「95歳まで生きると、公的年金以外に2000万円の資金が必要である」
という金融庁の金融審議会の報告書が問題になりました！

夫65歳以上、妻60歳以上の無職の世帯の場合、
毎月の平均収入は年金による約20.9万円で、それに対する支出は約26.4万円。
毎月の赤字は約5.5万円となり、1年では約66万円。

定年後に夫婦で95歳まで生きる場合には、約2000万円（＝約5.5万円×12か月×30年）の
蓄えが貯蓄が必要となるとの可能性を指摘したからです。

実は、この数字は、我々、FPの間では、ごく当たり前の数字。
それもそのはず、総務省が毎年、公表している「家計調査年報」のデータに基づいたものだからです。

しかし、一般のかたには、なじみの無いデータだったので、
今回、「老後資金2000万円不足」が報道でクローズアップされたことで、
老後に受け取る公的年金だけでは「老後の生活がまかなえない」という現実を
突きつけられ、「年金は破たんしていない」と繰り返してきた
政府の言い分は「ウソだった」との声が渦巻いたのではないでしょうか。。。

預貯金などの「金融資産がゼロ」という人の割合は、
20歳代で32.2％、
30歳代で17.5％、
40歳代で22.6％、
50歳代で17.4％、
60歳代で22％、
70歳以上でも28.6％
（出展：金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 二人以上世帯調査 2018年」）
もいる現実の中で、
突然、「2000万円貯めろ」と言われても、「そんなの無理だ！」
という話になるのは無理からぬところです。

でも、実は、65歳までに蓄えた金融資産を取り崩すという発想だけではなく、
65歳以降、年金以外にも、定期的に入ってくる収入源を確保しておくという発想が
必要なんだと思います！

今こそ、老後資金の不足を補うための対策として、
どういったものがあるのか？
それぞれのメリット、デメリットは何か？
を学んでみませんか？

また、ワンコイン資産運用勉強会では、
じぶん年金作りの一つとして、
「不動産を活用する方法」
についても、ポイントをお伝えします。

「不動産を活用する方法」って、「不動産投資」のこと？
と思うかたが多いと思いますが、
一口に、「不動産投資」と言っても、実は多種多様なタイプ、方法
があり、目的や手持ち資金によって、やり方が変わってきます。

ぜひ、今後の参考にしてください！

独立系のファイナンシャルプランナーと、
MBAサポート委員会のメンバー
による勉強会（講師２名）ですので、
売り込みはございません。

「じぶん年金の作り方」
を知って頂き、将来不安の解消に向けた一歩を踏み出して頂ければ幸いです。