きっかけ~こんなふうにして始まりました!
昔から人間の暮らしと繋がりの深く、土佐山にたくさん生息する竹を活用した場をつくりたいと考えている時、竹工芸家のエドガーさんと出会いました。彼の属するフィリピンのカリンガ族の村では、竹は暮らしの中心といっても良いほど。昔ながらの家は竹でつくられていて、儀式や暮らしの道具、伝統的な音楽にも竹がつかわれています。
エドガーさんは、カリンガ族の竹工芸を受け継ぐ最後の3人ともいわれていて、竹の楽器を作り、演奏するほか、家や大きなインスタレーションも手掛けるクリエーターでもあります。
実際、カリンガの村を訪れた時、小さいころ夏休みを過ごした田舎のおばあちゃんの家のような、のどかな日本の原風景を思い起こしました。カリンガの竹の家は、玄関がテラスのようになっていて、日本の縁側のように、誰でも立ち寄っておしゃべりができるようなスペースがあります。カリンガと日本の文化が交わって生まれるBamboo Terrace Tosayama を、縁側のようにオープンで、家族のようなかかわりが生まれるような場にしていきたいと思っています。
なぜ竹なの?
日本人の暮らしに古くから関わりの深かった竹は、近代化と共にプラスチック等その他の製品にとってかわられ、今、竹を暮らしの中で活用する伝統技術は失われつつあります。しかしながら、竹は木材をしのぶ強靭な生命力をもち、その抗菌性能の高さや竹に含まれる芳香物資によるリラックス効果や精神安定作用が注目されています。ゼロミッション(すべて使い切ることができる)資源である竹は、四国全土で自生する竹材だけで、日本中の住宅需要を賄えるという試算もあるほど。バンブーテラス作りは、竹がもつ特性に再び着目し、これからの人の暮らしと竹との関わりの可能性を再発見するための試みです。
なぜ竹なの?
日本人の暮らしに古くから関わりの深かった竹は、近代化と共にプラスチック等その他の製品にとってかわられ、今、竹を暮らしの中で活用する伝統技術は失われつつあります。しかしながら、竹は木材をしのぶ強靭な生命力をもち、その抗菌性能の高さや竹に含まれる芳香物資によるリラックス効果や精神安定作用が注目されています。ゼロミッション(すべて使い切ることができる)資源である竹は、四国全土で自生する竹材だけで、日本中の住宅需要を賄えるという試算もあるほど。バンブーテラス作りは、竹がもつ特性に再び着目し、これからの人の暮らしと竹との関わりの可能性を再発見するための試みです。
こんなワークショップ!
今回、フィリピンで豊かな竹文化を継承する山岳少数民族カリンガ族の竹工芸家、エドガーさん、そして同じくカリンガ族のケントさんを招いて、バンブーテラス(東屋)とファイヤープレイス(囲炉裏)を作ります。カリンガ地域に残る貴重な伝統技術を習い、竹の選別、加工、土台作り、骨組み、仕上げまで、一緒に行います。<今回は壁のないものを製作しますが、この壁がカリンガの特徴的な部分でもあるので作り方のレクチャーは含まれます>
ふところ深く穏やかで、竹へのパッションとともに生きているエドガーさん、ケントさんとともに過ごす9日間。カリンガの文化に触れることで、私たち自身が、自らのルーツや文化にも改めて気づく経験となり、またカリンガの人々にとっても、失われつつある竹文化を継承していくことのきっかけとなるようなワークショップとなるよう願っています。
こんな場所になります!
神道がまだまだ残る高知県の土佐山という自然と調和した環境で、ただそこにいるだけで、心と体が地球とつながり、本来の自分自身にもどれるような場。Bamboo Terrace Tosayamaは、暮らしや生き方、太古から続く文化をテーマに「食」や「ものづくり」に関するワークショップ等を実施する場になります。今回のワークショップ参加者(有料の方)は、Bamboo Terrace Tosayamaを利用規約に基づいて無料でお使い頂けます。
こんな場所になります!
神道がまだまだ残る高知県の土佐山という自然と調和した環境で、ただそこにいるだけで、心と体が地球とつながり、本来の自分自身にもどれるような場。Bamboo Terrace Tosayamaは、暮らしや生き方、太古から続く文化をテーマに「食」や「ものづくり」に関するワークショップ等を実施する場になります。今回のワークショップ参加者(有料の方)は、Bamboo Terrace Tosayamaを利用規約に基づいて無料でお使い頂けます。
EDAYAは、フィリイピン・ルソン島北部山岳先住民族カリンガ出身の竹工芸家エドガー・バナサンと、日本人の山下彩香によって、2012年にフィリピンの地方都市バギオからスタートしたプロジェクトです。柔軟な発想で、アート/ デザイン/ 教育を融合したプロジェクトを多く展開しています。
カリンガの言葉で「精霊=スピリット」を意味するのが「EDAYA」です。日本語の「枝」の意味もかけ、私たちの「スピリット=信念」が「枝」が伸びるように、多くの人の心に届くことを願っています。