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FX、CFD、BO、KOどれを選ぶ?
グローバルに投資できる金融商品の違いを解説!

外国為替、世界の株価指数、国内外の株式、金や原油などのコモディティーなど、金融商品には数多くの種類があります。金融商品の違いや選び方を1ページで解説します。

各金融商品の違い

例えば同じ外国為替や株価指数の取引でも、その取引ルールの違いによって金融商品が異なってきます。
まずはそれぞれどんな特徴があるのかご覧ください。

4つの金融商品のポイント

金融商品 内容
FX
レバレッジを効かせて外国為替の取引を行う
CFD
レバレッジを効かせて外国為替以外の取引を行う
バイナリーオプション
満期(判定時刻)のときのレートは、権利行使価格(自分で選択したレート)よりも上か下かを予測する
ノックアウトオプション
レートが達したらポジション保有が解消となるノックアウト価格を決めて取引を行う
バイナリーオプション
満期(判定時刻)のときのレートは、権利行使価格(自分で選択したレート)よりも上か下かを予測する

FX(外国為替証拠金取引)

FXがどんな金融商品なのか、すでに予想がつく人は多いかも知れません。

日本語では外国為替証拠金取引といいますが、外国為替とはその名称通り、2国間の通貨による売買のことを指します。
証拠金取引とはレバレッジ取引のことを指し、テコの原理により最大25倍まで資金効率を高めた取引が可能となります。
これは一体何かというと、レバレッジ1倍=レバレッジなし、つまり外貨口座で米ドルをただ保有しているイメージです。
海外の人目線で言えば、日本円に魅力を感じて日本の銀行で日本円を預けておくような感覚ですね。

もしレバレッジ1倍なら、1$=100円のとき、1万ドルの取引をするのに100万円が必要ですが、レバレッジ25倍ならその25倍の資金効率で取引を行うことができます。
具体的にはレバレッジ25倍なら、4万円だけで1万ドルの取引ができる形となります。

もし元手100万円で1万円が利益なら年利は1%となりますが、元手4万円で利益が4万円なら年利は25%となります。
極端な例を出しましたが、これが証拠金取引ならではの「レバレッジ効果」となります。

FXでは予想した方向の反対に大きく動くと、元手以上の損失を防ぐために強制ロスカットが行われますが、レバレッジを効かせるほど強制ロスカットまでの値幅が狭くなります。
つまり、レバレッジによってこのような違いがあります。

  • 高レバレッジ=利益率が高く、損失リスクが高い=ハイリスク・ハイリターン
  • 低レバレッジ=利益率が低く、損失リスクが低い=ローリスク・ローリターン

無論レバレッジが心配なら、FXではレバレッジを効かせず外貨預金と同じ運用ができるため、極めて損失リスクを下げた運用も可能です。

投資対象は外国為替ですから、世界一取引の多い米ドル、次いでユーロ、そして日本円を中心に豪ドル、カナダドルなど多くの通貨が存在します。
この中で取引量が多い通貨の組み合わせほど値動きが安定して売買しやすいことから、初めてFXをするなら取引対象は「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」、この2通貨ペアだけに絞ることもポイントです。

FXのポイント

投資対象 外国為替
取引スタイル 超短期(数病〜数分のスキャルピング)
短期(1日以内のデイトレード)
中期(2日〜数週間のスイングトレード)
長期(数ヶ月以上のポジショントレード)
必要資金の目安
(1Lot=10,000通貨)
10万円〜
必要資金の目安
(1Lot=10,000通貨)
10万円〜

CFD(差金決済取引)

CFDは差金決済取引といいますが、基本的な仕組みはFXと一緒で、レバレッジを効かせた取引ができる金融商品です。
FXとの違いは、FX=為替に対して、それ以外全部を投資対象としたのがCFDとなります。

具体的には、
  • 日本及び世界の企業の株式
  • 世界各国の株価指数
  • 商品、貴金属、天然資源などのコモディティー
などなど、非常に多彩な銘柄に投資できることがCFDの魅力です。

例えばApple社の好調に期待して買いを入れたり、ゴールドの値下がりに期待して売りを入れて利益を狙うことができます。

通常の株取引とは一体何が違うのかの疑問が出てくるかも知れません。
株取引では現物(実際のモノ)を保有しますが、CFDでは値動きそのものを投資対象としているのが大きな違いです。
これにより低コストであり、1日の中で何度も手軽にデイトレードをしやすい魅力をCFDは備えています。
もし株式を買って、そのまま長期で寝かせておきたい場合なら、素直に株式投資を選びましょう。

レバレッジを効かせたり、回転売買したり、コストを抑えたい、多彩な銘柄でトレードしたい、といった自由度を求める方にCFDは向いています。

例えば、アフガニスタン崩壊による中東や中央アジアの政情不安に伴い、原油の変動に期待してトレードすることも、CFDならかんたんに行うことができます。

CFDのポイント

投資対象 株式
株価指数
商品
など
取引スタイル 超短期(数病〜数分のスキャルピング)
短期(1日以内のデイトレード)
中期(2日〜数週間のスイングトレード)
長期(数ヶ月以上のポジショントレード)
必要資金の目安
(1Lot=10,000通貨)
10万円〜
必要資金の目安
(1Lot=10,000通貨)
10万円〜

BO(バイナリーオプション)

バイナリーオプションは満期のレートが、権利行使価格より上か下かを予測する取引です。

上記でいえば、A〜Gの中から任意の権利行使価格を選びます。
こちらはFを選んだ例で、Fより円高と予測するなら購入価格は718円、Fより円安と予測するなら購入価格は382円となります。
予測通りとなれば1枚あたり1,000円を受け取ることができ、予測が外れたら購入金額自体が損失となります。

FXとCFDには、損切りを設定しておかなかった場合、まれに証拠金以上の損失となる特殊なケースもありますが、バイナリーオプションでは購入額以上の損失をすることがない特徴を備えています。

また上記でいうと、円高のオプションは購入額が718円と高めですが、バイナリーオプションでは予測しやすいほど購入額が高く、予測しにくいほど購入額が安くなる設計です。

取引時間にも違いがあり、FXは最短数秒〜数年以上を保有することも可能ですが、バイナリーオプションの多くは2〜3時間が主流です。(業者によっては最大1日の取引も可能です。)

受付終了までの間なら自由に売却ができるため、予測方向に動いて「購入額 < 売却額」となれば、最短数秒〜数分程度で決済する戦略も可能です。

またバイナリーオプションでは為替を取り扱う業者が中心ですが、株価指数やコモディティーを取引することもできます。

バイナリーオプションのポイント

投資対象 外国為替
株式
株価指数
商品
など
取引スタイル 超短期(利益になったら途中売却)
短期(2時間〜最大1日程度)
必要資金の目安
1万円〜
必要資金の目安
1万円〜

KO(ノックアウトオプション)

ノックアウトオプションは、ぱっと見た感じはFX、CFDと取引画面に違いはあまり見受けられません。
オプション取引の一種であり、FXのような証拠金取引ではないため「レバレッジ」の仕組みがないことも特徴です。

取引するとき、ノックアウト価格を選びます。
上昇すると予想した場合、予想に反して下落してノックアウト価格に達したら、損失が確定します。
損失が確定した際には、購入したときのオプション料そのものが損失となり、オプション料以上の損失がないため、この点はバイナリーオプションと共通ですね。

ノックアウト価格が現在の価格に近いほどオプション料は安く、現在の価格から離れるほどオプション料は高くなります。

新規注文時は、そのときのレートで約定となる成行注文に限定されますが、決済時は成行、指値、逆指値が用意されているので、感覚としてはFXやCFDと同じイメージで取引ができる金融商品です。

レバレッジ自体がないためFXと比べるのは難しいですが、最大レバレッジ25倍のFXをさらに50倍以上も上回る資金効率で取引可能なケースもあります。

またFXではレバレッジを下げるには元手が必要ですが、証拠金の仕組みがないため、最小1,000円以下と少額で購入できることも、ノックアウトオプションの特徴です。

ノックアウトオプションでは為替のほかに株価指数、株式、商品など多彩な銘柄の取引ができます。

FXと違い、取引期限は最大で1年程度と定められているのが大きな違いで、購入タイミングによっては最短2ヶ月程度しか保有できないケースもあります。

長期取引には向きませんが、短期で積極的な差益を狙う取引に向いている金融商品となります。

ノックアウトオプションのポイント

投資対象 外国為替
株式
株価指数
商品
など
取引スタイル 超短期(数病〜数分のスキャルピング)
短期(1日以内のデイトレード)
中期(2日〜数週間のスイングトレード)
必要資金の目安
(1Lot=10,000通貨)
1万円〜
必要資金の目安
(1Lot=10,000通貨)
1万円〜

金融商品を選ぶときの注意点は?

これから投資を始めたいとお考えですか?
このときに選ぶ金融商品によっては、絶対に失敗できないポイントがあります。

投資ではココに注意!

  • 必ず国内業者を選ぶこと
  • 高額なツールやコンサルに騙されないこと
  • 高額なツールやコンサルに騙されないこと
注意点その1

必ず国内業者を選ぶこと

とくにFXとバイナリーオプションで多いのですが、金融庁が認可していない海外業者を利用したことで、出金拒否や返金されない被害に合ってしまう人が後を絶ちません。

日本国内でサービス提供する業者には完全信託保全が義務化されています。
これは業者側が倒産しても、口座に預けたお金が確実に戻ってくることを保証するルールで、これにより顧客は安心して取引することができます。

しかし海外業者は信託保全のルールがないため、倒産しても返金が保証されていないのです。

さらに利益となっても出金できず、金融庁の監視外により相談しても未解決のままで終わってしまうトラブルが多く発生しています。

お金をドブに捨てる覚悟がある人は別として、安心して取引を行うなら必ず国内業者を選ぶことが大切です。


このように公的機関では注意喚起していますが、危険な業者の見分け方は「財務局の登録番号がない」ことです。
無登録により、国内外問わず、 金融庁(財務局)が過去に警告した業者はこちらで確認できます。



注意点その2

高額なツールやコンサルに騙されないこと

ツイッターやインスタグラムを見ると、絶対勝てる、高勝率を宣伝とした、高額なツール販売詐欺が蔓延しています。
勝ち方を教えますと美女がアピールするコンサル詐欺も多く、こういった詐欺はLINEなどのクローズな場で勧誘する手法が一般的です。


被害に合わないためにも、国内機関がまとめたページを目を通しておくようにしてください。

金融商品の違い〈まとめ〉

  • 外国為替の変動を狙うのが、FX
  • 株式、株価指数、商品(コモディティー)などの価格変動を狙うのが、CFD
  • 短期で(主に為替)が一定の価格より上か下かを狙うのが、バイナリーオプション
  • 短期〜中期で、外国為替、株価指数、商品などで資金効率よく価格変動を狙うのが、ノックアウトオプション
  • FX、CFDは少額取引できるが、証拠金のルールによりある程度は元手が必要
  • バイナリーオプション、ノックアウトオプションは購入額以上の損失がない仕組み
  • 株式、株価指数、商品(コモディティー)などの価格変動を狙うのが、CFD
各金融商品の違いと注意点について理解できましたでしょうか。

FX、CFD、バイナリーオプション、ノックアウトオプションをもっと知りたい方は、詳しく解説しているサイトの「投資をもっと楽しく!FXクイックナビ」も合わせてご覧ください。