よく「失敗から学ぶことが大事」と言われることがありますよね?じつは、私も最近まで、そう考えていたんです。でも、先日、就職したばかりの息子がふと、こんなことを言ったのです。
「失敗から学ぶなんで、お客さんに失礼だ」と。
失敗することも前提に提供されるサービスってどうなの?と。
私は、ハッとしました。私たちは、健康や体に関わる大事な仕事をしています。講師や地域の健康教室でお伝えする内容も、失敗することなく続けていただいてこそ、成果が上がるものですし、信用もいただけるものです。
じつは、地域で講師として仕事をしていると「ああ、こういうことに気をつけないといけないんだな」という、ポイントが見えてくるんですね。
でも、よくない評価については本人の耳に入ってくることはなかなかありません。唯一、自身の評価がどうだったかが分かるのは、アンケート結果やリピートして呼んでくれたかどうか?です。
私が講師をはじめた最初のころは、アンケートが届くのがものすごく怖かったです。届いても、しばらく見ることができませんでした。しかし、講師としてお声かけくださったイベント会社の方や、テレビ局の方々、拙著『一生歩ける体をつくる10秒ポーズ健康法』(サンマーク出版)の出版に際しまして数々のご教授をいただきながら、人前に立つ自信がもてるようになり、講師として生きられるようになったのです。
昨年コロナの自粛期間を縫うように開催されたNHK放送局ラジオ駅前オープンステージイベントにも、指名で講師依頼があり「今年度、ようやく開催できた初めてのイベントなんです」という話をうかがったときには、本当に光栄でした。
今年、小学館『女性セブン』9月23日号では運動普及推進・啓発を目的とした記事の監修依頼もいただきまして、普段は皇室専門でご活躍のカメラマンさんが写真撮影した4ページにわたる紙面の監修に携わらせていただくこともできました。
そして、近ごろは、講演依頼も最初からハイブリッド前提になりました。「リアル会場もゆとりをもった広さのところを押さえます。オンライン配信もできるようにします」という具合です。
企業の健康経営®推進のためのコンサルティングや研修の相談なども増えてきており、ヘルスケアの専門家には、これまでの医療保険や介護保険の枠の中だけにとどまらない新しい領域での活躍が求められています。
そこで、私自身がこれまで15年間培ってきた、ヘルスケアや介護予防、フレイル予防のプロ講師としてやっていくために今回、忘れてならない「大事なルール」をまとめました。未知の領域にも臆することなく、ぜひあなたにも活躍していただきたいと考えて、このメールセミナーを急遽、配信することにいたしました。
※ 上手に話さなければ!正しく伝えなければ!と考えていると、ちょっと間違います。
※ 元気で活発に見せようと無駄に頑張るのもちょっと違います
なにはともあれ、プロ講師としての心構えを用意していただくことが先決です。この心構えができていないと、講師業をスタートしていただいても非常に成功しづらいです。メールセミナーの内容は、すぐにでも講師をしておられる方のお役に立てるはずですし、迷っておられる方であってもご遠慮なくまずはご登録いただければと思います。
福田からのご案内は以上です。では、メールセミナーでお目にかかりましょう!
福井のゆうこりんこと 福田裕子