漢方医療

漢方薬は”証”に基づいて処方が決定されます。”証”とは年齢、性別、体調など含めた疾患や体の全体像のことで、同じ疾患でも初期と進行してからでは証は異なります。実証、虚証という分類や、病気の進行状況で、太陽病→少陽病→・・・、と分類されます。舌診、脈診、腹診などでさらに細かく情報を得ることができます。

漢方薬だから「副作用はない」というのは誤った考え方です。しかし注意して使えばトラブルはありません。また「漢方だから西洋薬より弱い」というのも正しくはありません。適切に使用すれば切れ味よく効果を発揮することもあります。

日本は漢方薬が保険適応されている素晴らしい国です。西洋薬、漢方薬と限定することなく組み合わせて使用することが最も大切ではないかと思っています。

つじ耳鼻咽喉科クリニック(漢方専門医
川崎市宮前区土橋3-3-1ドゥーエアコルデ203
044(862)8741

色々な生薬

桔梗
蒼朮


石膏
黄連
黄連

代表的な病態 と 処方

これら以外にも様々な処方の可能性がありますが、よく使われる代表的な処方を列記してみました。

疲れやすい

  • 補中益気湯
  • 十全大補湯

  • 十全大補湯

朝起きられない

  • 睡眠をとっていても朝起きられない場合は漢方薬が有効です。朝の低血圧なども関連していると思われます。学校に行けないお子さんなどにも有効な場合があります。
  • 睡眠をとっていても朝起きられない場合は漢方薬が有効です。朝の低血圧なども関連していると思われます。学校に行けないお子さんなどにも有効な場合があります。

夜ねむれない

  • 昼寝などをしていないのに夜寝つきが悪い場合は漢方薬の適応です。朝しっかり起きる、眠くなってから寝床に入るなどは良い睡眠習慣にとって重要なことと思います。
  • 酸棗仁湯
  • 加味帰脾湯
  • 黄連解毒湯
  • 酸棗仁湯

月経困難症

  • 生理痛がひどい、生理の前後にイライラする、むくむ、生理不順がある、などは漢方薬の良い適応です。割とお薬は効くようです。
  • 生理痛がひどい、生理の前後にイライラする、むくむ、生理不順がある、などは漢方薬の良い適応です。割とお薬は効くようです。

生理が来ない、妊娠しない

  • 明らかな婦人科疾患がないのに、生理が来ない、妊娠しないなどの方は漢方薬が有効な場合があります。
  • 明らかな婦人科疾患がないのに、生理が来ない、妊娠しないなどの方は漢方薬が有効な場合があります。

便秘症

  • 大腸検査をしても何も病気がない場合は、便秘は漢方薬のよい適応です。色々な種類のお薬からあったものを選択します。
  • 大腸検査をしても何も病気がない場合は、便秘は漢方薬のよい適応です。色々な種類のお薬からあったものを選択します。

頭痛、肩こり

  • 五苓散
  • 呉茱萸湯
  • 葛根湯
  • 桂枝茯苓丸
  • 呉茱萸湯

夜間頻尿

  • 前立腺がんや前立腺肥大がないのもかかわらず、夜間の尿の回数が多い場合には漢方薬の良い適応です。
  • 八味地黄丸
  • 猪苓湯
  • 清心蓮子飲
  • 八味地黄丸

せきが出る

  • 麦門冬湯
  • 麻杏甘石湯
  • 柴朴湯
  • 麻杏甘石湯

めまいがする

  • 半夏白朮天麻湯
  • 苓桂朮甘湯
  • 真武湯
  • 五苓散
  • 苓桂朮甘湯

耳鳴がする

  • 牛車腎気丸
  • 釣藤散
  • 釣藤散

口内炎(口が痛い)

  • 黄連解毒湯
  • 半夏瀉心湯
  • 半夏瀉心湯

口がかわく

  • 白虎加人参湯
  • 白虎加人参湯

長引く乳幼児の中耳炎

  • 十全大補湯

体質改善(主に小児)

  • 小建中湯
  • 小建中湯

その他で漢方で対応できる症状

  • ・腰痛
    ・アトピー性皮膚炎
    ・更年期障害
    ・ストレス関連症状(動悸など)
    など

最後に

当院では漢方専門医(東洋医学会)が、一人一人の証に見合った処方を致します。お気軽にご相談下さい。