この度は、映画「魔法を使うおんなの子。」に興味を持っていただき
誠にありがとうございます。
現在、私たち弁天プロは、
障害を持つ小学校2年生の女の子「かりんちゃん」の
夢を応援する映画制作クラウドファンディングを実施しています!
私は仕事がきっかけで、障害を持つ方と触れる機会が多くなりました。
…実は、それまでは、お恥ずかしながら社会には
こんなにも多くの障害を持つ方がいることを知りませんでした。
仕事をきっかけに、障害のある方やマイノリティといわれる方と
出逢い、関わっていく中で、一人ひとりがユニークで
個性豊かで、才能に溢れていることを知りました。
まだまだ障害を持つ方々の選択肢は多いとは言えません。
昨今、障害をテーマにした作品も生まれていますが
それらは「障害」や「特性」を特別視したものが多く
もっと「当たり前に」様々な方が活躍するような
そんな世界を実現できないものかと考えていました。
そんな折、持って生まれたハンディキャップも
気にならないくらいキラキラした目で
「アイドルになりたい!」と夢を追う女の子に出会いました。
それが「かりんちゃん」でした。
かりんちゃんは、生まれた時から二分脊椎症という難病で
排泄障害と右足麻痺の障害を持っています。
でも、お母さんは言います。
彼女にとって、それは、生まれてからずっと普通のことです。
【みんなとは違う】
それが、かりんちゃんの「普通」
私は、気付かされました。
私たちは皆、当然にそれぞれが違っていいし
ありのままでいいのだと。
障害があるなし関係なく
みんな当たり前のように違うのです。
「障害を持つことが普通」
ありのままでアイドルになりたいという彼女の夢を
応援するために自主映画(特撮)の制作を企画しました。
そして、このプロジェクト多くの方に広めるため
今回のクラウドファンティングを企画しました。
この映画の舞台は魔法の世界
ヒロインの中には、車椅子の女の子もいます。
LGBTの方もいます。
他人の前で、うまく言葉が出ない子もいます。
障害を持つ方の家族もいます。
だけど、それは特別なことではなく
自然にストーリーの中に組み込まれています。
魔法の世界には様々な属性があります。
同じ様に、この世界にも、それぞれの属性(個性)があります。
自分の個性を知り、他者の個性を知り
自分とは違う「普通」を持つ人の存在を知ることで
少しずつ世界は、変わっていく
多様性とはそういったことの積み重ねで
備わっていくのだと、この取り組みを通じて深く感じています。
映画の撮影は既に始まっています。
子役たちは、ほとんどが演技未経験ですが
ひたむきに頑張って一生懸命に練習してきました。
映画スタッフは、私を含め、ほとんどが初心者です。
魔法の世界のお話なので、
その世界観を表現しようと美術や、小道具も、
自分たちで、ひとつ、ひとつ手作りしました。
たくさんの演者さんやボランティアスタッフ
この映画を応援してくれる仲間達に応援され、支えられた映画です。
たくさん、たくさんの想いが詰まった作品です。
大変、勝手なお願いではございますが
この取組みに共感いただけましたら、
ご支援や応援、拡散のご協力いただけましたら幸いです。
どうかよろしくお願い申し上げます!
株式会社弁天プロ 野澤 正太
「魔法を使うおんなの子。」製作委員会 一同