保育とおもちゃ研究会
認定NPO法人芸術と遊び創造協会 -会員限定-

保育現場でのおもちゃ遊びや遊び環境について
実際におもちゃや遊んでいる写真を持ち寄ったり、
経験やエピソードを伝えあったりしながら、
共に考えていきます。



申込み受付中
-第2回ZOOM開催-

2020年11月23日(月・祝)10:00~12:00
子どもがじっくり遊びこめるおもちゃ

【日時】  11月23日(月・祝) 10時~12時
【場所】  ZOOMでのオンライン開催
      *開催日近くになりましたら、お申込みいただいた方に参加URLをお知らせします
【参加資格】芸術と遊び創造協会会員 
      保育園、幼稚園、子育て支援など子どもの育ちに関わっている方、ご興味のある方
【参加料】 無料
【テーマ】 「子どもがじっくり遊びこめるおもちゃ」を持ち寄り、どんなふうに遊んでいるのか、
      また子どもたちが遊びこむためにどんな工夫をされているかなどを共有しましょう
【申し込み】メールでお申し込みください 人材育成部:nakano@art-play.or.jp
11月23日(月)研究会URL
https://us02web.zoom.us/j/84644260645?pwd=NVBSbjJCZXZxSzBCQmpLVDZmait2UT09
ミーティングID: 846 4426 0645
パスコード: 767098

お申込みいただいた方にはメールでお知らせしております。併せてご確認ください。

今までの研究会報告

-第1回ZOOM開催-
2020年9月6日(日)
今、コロナ禍に子どもたちが遊んでいるおもちゃ

 9月の研究会は、保育園や子育て支援、ひろばなどをされている方中心に12名の方にお集まりいただきました。
テーマは、コロナ禍に子どもたちが楽しんでいるおもちゃを持ち寄り、どんなふうに遊んでいるのか、工夫をされているのかを共有することでした。

 話し合う中で、今こそプラスチックのおもちゃを見直す機会かもしれないということがあがりました。除菌などのことを考えてもプラスチックのおもちゃはとても使いやすいし、木のおもちゃとは違ったおもしろいおもちゃにも気づいたというお話もありました。
 また、身体を使った遊びや多年齢での遊びなどにも話が及び、さらにこの時期だからこそ「じっくりひとりで遊ぶ」チャンスでもあるというお話も出ました。
 木のおもちゃという点では、除菌などで傷んでしまいことはあるので使いにくいが、かまぼこ板などを積み木として使うのもおもしろいというお話も出ました。

 この時期をマイナスにとらえずどうプラスに考えていくか、次回は、この時期を「じっくりひとりで遊びこめる絶好の機会と」とらえ、その視点で話し合っていくことにします。

2019年11月16日(土)
保育の中に活かす“お人形”“ぬいぐるみ”“パペット”
~実践編~

 今回はいろいろな職種の方がいらしたのでいろんな方向から人形・ぬいぐるみ・パペットの使い方についてお話を聞くことができました。

 どこの場に置いても共通していたのが使えば使うほど愛着をもてて馴染んでいく。動いているようにみせることでパペットが子どもたちに喜んでもらえる存在になる。見立て遊びや再現遊びなどもでき、お人形の座り方で目があうようにするなどそれぞれの工夫していることなど意見がでて今後の参考になりました。
 ある保育園では2歳児さんに一人一体のお人形プロジェクトがあり、お人形遊びの意味について善本さんからお話を伺いました。

抱っこして安心(情緒の安定)抱っこする嬉しさ(自己肯定感)
かわいがってもらう存在から可愛がる存在(お世話遊び)
身近にいる安心感(情緒の安定)気持ちを移す対象(癒しの効果)
ごっこ遊び(ひとりで、お友達と)

 お人形からたくさんの遊びや学びをみつけることができとても楽しい研究会になりました。

2019年9月23日(月・祝)
保育の中に活かす“お人形”“ぬいぐるみ”“パペット”

 前回からのつながりで、今回は人形・ぬいぐるみ・パペットにスポットを当てた今回。午後からのイベントの関係で、短縮バージョンでしたが、7割くらいの方が自慢の家族(お人形たち)を連れて参加してくださいました。やっぱりかわいいおもちゃたち。机の上に立ったり、座ったり、寝たりの姿は、まるで参加者の方々と一緒に参加しているかのようでした。

 その中で、人形に名前を付けたり、洋服などを着せる、居場所を作ることにより愛着がわいてくることや、人形たちによって心を落ち着けることができたり、人と関わるツールになったり、自分の身体を知るツールになったりと、ごっこ遊びのグッズのひとつや、お話あそびの登場人物ということだけでなく、人形のさまざまな効果をみんなで確認することになりました。この日のために人形を作ってきてくださったり、小さな人形をたくさん持ってきてくださった方がいらしたり、イベントなどを始める時に、こんな風に活用しているというようなパペットの実践もあり、楽しい研究会になりました。

2019年7月14日(日)
子どもが遊びたくなる“おもちゃ”の活用法
~子どもとおもちゃの出会を考える~

 毎回、おもちゃを通して保育を見つめていくこの研究会。今回は、おもちゃを通したイメージ遊びや見立て遊びへの展開、おもちゃと絵本との組み合わせなどを中心に話し合いました。

 それぞれ参加者の方が選んで持参くださったおもちゃについては、選んできたこともありエピソードも満載。子どもたちとの関わりが手に取るように伝わってきます。なかなかうまく子どもが遊べないおもちゃなども登場しましたが、それぞれの経験を聞く中で、糸口が見えてきたようにも思いました。

 その中で今回のキーワードは「なかったらないなりに遊ぶ」。現場ではなかなか十分とは言いにくい保育環境もあります。そんな時に子どもたちの中からおもちゃを組み合わせるなど工夫することがでてきます。ルールに拘らず、ストーリーを創るなどイメージを広げながら子どもたちが遊びを選んでいくことが大切であり、そのための仕掛け作りも私たちの役割だと感じました。

2019年5月25日(土)
配慮を必要とする子どもの保育・玩具・遊び

 毎年度1回目は、日本保育学会で善本眞弓先生が企画される自主シンポジウムの報告をいただくことが恒例となりました。今回は『配慮を必要とする子どもの保育・玩具・遊び』をテーマに善本先生と、保育学会にも登壇されたおもちゃコンサルタントの安田伸枝さんにご報告いただきました。

 安田さんは、医療的ケアの必要な子どもの保育に長年携わっていらっしゃり、障がいのある子どもたちに遊びと写真を届ける活動をご主人と一緒にされています。事例を通し、おもちゃを使って子どもたちの『楽しかった』をみつけること、私たち自身があきらめずに子どもへの働きかけを続ける大切さをお話しいただきました。『すべての子どもが特別な存在』ということを改めて心に刻みたいと思います。
 
 また、おもちゃコンサルタントマスターで、障がい児の親であり、支援者でもある両角美映さんの発表については善本先生からご紹介いただきました。私たちが「困った子」に見える子どもは、子ども自身も「困っている」ということ。お二人のお話から、遊びの形を決めつけるのではなく、その子ども自身が楽しめる環境をみつけていくこと、こちら側の意図を押し付けるのではなく遊びを工夫していくことなど、保育者・・・特におもちゃコンサルタントだからこそできる支援が見えてきたように思います。

 今回は、現場で実践されている方の参加が多く、障がいのことについて、「知らないから怖い、だから受け入れにくい」という現状も浮かびました。学べる場、情報の交換の場の必要性を強く感じ、研究会でも引き続き考えていきたいテーマのひとつにしたいと思います。

2019年3月17日(日)
保育に活かす グッド・トイ

 今回は、参加者がそれぞれの現場で活用しているグッド・トイを持ち寄って、実践報告を行いました。

 当法人がグッド・トイ選考を開始して35周年、今回の参加者が紹介するグッド・トイも長く愛されているおもちゃが多く、他のメンバーも活用しているものもあり、いろいろな遊びのバリエーションが紹介されました。
 異年齢保育の場での子どもたちの様子や、発達が気になる子どもも一緒に楽しめる配慮、子育て支援施設で遊びに入りづらい親の誘い方など、今後の活動に活かしたいこともたくさん紹介されました。

 この日はちょうど「グッド・トイ2019五感で遊べる投票会」が開催されていて、今まさに選考されつつあるおもちゃを手にとって遊べる日でもありました。選考委員長でもある善本さんから、おもちゃコンサルタントが選考し広く社会に紹介していくこと、グッド・トイの活用の場を広げていくことで、おもちゃ文化を発展させていきましょう!というメッセージも心に響きました。

2018年11月17日(土)
子どもがつくる、あそぶ、手作りおもちゃ

前回は、保育者が作った「手作りおもちゃ」を持ち寄りましたが、今回は、「子どもがつくる、あそぶ 手作りおもちゃ」をテーマに、保育現場で人気の実践について語り合いました。

おもちゃコンサルタントの中でも、保育者の方や、現役の子育て世代の方など、様々な立場で子どもと関わる方々にご参加いただきました。手作りおもちゃを基本に、遊びの広がる楽しさ、材料を集める難しさなどを共有しました。自分の周りでは当たり前のおもちゃが、思いもよらないものと絶賛されるなど、参加者の引き出しが増えたことと思います。

また、当協会 子育て支援部の石井から、自身の実践とともに、病児支援の観点から見た手作りおもちゃの魅力など、別の視点からの話もありました。

善本眞弓先生からは「作っているときの楽しさを大切にすること。作ったものへの愛着をつぶしてしまわないような工夫をすること。」と、子どもの創作意欲の重要性に対するお話をいただきました。

2018年9月24日(月・祝)
保育の現場で手作りおもちゃを活用しよう!

前回、保育現場で使用している市販のおもちゃの魅力に触れ合い語り合い、今回は、保育者が作った「手作りおもちゃ」を持ち寄って、子どもとの遊びの様子などを紹介し合いました。

参加者は15名で、保育園の低年齢クラス担当、延長保育担当、子育て支援を仲間と運営されている方、講師、手作りが苦手な方、得意な方等々、微妙に立場が異なりますがおもちゃへの“篤い気持ち”が交差する2時間となりました。

「スナップやマジックテープでつなげる○○」「ぽっとん落とし」などの定番のおもちゃにもそれぞれの工夫があり、ペーパー芯やペットボトル、洗濯バサミ、CDなどの身近な素材の活用アイデアもたくさん紹介されました。

最後は、善本眞弓先生からのレクチャーで、「保育者や保護者から子どもに手渡される手作りおもちゃの魅力は、作り手の得手不得手に関わらず個性が出るところや、愛情をこめてつくれるところ」などの言葉があたたかく、参加者ひとりひとりの胸に響きました。

2018年7月16日(月・祝)
保育におススメのおもちゃを紹介しよう!

今年度2回目の研究会は、「保育にオススメのおもちゃを紹介しよう!」をテーマに、参加者が実際に保育の場で使用しているおもちゃを持ち寄り、その活かし方、魅力を紹介しました。コーディネーターは、善本眞弓先生に務めていただきました。

紹介された実践の中では、「サボテンバランスゲーム」の積み上げたサボテンを、すぐ片付けてしまうのではなく、作った子どもの名前を添えて“作品”として玄関や目立つところに飾っておくと、作った子どもが喜びを感じたり、他の子どもたちにもよい刺激になったという実践例は、構成遊び全般にも応用できる活用例だと思いました。また、「ポポちゃん」のためにお手製のおむつを作り、さらに、中身を出して遊べる布製お尻ふきも自作したという実践も、善本先生の「お人形遊びは、これまで世話をされる側だった子どもが、世話をする側になる遊び」という言葉と共に印象的でした。そのほか「シフォンスカーフ」の素敵な遊び方や、「アナログゲーム」を保育に導入する方法など、様々な活用例が紹介されました。

会の最後には、皆さんが持ち寄ったおもちゃを手にする時間も設けられ、盛況のうちに閉会となりました。

2018年5月26日(土)
木育・木製玩具が保育にもたらすもの
日本保育学会 シンポジウム 報告

今年度初の研究会は、善本眞弓先生が登壇されました。日本保育学会第で行われたシンポジウム『木育・木製玩具がもたらすもの』での発表内容を要約してお話いただきました。

グリーンヒル幼稚園での事例紹介(園内にログハウスを設け、レストラン(食堂)の木質化、林業の伐採現場見学など、保育に積極的に木育・自然体験を取り入れている)。『木育』発祥の地・北海道で木の魅力を発信する企画・運営を行う木育マイスター菊地三奈さんの活動報告。岐阜県立森林文化アカデミー講師・元おもちゃ作家でもある前野健さんの、”木そのもの”の特性を考え、木製玩具の意味と意義を考える木育論。など、全国で取り組まれる木育の実践を学ぶ、濃密な時間となりました。

後半、参加者からの実践報告では、手作り木のおもちゃの簡単オイルフィニッシュ法といった話題から、木育に適した木のおもちゃの条件とは?木のおもちゃをどのように現場に取り入れるか?などに関して活発に意見が交わされました。ベテランおもちゃコンサルタントの方々はもちろん、現在おもちゃコンサルト養成講座を受講中の61期生も多数参加され、互いに刺激を与えあう会となりました。

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