしは、1歳のときから日本で育ちました。家では英語、外では日本語。感性も色々混ざっている。バリバリの関西弁だけれも見た目はド外人。
2言語で育ったり、見た目がちがって目立ったり、家とは異なる文化・価値観に小さい頃から晒されたり。
大人になってから、そういう特殊な育ちのひとたちは心理的に色々と抱え込むことが多いということを知りましたが、わたしもご多分に漏れずそうでした。
その結果、わたしは
「とにかく根性論+自分を厳しく叱責する」
ということこそが、成長のために必要だという誤解を自分のなかに形成し、それを全力で実践しました。
その結果が、上記した「腰痛とメンタルな落ち込み」でした。ホルンをまた吹けるようになるには、もうこのやり方はやめる必要がありました。
そこから徐々に見出し、実践し、磨いていった『上達のための考え方』が、"徹底自己肯定"です。
これは、ごまかしや甘やかしとは無縁です。
これは、
"上達を望むなら、ほんのわずかな向上や変化にも意識的に気付いて、拾い上げ、認めて、その上達や変化を生み出したやり方を再現可能なものに構築していく"
やり方です。ですから、けっこう厳しいのです!
根性論や自己否定を、少なくとも楽器のときだけでも卒業したい方は、ぜひレッスンにいらして下さい。
◎日々の練習を楽しいものにする
◎その練習を効果的なものにする
◎その練習の成果を本番で発揮する
◎技術と表現、練習と本番の間の矛盾や隔たりをつなげる
‥‥わたしは、それが可能であると考え、しかもいずれも同じある一つのことから可能になると考えます。
それは、本番も・曲を練習しているときも・基礎的な技術の練習をしているときも・周りに人がいるときも・自分だけのときも、
『いつも何かを「言う」「語る」「表現する」つもりで声・音を出す』
ことです。
やってみると、本当にびっくりするぐらい簡単、でも非常に効果的かつとってもエンジョイできます。練習が、とても充実したものになります。
苦しい、悔しいことばかりの毎日から脱却できます。
レッスンで、丁寧にこのことを扱っていきます。
レッスンには、実際に演奏されている楽器をご持参ください。
たとえば高い音の悩みなら、実際に高い音が出てくる曲やフレーズを持って来て下さい。(暗譜でもOK)
実際に歌ったり演奏したりしているのを拝見し、何が起きているかを観察します。
✳︎レッスン室にピアノはあります✳︎
Step3の提案が、元々の悩みにどれぐらい有効かを一緒に確認していきます。
・課題は前進しているか
・音色や響きはどうなったか
・体はもっとラクになったか
・歌いやすい/演奏しやすいか
・できなかったことができるようになったか
etc...
効果のないものを押し付けることはありません!必ず手応えのあるように探求をします。
Step4で効果があり、悩みが改善したり課題が前進したりしたら、
「いったいどうやってその変化を生み出せたのか」
を再確認し、理解を深めていきます。
そうすることで、
「自分で取り入れて、自分でできるようになる」
ことを一番大切な目標として扱います。
私とバジルさんとの出会いは6年前。
当時、弊社が発行していた吹奏楽雑誌『アインザッツ』で「ココロとカラダの相談室」という連載コーナーを担当されていた。
読者の質問や悩みに対して真摯に、そして明確に応えていくバジルさんのこのコーナーは、記事の中でつねに人気ナンバーワンだった(私自身もファンのひとりだった)。
その後、『吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室』シリーズとしてコーナーを書籍化。現在まで、「楽器演奏編」「メンタルガイド編」「コンクール・本番編」「吹奏楽指導編」の4冊を発刊。
バジルさんがご自分に課したミッション「あらゆる悩みに応え、あらゆる状況を扱い、あらゆる人にとって道標になる」が、書籍という形で実現された。
全国を飛び回って、まさに「あらゆる悩み、状況、人」と接しながら積み重ねてきた指導歴と、ご自身がホルン奏者として壁にぶつかりそれを乗り越えてきた経験値に裏づけられた指導法は、強烈な説得力を持ち、バジルさんの人柄と相まって人を惹きつけていく。
弊社が関係しているバジルさんのセミナーのアンケートの中から、ほんの一部を紹介しておこう。
〇目からウロコの話をたくさんきけました!
〇すべての楽器演奏に通じる話で、勉強になりました!
〇短時間でこんなに音が変わるとは!! 驚きの連続でした。
〇ヒントやひらめきがたくさんあって、とてもすばらしいセミナーでした。
〇「ティーチングではなくコーチング」の姿勢は、教える立場の人間としてとても勉強になりました。
〇悩みが解決できただけでなく、次にこうしたい…という目標ができました。
〇音楽するうえで大切にしなければならないことは何か…それを考えさせられました。
〇肯定的な言葉で生徒を導くということを学びました。
杉村隆史さん
(クラリネットを趣味で演奏)
年齢を重ねるにつれ大好きなクラリネットが、吹くのが辛い・・・全然上達しない・・・体が辛い・・・昔はもっと楽しく吹けたのに・・・そんななかやっと出会ったバジルさんのレッスンでは、生まれて初めて人前で吹くことの「恐怖心」から開放されました。バジルさんのブログ等では色々と書いて有ることでしたが、読むだけじゃない、実際の生のレッスンでは自分の思考がどんどん変わり、廻りの空気も変わって、本当に「安心して音楽を表現する」事が出来ました。本当に音楽は「ココロ」と「カラダ」なんだなとおもいました。これは本当に衝撃的でした・・・こうして三年に渡ってバジルさんのレッスンを受けましたが、毎回毎回新鮮な「驚き」と「感動」が有ります。その度に私は上達し、どんどん音楽が好きに成って行きます。
酒井一人さん
(チューバを趣味で演奏)
レッスンを受け、日々の練習にもアレクサンダーテクニークを取り入れることで、できなかったことは次々と、拍子抜けするほどあっさりとできるようになっていったのです。壁を乗り越えたというよりは、そこにあったはずの壁がいつの間にかなくなっていたような感じで。 30歳を過ぎ40歳が近くなった今でも、確実に上手くなっていく実感があるのです!学生時代のようにたくさん練習できるわけでもないのに! こんなに楽しいことはありません!! どんどん技術的な問題が解消されていき、あとはいかに音楽をするかということになってきます。音楽!!そうだ!僕はこれがやりたかったんだ!!!正直、自分がこれほどまでに音楽をしたいと思っていたとは思いませんでした。管楽器、弦楽器、ピアノに歌といった音楽家をはじめ、役者や学校の先生まで。初心者から一流プロまで。 バジルさんはホルン奏者だから、他の楽器のことなんてわからないんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが、どんな楽器の音色もどんどん変化していきます。
元小学校音楽教師
(オーボエを演奏)
「今まで受けてきたどんなレッスンとも違う。すごい!」これが、バジル先生のレッスンを受けて感じた率直な感想です。数小節吹いただけの私の演奏から、すぐに、私がうまくいっていないところの「解決策」を示してくださいました。それはまさに、体の使い方。まったく思いもつかないアプローチによる方法でしたが、試してみるとあっけないくらいにうまくいきました。思わず「あ!」と声をあげてしまったくらいです。私は小学校の金管バンドで外部講師のお手伝いをさせてもらっていますが、そこでもバジル先生のレッスンや本で得たものを取り入れさせてもらっています。こちらから先に話を進めてしまわず、相手からの言葉を待ってスタートするのは、私がバジル先生のレッスンを受けた時に「とてもいいな!」と思ったことの一つです。
荻沼暁子さん
(ホルン指導者/アイリッシュコーラスシンガー)
私は東京藝術大学別科でホルンを学んでいる間、大学院の授業で1年間バジル先生の考えに触れる機会を持ちました。バジル先生の授業及びレッスンは、もちろん先生からもたらされる情報は沢山ありますが、私たち学生側も積極的に発言できる「場の空気」がありました。 学生からでた意見も柔軟に取り入れたり、自分と違う意見についてもスタンスを意識的に示していたように思います。バジル先生のレッスンは「アレクサンダー・テクニーク」に基づくものですが、その身体に対する気づきの感覚がすごい! 通常、今までなにか問題を起こしていた行為や癖があったと仮定して、そこからの変化はむしろ強烈な「違和感」を持ってやってきます(この考え方を教えてくれたのも先生でした)。実際混乱もしましたし、「これは私に合わないのではないか」と反発や不安を覚えたこともあります。 ある程度の年数楽器を吹いてきた人間にとってこれは「悪いもの」としてとらえがちですが、先生は、それは「変化」したから違和感があるのであって良い/悪いという観点がそもそも存在しない、実際の判断は出てきた「音」が自分の理想やすばらしいものに近づいているか?という視点を提示してくれました。この考え方は、私の演奏に対する考え方の一本の柱になっています。
【指導者として】
昭和音楽大学講義担当2016~
沖縄県県立芸術大学非常勤講師2016~2020
尚美ミュージックカレッジ特別講師2011~
東京藝術大学非常勤講師2012~2014
ほかに上海オーケストラアカデミー、東京音楽大学、大阪音楽大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、山形大学、茨城大学、神戸大学、大阪府立夕陽ヶ丘高校音楽科など多数の教育機関で講座やセミナーを受け持ってきた。
演奏団体については航空自衛隊中央音楽隊や仙台フィルハーモニー管弦楽団有志にレッスンのために招かれる。
浜松国際管楽器アカデミー、西関東吹奏楽連盟バンドクリニックなど各地のイベントや吹奏楽連盟講習会にも招かれている。
日高川ホルンキャンプ、つのぶえホルンキャンプ、ABEホルンキャンプなどホルンキャンプでの指導にも頻繁に招かれている。
また、ヤマハ銀座本店、山野楽器仙台店、富山ミヤコ楽器店など全国各地の多数の楽器店に招かれ講座・セミナーを行っている。
【著書】
◎ 「たのしい吹奏楽」全3巻
◎吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室シリーズ4冊
◎音楽演奏と指導のためのアレクサンダーテクニーク(入門編および実践編)
(以上、学研)
◎徹底自己肯定楽器練習法
◎吹奏楽指導者が心がけたい9つのこと
◎管楽器がうまくなるメンタルガイドブック
(以上、きゃたりうむ出版)
【翻訳】
Singing on the Wind 〜風に唄えば〜 ホルン教本/ナイジェル・ダウニング著(きゃたりうむ出版)
【ホルン奏者として】
2008年、エッセン・フォルクヴァング芸術大学卒業。
日本に帰国後、名古屋フィルハーモニー交響楽団、テレマン室内オーケストラ、奈良フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル神戸、あさがおブラス クインテット、宝塚歌劇場管弦楽団、ウィンドアンサンブル奏、オーケストラ華夏などで客演。
その他には、京都祝祭管弦楽団第4回定期演奏会にて吉永雅人(新日フィル)氏、水無瀬一成(京都市交響楽団)氏らとシューマンのコンチェルト シュテュックをソリストとして共演。Primo Passo Orchestra の定期演奏会にてモーツァルト作曲ホルン協奏曲第3番を演奏。
山口潤・山口明・伊藤数仁(大阪市音ウィンドオーケストラ)、蒲生絇子(大阪フィルハーモニー交響楽団)、中西順(大阪交響楽団)氏らと共に「NDN ホルンアンサンブル」に所属。
ホルンをこれまで、逢坂知訓(元京都市交響楽団)、小山亮(元京都市交響楽団)、フランク・ロイド(エッセンフォルクワング芸大教授、国際ホル ン協会会長、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル)、ピップ・イーストップ(ロンドン・シンフォニエッタ他)、ルネー・アレン(元マイ ンツ交響楽団他)、ウルフリード・トゥーレ(元チューリッヒ交響楽団副主席ホルン奏者)、アレン・スパンジャー(ニューヨークフィルハーモニッ ク・ホルン奏者)の各氏に師事。
トランペットを三年ほどやっています。
私は自分の奏法(特にアンブシュア)についてずっと悩んできました。スタミナ(バテやすい)や音色など、多くの点で改善しなくてはならないと思っていました。
しかしながら練習を続けても思うように上達はできず、吹くことが辛く感じていました。
そんな時、バジル先生のグループレッスンを受けました。私の番が来て、最初に用意したフレーズ(苦手なゆっくりな曲)を吹くと、マウスピースのセットの仕方について提案を受けました。
次に「アンブシュア・モーション」を試しました(私の場合、上昇が右下、下降が左上でした)。
もう一度吹くと、キツかったフレーズが最後まで、驚くほど楽に吹けました。
ほんの五分ほど指導を受けただけでここまで変化があったのは、本当にびっくりしました。
さらに腹筋の使い方を教わると、音色に変化がすぐ現れました。
終わった後、一緒にレッスンを受けていた方からは「最後は別の人が吹いている様だった」とまで言われました。
私は今まで自分の奏法が間違っていると思っていましたが、このレッスンを受けてそうではなかったという確信を得ることができました。
その後は自己否定に陥ることなく、本当に前向きに音楽をできる様になりました。
奏法で悩んでいる方は、是非バジル先生のレッスンを受けることをオススメします。
技術的な面は勿論ですが、何より音楽が楽しくなりますよ!
私が初めてアレクサンダーテクニークのレッスンを受けたのは、7~8年前でした。
年齢を重ねるにつれ大好きなクラリネットが、吹くのが辛い・・・全然上達しない・・・体が辛い・・・昔はもっと楽しく吹けたのに・・・
そんな状態が続き色々ネットで検索しました。そこで見つけた「アレクサンダーテクニーク」。これにすがってみよう!とレッスンを受けてみました。
しかし、その時は体の使い方が分かるけど、それをどう演奏に繋げて良いか全く分からないまま数回のレッスンを受講しましたが、辛い状況は変わらずでした。
それからは、辛い思いと戦いながら必死で「音楽」を続けてきました。そんな時10年振りに友人からの電話が・・・「アレクサンダーテクニークって知ってる?」「バジルクリッツァーって知ってる?」「俺生まれ変わったよ!」「今度レッスン受けない?」と、まくし立てる様に話してくれました。
正直に言うと「アレクサンダーテクニーク」は前述の通り、あまり効果が無かったのですが、彼の明るい声が、そして彼が誰よりも音楽を愛していることを知っているので、彼を信じてバジルさんのレッスンを受講してみることにしました・・・
受講した初めてのレッスン。バジルさんのレッスンは、「上達したい所はどこですか?」「じゃあそこを吹いてみてください」と。とても穏やか雰囲気で始まりました。
そして、私の演奏する姿をじ~っくりと見てくれて、それから提案をしてくれます。バジルさんの提案は何故か?不思議と優しく心に響き「良し!やってみよう!」「それやりたい!」そんな気持ちにさせてくれるんです。
バジルさんの言う通りに、楽器の持ち方や、腕の使い方を変えて見ました。すると、息が流れてあんなに苦しかった楽器が響きます・・・え?何これ?今どうなってんの?それ位に不思議で初めてな感覚に包まれました。
そう。これだよ!こうやって楽器が吹きたかったんだよ!これこそがずーっと私が求めていたものでした。
それからは音楽が楽しくなり、もっと上達したい!もっと色々な事に挑戦したい!と思うことが出来ました。そして翌年も息の支えについて、今年は音の跳躍と、演奏者と聴衆との関係性について素晴らしいレッスンを受けました。
特に2018年秋のレッスンでは、生まれて初めて人前で吹くことの「恐怖心」から開放されました。バジルさんのブログ等では色々と書いて有ることでしたが、読むだけじゃない、実際の生のレッスンでは自分の思考がどんどん変わり、廻りの空気も変わって、本当に「安心して音楽を表現する」事が出来ました。本当に音楽は「ココロ」と「カラダ」なんだなとおもいました。これは本当に衝撃的でした・・・
こうして三年に渡ってバジルさんのレッスンを受けましたが、毎回毎回新鮮な「驚き」と「感動」が有ります。その度に私は上達し、どんどん音楽が好きに成って行きます。
それは、当然にバジルさんが色々な勉強をして、スキルと経験値が有るからだと思いますが、何よりもバジルさん自身が「音楽」を「一生懸命な音楽家」を愛していて「みんなが楽しく音楽して欲しい!」と強く願っているからだと思います。
私は、そんなバジルさんのレッスンを「音楽を愛する全ての音楽家」に受講して欲しいと思います。それは間違い無く「自分のやりたい事」「先生や師匠に教わった事」「響きのある本物の音」に近づけるからです。
しかも、決して何かを強制したり、受講者やその指導者を否定する事が無いんです。だから「誰にでも」効果が有るのだと思います。
あなたもこの素晴らしい「愛」に溢れたバジルさんのレッスンを受けてみませんか?
私はバジルさんのレッスンを「心」から推薦します!
2018年10月19日 札幌市在住
クラリネット杉村隆史
「今まで受けてきたどんなレッスンとも違う。すごい!」
これが、バジル先生のレッスンを受けて感じた率直な感想です。
レッスンはまず、バジル先生の穏やかな問いかけから始まりました。
「今日は、どんなことをやりますか?どんなことで困っていらっしゃいますか?」
ちょっぴりお医者さんのような雰囲気もあるバジル先生に
「右手のフィンガリングがうまくいっていないのか、
キイを押さえる時すごく力が入ってしまうんです・・・」
と伝えると、うんうんと頷きながら聞いてくださり、
その眼差しに「本物の関心」が見えたことで安心した私は、すぐにリラックスすることができていました。
(レッスンって、多少緊張するものですが、ありがたいことにそれが全くなかったのです)
「では、吹いてみてください」
吹いている私を見るバジル先生の眼は、優しいながらもどこかに狙いを定めているような鋭さがありました。
例えて言うならば、まるで「対局中の羽生名人のよう」というのが近いでしょうか。
そして、数小節吹いただけの私の演奏から、すぐに、私がうまくいっていないところの「解決策」を示してくださいました。
それはまさに、体の使い方。
まったく思いもつかないアプローチによる方法でしたが、試してみると
あっけないくらいにうまくいきました。
思わず「あ!」と声をあげてしまったくらいです。
そして「ああ、これが体の仕組みを理解している人が知っている確かな方法なんだ」と、静かな感激と共にストンと腑に落ちるものがありました。
楽器がうまくなる技術をつけるためには、ちゃんとその方法があるのですね。技術がつくと、演奏することが俄然楽しくなったことは言うまでもありません。だって、やりたいと思っていたことができるようになったのですから。
私は小学校の金管バンドで外部講師のお手伝いをさせてもらっていますが、そこでもバジル先生のレッスンや本で得たものを取り入れさせてもらっています。
まずは、相手が小学生であっても「困っていることはありますか?ここが
うまくいかないな、というところはありますか?」と尋ねることから始めています。こちらから先に話を進めてしまわず、相手からの言葉を待ってスタートするのは、私がバジル先生のレッスンを受けた時に「とてもいいな!」と思ったことの一つです。
もちろん、子供の表現力では、うまく伝わってこないこともあります
でも、こちらがゆったり構えて、質問を加えていくなどすると、だんだん「こういうことかな」とわかってくるように思います。
回を重ねれば、こちらも質問がうまくなっていきますし・・・
実際の合奏中にこんな場面がありました。
スネアドラム担当の子が、曲中で、同じリズムパターンが続いた後、違うリズムに変化するところで、どうしてもうまくいかなってしまいます。
とても友好的な雰囲気の中、健全な前向きさがあるバンドです。子供達と指導にあたる先生は、確かな信頼関係でつながっています。
先生は、もちろん怒った様子でもなく、普通に「一人でやってみてごらん」(合奏中によくある場面ですね)と促されます。しかし、やはりみんなの前で一人で演奏する、というのはなかなか大変なことです。
技術的にうまくいかないことへの悔しさに、先生の指示に応えたい気持ちと、恥ずかしさも加わって、本人は何が何だかわからないようになりかけているようにも見えました。
そこで私は、「あなたの意思で、あなたの手がこのスティックを持ってこのスネアドラムを叩いているんだよね。そしてここ(皮)に当たった瞬間に音が出るんだよね。ここに当たった時に音が出るんだ、と思ってそのことに集中してやってみてごらん。いい、音が出るのは、ここに当たった瞬間だよ」
これは、バジル先生の動画にあった「マウスピースを口に持っていきましょう」
というのを参考にさせてもらいました。
私自身も、なんだかうまくいかない時、楽器の方に自分を持っていくことがあるな、と思い当たったからです。
(変な表現ですが、「自分が楽器を吹く」のではなく、「楽器から吹かれて」いるような状態と言えばいいでしょうか。)
私が声をかけて、その子は「あ、そうか!」というような表情をして、だいぶ落ち着きを取り戻して叩くことができるようになったように見えました。
先生からも「さっきより随分良くなったよ」と言ってもらえていました。
ごく小さなエピソードですが、私は直接その子の助けになれたことがとても嬉しく、そのための「ダイレクトに響く具体的な言葉」の威力を感じました。
今回のような状況の時、つい否定的な言葉や、〇〇しないように気をつけて、
などと言ってしまいがちですが、やはりそれは本人の自尊心を傷つけるし、音楽的な成果も上がりにくいこともはっきりわかりました。
私自身も「〇〇しないように」で育ってきたので、まさに目から鱗の発想でした。
これはやはり、バジル先生に教えてもらわなければ気づけなかったことだなあ、と感謝しています。