はじめまして。

カウンセラーのスモーリーです。

私は、自分に自信がなくてずっと、
ずっと悩んできました。

自分の意見なんて全然言えなくて、
いつも周りに合わせて、
言いたいことも言えずに疲れていました。


後ろ向きな自分。

要領が悪い自分。

空気が読めない自分。


そんなダメな自分がバレないように、
一時も気を抜かず、人一倍頑張って、
それでも失敗して落ち込んでいました。

職場では上司に気に入られようと気を使い、
プライベートでは相手を不快にさせないように
気を使いまくって、怒っている人がいれば、
自分のせいじゃないかってビクビクしていました。

自分に対して批判的なので、
当然、他人に対しても欠点ばかりが目について、
家族の言動の些細なことにイラつき、
その度に感情をぶつけていました。

人から見たら、
自信がないようには見えなかったかもしれません。

幸せそうって言われることもあったのですが、
心の中では、自分のことが大嫌いで、
ものすごく辛かったです。

それでも、頑張って、
周囲に合わせて努力すれば、
きっと認めてもらえる・・・

そう思って、頑張り続けました。

しかし、その努力むなしく、年をとるごとに、
その辛さはどんどん増していってしまったのです。

そして、子育てを期に、

私の自己肯定感は
どん底まで落ちました。。。

何にもやる気がなくなり、
ベッドから這うように出て
最低限の家事をこなすだけの毎日でした。

そんな状態に、１年間も陥ってしまったのです。

楽しいことなんか何もない、
何がしたいのかも思い浮かばない。

完全に、うつのような症状が出ていました。

当然、影響は家族にも及びました。

子どもには朝から晩まで小言を言い、
旦那さんにも愚痴を言い
ちょっと気に入らないと当たり散らして・・・。

毎日、嫌なことばかりで、
自分のダメなこと、
できないことばっかり考えていました。

自分を責めるだけでなく、
大切な家族も責めて、
やり場のない怒りをぶつけていました。

今考えると、

まわりを不快にする、超迷惑な存在

でした。

もちろん、そんな毎日から抜け出そうとしました。

「とにかく、前向きに、

　ポジティブになって

　人生を変えなくちゃ！」

って思っていました。

子育て本や自己啓発書を読んだり、ネットを見たりして、


ネガティブ思考な自分を

なんとかポジティブ思考に変えよう


としました。

そうすれば、
もっと人生うまくいくと思っていたからです。


でも、それは・・・
うまく行かなかったんです。

なぜ、うまく行かなかったのでしょうか？

それは、ダメな自分をゆるせない、
直そう、直そうとしていたから、でした。

自信がなくて毎日の生活や
人間関係がうまく行かない時に必要だったのは、


「どんな自分でも好き」


という考え方でした。

私が努力しても、自信を持てなかったのは、
自分の中のダメな部分を許せず、
自分が２つに分離していたからなのです。

そして、ネガティブさ否定し、
ポジティブだけを認めようとしていたからです。

大切なことは、

マイナス思考でネガティブな自分も自分。

だから、それも受け止めて認めること。

無理に、ポジティブにしようとしない。

ということだったのです。

まさに、脱ネガティブ思考ではなく、


脱ポジティブ思考です。

そう気づいて、私は、
心理学や、潜在意識や自己肯定感について、
本格的に学びはじめました。

そして、毎日の生活の中で、
ありのままの自分をまるごと受け止め、
いたわり、大切にするように、
エネルギーを向ける方向を変えました。

ポジティブに、プラス思考に自分を変えるのではなく、
ネガティブな、マイナス思考の自分を好きになるように、
試行錯誤しながら、様々なワークやセラピーをやってみました。

すると、驚くことに、
これまでに手に入れようと頑張ってきても
手に入れられなかった、

根拠のない自信



を感じられるようになってきたのです。

何か新しいことができるようになったわけでもない。

性格を変えたわけでもない。

ポジティブ人間に変わったわけでもない。


これまでの自分のままなのに、

なぜか自信のなさが薄れ、

自信が沸いてくるようになりました。


それから、
こんな私って、結構いいかも♪
と考えられることが多くなってきました。

そんな風になると、
毎日がどんどん、どんどん楽しく、
幸せを感じられるようになってきました。

笑って家族と過ごす時間が、圧倒的に増えました。

ゆったりとした気分で過ごしていると、
周りの人も笑顔になり、
幸せを感じられる。


周りも巻き込んで、
幸せ気分が倍増していく


そんな風に変わって行きました。

あの苦しさあっての今ですが、
今、ますます幸せを実感できる自分に
変わってきています。