フォーム 予約 決済 メルマガなど集客機能がオールインワン!

なら誰でも簡単にホームページが始められます。 今すぐ試してみる 簡単にホームページ作成

バジル・クリッツァー
1to1レッスン

まだまだ上達できる!
悩みは改善できる♪

あなたの演奏が、
もっと素敵になりますように!!

あなたの上達と、
心から楽しめる演奏をサポートします。

こんにちは!バジル・クリッツァーです。

わたしは見ての通り、ホルン吹きです。そして、あまり日本っぽくない見た目をしていますね。ややこしい話ですが、わたしは「香港生まれ・京都育ち・アメリカ人」です。...ややこしい!

そんなわけで、この文章も自分で日本語で書いています。

2010年頃から、

『音楽をするひとが、

もっと上手に・
もっと自分らしく・
もっと満足できる演奏ができるように、

そのお手伝いをする』

そんなレッスンを、保有しているアレクサンダーテクニークというメソッドの教師資格を活かして行っています。

たくさんの大人の音楽愛好家、吹奏楽部の中高生たち、音大の学生たちとレッスンをしてきました。

レッスンは、東京・名古屋・大阪を中心に全国で行っています。

また、沖縄県立芸術大学および尚美ミュージックカレッジで講師をしています。

(写真©学研/詳しいプロフィールはこちら

こんな方々の手助けをしています

たくさんのひとが、こうやって悩んでる!

なかなか練習時間が取れない

‥‥でも、もっと上手になりたいし、もっと良い演奏がしたい!

いくつになっても、上達していきたい。充実した演奏活動を続けたい!

人前で満足できる演奏ができない...。

人前だとアガってしまって、
じぶんの実力が全然出せない(>_<)」

聴いているひとや周りのひとの目線・思っていることがきになる...。

なかなか上達しない…。

努力が全然、報われない。

いったいどうやって練習したらいいのか、分からない...!!

すごく体が疲れる...。

楽器を演奏したあとだけ、妙に肩や腰が凝る...。

カラダにとても力が入ってしまう....。

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

どんなレッスンなのか

Point
1
身体の動き・使い方

①アレクサンダーテクニーク
欧米の音楽大学や、演劇・ダンスなどパフォーマンス系の教育現場では昔から長く取り入れられている、身体の動き・使い方に関する技法『アレクサンダーテクニーク』。わたしはこのメソッドの教師資格を保有しています。レッスンでは、このメソッドに基づいて身体の使い方に関し提案やフィードバックをするレッスンを提供します。

(アレクサンダーテクニークについて詳しくはわたしのブログで)

②呼吸
上記アレクサンダーテクニーク、およびとてもわかりやすくてシンプルな解剖学的な見地から、呼吸に関するレッスンやアドバイスを歌や管楽器の演奏をなさる方には提供します。


③アンブシュア
金管楽器を演奏される方には、アメリカのトロンボーン奏者、故ドナルド・ラインハルトを源流とする詳細なアンブシュアに関する研究を背景にしたアドバイスや提案を行います。

Point
メンタル・思考法

【緊張・アガリ】

わたしは四半世紀にわたり、演奏時に経験する緊張・アガリに向き合ってきました。いまでもまだまだ、すごく緊張しますが、長年この問題を乗り越える道筋を探し、個人的に研究してきました。

◎ドキドキ、ソワソワ、ガクブルといった感覚のコントロール法

◎聴衆との向き合い方、関係の作り方

◎根深く巣食う自己不信や疑念からくるネガティブな影響力との向き合い方

◎舞台上で自分の力を発揮するための、技術の意識化・プログラミング

◎瞑想、イメージ

◎セルフトーク

など、いまでは様々な要素が舞台に上がるための準備として含まれています。それらを、あなたの状況や興味関心に合わせてレッスンしていきます。



【効果的・効率的な練習のやり方】

わたしは音大時代、ひどい腰痛とメンタルな落ち込みにより、数年間、長時間の練習ができなくなってしまいました。これにより、ホルン奏者としてのキャリアに大きく響いたのは確かですが、

その反面、わずかな練習時間でも確実に上達するための方法を見つけて実践することにつながりました。そうしないと、卒業リサイタルもおぼつかなかったですから!

大いに苦労したのは確かですが、それでも卒業後にはコンチェルトを演奏したり、プロのオーケストラに出演するレベルまで到達することができました。


根性論の限界を、身を以て文字通り痛いほど骨の髄まで沁みて理解しています。

◎上手になりたいけれどなかなか練習時間が取れないという

◎練習してもしてもぜんぜんうまくならない

そんな方にとってはぴったりのレッスンです。




【徹底自己肯定楽器練習法】

このタイトルの本を、2014年に書き下ろしています。詳しくはこちら

わたしは、1歳のときから日本で育ちました。家では英語、外では日本語。感性も色々混ざっている。バリバリの関西弁だけれも見た目はド外人。

2言語で育ったり、見た目がちがって目立ったり、家とは異なる文化・価値観に小さい頃から晒されたり。

大人になってから、そういう特殊な育ちのひとたちは心理的に色々と抱え込むことが多いということを知りましたが、わたしもご多分に漏れずそうでした。

その結果、わたしは

「とにかく根性論+自分を厳しく叱責する」

ということこそが、成長のために必要だという誤解を自分のなかに形成し、それを全力で実践しました。

その結果が、上記した「腰痛とメンタルな落ち込み」でした。ホルンをまた吹けるようになるには、もうこのやり方はやめる必要がありました。

そこから徐々に見出し、実践し、磨いていった『上達のための考え方』が、"徹底自己肯定"です。

これは、ごまかしや甘やかしとは無縁です。

これは、

"上達を望むなら、ほんのわずかな向上や変化にも意識的に気付いて、拾い上げ、認めて、その上達や変化を生み出したやり方を再現可能なものに構築していく"

やり方です。ですから、けっこう厳しいのです!

根性論や自己否定を、少なくとも楽器のときだけでも卒業したい方は、ぜひレッスンにいらして下さい。

Point
表現と技術をつなげる

◎日々の練習を楽しいものにする
◎その練習を効果的なものにする
◎その練習の成果を本番で発揮する
◎技術と表現、練習と本番の間の矛盾や隔たりをつなげる

‥‥わたしは、それが可能であると考え、しかもいずれも同じある一つのことから可能になると考えます。

それは、本番も・曲を練習しているときも・基礎的な技術の練習をしているときも・周りに人がいるときも・自分だけのときも、

『いつも何かを「言う」「語る」「表現する」つもりで声・音を出す』

ことです。

やってみると、本当にびっくりするぐらい簡単、でも非常に効果的かつとってもエンジョイできます。練習が、とても充実したものになります。

苦しい、悔しいことばかりの毎日から脱却できます。

レッスンで、丁寧にこのことを扱っていきます。

Step
1
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。

レッスンの流れ

Step
1
悩み・課題・関心
たとえば、

「高音が出せない...」
「からだに力が入ってしまう....」
「人前だと緊張してしまう....」

といった悩みや課題、あるいは「アレクサンダーテクニークを深く学びたい」といったあなたの持っている関心や興味、知りたいこと学びたいことについてできるだけ沢山聞かせてください。
Step
実際に見せてください

レッスンには、実際に演奏されている楽器をご持参ください。

たとえば高い音の悩みなら、実際に高い音が出てくる曲やフレーズを持って来て下さい。(暗譜でもOK)

実際に歌ったり演奏したりしているのを拝見し、何が起きているかを観察します。


✳︎レッスン室にピアノはあります✳︎

Step
3
提案をします
Step2で観察したことに基づいて、なんらかの提案・実験をします。

たとえば、声がかすれることが悩みのシンガーなら、歌っている時の姿勢について、「こういう姿勢に変えてみたらどうなるかな?」というふうに。
Step
4
効果を確認します

Step3の提案が、元々の悩みにどれぐらい有効かを一緒に確認していきます。

・課題は前進しているか
・音色や響きはどうなったか
・体はもっとラクになったか
・歌いやすい/演奏しやすいか
・できなかったことができるようになったか
etc...

効果のないものを押し付けることはありません!必ず手応えのあるように探求をします。

Step
5
モノにする!

Step4で効果があり、悩みが改善したり課題が前進したりしたら、

「いったいどうやってその変化を生み出せたのか」

を再確認し、理解を深めていきます。

そうすることで、

「自分で取り入れて、自分でできるようになる」

ことを一番大切な目標として扱います。

Step
1
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。

レッスンを受ける

推薦の言葉

山下浩生さん
宝塚歌劇オーケストラトロンボーン奏者

この度の、新しい船出を心よりお祝いします。

バジルさんのレッスンの凄さや、アレクサンダーテクニークで救われたこと、目から山ほど鱗が落ちたことなどを連綿と書き連ねても伝わらない人には伝わらないので、個人的なこと、今後のことを書きたいと思います。

フェイスブックで友達になったのが2012年、そこが繋がり始めだと思ったら、それ以前に職場(宝塚歌劇)でお会いしてたそうなんですが、全く覚えていませんでした、申し訳ありません。

2012年以降、セミナーやレッスンでたくさん助けて頂きました。こうあるべき、こうなるはず、
みたいな思い込みや心の持ちよう、身体の実際とはズレた使い方をしていたことなどを山ほど知り、もっと早く知るべきだったなぁと考えたことも、、、

毎年大好評のトロンボーン合宿には2013年からお招きしています。演奏する上で解決したいこと、もっと伸びたいという思い、社会にいる以上避けることのできない人間関係の悩み、など、いろんなことを解決に向かわせる考え方や知識を集中して学べる環境を提供したいとの思いから、続けているこの合宿は、バジルさんを始め、たくさんの方々のご協力、ご尽力で続けられています。

本当にありがとうございます。

また、私が講師として関わっている大阪音楽大学、大阪府立夕陽丘高校音楽科でも、講座をお願いしており、最初は引き気味だった生徒さんたちから、最後は時間切れになるまで質問が続くという嬉しい経験を何度もしました。

今後の展望としては、バジルさんにもっと協力してもらい(こき使う、とも言います)、全ての音楽家(プロアマ問わず)に希望のひかり(大げさだけど)を届けたいと思っています。

残念ながら、今巷で語られる金管楽器の奏法には、まだまだ誤解や思い込み、勘違い、がたくさん含まれています。一人でも多くの人に、そっちは行っちゃダメだよ、こっちには近くて楽チンな道があるよ!と知らせてあげたい。バジルさんには、その道を照らす灯台であって欲しいと思います。これからも頑張ってください、そして、よろしくお願いします。

柳垣智子さん
前・ヴュルテンベルクフィルハーモニー管弦楽団第1ヴァイオリン奏者

「アレクサンダーテクニークを学んでいて、将来は私も教えたい」

エッセン芸術大学で学友として10数年前にバジルさんと知り合った当時、その言葉で初めてアレクサンダーテクニークというメソッドがあるということを具体的に知りました。

それから着実に勉強を進め夢を叶えていく姿を見て眩しくも誇らしくも思っています。

そしてとうとう今年、実際にバジルさんのレッスンを受ける機会を持てました。

私の場合は、自分では大きな問題でないと思っているけどなんだかしっくりこないなあということや長年地味に悩んでいたことがスッキリ解決しました。

こんなことで?ということも多かったですが、自分では気付かない、または専門楽器の先生では気付かなかったような指摘(しかし的確な)ばかりでした。

このところ環境の変化などで演奏も伸び悩んでいたのですが、問題が解決した時には演奏したいという欲が再び蘇って弾く事がとても楽しいものだということを思い出しました。


彼のレッスンで、私が好ましく思った点

1、一緒に考えようというスタンス こうしなさいああしなさい、こうではいけないという押し付けではなく、あくまでも提案、決定権は奏者本人にあります。アドバイスが楽器の奏法や奏者にそぐわないという場合はまた新たなアドバイスをもらい、試して検証します。

2、奏者自身が気付いていない癖を的確に見つけ、それによって音にどういう影響が出ているかの分析を的確にしてもらえる 自分で気付いていない癖が意外と大きなポイントを握っていることは多いです。 体のことをよく知っているからこその指摘です。

3、音楽家でもあるので、奏者の気持ちをよく理解してくれる これは音楽家ではないアレクサンダーテクニーク教師とは大きく違う部分だと思われます。当然奏者の気持ちに寄り添ったレッスンになります。 精神的に非常に安定したバジル先生のお話を聞いていると、なんとなくカウンセラーと話しているような気持ちにもなってきます(!?)


管楽器出身のアレクサンダーテクニーク教師ではありますが、私はプロの弦楽器奏者にもお勧めします。

プロほど自分で解決しようと苦しむ傾向にあるような気がしますが、是非一度ラクしていい音楽をする方法を試してはいかがでしょうか。

受けるかどうか迷っている方、とにかく一度受けてみても損はないと思います!

雲井雅人さん
サクソフォーン奏者 国立音楽大学教授

人それぞれだろうけど、不器用な僕はやっぱり長時間さらわなくては、曲が仕上がらないのだ。

考え考え反復練習をたくさんして身につけていくのが、自分に合ったやり方なんだと思う。

そうやって長く厳しい練習をしながら、
もしも間違った方法で反復して身体を傷めたり、勘違いな思い込みで時間を無駄にして、
上達から遠のいて行ったりしたらと思うとゾッとする。

そこにアレクサンダー・テクニークの出番がある
自分の中の蒙を啓いてくれたのが、
アレクサンダー・テクニークであり、バジルさんとの出会いであった。

彼の柔軟なアプローチによって、僕の練習は自分の中にある「とらわれ」に気づき、
それを修正することの繰り返しへと変化した。

アレクサンダー・テクニークを、
何かの秘儀のように感じている人もいるかもしれないが、
僕にとっては日常に必要な「杖」のようなものなのだ。

加藤正稔さん
島村楽器マークイズ福岡ももち店 店長

日ごろ当店をご愛顧いただいているお客様や音楽教室の生徒様への講習会のひとつとして
「アレクサンダーテクニーク~ココロとカラダの相談室」を初めて企画したのが、2017年でした。

その頃は私自身もアレクサンダーテクニークに対して理解が浅く、
「身体の使い方によって楽器演奏が変わる」程度の想像でしかありませんでしたが、
実際にセミナーを目にして、考えは変わりました。

先生は、身体の使い方についてのご指導はもちろんですが、
受講者(演奏者)が楽器(曲)を演奏する際に、
どのように考えて臨んでいるのか、
どんなイメージを持って演奏しているのか、
これまでどういった音楽経験を積んできたのか、

などを深く細かく考察したうえで、個々の受講者に的確なアドバイスを送られていました。

アドバイスを受けた方々の音色が見違えるほど良くなったことは言うまでもなく、
その時の驚きと感動は、今でも鮮明に覚えています。

「音楽を楽しむ方に音楽の楽しみ方を提供する」私も、
楽器や音楽に関わる楽器店の立場から、バジル先生と音楽を楽しむ皆様が出会える場を提供するべく、
今後も継続して先生のセミナーを企画していきたいと思います。 

一人でも多くの方がバジル先生に出会う事を望みます。
それは皆様の音楽人生にとって、ポジティブな気付きが得られるからです!

栗原きよみさん
(株)学研プラス/音楽事業室

私とバジルさんとの出会いは6年前。

当時、弊社が発行していた吹奏楽雑誌『アインザッツ』で「ココロとカラダの相談室」という連載コーナーを担当されていた。

読者の質問や悩みに対して真摯に、そして明確に応えていくバジルさんのこのコーナーは、記事の中でつねに人気ナンバーワンだった(私自身もファンのひとりだった)。

その後、『吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室』シリーズとしてコーナーを書籍化。現在まで、「楽器演奏編」「メンタルガイド編」「コンクール・本番編」「吹奏楽指導編」の4冊を発刊。

バジルさんがご自分に課したミッション「あらゆる悩みに応え、あらゆる状況を扱い、あらゆる人にとって道標になる」が、書籍という形で実現された。

全国を飛び回って、まさに「あらゆる悩み、状況、人」と接しながら積み重ねてきた指導歴と、ご自身がホルン奏者として壁にぶつかりそれを乗り越えてきた経験値に裏づけられた指導法は、強烈な説得力を持ち、バジルさんの人柄と相まって人を惹きつけていく。

 

弊社が関係しているバジルさんのセミナーのアンケートの中から、ほんの一部を紹介しておこう。

 

〇目からウロコの話をたくさんきけました!

〇すべての楽器演奏に通じる話で、勉強になりました!

〇短時間でこんなに音が変わるとは!! 驚きの連続でした。

〇ヒントやひらめきがたくさんあって、とてもすばらしいセミナーでした。

〇「ティーチングではなくコーチング」の姿勢は、教える立場の人間としてとても勉強になりました。

〇悩みが解決できただけでなく、次にこうしたい…という目標ができました。

〇音楽するうえで大切にしなければならないことは何か…それを考えさせられました。

〇肯定的な言葉で生徒を導くということを学びました。

経験者たちの声


山田智樹さん
(トランペットを趣味で演奏)
キツかったフレーズが最後まで、驚くほど楽に吹けました。ほんの五分ほど指導を受けただけでここまで変化があったのは、本当にびっくりしました。 終わった後、一緒にレッスンを受けていた方からは「最後は別の人が吹いている様だった」とまで言われました。 私は今まで自分の奏法が間違っていると思っていましたが、このレッスンを受けてそうではなかったという確信を得ることができました。 その後は自己否定に陥ることなく、本当に前向きに音楽をできる様になりました。 
四本登志子さん
(クラリネットを趣味で演奏)
すごく楽しみにしていたレッスン当日。 『バスクラリネットを座奏する時のエンドピンの高さはどの位が自分に合っているんだろう』 ということを相談すると、「マウスピースをもう少しくわえてみて〜」とのこと。ちょっとしたアドバイスでしたが、何度か息を入れている間に、なんとも気持ち良い音が出せたんです! 聴いてくださってた方たちの表情の変化を間近に見ながらとても嬉しくなった! 楽しい!! 「これでいい」から「これがいい」 と確信が持てたレッスンは、百聞は一見に如かずです!体が覚えちゃいました!

杉村隆史さん
(クラリネットを趣味で演奏)

年齢を重ねるにつれ大好きなクラリネットが、吹くのが辛い・・・全然上達しない・・・体が辛い・・・昔はもっと楽しく吹けたのに・・・そんななかやっと出会ったバジルさんのレッスンでは、生まれて初めて人前で吹くことの「恐怖心」から開放されました。バジルさんのブログ等では色々と書いて有ることでしたが、読むだけじゃない、実際の生のレッスンでは自分の思考がどんどん変わり、廻りの空気も変わって、本当に「安心して音楽を表現する」事が出来ました。本当に音楽は「ココロ」と「カラダ」なんだなとおもいました。これは本当に衝撃的でした・・・こうして三年に渡ってバジルさんのレッスンを受けましたが、毎回毎回新鮮な「驚き」と「感動」が有ります。その度に私は上達し、どんどん音楽が好きに成って行きます。

酒井一人さん
(チューバを趣味で演奏)

レッスンを受け、日々の練習にもアレクサンダーテクニークを取り入れることで、できなかったことは次々と、拍子抜けするほどあっさりとできるようになっていったのです。壁を乗り越えたというよりは、そこにあったはずの壁がいつの間にかなくなっていたような感じで。 30歳を過ぎ40歳が近くなった今でも、確実に上手くなっていく実感があるのです!学生時代のようにたくさん練習できるわけでもないのに! こんなに楽しいことはありません!! どんどん技術的な問題が解消されていき、あとはいかに音楽をするかということになってきます。音楽!!そうだ!僕はこれがやりたかったんだ!!!正直、自分がこれほどまでに音楽をしたいと思っていたとは思いませんでした。管楽器、弦楽器、ピアノに歌といった音楽家をはじめ、役者や学校の先生まで。初心者から一流プロまで。 バジルさんはホルン奏者だから、他の楽器のことなんてわからないんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが、どんな楽器の音色もどんどん変化していきます。

元小学校音楽教師
(オーボエを演奏)

「今まで受けてきたどんなレッスンとも違う。すごい!」これが、バジル先生のレッスンを受けて感じた率直な感想です。数小節吹いただけの私の演奏から、すぐに、私がうまくいっていないところの「解決策」を示してくださいました。それはまさに、体の使い方。まったく思いもつかないアプローチによる方法でしたが、試してみるとあっけないくらいにうまくいきました。思わず「あ!」と声をあげてしまったくらいです。私は小学校の金管バンドで外部講師のお手伝いをさせてもらっていますが、そこでもバジル先生のレッスンや本で得たものを取り入れさせてもらっています。こちらから先に話を進めてしまわず、相手からの言葉を待ってスタートするのは、私がバジル先生のレッスンを受けた時に「とてもいいな!」と思ったことの一つです。

荻沼暁子さん
(ホルン指導者/アイリッシュコーラスシンガー)

私は東京藝術大学別科でホルンを学んでいる間、大学院の授業で1年間バジル先生の考えに触れる機会を持ちました。バジル先生の授業及びレッスンは、もちろん先生からもたらされる情報は沢山ありますが、私たち学生側も積極的に発言できる「場の空気」がありました。 学生からでた意見も柔軟に取り入れたり、自分と違う意見についてもスタンスを意識的に示していたように思います。バジル先生のレッスンは「アレクサンダー・テクニーク」に基づくものですが、その身体に対する気づきの感覚がすごい! 通常、今までなにか問題を起こしていた行為や癖があったと仮定して、そこからの変化はむしろ強烈な「違和感」を持ってやってきます(この考え方を教えてくれたのも先生でした)。実際混乱もしましたし、「これは私に合わないのではないか」と反発や不安を覚えたこともあります。 ある程度の年数楽器を吹いてきた人間にとってこれは「悪いもの」としてとらえがちですが、先生は、それは「変化」したから違和感があるのであって良い/悪いという観点がそもそも存在しない、実際の判断は出てきた「音」が自分の理想やすばらしいものに近づいているか?という視点を提示してくれました。この考え方は、私の演奏に対する考え方の一本の柱になっています。 

小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

バジル・クリッツァーについて

プロフィール

Basil Kritzer バジル・クリッツァー

1984年香港生まれ、京都育ち、アメリカ人。

立命館高校卒業。
エッセン・フォルクヴァング芸術大学卒業(ドイツ)。

極度の腰痛とあがり症に悩み、
それを乗り越えるために
アレクサンダー・クテニ ークを学び始める。


尚美ミュージックカレッジ特別講師。
アレクサンダーテクニーク教師資格保有。

【指導者として】
昭和音楽大学講義担当2016~
沖縄県県立芸術大学非常勤講師2016~2020
尚美ミュージックカレッジ特別講師2011~
東京藝術大学非常勤講師2012~2014


ほかに上海オーケストラアカデミー、東京音楽大学、大阪音楽大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、山形大学、茨城大学、神戸大学、大阪府立夕陽ヶ丘高校音楽科など多数の教育機関で講座やセミナーを受け持ってきた。

演奏団体については航空自衛隊中央音楽隊や仙台フィルハーモニー管弦楽団有志にレッスンのために招かれる。

浜松国際管楽器アカデミー、西関東吹奏楽連盟バンドクリニックなど各地のイベントや吹奏楽連盟講習会にも招かれている。

日高川ホルンキャンプ、つのぶえホルンキャンプ、ABEホルンキャンプなどホルンキャンプでの指導にも頻繁に招かれている。

また、ヤマハ銀座本店、山野楽器仙台店、富山ミヤコ楽器店など全国各地の多数の楽器店に招かれ講座・セミナーを行っている。


【著書】

◎ 「たのしい吹奏楽」全3巻
◎吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室シリーズ4冊
◎音楽演奏と指導のためのアレクサンダーテクニーク(入門編および実践編)
(以上、学研)

◎徹底自己肯定楽器練習法
◎吹奏楽指導者が心がけたい9つのこと
◎管楽器がうまくなるメンタルガイドブック
(以上、きゃたりうむ出版)


【翻訳】

 Singing on the Wind 〜風に唄えば〜 ホルン教本/ナイジェル・ダウニング著(きゃたりうむ出版)


【ホルン奏者として】

2008年、エッセン・フォルクヴァング芸術大学卒業。 

日本に帰国後、名古屋フィルハーモニー交響楽団、テレマン室内オーケストラ、奈良フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル神戸、あさがおブラス クインテット、宝塚歌劇場管弦楽団、ウィンドアンサンブル奏、オーケストラ華夏などで客演。

その他には、京都祝祭管弦楽団第4回定期演奏会にて吉永雅人(新日フィル)氏、水無瀬一成(京都市交響楽団)氏らとシューマンのコンチェルト シュテュックをソリストとして共演。Primo Passo Orchestra の定期演奏会にてモーツァルト作曲ホルン協奏曲第3番を演奏。

山口潤・山口明・伊藤数仁(大阪市音ウィンドオーケストラ)、蒲生絇子(大阪フィルハーモニー交響楽団)、中西順(大阪交響楽団)氏らと共に「NDN ホルンアンサンブル」に所属。

ホルンをこれまで、逢坂知訓(元京都市交響楽団)、小山亮(元京都市交響楽団)、フランク・ロイド(エッセンフォルクワング芸大教授、国際ホル ン協会会長、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル)、ピップ・イーストップ(ロンドン・シンフォニエッタ他)、ルネー・アレン(元マイ ンツ交響楽団他)、ウルフリード・トゥーレ(元チューリッヒ交響楽団副主席ホルン奏者)、アレン・スパンジャー(ニューヨークフィルハーモニッ ク・ホルン奏者)の各氏に師事。

 

完全なプロフィールはこちら

レッスンを受ける

体験談全文

『別人のような音色変化!』
山田智樹さん
(トランペット、アコーディオン)

トランペットを三年ほどやっています。

私は自分の奏法(特にアンブシュア)についてずっと悩んできました。スタミナ(バテやすい)や音色など、多くの点で改善しなくてはならないと思っていました。

しかしながら練習を続けても思うように上達はできず、吹くことが辛く感じていました。

そんな時、バジル先生のグループレッスンを受けました。私の番が来て、最初に用意したフレーズ(苦手なゆっくりな曲)を吹くと、マウスピースのセットの仕方について提案を受けました。

次に「アンブシュア・モーション」を試しました(私の場合、上昇が右下、下降が左上でした)。

もう一度吹くと、キツかったフレーズが最後まで、驚くほど楽に吹けました。

ほんの五分ほど指導を受けただけでここまで変化があったのは、本当にびっくりしました。

さらに腹筋の使い方を教わると、音色に変化がすぐ現れました。

終わった後、一緒にレッスンを受けていた方からは「最後は別の人が吹いている様だった」とまで言われました。

私は今まで自分の奏法が間違っていると思っていましたが、このレッスンを受けてそうではなかったという確信を得ることができました。

その後は自己否定に陥ることなく、本当に前向きに音楽をできる様になりました。

奏法で悩んでいる方は、是非バジル先生のレッスンを受けることをオススメします。

技術的な面は勿論ですが、何より音楽が楽しくなりますよ!


『なんとも気持ちよく吹けた!』
四本登志子さん(クラリネット)

バジルさんの事を知って、本を読んだり、レッスン風景のビデオを見たりしていました。

いつかレッスンを受けてみたいと思っていた矢先、宮崎で開催される事になった!!
Wow!!

申し込んでからその日までの私は、毎日「どんな質問をしようか」とワクワクしていましたが、 いざその日が来たら、とってもシンプルな事を相談したのでした。

『バスクラリネットを座奏する時のエンドピンの高さはどの位が自分に合っているんだろう』

すると、「姿勢だ」「骨が〜」とか言われるのかな?と思っていたら、

「マウスピースをもう少しくわえてみて〜」とシンプルな提案。

何度か息を入れている間に、なんとも気持ち良い音が出せたんです!

聴いてくださってた方たちの表情の変化を間近に見ながらとても嬉しくなった! 楽しい!!

「これでいい」から「これがいい」 と確信が持てたレッスンは、百聞は一見に如かずです!
体が覚えちゃいました!

バジルさんの教え方も好感がもて、 『あんな風に話してみるといいんだ!』 と勉強になりました。

関西弁で話されるので、ついつっこんじゃって!(笑) もうずっと昔から友達だったのでは?と錯覚するほどです。

「さて次は、何を質問しようか?」 まだ約束は無いのに、そんなワクワクをくださったレッスン!まだ体験した事ない方は是非! 百聞は一見に如かずです!

「恐怖心から開放された!」
杉村隆史さん(クラリネット)

私が初めてアレクサンダーテクニークのレッスンを受けたのは、7~8年前でした。

年齢を重ねるにつれ大好きなクラリネットが、吹くのが辛い・・・全然上達しない・・・体が辛い・・・昔はもっと楽しく吹けたのに・・・ 

そんな状態が続き色々ネットで検索しました。そこで見つけた「アレクサンダーテクニーク」。これにすがってみよう!とレッスンを受けてみました。

しかし、その時は体の使い方が分かるけど、それをどう演奏に繋げて良いか全く分からないまま数回のレッスンを受講しましたが、辛い状況は変わらずでした。
 

それからは、辛い思いと戦いながら必死で「音楽」を続けてきました。そんな時10年振りに友人からの電話が・・・「アレクサンダーテクニークって知ってる?」「バジルクリッツァーって知ってる?」「俺生まれ変わったよ!」「今度レッスン受けない?」と、まくし立てる様に話してくれました。

正直に言うと「アレクサンダーテクニーク」は前述の通り、あまり効果が無かったのですが、彼の明るい声が、そして彼が誰よりも音楽を愛していることを知っているので、彼を信じてバジルさんのレッスンを受講してみることにしました・・・

  

受講した初めてのレッスン。バジルさんのレッスンは、「上達したい所はどこですか?」「じゃあそこを吹いてみてください」と。とても穏やか雰囲気で始まりました。

そして、私の演奏する姿をじ~っくりと見てくれて、それから提案をしてくれます。バジルさんの提案は何故か?不思議と優しく心に響き「良し!やってみよう!」「それやりたい!」そんな気持ちにさせてくれるんです。

バジルさんの言う通りに、楽器の持ち方や、腕の使い方を変えて見ました。すると、息が流れてあんなに苦しかった楽器が響きます・・・え?何これ?今どうなってんの?それ位に不思議で初めてな感覚に包まれました。

そう。これだよ!こうやって楽器が吹きたかったんだよ!これこそがずーっと私が求めていたものでした。

それからは音楽が楽しくなり、もっと上達したい!もっと色々な事に挑戦したい!と思うことが出来ました。そして翌年も息の支えについて、今年は音の跳躍と、演奏者と聴衆との関係性について素晴らしいレッスンを受けました。

特に2018年秋のレッスンでは、生まれて初めて人前で吹くことの「恐怖心」から開放されました。バジルさんのブログ等では色々と書いて有ることでしたが、読むだけじゃない、実際の生のレッスンでは自分の思考がどんどん変わり、廻りの空気も変わって、本当に「安心して音楽を表現する」事が出来ました。本当に音楽は「ココロ」と「カラダ」なんだなとおもいました。これは本当に衝撃的でした・・・

 

こうして三年に渡ってバジルさんのレッスンを受けましたが、毎回毎回新鮮な「驚き」と「感動」が有ります。その度に私は上達し、どんどん音楽が好きに成って行きます。

それは、当然にバジルさんが色々な勉強をして、スキルと経験値が有るからだと思いますが、何よりもバジルさん自身が「音楽」を「一生懸命な音楽家」を愛していて「みんなが楽しく音楽して欲しい!」と強く願っているからだと思います。

私は、そんなバジルさんのレッスンを「音楽を愛する全ての音楽家」に受講して欲しいと思います。それは間違い無く「自分のやりたい事」「先生や師匠に教わった事」「響きのある本物の音」に近づけるからです。

しかも、決して何かを強制したり、受講者やその指導者を否定する事が無いんです。だから「誰にでも」効果が有るのだと思います。

あなたもこの素晴らしい「愛」に溢れたバジルさんのレッスンを受けてみませんか?

私はバジルさんのレッスンを「心」から推薦します!

2018年10月19日 札幌市在住 
クラリネット杉村隆史


『音楽!!そうだ!僕はこれがやりたかったんだ!!! 』
酒井一人さん(チューバ)

僕はただのアマチュアオーケストラのチューバ奏者ですが、上手くなりたい一心でいろんな先生のレッスンを受けたりマスタークラスを聴講したりしました。

どの先生も熱心に指導してくださいましたし、それなりに上達もしたのですが、どうしてもプロの音色や音量にはかなわない… 追いつこうと必死に頑張るほどに音は汚く、パッセージはもつれてしまう…

憬れのプレーヤーは、とっても軽やかに、楽そうにやっているのにどうして!?

普通はそれを「才能の問題」として片づけるのでしょう。ですが、僕は諦めたくなかったのです。

何か先生とは違うことをしているから結果が違うのだろうと推測するのですが、それが何かがわからない。

そのころからバジルさんのことは管楽器の奏法や身体のことについてのブログを書いている人として知っていたので、メールでその疑問をぶつけてみたのです。

その時のバジルさんの返事はこちら。

- - -
『端的に言うと、音楽のプレイヤー/先生は音の分析はできるけれど、動きの分析はできないことがある、ということなのです。』 だから、結果としての音についての指摘や提案はできるけれど、それを実現するのは「身体運動」であることは見落とされています。 また、いまどのような動きが起きているかも、「動きを見る」という訓練は積んでいないわけですから、先生も生徒も分からないままになりますね』
- - -

この説明がものすごく腑に落ちたのです。そして興奮しました。 自分が求めていたもの、一流奏者と僕の違いはなんなのか!?バジルさんのレッスンに行けば、その答えが見つかるかもしれない!!

そして、体験レッスンを受けることにしたのです。 それ以前からバジルさんのブログやアレクサンダーテクニーク関連書籍を読んで、ある程度ATについてわかっていたつもりでした。

しかし、実際に手でガイドされて「頭が動ける」状態にしてもらうと、それだけで出てくる音が変わってしまったのです!これは衝撃でした。

そして文字だけではATは理解できないことを痛感したのでした。 正直、遠方からレッスンに通うのは大変なので、体験レッスンの一度だけで済ますつもりでしたが、帰るころにはもっとやってみたい、という気持ちになっていました。

そして、通える限り通ってみることにしたのです。

最初のレッスンは緊張したのを覚えています。だってアレクサンダーのレッスンって何をやるのか想像できます?アレクサンダー体操とかアレクサンダー瞑想とかやるんだろうか?と半ば本気で思ってました。

実際はそんなものはなくて、普通の楽器のレッスンに近い感じでした。ただしテーマは自分の「やりたいこと」です。先生から「今日は何がしたいですか?」などとと聞かれたことがなかったので、答えに困ったりしたものです。

そこで、最初のうちは「ダブルタンギングが上手くできません」とか「低音域が大きな音で出せません」といった、自分の「できないこと」にフォーカスしてレッスンを受けていました。

ですが、レッスンを受け、日々の練習にもアレクサンダーテクニークを取り入れることで、それらは次々と、拍子抜けするほどあっさりとできるようになっていったのです。壁を乗り越えたというよりは、そこにあったはずの壁がいつの間にかなくなっていたような感じで。

30歳を過ぎ40歳が近くなった今でも、確実に上手くなっていく実感があるのです!学生時代のようにたくさん練習できるわけでもないのに! こんなに楽しいことはありません!! どんどん技術的な問題が解消されていき、あとはいかに音楽をするかということになってきます。

音楽!!そうだ!僕はこれがやりたかったんだ!!!

正直、自分がこれほどまでに音楽をしたいと思っていたとは思いませんでした。上手くなりたかったのは音楽のためだったのだということ。それに気付かせてもらえたのです。

バジルさんの所にはいろんな人が集まります。管楽器、弦楽器、ピアノに歌といった音楽家をはじめ、役者や学校の先生や何をやっているのかよくわからない人まで。水準も初心者から一流プロまでバラバラ。

バジルさんはホルン奏者だから、他の楽器のことなんてわからないんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが、どんな楽器の音色もどんどん変化していきます。

でもやっぱり、金管楽器の人には特に声を大にしておすすめしたい!

最近ではアレクサンダー・テクニークのみならず、奏法理論の研究・翻訳にも力を入れてらっしゃるので、最先端の金管教育に触れることができます。

自分の「アンブシュアタイプ」を知っているかどうかで大違い。1回これを見てもらうだけでも大いに価値があると断言できます。

長くなりましたが、僕の話のどこかが少しでもあなたの心にとまったのなら、ちょっと勇気を出してバジルさんのもとを訪れてみてください。きっとその先にはより充実した音楽人生が待っていることでしょう。

あっけないくらいにうまくいく!
(元小学校音楽教師/オーボエ)

「今まで受けてきたどんなレッスンとも違う。すごい!」

これが、バジル先生のレッスンを受けて感じた率直な感想です。


レッスンはまず、バジル先生の穏やかな問いかけから始まりました。

「今日は、どんなことをやりますか?どんなことで困っていらっしゃいますか?」

ちょっぴりお医者さんのような雰囲気もあるバジル先生に

「右手のフィンガリングがうまくいっていないのか、

キイを押さえる時すごく力が入ってしまうんです・・・」

と伝えると、うんうんと頷きながら聞いてくださり、

その眼差しに「本物の関心」が見えたことで安心した私は、すぐにリラックスすることができていました。

(レッスンって、多少緊張するものですが、ありがたいことにそれが全くなかったのです)


「では、吹いてみてください」

吹いている私を見るバジル先生の眼は、優しいながらもどこかに狙いを定めているような鋭さがありました。

例えて言うならば、まるで「対局中の羽生名人のよう」というのが近いでしょうか。

そして、数小節吹いただけの私の演奏から、すぐに、私がうまくいっていないところの「解決策」を示してくださいました。


それはまさに、体の使い方。

まったく思いもつかないアプローチによる方法でしたが、試してみると

あっけないくらいにうまくいきました。

思わず「あ!」と声をあげてしまったくらいです。

そして「ああ、これが体の仕組みを理解している人が知っている確かな方法なんだ」と、静かな感激と共にストンと腑に落ちるものがありました。

楽器がうまくなる技術をつけるためには、ちゃんとその方法があるのですね。技術がつくと、演奏することが俄然楽しくなったことは言うまでもありません。だって、やりたいと思っていたことができるようになったのですから。



 私は小学校の金管バンドで外部講師のお手伝いをさせてもらっていますが、そこでもバジル先生のレッスンや本で得たものを取り入れさせてもらっています。

 まずは、相手が小学生であっても「困っていることはありますか?ここが

うまくいかないな、というところはありますか?」と尋ねることから始めています。こちらから先に話を進めてしまわず、相手からの言葉を待ってスタートするのは、私がバジル先生のレッスンを受けた時に「とてもいいな!」と思ったことの一つです。

もちろん、子供の表現力では、うまく伝わってこないこともあります

でも、こちらがゆったり構えて、質問を加えていくなどすると、だんだん「こういうことかな」とわかってくるように思います。

回を重ねれば、こちらも質問がうまくなっていきますし・・・


実際の合奏中にこんな場面がありました。

スネアドラム担当の子が、曲中で、同じリズムパターンが続いた後、違うリズムに変化するところで、どうしてもうまくいかなってしまいます。

とても友好的な雰囲気の中、健全な前向きさがあるバンドです。子供達と指導にあたる先生は、確かな信頼関係でつながっています。

先生は、もちろん怒った様子でもなく、普通に「一人でやってみてごらん」(合奏中によくある場面ですね)と促されます。しかし、やはりみんなの前で一人で演奏する、というのはなかなか大変なことです。

技術的にうまくいかないことへの悔しさに、先生の指示に応えたい気持ちと、恥ずかしさも加わって、本人は何が何だかわからないようになりかけているようにも見えました。

 そこで私は、「あなたの意思で、あなたの手がこのスティックを持ってこのスネアドラムを叩いているんだよね。そしてここ(皮)に当たった瞬間に音が出るんだよね。ここに当たった時に音が出るんだ、と思ってそのことに集中してやってみてごらん。いい、音が出るのは、ここに当たった瞬間だよ」

これは、バジル先生の動画にあった「マウスピースを口に持っていきましょう」

というのを参考にさせてもらいました。

私自身も、なんだかうまくいかない時、楽器の方に自分を持っていくことがあるな、と思い当たったからです。

(変な表現ですが、「自分が楽器を吹く」のではなく、「楽器から吹かれて」いるような状態と言えばいいでしょうか。)

私が声をかけて、その子は「あ、そうか!」というような表情をして、だいぶ落ち着きを取り戻して叩くことができるようになったように見えました。

先生からも「さっきより随分良くなったよ」と言ってもらえていました。



ごく小さなエピソードですが、私は直接その子の助けになれたことがとても嬉しく、そのための「ダイレクトに響く具体的な言葉」の威力を感じました。

今回のような状況の時、つい否定的な言葉や、〇〇しないように気をつけて、

などと言ってしまいがちですが、やはりそれは本人の自尊心を傷つけるし、音楽的な成果も上がりにくいこともはっきりわかりました。

私自身も「〇〇しないように」で育ってきたので、まさに目から鱗の発想でした。

これはやはり、バジル先生に教えてもらわなければ気づけなかったことだなあ、と感謝しています。


学び続けるということ
(荻沼暁子さん・ホルン指導者/アイリッシュコーラスシンガー)

私は東京藝術大学別科でホルンを学んでいる間、大学院の授業で1年間先生の考えに触れる機会を持ちました。

通常は「指導」と書くべきなのでしょうが、その言葉のイメージとは全く違う、まさに「体験」でした。

大きな柱として下記項目ごとに、私が印象深かった体験内容をまとめました。


〜学びの双方向性〜
どうしても授業では「教える側」「教わる側」の立場に分かれますし、私たち受講生側は先生方の意見をひたすら受け取り、そこから自分の何かを立ち上げていく、といったイメージがあります。 バジル先生の授業及びレッスンは、もちろん先生からもたらされる情報は沢山ありますが、私たち学生側も積極的に発言できる「場の空気」がありました。 それは先生が意図的に作成していた部分もありますし、そもそも大学院の授業だったということもあると思います。出てきた意見の中で授業の方向性が変わったり、さらに発展的な話になったりして大変刺激的でした。

これは演奏の文脈ででた話ですが、「お客さんをinviteする」という話を聞いたときに、先生のものごとに対するスタンスが授業にも現れていたのかな、と感じました。

また、学びという単語で強く思い起こされるのが、バジル先生自身が常に学びつづけており、それを隠そうともしない姿勢です。 これは当時における私の偏見なだけだったのですが、学生=失敗をしても良いからどんどん学ぶべき、ここまでは良いのですが、一旦演奏という仕事の世界に入るとレッスンに行くことや、新しいことを学ぶことは何となく恥ずかしいイメージがありました。 (実際はそんなことはなく、すばらしいと思う人は例外なくどんどん新しいものの見方を取り入れたり、自分の考えを深める努力をしており、失敗もどんどんしているということを後年知ったのですが) 先生は最新の研究や自分の実体験(時には失敗談も)、最近知った興味深い話などをどんどん披露してくれましたし、学生からでた意見も柔軟に取り入れたり、自分と違う意見についてもスタンスを意識的に示していたように思います。

学び続けていいんだ、自分に合わなければやり方を変えてもいいんだ、ということを知ったときは視界がひらけて妙に楽しい気分になったことを覚えています。


〜気づきと思考の整理〜
先生の授業は「アレクサンダー・テクニーク」に基づくものですが、その身体に対する気づきの感覚がすごい! 通常、今までなにか問題を起こしていた行為や癖があったと仮定して、そこからの変化はむしろ強烈な「違和感」を持ってやってきます(この考え方を教えてくれたのも先生でした)。

実際混乱もしましたし、「これは私に合わないのではないか」と反発や不安を覚えたこともあります。 ある程度の年数楽器を吹いてきた人間にとってこれは「悪いもの」としてとらえがちですが、先生は、それは「変化」したから違和感があるのであって良い/悪いという観点がそもそも存在しない、実際の判断は出てきた「音」が自分の理想やすばらしいものに近づいているか?という視点を提示してくれました。この考え方は、私の演奏に対する考え方の一本の柱になっています。

また、感じる「感覚」そのものに対して、それらの目的や意味、いままでの癖はどのような面で役に立っていたのかを細かく解説してくれたことで、同じ問題に直面したときにどう対応すれば良いか、今何が起きているか、主体的に考えられるようになりました。

言葉に対する印象を私たちはそれぞれの実体験とどうしても結びつけてしまいますが、それらをニュートラルにとらえられるようになった気がします。 今、先生の言葉が特に中・高校生などの若い人たちに支持されているように思えるのは、そうした言葉の曖昧さ・印象の先の「音楽をすること」そのものにFocusしており、またそれを教えることができる教師が貴重だからかもしれません。

実際、私が指導するときに一番役に立っているのがこの「気づき」「思考の整理」です。自分たちでそれに気づけることを理解し始めると、生徒たちは自らの力で演奏に取り組めるようになると感じています。


〜実践〜
上記のことを、ただ理論として教わるのではなく、実際の活動と結びつけてやりとりが出来る点、これは本当に授業を受けて良かったと思っています。

単に演奏のことだけではなく、例えば具体的なシチュエーション(楽器を始めたばかりの生徒への教え方は?/こんな演奏をしたいときに、どのプランを遣うべきか?/このような問題に対して、どう対処すべきか?)に応じて双方向のやりとりから次のアイデアを提示してくれたり、また生み出す助けをしてくれました。

同じ楽器でも個人個人で抱えている課題は違うし、当然身体の作りも違うのに同じ教えを当てはめる方が無理がありますよね。 授業が数人で受けられ、楽器にもバリエーションがあったため、他の人の課題に対するアプローチが後年役に立ったこともあります。 また、理論だけで実践できるわけではないのも当然で、次週の授業でのフィードバックや、内容のブラッシュアップを助けていただいたことをよく覚えています。 「実際に使いたくなる」レッスン内容、そこから新しいアイデアがまた浮かぶ、といった形で、自分自身で自分のレッスンがやりやすくなりましたし、もちろんしょっちゅう壁にぶつかるので、また新しい方向から物事を探す・・・というtry & errorが気軽に出来るようになった気がします。


〜汎用性〜
ここまで書いてきたことは主に私の学生時代に教わったことで、主にホルンという楽器を通して演奏・指導するという部分にFocusして教わった内容であり、またそのような視点から授業に参加していました。

今、私はホルンの演奏からは離れていますが、上記に挙げたことは演奏以外のあらゆる場面で自分の思考の助けになっています。 指導する機会はもちろんのこと、別のジャンルである歌の演奏、普段の仕事への取り組み方についても、共通項を見つけることが多々あります。

先日海外で歌の講習会に参加したとき、尊敬しているディレクターが先生とまるで同じことを話しており、また日本で教わっている歌の先生も同じ文脈のことをよく話してくれます。

音楽をつくるうえで、キャリアを考える上で、そのような思考の汎用性が身についたと勝手に思っているのですが、その根っこの分を学べたことは、私にとってとても大切な経験です。


〜思考のサイクル〜
最後に、授業の一番最初に教わったこのサイクル(私の中ではサイクルから、新しいアイデアが生まれてきたら螺旋になるイメージに変えてしまいましたが)、いつでも思い出して使っています!


"夢、理想→実現のためのプラン→やってみる→結果のフィードバック→フィードバックを元にした次のプラン→やってみる→結果のフィードバック→・・・"

レッスンを受ける